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たとえば英語ではbe動詞+過去分詞で受け身を表すけど、その部分を単語レベルにまで分解されてしまうと、文法が異なる言語への翻訳は困難になります。
有名どころでは「メモリが"written"になることができませんでした」とか。
ですので、ローカライズは、オリジナル版の作り方にも注意して、「これじゃあ訳せない」というのは対処してもらう必要が生じることもあります。というわけで、ローカライズ作業には、オリジナル版の作者との連携や信頼関係も重要だと思います。でも、そこまでの信頼関係が築けたのなら、いっそローカライズ版なんてやめにして、オリジナル版に日本語訳も組み込んでもらうほうがいいとも思います。
ある意味おいて、この手のものは定型文ばかりなんだから無理に自然言語訳しようなんて途方もない事を考えないほうが楽かもしれませんね
前に関ったものだとこれじゃあそもそも日本語の文章になってねぇよというメッセージの英文化に途方にくれた事があります
「このコンピュータに接続されているUSBデバイスの1つが正しく機能していないことが、Windowsによって認識されていません。」100回読んでも意味が分かりませんでした。
「Windowsは、このコンピュータに接続されているUSBデバイスの少なくともひとつは認識。」 している。しかし、「認識したデバイスが『正しく機能していることはもちろん』のこと、正しく機能していないことをも含め、(接続されているという事実以外の)状態は認識(確認?)されていません(できません)。」なので、ローカライズは大事だね、と。
原文は
One of the USB devices attached to this computer has malfunctioned, and Windows does not recognize it.
のようですね。最後の"it"が指す対象を誤訳してしまったのかな?
エキサイト翻訳のほうがまだわかりやすい訳にしてくれますね。
今はともかくWindows XPが出たばかりの頃はもっとひどかったですよ
「認識してるからメッセージ出てるんじゃん」とツッコミを入れればいいと思うよ。# 当該USBデバイスを探して、抜いて、挿し直す。再発するなら別の所に挿し直す。
開発者向け(あるいは何らかの専門家向け)というのであれば、こっちのACさんも触れていますが [srad.jp]IDを振るのが便利だと思います(例えばVisual C++: コンパイラ エラー C2001 [microsoft.com])。
オフィシャルな文書は日本語でも英語でも読めるし、ググれば日英その他どの言語の情報も結果に出ます。英語という1言語に特定するよりは便利だと思います。
なぜ翻訳は意味がわからないと決め付けるのだろうか。英語と母国語では明らかに母国語のほうが解りやすいし、とっつきやすいでしょう。あの難読だらけのMSDNだって日本語に関しては日々(少しづつかな?)翻訳の質はよくなってきています。そしてそれが開発者の裾野を広め、質を高めているわけです。大体エラーなんてものは異常時なわけですから、条件反射で対応するものでもないし、ぐぐってOKなんてものでもないでしょう。# つか同じエラーをだすようなミスはそんなにしません。
私は翻訳されているものがあれば、そのほうがよいです。
ちょうどよい機会なので、この場を借りて御礼を。日々お世話になっておりますm(_ _)m>翻訳者の方々。
バイナリ化しきってしまうのはアレなんで...多少はユーザー(ユーザー側のシステム管理者とか)がつつけるようにしてくれるのがうれしいかも。
気づく範囲で、すっごくやりにくい例:- Welcome to [ロゴマーク]のように数値や翻訳不可部分の前または後のみに翻訳可能部分がある(OpenOffice.orgのウェルカム画面)- そもそも翻訳以前に内部でエンコーディングの扱いがアレで(一部機能が)使い物にならない(フリーソフトに多い)- 翻訳すると大きく文字数が変わってしまい、はみ出したりアンバランスになったり(結構ある)- OptionとPreferencesが別の意味で使われている等、日本語では使いわけがきかない(openSUSEのYaST)- フォントがデザインの一部になっており特殊なもので、日本語表示のために汎用フォントに置き換えられてすごく汚い(WindowsXPのタスクバーまわりとか)- すっげー馴れ馴れしい表現 日本文化としては変(Twitter他)
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元の文作りも気をつけてもらわないと (スコア:0)
たとえば英語ではbe動詞+過去分詞で受け身を表すけど、その部分を
単語レベルにまで分解されてしまうと、文法が異なる言語への翻訳は
困難になります。
有名どころでは「メモリが"written"になることができませんでした」とか。
ですので、ローカライズは、オリジナル版の作り方にも注意して、
「これじゃあ訳せない」というのは対処してもらう必要が生じることもあります。
というわけで、ローカライズ作業には、オリジナル版の作者との連携や
信頼関係も重要だと思います。でも、そこまでの信頼関係が築けたのなら、
いっそローカライズ版なんてやめにして、オリジナル版に日本語訳も
組み込んでもらうほうがいいとも思います。
Re: (スコア:0)
ある意味おいて、この手のものは定型文ばかりなんだから
無理に自然言語訳しようなんて途方もない事を考えないほうが楽かもしれませんね
前に関ったものだと
これじゃあそもそも日本語の文章になってねぇよというメッセージの英文化に途方にくれた事があります
だから俺にどうしろと… (スコア:1, おもしろおかしい)
「このコンピュータに接続されているUSBデバイスの1つが正しく機能していないことが、Windowsによって認識されていません。」
100回読んでも意味が分かりませんでした。
Re:だから俺にどうしろと… (スコア:2)
「Windowsは、このコンピュータに接続されているUSBデバイスの少なくともひとつは認識。」 している。
しかし、「認識したデバイスが『正しく機能していることはもちろん』のこと、正しく機能していないことをも含め、(接続されているという事実以外の)状態は認識(確認?)されていません(できません)。」
なので、ローカライズは大事だね、と。
Re:だから俺にどうしろと… (スコア:2, 参考になる)
原文は
のようですね。最後の"it"が指す対象を誤訳してしまったのかな?
