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といってもICMの完成品じゃなくて、自作。
片面単密度ドライブの中古(古いオフコンから取り出した物)が秋葉原で安く(1万円くらい?)で売られるようになったので、FD1771という単密度用のFDC(ちなみにWestern Digital製)でインターフェースを作って、CP/MのCBIOSを書いて動作させた。BOOTは最初はカセットから読んでいたが、そのうちPROMに焼いて本体の空きソケット(6000H~8000Hの範囲)に挿してMONコマンドから実行するようにした。FDは知り合いが商社にいたので共同購入したら100枚くらいまとめて安く買えた。秋葉原で3Mとかを買うと結構していた記憶(1枚2000円くらい?)片面FDのメディア(円盤)は両面に磁気被膜が施されており、両面メディアの中身と区別はない。そのためインデックスホールの穴をすらして開けて、裏向きでドライブに挿入すると裏面でそのまま使えたので枚数節約になった。
PC-8001 で 8インチはすごいね。自分は IBMの汎用機で 1S-128 の FD使ったのが最初。その後 PC-9881n で 2D-256。おんなじメディアだったけど:-)
すげえとしか言えない。今ならネットで検索すればそれなりの情報が入手できるけど、当時ならデータシートと自力だけで全てを解決しなきゃいけないので難易度が全然違いますよね。
コネクタの信号仕様の互換性がある5インチドライブと違って、8インチドライブはドライブ機種毎に必ずしも信号仕様の互換性がない。端子並びだけじゃない、信号の種類やタイミングや電気的特性も違うのだ。動かした人を参考にしようにも、ジャンクの場合は同じ機種のドライブが手に入るとは限らない。そのため、買ってきたジャンクを自力で動かせるかは賭けだったのだ。NECの8インチ2Dドライブは5インチ2HDドライブと互換性があるようだ。
5インチ規格は、最初に出た1S:片面(1)単密度(S): 300rpm 片面 35トラック 125kbps(FM変調): 未フォーマットで110kB、フォーマット後は70KBから、トラックちょい追加、両面記録、記録速度倍増、トラック数倍増で2DD: 両面(2)倍密度(D)倍(D)トラック: 300rpm 両面 80トラック 250kbps(MFM変調): 未フォーマットで1MB、フォーマット後は640kBにまで容量を増やしていったけど、ゆで理論のような進化はここまで
最終的に一般的に使われた5インチ2HDは、8インチの2D: 両面倍密度: 360rpm 両面 77トラック 500kbps(MFM変調): 未フォーマットで1.6MB、フォーマット後は1.2MBをそのまま5インチに記録するようにしたもので、進化の系譜としてはそれまでの5インチとは別もの。
なので、8インチ2Dドライブと5インチ2HDドライブがコンパチなのはある意味必然なんですよね。PC-9801は、PC-9801Mで初めて5インチ2HDドライブを採用したけど、積んでたのは2HD専用(8インチインターフェース互換)ドライブで2DDは読み書きできない。PC-9801VMで「5インチ従来モード:~2DD用」と「8インチ互換モード:2HD用」とモード切替出来るドライブ採用により2HD/2DD両対応になった。
3.5インチは、5インチを基本そのまま小さくしたものなんで、5インチ系列と8インチ系列の「2モードFDD」っていうモード切替が必要なのはそのまま。ってことで、3.5インチ2HDを使ってたって人は、実は8インチFD由来の規格を使ってた、ってことなんですよ。
海外3.5インチの1.44MBはどこからきたんだろう?
すみません、海外3.5インチ2HDのことをすっかり忘れてました。・トラック数は2DDまでと同じ80(日本式3.5インチ2HDは5インチ2HDと同じ77。2DDとトラックピッチ同じで3トラック未使用)・回転数は2DDまでと同じ300rpm(日本式3.5インチ2HDは5インチ2HDと同じ360rpm)
2DDとの違いを見ると「2DDを、転送速度(記録密度)倍増」で、720kB→1.44MB。なんで、海外3.5インチ2HDは「3.5インチ2DDの進化系」であり、8インチの面影はもうないですね。
PC/ATで使われた1.44MBドライブのことは「2HD」でなく「2HC」と呼んでました。正式なものかどうかは知らんけど。
2HCは違くね?PC/AT仕様の1.2MBっしょ?
