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試しに弾圧側を擁護してみる。今回の映画の問題点は、・一方的な視点に立った主張……自体は制作者の主張だから問題ではない。・制作方法……イルカ漁を行っている様子を断りもなく撮影し、肖像権を無視した事件の映画ですよね。これ・名誉毀損……仕事をしている人に対して、あなたは犯罪者だ!と一方的に決めつけるのは、主張の範囲に収まるのだろうかこのくらい?そもそも圧力とは何だろう。こんなの見たくないから放映するなってのは圧力かもしれない。たばこの煙を吸いたくない見たくないからたばこを売るなってのは圧力かもしれない。名誉毀損を助長する様な放映をしないでくれとお願いするのは、圧力なんだろうか。
>上映してどう判断するかが大事であってさ。 上映自体に圧力かけるっておかしい。極論すれば、「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。
映画の内容に関係なく、常に上映することを前提に話をするのは非常に頭がおかしい。#今回がどのレベルに相当するかにもよるけどね。
>「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」>みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。
アメリカにはアメリカ自由人権協会(ACLU)というNGO団体があります。彼らは「言論の自由はその内容がどんなものであれ守られるべきである」という信念の元、あらゆる言論弾圧と戦っています。自由を守る立場の彼らは妊娠中絶の法規制に反対したり、同性愛者への差別の禁止を主張していたりする、立場的には左翼的なリベラルに属しているのですが、彼らは「あらゆる言論弾圧」に反対しているので、時として右派勢力の権利を守るために行動することもあります。
一例として、公共の場でデモ行進をすることを禁止されたアメリカ・ナチ党の裁判に協力し(アメリカ・ナチ党の側の弁護士として)、彼らがデモをする権利を勝ち取りました。また「集会の自由」を守るために、KKK(白人至上主義結社)が州政府に対して起こした裁判に弁護士を派遣して協力し、KKKの集会の自由を守りました。
ACLUが派遣した黒人弁護士がKKKを支援し、ユダヤ人会員の納めた会費でもってアメリカ・ナチ党の裁判の支援が行われる。 仮にアメリカ・ナチ党やKKKが権力を握っても、ACLUの主張する言論の自由など微塵も認めようとしないでしょう。 にも関わらず、あらゆる自由のためにACLUは支援の手を惜しみません。
「寛容主義は不寛容に対しても寛容的でなければならないのか?」という「寛容のパラドックス」を彼らは鼻で笑い飛ばし、平然と不寛容に対しても援助の手を差し伸べます。
彼らの信条はヴォルテールの言葉に集約されているでしょう。『私はあなたの意見に反対だ。しかし、あなたがそれを主張する権利は命を掛けて守ろう』
#こういう団体が全米で50万人の会員を集めているんですからまだまだアメリカも捨てたもんじゃありません。
さて。この『ザ・コーヴ』ですが、東京で上映会が行われます。http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html [tsukuru.co.jp]来週水曜の6月9日に中野区のなかのZEROホールで上映会とシンポジウムが行われるとか。興味深いのは民族派右翼一水会の鈴木邦男氏もこのシンポジウムに出演していること。#『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)を著している鈴木邦男氏もこの騒動に意見があるのかもしれません。
日本共産党が住宅地で拡声器で誰も聞いてない演説をダラダラやるのを言論の自由として認めちゃってるから、右翼モドキが住宅地で拡声器で誰も聞きたくない下らない話をダラダラやるのを認めざるをえないのですよ。
それは言論の自由ではなく、騒音防止条例や道路交通法(占有の禁止)の問題です。条例がない地域や、法に則っての演説であれば認められますよ。
>ただし、言論の自由を維持するためには、そのような映画の上映はすべきではない >という矛盾がありますが。 意味がわかりません。 映画なんて見たい人がみるんだから、各種年齢制限は別にして、どんな映画も 上映しても良いのが「言論の自由」の本旨に沿うんじゃないでしょうか。
というか、問題は抗議に安易に屈してしまうほうにもあるんじゃないでしょうか。 映画館側はこの映画を上映するにあたって、うるさいウヨクの抗議を事前に予想しなかったの でしょうか?
