アカウント名:
パスワード:
原音以外の成分を分離できるなら、その逆相の信号は、メインスピーカーを駆動する信号に足せばいいんじゃね?と思ってしまうのは、どこが間違っているんでしょう?
何も音が出なくなるんじゃ。原音以外の成分の逆相を生み出す信号=元の信号の逆相 では?#これはこれでピュアなサウンドかもしれないが虚無すぎる
いや。できるんじゃね? ようするに無限インパルス応答 [wikipedia.org]と有限インパルス応答 [wikipedia.org]の違いでしょ。でもって,逆相音の再生にメインスピーカーを使うと結果的にインパルス応答が無限ループする話になるから,ノイズに対してヘンな残響音を合成する怖れがある。
別のスピーカーを使う場合でも、メインスピーカーの信号に足す場合でも、出てきた音をマイクなどから拾って、そこから出すべき「逆位相の音」を算出してるなら無限インパルス応答(IIR)だし、あらかじめ求めておいた音響特性に基づいて、本来出す予定の音から「逆位相の音」を算出してるなら有限インパルス応答(FIR)。どちらの場合でも、制御の流れは同じです。
今回の場合、はっきりとどちらと書いているわけではないですが、おそらく後者でしょう。
「原音に忠実」とは、「インパルス応答がインパルスになる」ということですから、メインスピーカーで打ち消す場合、「逆位相生成機」の伝達関数と、スピーカーから先の音響特性の伝達関数の、畳み込みが「インパルス」になればいいわけです。単に逆位相を生成するのではなく、いわば、音響伝達特性の「逆関数」を求ることになります。あるいは、音響特性 f に対し、恒等的に f(g(x))≡x になるような関数 g を求めるといえばいいでしょうか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。サブスピーカーの音響特性をhとすると、恒等的に f(x)+h(g(x))≡xになるような関数gを求めることになる。特性hが特性fに比べて単純なら、こちらの方式のほうが、逆位相の音を求める関数gの算出が簡単になります。
私の工学系の無知がバレる・・・ みんな知ってるか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。
ということは,あえてメインスピーカーを使わないのは「原音以外の音」の音響的な指向性がメインスピーカーとは異なるっていうことなのかもしれないですね。
制作用途だと、例えばこんなのも売られてます。まさに後者の通り、マイクで拾った信号を元にスピーカ出力が平坦になるようにフィルタ処理をするようです。使ったことないので効果のほどは不明なのですが。http://www.minet.jp/ikmultimedia/?page_id=64 [minet.jp]
制御の難しさ的には空気の振動としての音声波形>>アナログ電気信号としての音声波形>>>>>データとしての音声波形だと思うので、空気の振動に変換された後で何とかするのは、わざわざ難しく解決してるような……。
それ、外でマイクで拾ってそれを元にノイズ成分を決定するのだから、スピーカーが別にあっても同じことだと思うの。
追加のスピーカの方が目に見えるので売りやすいし、お値段もふっかけやすい。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
え~と (スコア:0)
原音以外の成分を分離できるなら、その逆相の信号は、メインスピーカーを駆動する信号に足せばいいんじゃね?
と思ってしまうのは、どこが間違っているんでしょう?
メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:1)
何も音が出なくなるんじゃ。
原音以外の成分の逆相を生み出す信号=元の信号の逆相 では?
#これはこれでピュアなサウンドかもしれないが虚無すぎる
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2)
いや。できるんじゃね? ようするに無限インパルス応答 [wikipedia.org]と有限インパルス応答 [wikipedia.org]の違いでしょ。でもって,逆相音の再生にメインスピーカーを使うと結果的にインパルス応答が無限ループする話になるから,ノイズに対してヘンな残響音を合成する怖れがある。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2, 興味深い)
別のスピーカーを使う場合でも、メインスピーカーの信号に足す場合でも、
出てきた音をマイクなどから拾って、そこから出すべき「逆位相の音」を算出してるなら無限インパルス応答(IIR)だし、
あらかじめ求めておいた音響特性に基づいて、本来出す予定の音から「逆位相の音」を算出してるなら有限インパルス応答(FIR)。
どちらの場合でも、制御の流れは同じです。
今回の場合、はっきりとどちらと書いているわけではないですが、おそらく後者でしょう。
「原音に忠実」とは、「インパルス応答がインパルスになる」ということですから、
メインスピーカーで打ち消す場合、「逆位相生成機」の伝達関数と、スピーカーから先の音響特性の伝達関数の、畳み込みが「インパルス」になればいいわけです。
単に逆位相を生成するのではなく、いわば、音響伝達特性の「逆関数」を求ることになります。
あるいは、音響特性 f に対し、恒等的に f(g(x))≡x になるような関数 g を求めるといえばいいでしょうか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。
サブスピーカーの音響特性をhとすると、恒等的に f(x)+h(g(x))≡xになるような関数gを求めることになる。
特性hが特性fに比べて単純なら、こちらの方式のほうが、逆位相の音を求める関数gの算出が簡単になります。
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2)
私の工学系の無知がバレる・・・ みんな知ってるか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。
ということは,あえてメインスピーカーを使わないのは「原音以外の音」の音響的な指向性がメインスピーカーとは異なるっていうことなのかもしれないですね。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:1)
制作用途だと、例えばこんなのも売られてます。まさに後者の通り、マイクで拾った信号を元にスピーカ出力が平坦になるようにフィルタ処理をするようです。使ったことないので効果のほどは不明なのですが。
http://www.minet.jp/ikmultimedia/?page_id=64 [minet.jp]
制御の難しさ的には
空気の振動としての音声波形>>アナログ電気信号としての音声波形>>>>>データとしての音声波形
だと思うので、空気の振動に変換された後で何とかするのは、わざわざ難しく解決してるような……。
Re: (スコア:0)
それ、外でマイクで拾ってそれを元にノイズ成分を決定するのだから、
スピーカーが別にあっても同じことだと思うの。
Re:え~と (スコア:1)
追加のスピーカの方が目に見えるので売りやすいし、お値段もふっかけやすい。
Re: (スコア:0)