片面FDのメディア(円盤)は両面に磁気被膜が施されており、両面メディアの中身と区別はない。そのためインデックスホールの穴をすらして開けて、裏向きでドライブに挿入すると裏面でそのまま使えたので枚数節約になった。
コレ、同じ事やってた。
後期はS-VHS ETとかありましたねぇ。
CQ出版の季刊誌マイコンピュータNo.11 1983.12に、PC-8001 ディスク・システムの製作、という記事が掲載されています。本体に実装された16個の16KbitDRAM上に、親亀子亀方式で16個のDRAMと1個の74LS08を2階建てにはんだ付けする、64KByte化改造。FDCはナショナルセミコンダクタのINS-1771N-1、FDDは東芝のND-10またはYEデータのYD-74Cを使用し、パッチを当てたDiskBasicとCP/M以外に独自のTOKYO DOSを使用できた。純正FDDシステムのようにCPUサブシステムを持つインテリジェントタイプではないため、FDDアクセス時はDMAを止める必要がありそのため画面出力が消えます。
こんなにまともな設計ができるのに、あのCPU入りのはなんだったのかと思ったら、そういうことか。画面表示はDMAだったんだ。忘れていた。
PC-8001のころは計算スピードを上げるために画面表示のDMAをoffにするというのは定番だったよね。あれでメモリバスの3割か4割の時間を使っていたんじゃなかったっけ?
測定器についてたのが8インチドライブで、PCにデータ取り込みができなくて困るので5インチドライブに付け替えたことがある。
ファイルシステムは独自だったのでしょうか。FM単密だとPIO転送でまにあったのですね倍密だと(1MB)DMA転送が必要だった記憶
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
8インチはPC-8001で使った (スコア:5, 興味深い)
といってもICMの完成品じゃなくて、自作。
片面単密度ドライブの中古(古いオフコンから取り出した物)が秋葉原で安く(1万円くらい?)で売られるようになったので、FD1771という単密度用のFDC(ちなみにWestern Digital製)でインターフェースを作って、CP/MのCBIOSを書いて動作させた。
BOOTは最初はカセットから読んでいたが、そのうちPROMに焼いて本体の空きソケット(6000H~8000Hの範囲)に挿してMONコマンドから実行するようにした。
FDは知り合いが商社にいたので共同購入したら100枚くらいまとめて安く買えた。秋葉原で3Mとかを買うと結構していた記憶(1枚2000円くらい?)
片面FDのメディア(円盤)は両面に磁気被膜が施されており、両面メディアの中身と区別はない。そのためインデックスホールの穴をすらして開けて、裏向きでドライブに挿入すると裏面でそのまま使えたので枚数節約になった。
Re:8インチはPC-8001で使った (スコア:2)
PC-8001 で 8インチはすごいね。
自分は IBMの汎用機で 1S-128 の FD使ったのが最初。
その後 PC-9881n で 2D-256。おんなじメディアだったけど:-)
Re: (スコア:0)
すげえとしか言えない。
今ならネットで検索すればそれなりの情報が入手できるけど、当時ならデータシートと自力だけで全てを解決しなきゃいけないので難易度が全然違いますよね。
Re: (スコア:0)
コネクタの信号仕様の互換性がある5インチドライブと違って、8インチドライブはドライブ機種毎に必ずしも信号仕様の互換性がない。端子並びだけじゃない、信号の種類やタイミングや電気的特性も違うのだ。
動かした人を参考にしようにも、ジャンクの場合は同じ機種のドライブが手に入るとは限らない。そのため、買ってきたジャンクを自力で動かせるかは賭けだったのだ。
NECの8インチ2Dドライブは5インチ2HDドライブと互換性があるようだ。
Re:8インチはPC-8001で使った (スコア:1)
5インチ規格は、最初に出た
1S:片面(1)単密度(S): 300rpm 片面 35トラック 125kbps(FM変調): 未フォーマットで110kB、フォーマット後は70KB
から、トラックちょい追加、両面記録、記録速度倍増、トラック数倍増で
2DD: 両面(2)倍密度(D)倍(D)トラック: 300rpm 両面 80トラック 250kbps(MFM変調): 未フォーマットで1MB、フォーマット後は640kB
にまで容量を増やしていったけど、ゆで理論のような進化はここまで
最終的に一般的に使われた5インチ2HDは、8インチの
2D: 両面倍密度: 360rpm 両面 77トラック 500kbps(MFM変調): 未フォーマットで1.6MB、フォーマット後は1.2MB
をそのまま5インチに記録するようにしたもので、
進化の系譜としてはそれまでの5インチとは別もの。
なので、8インチ2Dドライブと5インチ2HDドライブがコンパチなのはある意味必然なんですよね。
PC-9801は、PC-9801Mで初めて5インチ2HDドライブを採用したけど、積んでたのは2HD専用(8インチインターフェース互換)ドライブで2DDは読み書きできない。
PC-9801VMで「5インチ従来モード:~2DD用」と「8インチ互換モード:2HD用」とモード切替出来るドライブ採用により2HD/2DD両対応になった。
3.5インチは、5インチを基本そのまま小さくしたものなんで、5インチ系列と8インチ系列の「2モードFDD」っていうモード切替が必要なのはそのまま。
ってことで、3.5インチ2HDを使ってたって人は、実は8インチFD由来の規格を使ってた、ってことなんですよ。
Re: (スコア:0)
海外3.5インチの1.44MBはどこからきたんだろう?