社会が許容しきれないような内容の映画の上映を、言論の自由を楯に強行すると、 言論の自由にも一定の歯止めが必要であるという世論が形成され、言論の自由が損なわれるでしょう。
それが起こる社会は全然言論の自由がないんじゃ・・・ 言論の自由とは、いかに俗悪な言論でも主張できるし、その主張に対して誰でも差別されずに反論できる自由のはずなんだが・・・
そんなことを言ったらこれまで人類のいかなる社会においても言論の自由など存在したことがない、という話になっちゃいます。
社会のキャパシティの範囲でがんばって受け入れましょう、キャパシティを広げるための啓蒙をひたすら続けましょう、というのが言論の自由の獲得と権利拡大の歴史であって、現状維持するためだけにでも不断の闘争が必要なくらいです。
自由ってんだから自由なはずだ、ではちょっと認識が足りない気がします。
「俺の持ち込んだ小説が没になるなんて言論の自由の侵害だ!」という人が居たという都市伝説を思い出しました。
その極論のような映画を上映することも許容されるというのはその通りですが。
> #今回がどのレベルに相当するかにもよるけどね。
記事の冒頭に「アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞」とあるけど。日本が言論弾圧を行う北朝鮮や中国と同じレベルであることを露呈してしまったのが、イタイな。
日本が国として弾圧したわけでもないし、国民の大多数が弾圧に回ったわけでもない一市民団代が抗議しただけなのに「言論弾圧だ」「北朝鮮や中国と同じだ」と言い出すのはあきらかにおかしい
そもそも抗議活動を行うことも言論の自由ではないですか?そして映画の配給会社は、それを受け入れるも受け入れないも自由
なのに「抗議活動=言論弾圧」という主張を繰り返すのは一体どういう事でしょうか?抗議活動への「弾圧」になるんじゃないのそれ?
そもそも中国だと監督が中国人であれば仕事を失うし、下手すると拘束される。北朝鮮だと政治犯として強制収容所か、死刑だろうね。
反対も自由に言える、賛成も自由に言える、そして拘束されたりしない。私も日本はまだ健全だと思いますけどねぇ。
左翼政党民主党が推進するフィルタリングと言う名の問答無用の「検閲」のような話でもないし。
> 左翼政党民主党が推進するフィルタリングと言う名の問答無用の「検閲」のような話でもないし。ところが東京都では、いわゆる「非実在青少年」を規制する法案を推進してるのが自民・公明党で、反対してるのが民主党 [nicovideo.jp]なのだが。はっきりいって、この手の問題は右左関係なく「パターナリズム [wikipedia.org]」対「リバタリアニズム [wikipedia.org]」の対立なので、既存政党の構図に当てはまらないことを理解する必要がある。
> 日本はまだ健全だと思いますけどねぇ。見たい映画を自分で自由に決められず、暴力的な圧力がまかり通る国が健全というわけですね。「美しい日本」は住みやすくていい国だなw
つまり問題はそういう抗議活動や言論や表現が、暴力的で誰かの安全を脅かしたかどうかであって、抗議や言論や表現が主張した内容自体では無いよね。
普通に文書や口頭で紳士的に抗議するなら言論だろうけれど、怒鳴りまくったり、個人宅に昼夜問わずに押しかけたりしたら暴力だと思う。
で、今回抗議した方はそういう暴力的行為に及んだの?そういう情報あるの?
今回のは映画館の自己判断で上映をやりたくなくなったから止めたって話であってどこかの権力や暴力で上映禁止喰らったって話はどっから来たの。
暴力や理不尽な権力をもってするのが言論弾圧。説得はまっとうな言論活動であって言論弾
>普通に文書や口頭で紳士的に抗議するなら言論だろうけれど、>怒鳴りまくったり、個人宅に昼夜問わずに押しかけたりしたら暴力だと思う。
>で、今回抗議した方はそういう暴力的行為に及んだの?>そういう情報あるの?
