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実はセミが1カ月くらい生きているというのは学会ではとっくの昔に証明されている定説で、学生による追検証を先生方が生暖かい目で持ち上げてくれているだけ……という可能性を考えてしまった。
実際そのとおりだったりする
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/aphys/hakken2005.html [osaka-cu.ac.jp]http://asomanaotosan.blog3.fc2.com/blog-entry-1768.html [fc2.com]
最優秀賞といっても高校生の部なので
セミは成熟が遅く、寿命が一週間だと繁殖できないんだと
光ファイバーに産卵しちゃうからなおさらかな今年の夏はどこで被害が出るやらやら
映画「八日目の蝉」の上映時にも少しだけ話題になりましたね、「セミの寿命は7日よりも長い」ってのは。だから別に”7日ではないというのは新発見”ではないのはアカデミア側はみんな分かってやってるよね。
で、それはそれとして、手法とかまとめ上げ方とかに価値があるから賞が与えられたわけだ。新発見でないことにブチブチ言ってる人はよーわからん。
最長だけでなく、平均とか取ってないのかな(厳密に死んだタイミングは分からないだろうけど)。
大阪市立大学のページを見ると、一週間すぎくらいから「死」が増えてるし、「長生きするやつはいるけど大体一週間」であることから「蝉は一週間の命」と考えられるようになったのかなと思った。
# もしかすると「鶴は千年、亀は万年」同様、「短く儚い」事を表しているだけなのかもしれないけど
最後がよくわからない感じになったので補足。
>「鶴は千年、亀は万年」同様、「短く儚い」事を表している
「鶴は千年、亀は万年」…実際の寿命とは異なるがめでたいものの例えとして使われている蝉の寿命一週間説…実際の寿命の事ではなく「短く儚い」事を表しているだけなのかも
これが「カゲロウは1日で死ぬ」になると、「はかなさを表している」と共に実態もその通りなんよな・・・(成虫になったら数時間繁殖チャレンジしてそのまま死ぬ。食事とかしない)「昆虫として」だと半年とか1年とか生きるらしいのでホントの意味で「寿命1日」ではないが(セミもそうだ)。
#ウスバカゲロウは別の昆虫なので成虫になってからもエサ喰ってそこそこ生きるらしい
引例では
実際にはクマゼミ・アブラゼミで2週間ぐらいではないかと考えられてきました(中 尾, 1990).しかし...推定で,「成虫の寿 命は オスで17日,メスで30日ぐらいではなかろうか」とする意見もすでにありました(高田, 2003)....オスで最長20日,メスで最長30日という結果になりました.これらは自然状態で1ヶ月生きるという初めての証拠といえます. ただ,クマゼミの羽化はオスから始まり,後でメスが羽化するという習性があるため,「オスがメスよりも短命であるかどうか」については,もう少し 検討が必要になります
なので、事例一個だけで、証明されている定説になっていたとまではいえないような。新たな発見ではないが、こういう事例(大阪でクマゼミ1ヶ月、広島でアブラゼミが32日間)を積み上げていって初めて定説として固まっていくものなんじゃないかな?
追実験でも価値ある観察ですね。30日説が唱えられたこと自体が21世紀初頭、観察結果が報告されだしたのが2010年代といったところなので、定説化するには必要不可欠な観察結果です。
新発見や新発明をその先端だけ見つめると、宝くじに当たった人だけをみて金持ちになる方法を考える人と同じくらいバカになるよ。新しいことは始めるだけでなく、補強してコモディティかさせる段階も重要。
他の人のコメントを読むと、2005年には定説だったみたいですけど…?
タレコミ元のURLを読んでも評価の理由が書いていませんね。生存日数を追実験で証明したことが評価されたのか?効率が悪いという独自の調査手法が評価されたのか?高校生ならではの根気と熱意が評価されたのか?それとも他の参加者のレベルが低かったのか?
評価者のレベルが低かったってのが一番ありそうだけど。
スラド民のケチつけレベルは、ホント優秀極まりないよな。
そう思う。新しい発見とかなくても自然相手のデータには記録として価値があるんだよ。さらに、その取得の方法の工夫も価値があるんだよ。
ニュースのレベルが低すぎるんだよ。きちんと背景から正しく説明できていないから、物知らずなバカが書いた風な文章になってしまって、大本の経緯も、何か大きな見落としがありそうな話に見えてしまう。色々と背景知識を補完してやらないと正しくは読み解けない。
そして、読み解こうとしてると、お祝いムードに水を差すなと、面倒くさい輩が騒ぎ出す。
十年前の新定説を疑って自分でも追試した。それもかなりの手間をかけて。大したもんだと思うがな。
頭でっかちの坊ちゃん嬢ちゃんは、まず部屋から出るところから始めようや。な?