Re: (スコア:0)
エキサイト翻訳のほうがまだわかりやすい訳にしてくれますね。
Re: (スコア:0)
今はともかくWindows XPが出たばかりの頃はもっとひどかったですよ
Re:だから俺にどうしろと… (スコア:1)
「認識してるからメッセージ出てるんじゃん」とツッコミを入れればいいと思うよ。
# 当該USBデバイスを探して、抜いて、挿し直す。再発するなら別の所に挿し直す。
Re: (スコア:0)
でも、そういうのって多いよね・・・・・。日本語の文書だけなの?教えてスラッシュドット\マン。
Re: (スコア:0)
意味が分からないエラーは、日本語だろうが、英語だろうが分からない。それよりは、英語のエラーの方がググりやすい。
エラーメッセージは、結局は、条件反射だと思うわけです。慣れれば良いだけ。
エンドユーザー向けのツールはローカライズしないというのはあり得ないとは思いますが。
Re:元の文作りも気をつけてもらわないと (スコア:1)
開発者向け(あるいは何らかの専門家向け)というのであれば、こっちのACさんも触れていますが [srad.jp]IDを振るのが便利だと思います(例えばVisual C++: コンパイラ エラー C2001 [microsoft.com])。
オフィシャルな文書は日本語でも英語でも読めるし、ググれば日英その他どの言語の情報も結果に出ます。英語という1言語に特定するよりは便利だと思います。
Re: (スコア:0)
なぜ翻訳は意味がわからないと決め付けるのだろうか。
英語と母国語では明らかに母国語のほうが解りやすいし、とっつきやすいでしょう。
あの難読だらけのMSDNだって日本語に関しては日々(少しづつかな?)翻訳の質はよくなってきています。
そしてそれが開発者の裾野を広め、質を高めているわけです。
大体エラーなんてものは異常時なわけですから、条件反射で対応するものでもないし、ぐぐってOKなんてものでもないでしょう。
# つか同じエラーをだすようなミスはそんなにしません。
私は翻訳されているものがあれば、そのほうがよいです。
ちょうどよい機会なので、この場を借りて御礼を。
日々お世話になっておりますm(_ _)m>翻訳者の方々。
Re: (スコア:0)
バイナリ化しきってしまうのはアレなんで...多少はユーザー(ユーザー側のシステム管理者とか)がつつけるようにしてくれるのがうれしいかも。
気づく範囲で、すっごくやりにくい例:
- Welcome to [ロゴマーク]のように数値や翻訳不可部分の前または後のみに翻訳可能部分がある(OpenOffice.orgのウェルカム画面)
- そもそも翻訳以前に内部でエンコーディングの扱いがアレで(一部機能が)使い物にならない(フリーソフトに多い)
- 翻訳すると大きく文字数が変わってしまい、はみ出したりアンバランスになったり(結構ある)
- OptionとPreferencesが別の意味で使われている等、日本語では使いわけがきかない(openSUSEのYaST)
- フォントがデザインの一部になっており特殊なもので、日本語表示のために汎用フォントに置き換えられてすごく汚い(WindowsXPのタスクバーまわりとか)
- すっげー馴れ馴れしい表現 日本文化としては変(Twitter他)