はい。それも、個人宅に押しかけた連中が自分でその証拠をyoutubeにアップロードなさっておられます。http://www.youtube.com/watch?v=canoUSKYlfE [youtube.com]
「出て来い売国奴!」「いるのは判ってるんだぞ!」「***号室の****はテロリストだ!」と社長宅の玄関前で大騒ぎするのは暴力だと言っていいんじゃないでしょうかね。
>抗議の内容から根拠無く似非右翼な街宣車のイメージで考えたりしてませんか。>主張の内容によって表現や言論すること自体のOK/NGを判断するのは「言論の不自由」ってのにはみんな賛成なんだろうから。http://www.youtube.com/watch?v=dvVwLIuCU2U [youtube.com]つーわけで、コレを見るかぎり右翼な街宣車のイメージで考えてもOKだと思います。
(#1775328)のAnonymous Cowardです。リンクありがとうございます。
うん、やりすぎだ。普通のマンションの一室なのにね。近所迷惑だよ。こんなとこで拡声器最大と罵倒語はやめようよ。
こういうバカなやり方は嫌いです。この映画制作者もこの抗議も両方共フェアじゃないと思う。
こんな事してたら、この映画の商業上映に反対する奴は、みんなこういう事するんだってイメージ持たれるよなぁ。
上映される映画なんて所詮は配給会社の都合で決められているだけなので、どんなに見たくても配給されなければ見られませんよ?
思想弾圧されてるわけでも無し、一部のキチピーが暴力的に騒いでいるだけなのでソレを許容して主張を受け入れるのも、受け入れずに警察に通報するのも、配給会社の自由でしょ?
暴力を持って他者の意見を封殺するからですよ。上映中止を決めた映画館のコメントを要約すれば「身の危険を感じたから上映を中止した」ですよ。
それがまかり通ってしまう社会って怖くありませんか?
市民団体を名乗ってますけどこのコメント [srad.jp]の動画とか見るに実態としては右翼の示威行動です。これで身の危険を感じないというのは相当ですよ。
ちなみに抗議してるのは主権回復を目指す会 [shukenkaifuku.com]のようですね。いわゆる行動する保守な方々ですけど、この人たち公安にマークされてないのかな。
「イタイ」と感じる点には個人差があるので一概には言えないけど、まずは言論弾圧の意味をちゃんと理解しようね。自分の意見と異なるから、あるいは権力に都合が悪いからといって、暴力的な手段で黙らせてはいかんよ。
もしやるならアカデミー賞の内幕を暴露して、大手配給会社の出来レースだったことを明らかにできればいいんじゃない。
違うよ。
この話は政府やだれか禁止出来る権力をもつ人が気に入らないからと上映禁止にしたの?
そういうことと、今回のように誰かがが「その映画は気に入らないから上映すべきで無い」と発言して、上映してる人が「やっぱ上映やめた」という話とは大きく違うよ。他の誰かが「その映画を上映すべきだ」と発言してもいいし、誰かが自分で上映してもいい自由の元でのことだもの。
それは表現の内容で良し悪しが決まるんじゃなくて、みんなに表現の自由があるかどうかで良し悪しが決まることじゃないかな。
そうそう。上映中止を求める街宣活動は憲法で保障された言論の自由に値する!批判する奴は非国民だっ!
この上映中止は日本政府の意向によるものなのか民主はロクなことしないなぁw
#1775137 とか #1775154 がマイナスモデされている。これらをマイナスモデする発想こそ言論弾圧ではないかと思う。なぜならば、これらの発言は話の流れに乗っているし、一つの考え方を示しているから、別段有害な発言では無いと思うからだ。マイナスモデというのは、その根拠が示されないので、誰が見ても明らかに問題発言となる場合はしても良いだろうが、そうでない場合は慎んだ方が良いのではないかと思う。
この話は映画にもいえる話で、誰から見ても明らかに有害な場合は上映禁止もありだと思う。ただし、このような場合というのは現実的にはなかなかあり得ない。すくなくとも、この映画は受賞作なので国際的には有害な映画とは見なされていないのだから。
ここで、「大麻を賛美する映画」というものを考えてみる。日本の法律では大麻は禁止されているされているから上映禁止というのはあり得る話。しかし、一方で大麻はたばこより無害であり、国によっては合法だったりする。このように考えると、この映画でさえ放映する価値も出てくるだろう。ただし、「一概に有害とはいえない」という根拠をあらかじめ示す必要があるだろうが。つまり、世間的には有害情報でさえも、発信者自身にとっては「有益な情報」となるわけで、それさえ示せていればその発言を尊重すべきだということになる。