生物学だとそうなんかな?数学で「彼は一生を費やし自力で2次方程式の解の公式を導きましたがそれはすでに知られていた結果でした」だと印象がまったく違うので
追試自体価値のあるものだと思いますが。
> 数学で「彼は一生を費やし自力で2次方程式の解の公式を導きましたが> それはすでに知られていた結果でした」
2次方程式の公式はかなり昔から知られているので、比較対象としては不適切だと思いますが、割と新しい結果の別証明を見つけたのなら意味があるのでは?あるいは、新しくはないですが、円周率が無理数であることの(特に初等的な)証明は今でもそれなりに評価されるでしょうね。
追証だいじ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%8F%BE%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%... [wikipedia.org]
ていうか追証できてないものなんか信用できない。
追証の話はやめろやめるんだ
現在、お客様の口座残高が不足しております。つきましては、〇日×時△分までに追加証拠金として***円をお振込みください。……
メソポタミア文明ですでに知られていた2次方程式の解法ではそうなるよ。
オイラーの成果の一部を自力で得ていたガウスはその天才の証明と取られてるよ。
本の数年前に定説化した話を高校生が追試したのはどっちに近いと思う?
比較的短期間でブルートフォースで調べられるってことがわかったのは価値が高いんじゃない?いまの世の中じゃ高校生が来る日も来る日も飽きずにセミ取りしてたら周りが心配して病院に連行されるまであるが、お墨付きもらえたことで、これからはキチガイ扱いされず大手をふって虫キチに興じられるようになって本当によかった。
夏も終わりに近づいてきてセミ・ファイナルの時期ですねぇ、なんて毎年のように誰かが言ってるし、じゃあ、それ以外の時期はどこで死んでるんだよ! って話になるし。
まあ、実際に再捕獲できる保証も無いのに、えいやと思い切ってやってみた上、ほんとに再捕獲に成功して自然環境下で直接確認した、ってのは素晴らしい成果かと。
てか、高校生の部の最優秀賞の理由が分からない、ってことは、もっとスゴいヤツは毎年なんぼでも居るやろ、っておっしゃる?
>てか、高校生の部の最優秀賞の理由が分からない、ってことは、もっとスゴいヤツは毎年なんぼでも居るやろ、っておっしゃる?
「ぼくはもっとすごいんだ!」だろう。本人はそう思っていなくても、たぶん深層意識がそうなってる。恥ずかしいから触れてやるなw
自然界では老衰で死ぬ個体の方が珍しいんじゃないかなー。特に弱い生物は、「虫けら」のように扱われるから。1ヶ月生きるセミもいるからといって、地上に出たセミのいったい何割が、1ヶ月のあいだ生き延びることができるのだろうか。
仕様としての人間の寿命が100年あるとしても、50年もたずにポロポロ死んでた時代もあるし、新生児の死亡率なんて最近まではヒドイもんだったんでしょ。
医学が発達するほんの数百年程前の人間の寿命を調べたら、100年ではなく20~30年とかいう「研究結果」もでるかもしれない。
ざっと2000年前の統計ですが前漢成帝時代の発掘資料に、約140万人中、80歳以上が2.4%、90歳以上が0.8%という記録があります。確か、この本 [amazon.co.jp]あたりでしたっけ。
100歳の壁はいまでも厚い(日本人口の0.05%)ですが、90歳代なら昔から結構いたのではないかと。
いや、仕様としての人間の寿命は40年がせいぜいだから
南米の原生林で生活しているヤノマミを例に取ると、40歳代の男性は既に高齢者のようです。生業である狩猟が難しくなります。
# が、晩年とまではいえないようです。
なるほど。40歳を初老というのは妥当だったんですね。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
心が汚れてしまった私には (スコア:0)
実はセミが1カ月くらい生きているというのは学会ではとっくの昔に証明されている定説で、学生による追検証を先生方が生暖かい目で持ち上げてくれているだけ……という可能性を考えてしまった。
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:5, 参考になる)
実際そのとおりだったりする
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/aphys/hakken2005.html [osaka-cu.ac.jp]
http://asomanaotosan.blog3.fc2.com/blog-entry-1768.html [fc2.com]
Re: (スコア:0)
最優秀賞といっても高校生の部なので
セミは成熟が遅く、寿命が一週間だと繁殖できないんだと
Re: (スコア:0)