Re:8インチはPC-8001で使った (スコア:1)
すみません、海外3.5インチ2HDのことをすっかり忘れてました。
・トラック数は2DDまでと同じ80(日本式3.5インチ2HDは5インチ2HDと同じ77。2DDとトラックピッチ同じで3トラック未使用)
・回転数は2DDまでと同じ300rpm(日本式3.5インチ2HDは5インチ2HDと同じ360rpm)
2DDとの違いを見ると「2DDを、転送速度(記録密度)倍増」で、720kB→1.44MB。
なんで、海外3.5インチ2HDは「3.5インチ2DDの進化系」であり、
8インチの面影はもうないですね。
Re: (スコア:0)
PC/ATで使われた1.44MBドライブのことは「2HD」でなく「2HC」と呼んでました。正式なものかどうかは知らんけど。
Re: (スコア:0)
2HCは違くね?
PC/AT仕様の1.2MBっしょ?
Re: (スコア:0)
片面FDのメディア(円盤)は両面に磁気被膜が施されており、両面メディアの中身と区別はない。そのためインデックスホールの穴をすらして開けて、裏向きでドライブに挿入すると裏面でそのまま使えたので枚数節約になった。
コレ、同じ事やってた。
Re:8インチはPC-8001で使った (スコア:1)
S-VHSテープがまだ高かったころ、ノーマルVHSテープのカセットにS-VHS判別穴開けてビデオデッキを騙してた。
スタンダードグレードテープだと反転ノイズが多すぎたが、質のいいHGグレードなら普通に録画できたので助かった。
さすがにEDベータではやったことない。もっぱら局払下げのベーカムSPテープ使ってた。
Re: (スコア:0)
後期はS-VHS ETとかありましたねぇ。
Re: (スコア:0)
CQ出版の季刊誌マイコンピュータNo.11 1983.12に、PC-8001 ディスク・システムの製作、という記事が掲載されています。
本体に実装された16個の16KbitDRAM上に、親亀子亀方式で16個のDRAMと1個の74LS08を2階建てにはんだ付けする、64KByte化改造。
FDCはナショナルセミコンダクタのINS-1771N-1、FDDは東芝のND-10またはYEデータのYD-74Cを使用し、パッチを当てたDiskBasicとCP/M以外に独自のTOKYO DOSを使用できた。
純正FDDシステムのようにCPUサブシステムを持つインテリジェントタイプではないため、FDDアクセス時はDMAを止める必要がありそのため画面出力が消えます。
Re: (スコア:0)
こんなにまともな設計ができるのに、あのCPU入りのはなんだったのかと思ったら、そういうことか。
画面表示はDMAだったんだ。忘れていた。
Re: (スコア:0)
PC-8001のころは計算スピードを上げるために画面表示のDMAをoffにするというのは定番だったよね。
あれでメモリバスの3割か4割の時間を使っていたんじゃなかったっけ?
Re: (スコア:0)
測定器についてたのが8インチドライブで、PCにデータ取り込みができなくて困るので5インチドライブに付け替えたことがある。
Re: (スコア:0)
ファイルシステムは独自だったのでしょうか。
FM単密だとPIO転送でまにあったのですね
倍密だと(1MB)DMA転送が必要だった記憶