この話の延長上に非実在青少年な話が出てくるんだろうけど、それは別の話。
もっと極論すれば、やってから判断すればいいということは、殺人は後で裁けばいいからやってみてもいい、みたいな話にもなっちゃう。判断云々ではなく、最初からやってはいけないものってのはあるよね。
名誉毀損や侮辱かというと、一般に、前提となる事実に重大な誤りがなければ、それに対する評価の主張は、当該評価がもっぱら悪意に基づくとかよっぽどおかしなものでない限りは許容される。
漁師さんを「あいつらはジャパニーズマフィアだ」と説明していたりするのは、前提となる事実に重大な誤りがあることには当たらないのでしょうか。
人権侵害ないしその助長かというと、肖像権侵害の可能性はあるけど、モザイクかけてれば問題ない。というわけで、コーヴという映画自体の表現自体を規制すべきというまっとうな理由はないと思う。
それ以上に、隠しカメラを勝手に設置して撮影したものであるなど、元々の映像自体にも問題が大きいという点はどうでしょうか。
なお、Wikipedia ソースで恐縮ですが米軍の横田基地内でも (内容を支持しているという誤解を避けるため) 上映を取りやめ [wikipedia.org]ており、そういう判断が行われる程度には「問題を孕んだ」作品ですよ。
ついでに言うと、その判断に対して監督は DVD 100 枚を進呈するなどしており、日本でも輸入盤を普通に入手 [fantasium.com]できたりします。
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言論弾圧じゃ? (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)
試しに弾圧側を擁護してみる。
今回の映画の問題点は、
・一方的な視点に立った主張……自体は制作者の主張だから問題ではない。
・制作方法……イルカ漁を行っている様子を断りもなく撮影し、肖像権を無視した事件の映画ですよね。これ
・名誉毀損……仕事をしている人に対して、あなたは犯罪者だ!と一方的に決めつけるのは、主張の範囲に収まるのだろうか
このくらい?
そもそも圧力とは何だろう。こんなの見たくないから放映するなってのは圧力かもしれない。たばこの煙を吸いたくない見たくない
からたばこを売るなってのは圧力かもしれない。名誉毀損を助長する様な放映をしないでくれとお願いするのは、圧力なんだろうか。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:3, 参考になる)
>上映してどう判断するかが大事であってさ。 上映自体に圧力かけるっておかしい。
極論すれば、
「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」
みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。
映画の内容に関係なく、常に上映することを前提に話をするのは非常に頭がおかしい。
#今回がどのレベルに相当するかにもよるけどね。
戦う自由主義 (スコア:4, 興味深い)
>「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」
>みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。
アメリカにはアメリカ自由人権協会(ACLU)というNGO団体があります。
彼らは「言論の自由はその内容がどんなものであれ守られるべきである」という信念の元、あらゆる言論弾圧と戦っています。
自由を守る立場の彼らは妊娠中絶の法規制に反対したり、同性愛者への差別の禁止を主張していたりする、立場的には左翼的なリベラルに属しているのですが、彼らは「あらゆる言論弾圧」に反対しているので、時として右派勢力の権利を守るために行動することもあります。
一例として、公共の場でデモ行進をすることを禁止されたアメリカ・ナチ党の裁判に協力し(アメリカ・ナチ党の側の弁護士として)、彼らがデモをする権利を勝ち取りました。
また「集会の自由」を守るために、KKK(白人至上主義結社)が州政府に対して起こした裁判に弁護士を派遣して協力し、KKKの集会の自由を守りました。