光ファイバーに産卵しちゃうからなおさらかな
今年の夏はどこで被害が出るやらやら
Re: (スコア:0)
映画「八日目の蝉」の上映時にも少しだけ話題になりましたね、「セミの寿命は7日よりも長い」ってのは。
だから別に”7日ではないというのは新発見”ではないのはアカデミア側はみんな分かってやってるよね。
で、それはそれとして、手法とかまとめ上げ方とかに価値があるから賞が与えられたわけだ。
新発見でないことにブチブチ言ってる人はよーわからん。
Re: (スコア:0)
最長だけでなく、平均とか取ってないのかな(厳密に死んだタイミングは分からないだろうけど)。
大阪市立大学のページを見ると、一週間すぎくらいから「死」が増えてるし、「長生きするやつはいるけど大体一週間」であることから「蝉は一週間の命」と考えられるようになったのかなと思った。
# もしかすると「鶴は千年、亀は万年」同様、「短く儚い」事を表しているだけなのかもしれないけど
Re: (スコア:0)
最後がよくわからない感じになったので補足。
>「鶴は千年、亀は万年」同様、「短く儚い」事を表している
「鶴は千年、亀は万年」…実際の寿命とは異なるがめでたいものの例えとして使われている
蝉の寿命一週間説…実際の寿命の事ではなく「短く儚い」事を表しているだけなのかも
Re: (スコア:0)
これが「カゲロウは1日で死ぬ」になると、「はかなさを表している」と共に実態もその通りなんよな・・・(成虫になったら数時間繁殖チャレンジしてそのまま死ぬ。食事とかしない)
「昆虫として」だと半年とか1年とか生きるらしいのでホントの意味で「寿命1日」ではないが(セミもそうだ)。
#ウスバカゲロウは別の昆虫なので成虫になってからもエサ喰ってそこそこ生きるらしい
Re: (スコア:0)
引例では
実際にはクマゼミ・アブラゼミで2週間ぐらいではないかと考えられてきました(中 尾, 1990).しかし...推定で,「成虫の寿 命は オスで17日,メスで30日ぐらいではなかろうか」とする意見もすでにありました(高田, 2003)....オスで最長20日,メスで最長30日という結果になりました.これらは自然状態で1ヶ月生きるという初めての証拠といえます.
ただ,クマゼミの羽化はオスから始まり,後でメスが羽化するという習性があるため,「オスがメスよりも短命であるかどうか」については,もう少し 検討が必要になります
なので、事例一個だけで、証明されている定説になっていたとまではいえないような。
新たな発見ではないが、こういう事例(大阪でクマゼミ1ヶ月、広島でアブラゼミが32日間)を積み上げていって初めて定説として固まっていくものなんじゃないかな?
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:3, 興味深い)
追実験でも価値ある観察ですね。
30日説が唱えられたこと自体が21世紀初頭、観察結果が報告されだしたのが2010年代
といったところなので、定説化するには必要不可欠な観察結果です。
新発見や新発明をその先端だけ見つめると、宝くじに当たった人だけをみて
金持ちになる方法を考える人と同じくらいバカになるよ。
新しいことは始めるだけでなく、補強してコモディティかさせる段階も重要。
Re: (スコア:0)
他の人のコメントを読むと、2005年には定説だったみたいですけど…?
タレコミ元のURLを読んでも評価の理由が書いていませんね。
生存日数を追実験で証明したことが評価されたのか?
効率が悪いという独自の調査手法が評価されたのか?
高校生ならではの根気と熱意が評価されたのか?
それとも他の参加者のレベルが低かったのか?
Re: (スコア:0)
評価者のレベルが低かったってのが一番ありそうだけど。
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
スラド民のケチつけレベルは、ホント優秀極まりないよな。
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:2)
そう思う。
新しい発見とかなくても自然相手のデータには記録として価値があるんだよ。
さらに、その取得の方法の工夫も価値があるんだよ。
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:1)
ニュースのレベルが低すぎるんだよ。きちんと背景から正しく説明できていないから、物知らずなバカが書いた風な文章になってしまって、大本の経緯も、何か大きな見落としがありそうな話に見えてしまう。色々と背景知識を補完してやらないと正しくは読み解けない。
そして、読み解こうとしてると、お祝いムードに水を差すなと、面倒くさい輩が騒ぎ出す。
Re: (スコア:0)
十年前の新定説を疑って自分でも追試した。
それもかなりの手間をかけて。大したもんだと思うがな。
頭でっかちの坊ちゃん嬢ちゃんは、まず部屋から出るところから始めようや。な?