ACLUが派遣した黒人弁護士がKKKを支援し、ユダヤ人会員の納めた会費でもってアメリカ・ナチ党の裁判の支援が行われる。
仮にアメリカ・ナチ党やKKKが権力を握っても、ACLUの主張する言論の自由など微塵も認めようとしないでしょう。
にも関わらず、あらゆる自由のためにACLUは支援の手を惜しみません。
「寛容主義は不寛容に対しても寛容的でなければならないのか?」という「寛容のパラドックス」を彼らは鼻で笑い飛ばし、平然と不寛容に対しても援助の手を差し伸べます。
彼らの信条はヴォルテールの言葉に集約されているでしょう。
『私はあなたの意見に反対だ。しかし、あなたがそれを主張する権利は命を掛けて守ろう』
#こういう団体が全米で50万人の会員を集めているんですからまだまだアメリカも捨てたもんじゃありません。
さて。この『ザ・コーヴ』ですが、東京で上映会が行われます。
http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html [tsukuru.co.jp]
来週水曜の6月9日に中野区のなかのZEROホールで上映会とシンポジウムが行われるとか。
興味深いのは民族派右翼一水会の鈴木邦男氏もこのシンポジウムに出演していること。
#『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)を著している鈴木邦男氏もこの騒動に意見があるのかもしれません。
Re:戦う自由主義 (スコア:1)
樋川真 hikawa makoto
Re: (スコア:0)
もし彼らがあなたの言うような団体だとすれば、市井の一個人を根拠なく誹謗中傷するような言論すら全面的に認めるだろうし、そうでなければ「言論の自由はその内容がどんなものであれ守られるべきである」とは言えない。
わたしは言論の暴力性を警戒しているので、とても賛成はできないな。
このストーリーでも一番強いやつは映画を撮った側で、市民団体なんて吹けば飛ぶようなものでしょう。右翼が騒いだところでみんな興味を持って余計に見るだけって言説ばかりだし。
わたしの非リバタリアン的理解によれば、言論の自由は弱い立場のものを守る(とくに国から)ためのものであるから、市民団体側をあまり責める気にはなれないのよね。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)
ただし、言論の自由を維持するためには、そのような映画の上映はすべきではないという矛盾がありますが。
左翼のダブルスタンダードはケシカランと思いますよ。
都合のいいときだけ言論の自由を錦の御旗にするのだから。
日本共産党が住宅地で拡声器で誰も聞いてない演説をダラダラやるのを言論の自由として認めちゃってるから、
右翼モドキが住宅地で拡声器で誰も聞きたくない下らない話をダラダラやるのを認めざるをえないのですよ。
あ・・・どっちも中身は左か。
ちなみに、左翼の人達は、
公安の息のかかった偽左翼セクトが武装闘争で正当なる我々の活動を妨害してきた上に国民に左翼運動を学生のアホな祭りのように印象づけて国民の支持を失わせたのはケシカランだそうです。右翼のフリをして人様に迷惑をかけて国民の支持を失わせる工作を左翼がやってるのはスルーで。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:1)
それは言論の自由ではなく、騒音防止条例や道路交通法(占有の禁止)の問題です。
条例がない地域や、法に則っての演説であれば認められますよ。
Re: (スコア:0)
というのが日本の司法判断の伝統だと思いますが。
最近になって少し変ってきて、
言論の自由のためであっても、厳密に住居不法侵入に該当する行為ならば罰せられる
という判決が出たりして一部マスコミが司法を批判してましたね。
Re: (スコア:0)
まったく同意ですが、
>ただし、言論の自由を維持するためには、そのような映画の上映はすべきではない
>という矛盾がありますが。
意味がわかりません。 映画なんて見たい人がみるんだから、各種年齢制限は別にして、どんな映画も 上映しても良いのが「言論の自由」の本旨に沿うんじゃないでしょうか。
というか、問題は抗議に安易に屈してしまうほうにもあるんじゃないでしょうか。 映画館側はこの映画を上映するにあたって、うるさいウヨクの抗議を事前に予想しなかったの でしょうか?
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:1, 興味深い)
言論の自由にも一定の歯止めが必要であるという世論が形成され、言論の自由が損なわれるでしょう。
それで、言論の自由を守るためには・・・すべきではないという矛盾がある、というわけです。
たとえば昔は、大学生が高校生と恋愛してセックスするのは、社会の許容範囲内だったんだけど、
あまりに自由奔放にやりすぎて社会が許容しなくなり、それを法律で規制・取り締まりして目敵にするようになったように、
自由というのは慎重に適切に行使しないと、自由ではなくなってしまうと思う。
Re: (スコア:0)
それが起こる社会は全然言論の自由がないんじゃ・・・
言論の自由とは、いかに俗悪な言論でも主張できるし、その主張に対して誰でも差別されずに反論できる自由のはずなんだが・・・
Re: (スコア:0)
そんなことを言ったらこれまで人類のいかなる社会においても言論の自由
など存在したことがない、という話になっちゃいます。
社会のキャパシティの範囲でがんばって受け入れましょう、キャパシティ
を広げるための啓蒙をひたすら続けましょう、というのが言論の自由の獲
得と権利拡大の歴史であって、現状維持するためだけにでも不断の闘争が
必要なくらいです。
自由ってんだから自由なはずだ、ではちょっと認識が足りない気がします。
Re: (スコア:0)
「俺の持ち込んだ小説が没になるなんて言論の自由の侵害だ!」という人が居たという都市伝説を思い出しました。
その極論のような映画を上映することも許容されるというのはその通りですが。
Re: (スコア:0)
「言論の権利(というのが存在するとして)」ならこの人の言い分は正しいのですが、権利と自由を間違えていますね。
選挙権のように、権利なら行使してまわりを動かすことができますが、自由は行使できません。やっても止められないというだけのことです。
この人の言い分はおかしいということはほとんどの人が直ちに理解するところだと思いますが、著作権の「私的複製の自由」を権利と間違える人が後を断たないのは謎です。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:1, 興味深い)
> #今回がどのレベルに相当するかにもよるけどね。
記事の冒頭に「アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞」とあるけど。
日本が言論弾圧を行う北朝鮮や中国と同じレベルであることを露呈してしまったのが、イタイな。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:1, すばらしい洞察)
日本が国として弾圧したわけでもないし、国民の大多数が弾圧に回ったわけでもない
一市民団代が抗議しただけなのに「言論弾圧だ」「北朝鮮や中国と同じだ」と言い出すのはあきらかにおかしい
そもそも抗議活動を行うことも言論の自由ではないですか?
そして映画の配給会社は、それを受け入れるも受け入れないも自由
なのに「抗議活動=言論弾圧」という主張を繰り返すのは一体どういう事でしょうか?
抗議活動への「弾圧」になるんじゃないのそれ?
Re: (スコア:0)
そもそも中国だと監督が中国人であれば仕事を失うし、下手すると拘束される。
北朝鮮だと政治犯として強制収容所か、死刑だろうね。
反対も自由に言える、賛成も自由に言える、そして拘束されたりしない。
私も日本はまだ健全だと思いますけどねぇ。
左翼政党民主党が推進するフィルタリングと言う名の問答無用の「検閲」のような話でもないし。
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:3, すばらしい洞察)
> 左翼政党民主党が推進するフィルタリングと言う名の問答無用の「検閲」のような話でもないし。
ところが東京都では、いわゆる「非実在青少年」を規制する法案を推進してるのが自民・公明党で、反対してるのが民主党 [nicovideo.jp]なのだが。
はっきりいって、この手の問題は右左関係なく「パターナリズム [wikipedia.org]」対「リバタリアニズム [wikipedia.org]」の対立なので、既存政党の構図に当てはまらないことを理解する必要がある。
Re: (スコア:0)
> 日本はまだ健全だと思いますけどねぇ。
見たい映画を自分で自由に決められず、暴力的な圧力がまかり通る国が健全というわけですね。
「美しい日本」は住みやすくていい国だなw
Re: (スコア:0)
国士様は余程フィルタリングで弾かれるのが怖いんだな、過去の悪行が自分に跳ね返ると思ってるのか
大丈夫だよ、別に弾かれなくてもお仲間以外は誰も聞いてないから(笑)
Re: (スコア:0)
つまり問題は
そういう抗議活動や言論や表現が、
暴力的で誰かの安全を脅かしたかどうかであって、
抗議や言論や表現が主張した内容自体では無いよね。
普通に文書や口頭で紳士的に抗議するなら言論だろうけれど、
怒鳴りまくったり、個人宅に昼夜問わずに押しかけたりしたら暴力だと思う。
で、今回抗議した方はそういう暴力的行為に及んだの?
そういう情報あるの?