Re: (スコア:0)
生物学だとそうなんかな?
数学で「彼は一生を費やし自力で2次方程式の解の公式を導きましたが
それはすでに知られていた結果でした」だと印象がまったく違うので
Re: (スコア:0)
追試自体価値のあるものだと思いますが。
> 数学で「彼は一生を費やし自力で2次方程式の解の公式を導きましたが
> それはすでに知られていた結果でした」
2次方程式の公式はかなり昔から知られているので、比較対象としては不適切だと思いますが、割と新しい結果の別証明を見つけたのなら意味があるのでは?あるいは、新しくはないですが、円周率が無理数であることの(特に初等的な)証明は今でもそれなりに評価されるでしょうね。
Re: (スコア:0)
追証だいじ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%8F%BE%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%... [wikipedia.org]
ていうか追証できてないものなんか信用できない。
Re: (スコア:0)
追証の話はやめろ
やめるんだ
Re: (スコア:0)
現在、お客様の口座残高が不足しております。つきましては、〇日×時△分までに追加証拠金として***円をお振込みください。……
Re: (スコア:0)
メソポタミア文明ですでに知られていた2次方程式の解法ではそうなるよ。
オイラーの成果の一部を自力で得ていたガウスはその天才の証明と取られてるよ。
本の数年前に定説化した話を高校生が追試したのはどっちに近いと思う?
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:1)
比較的短期間でブルートフォースで調べられるってことがわかったのは価値が高いんじゃない?
いまの世の中じゃ高校生が来る日も来る日も飽きずにセミ取りしてたら周りが心配して病院に連行されるまであるが、
お墨付きもらえたことで、これからはキチガイ扱いされず大手をふって虫キチに興じられるようになって本当によかった。
Re: (スコア:0)
夏も終わりに近づいてきてセミ・ファイナルの時期ですねぇ、なんて毎年のように誰かが言ってるし、じゃあ、それ以外の時期はどこで死んでるんだよ! って話になるし。
まあ、実際に再捕獲できる保証も無いのに、えいやと思い切ってやってみた上、ほんとに再捕獲に成功して自然環境下で直接確認した、ってのは素晴らしい成果かと。
てか、高校生の部の最優秀賞の理由が分からない、ってことは、もっとスゴいヤツは毎年なんぼでも居るやろ、っておっしゃる?
Re: (スコア:0)
>てか、高校生の部の最優秀賞の理由が分からない、ってことは、もっとスゴいヤツは毎年なんぼでも居るやろ、っておっしゃる?
「ぼくはもっとすごいんだ!」だろう。本人はそう思っていなくても、たぶん深層意識がそうなってる。
恥ずかしいから触れてやるなw
Re: (スコア:0)
自然界では老衰で死ぬ個体の方が珍しいんじゃないかなー。
特に弱い生物は、「虫けら」のように扱われるから。
1ヶ月生きるセミもいるからといって、地上に出たセミのいったい何割が、
1ヶ月のあいだ生き延びることができるのだろうか。
仕様としての人間の寿命が100年あるとしても、50年もたずにポロポロ死んでた時代もあるし、
新生児の死亡率なんて最近まではヒドイもんだったんでしょ。
医学が発達するほんの数百年程前の人間の寿命を調べたら、
100年ではなく20~30年とかいう「研究結果」もでるかもしれない。
Re:心が汚れてしまった私には (スコア:1)
ざっと2000年前の統計ですが前漢成帝時代の発掘資料に、約140万人中、80歳以上が2.4%、90歳以上が0.8%という記録があります。
確か、この本 [amazon.co.jp]あたりでしたっけ。
100歳の壁はいまでも厚い(日本人口の0.05%)ですが、90歳代なら昔から結構いたのではないかと。
Re: (スコア:0)
いや、仕様としての人間の寿命は40年がせいぜいだから
Re: (スコア:0)
南米の原生林で生活しているヤノマミを例に取ると、40歳代の男性は既に高齢者のようです。
生業である狩猟が難しくなります。
# が、晩年とまではいえないようです。
Re: (スコア:0)
なるほど。40歳を初老というのは妥当だったんですね。