今回のは映画館の自己判断で上映をやりたくなくなったから止めたって話であって
どこかの権力や暴力で上映禁止喰らったって話はどっから来たの。
暴力や理不尽な権力をもってするのが言論弾圧。
説得はまっとうな言論活動であって言論弾
言論弾圧です (スコア:4, 参考になる)
>普通に文書や口頭で紳士的に抗議するなら言論だろうけれど、
>怒鳴りまくったり、個人宅に昼夜問わずに押しかけたりしたら暴力だと思う。
>で、今回抗議した方はそういう暴力的行為に及んだの?
>そういう情報あるの?
はい。
それも、個人宅に押しかけた連中が自分でその証拠をyoutubeにアップロードなさっておられます。
http://www.youtube.com/watch?v=canoUSKYlfE [youtube.com]
「出て来い売国奴!」「いるのは判ってるんだぞ!」「***号室の****はテロリストだ!」と社長宅の玄関前で大騒ぎするのは暴力だと言っていいんじゃないでしょうかね。
>抗議の内容から根拠無く似非右翼な街宣車のイメージで考えたりしてませんか。
>主張の内容によって表現や言論すること自体のOK/NGを判断するのは「言論の不自由」ってのにはみんな賛成なんだろうから。
http://www.youtube.com/watch?v=dvVwLIuCU2U [youtube.com]
つーわけで、コレを見るかぎり右翼な街宣車のイメージで考えてもOKだと思います。
Re: (スコア:0)
(#1775328)のAnonymous Cowardです。
リンクありがとうございます。
うん、やりすぎだ。
普通のマンションの一室なのにね。
近所迷惑だよ。こんなとこで拡声器最大と罵倒語はやめようよ。
こういうバカなやり方は嫌いです。
この映画制作者もこの抗議も両方共フェアじゃないと思う。
こんな事してたら、
この映画の商業上映に反対する奴は、
みんなこういう事するんだってイメージ持たれるよなぁ。
Re: (スコア:0)
上映される映画なんて所詮は配給会社の都合で決められているだけなので、どんなに見たくても配給されなければ見られませんよ?
思想弾圧されてるわけでも無し、一部のキチピーが暴力的に騒いでいるだけなので
ソレを許容して主張を受け入れるのも、受け入れずに警察に通報するのも、配給会社の自由でしょ?
Re: (スコア:0)
ごめんね。
アノニマスコワードだけど大元の書き込みだけは私です。
(リファラやクッキーからハッシュでもつくといいのにね)
おそらく、ほかの人もそれぞれ別人で別コメントです。
つまり、あなたが思った以上にこの問題に対しておかしいんじゃない?って人がいると。
映画館側の判断か、抗議デモという行動かは別にしてね。
言論弾圧は確かに言い過ぎかもしれない。
でも、海外からはおそらくそう思われてると思います。
私が言いたかったのは、
「捕鯨なりイルカ漁業推進派」と「海外の環境保護団体」のすれ違いがあるでしょ?
Re: (スコア:0)
暴力を持って他者の意見を封殺するからですよ。
上映中止を決めた映画館のコメントを要約すれば「身の危険を感じたから上映を中止した」ですよ。
それがまかり通ってしまう社会って怖くありませんか?
Re: (スコア:0)
そりゃ身の危険を感じるのは勝手でそれを責める気はありませんが、その当事者でない人間がよく検証もせず鵜呑みにして「ヘェ、身の危険を感じたの。じゃ、あいつの言論は言論じゃなく暴力ね。」と勝手に判断するのは危険ですよ。
Re: (スコア:0)
市民団体を名乗ってますけどこのコメント [srad.jp]の動画とか見るに実態としては右翼の示威行動です。
これで身の危険を感じないというのは相当ですよ。
ちなみに抗議してるのは主権回復を目指す会 [shukenkaifuku.com]のようですね。
いわゆる行動する保守な方々ですけど、この人たち公安にマークされてないのかな。
Re: (スコア:0)
アカデミー賞を受賞出来なかった作品を見て感動感激した人々は"イタイ"ことなのでしょうか?
Re: (スコア:0)
「イタイ」と感じる点には個人差があるので一概には言えないけど、まずは言論弾圧の意味をちゃんと理解しようね。
自分の意見と異なるから、あるいは権力に都合が悪いからといって、暴力的な手段で黙らせてはいかんよ。
もしやるならアカデミー賞の内幕を暴露して、大手配給会社の出来レースだったことを明らかにできればいいんじゃない。
Re: (スコア:0)
違うよ。
この話は政府やだれか禁止出来る権力をもつ人が気に入らないからと上映禁止にしたの?
そういうことと、今回のように誰かがが「その映画は気に入らないから上映すべきで無い」と発言して、上映してる人が「やっぱ上映やめた」という話とは大きく違うよ。
他の誰かが「その映画を上映すべきだ」と発言してもいいし、誰かが自分で上映してもいい自由の元でのことだもの。
それは表現の内容で良し悪しが決まるんじゃなくて、みんなに表現の自由があるかどうかで良し悪しが決まることじゃないかな。
Re: (スコア:0)
そうそう。
上映中止を求める街宣活動は憲法で保障された言論の自由に値する!批判する奴は非国民だっ!
Re: (スコア:0)
--
朝日新聞の「保守系市民団体」という表現を見て、「それなら映画の内容は本当で主張は正しいことなのね、見てないけど」
と言う人が続出している予感。
Re: (スコア:0)
この上映中止は日本政府の意向によるものなのか
民主はロクなことしないなぁw
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:1)
#1775137 とか #1775154 がマイナスモデされている。これらをマイナスモデする発想こそ言論弾圧ではないかと思う。なぜならば、これらの発言は話の流れに乗っているし、一つの考え方を示しているから、別段有害な発言では無いと思うからだ。マイナスモデというのは、その根拠が示されないので、誰が見ても明らかに問題発言となる場合はしても良いだろうが、そうでない場合は慎んだ方が良いのではないかと思う。
この話は映画にもいえる話で、誰から見ても明らかに有害な場合は上映禁止もありだと思う。ただし、このような場合というのは現実的にはなかなかあり得ない。すくなくとも、この映画は受賞作なので国際的には有害な映画とは見なされていないのだから。
ここで、「大麻を賛美する映画」というものを考えてみる。日本の法律では大麻は禁止されているされているから上映禁止というのはあり得る話。しかし、一方で大麻はたばこより無害であり、国によっては合法だったりする。このように考えると、この映画でさえ放映する価値も出てくるだろう。ただし、「一概に有害とはいえない」という根拠をあらかじめ示す必要があるだろうが。つまり、世間的には有害情報でさえも、発信者自身にとっては「有益な情報」となるわけで、それさえ示せていればその発言を尊重すべきだということになる。
この話の延長上に非実在青少年な話が出てくるんだろうけど、それは別の話。
Re: (スコア:0, オフトピック)
もっと極論すれば、やってから判断すればいいということは、
殺人は後で裁けばいいからやってみてもいい、みたいな話にもなっちゃう。
判断云々ではなく、最初からやってはいけないものってのはあるよね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
・犯罪の扇動
・名誉毀損・侮辱
・わいせつ表現
・その他人権侵害ないしその助長(児童ポルノとか)
などの場合だ(程度問題や、根拠となる法律の要否は別としてね)。単に内容がけしからん、一方的だ、という理由ではダメ。
今回は、犯罪の扇動…ではないよね。
名誉毀損や侮辱かというと、一般に、前提となる事実に重大な誤りがなければ、それに対する評価の主張は、当該評価がもっぱら悪意に基づくとかよっぽどおかしなものでない限りは許容される。(そもそもその点に文句があるなら被害者に任せておけばよくて
Re:言論弾圧じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)
漁師さんを「あいつらはジャパニーズマフィアだ」と説明していたりするのは、前提となる事実に重大な誤りがあることには当たらないのでしょうか。
それ以上に、隠しカメラを勝手に設置して撮影したものであるなど、元々の映像自体にも問題が大きいという点はどうでしょうか。
なお、Wikipedia ソースで恐縮ですが米軍の横田基地内でも (内容を支持しているという誤解を避けるため) 上映を取りやめ [wikipedia.org]ており、そういう判断が行われる程度には「問題を孕んだ」作品ですよ。
ついでに言うと、その判断に対して監督は DVD 100 枚を進呈するなどしており、日本でも輸入盤を普通に入手 [fantasium.com]できたりします。
ファシスト日帝万歳 (スコア:0)
Re: (スコア:0)