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経緯については (スコア:5, 参考になる)
が参考になるかと。
Re:経緯については (スコア:2, 興味深い)
Wikipediaが登録制に――虚偽投稿対策で [itmedia.co.jp]
自然科学系の説明は、多くの目があれば正しいか間違っているかを判断する事は容易にできる。
趣味嗜好に関するようなものも、意見や趣味の対立はあっても、議論を重ねれば多数決的に落ち着く所も見えてくる。なにより、そのような分野であれば唯一絶対の「正しいもの」が存在する訳では無いので、その議論自体が多面的な価値観を提示するものとなるだろう。
しかし、個人の経歴となると、その人の経歴を(噂レベルではなく裏付けを持って)確認できる人というのは非常に少数となるので、誤りを訂正する機会が巡ってくる可能性というのは非常に低いのではないかな?
個人の経歴は「真実は一つ」だけど、本人自らが詐称してる場合もあるし:-)
自然科学の説明でうまく行った方法が、そのまま個人の経歴にまで有効に作用すると考えるのは無理があるんじゃないかと思う。
Re:経緯については (スコア:3, 参考になる)
経歴を書き始めると、やたらめったらドラマチックに書きたてる人がいたりする。
たとえばスポーツ選手の項目だと
「~というような大逆転を決め、並み居る強豪を押し除け激戦を制した。これにより年間でも前年王者の~を際どくかわし逆転王者の座についている」
などとメチャクチャ読みづらいし冗長。そんな言葉遣いの事典あるわけねぇだろと(笑)。
事典の本来の域を越えてエンターテインメントというか読み物と化しているから、
余計にノイズに気付きにくい作りになってる。最近は記事数も増えてきているみたいだけど、
正直なところ事典としての価値は下がってると思う。
Re:経緯については (スコア:0)
Re:経緯については (スコア:3, 興味深い)
まず一点は、読み物化されているということ。
要は暇潰しに使うということが一部のユーザにより公然と主張されているわけで、やたら項目名とそのリンクのみの一覧系記事が乱造されているというのもその影響。何か興味のあることについて検索し、それを足掛かりに順にリンクを辿って知識を得るのが楽しいのでしょう、一覧系記事や読み物的記事は百科事典として相応しくない記事であるにもかかわらずエンターテインメント派に迎合され、ノイズを嫌い百科事典としての秩序を保とうとする一派と激しく忌み嫌いあっています。
そしてもう一点は、原典のいい加減さです。
過剰な装飾を施されがちな、経歴を扱うような記事(主に有名人の記事)は主に国内大手メディアが書いたものがそのまま書かれることが多いようです。まぁそういう記事の元になっている読み物(とくにスポーツ系)は結構マニア心をくすぐるものなので、ブームに乗って各出版社から小部数で乱発されたことがありましたorあります。
ましてや、タブロイドや週刊誌、スポーツ紙などではそういう面白おかしく誇張したり捏造したりしたスキャンダラスな記事に困りませんから、それに影響されているのかもしれません。というかされているでしょう。転載の指摘を逃れるために1文字単位で改変したものを堂々とコピペしたりしてますが、何の良心の呵責もなくそうしていれば自然とそうなりますね。本当は原典と比較して潰せればいいのですが・・・。
これはwikiが示した解決策として「荒らしには好きなだけ荒らさせて、あとからみんなで直す」というものがありますが、この理念は「直す側が実は荒らしである」ことを想定していません。いわゆるインスパイヤする側が、本人はWikipediaに良かれと思ってやっている(=運営のルールとか法律が頭に入っていない)のだからしようがありません。
次は、指摘する側の数の少なさです。
そういうのは、本来運営と目的をわかっている登録ユーザがしこしこ直すべきものなんですが、最近はノイズが多くなって、直す側であるべき人たちもそれを「そんなヒマがあったら自分で書きたい記事をこそ書いていたい」と放棄しつつあります。
最後は、「2」の存在です。
なんか最近は早く記事を立てたヤツがえらいとか、記事を早く更新したヤツが勝ちだとか思ってるのかわかりませんが、とにかくロクに定義もしないような記事や、裏の取れてない(メディアが見込みで先走って書いた記事を鵜呑みにした)記事をとにかく早く書く、という、2chの「2」状態です。
これも、本来別の優れた記事を書くべき(=書くことのできる)登録ユーザが尻拭いの仕事に追われ、優れた記事が増えない理由の一つになっています。ノート:フォーミュラ1 [wikipedia.org]がいい例ですね。履歴を見て、修正情報が出るたびに更新されていく様子は馬鹿馬鹿しくて笑うほかありません。
WikipediaにもM1/M2システムがあればいいと思いついたけど・・・・。
「Wikipedia」ならば許されるのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
この記事では、Jimmy・Wales氏はこのような話は「Wikipedia」の記載だったから見つけだされたのであって、同じ記述が掲示板に有ったとしても恐らく見つからなかっただろう、とインタビューに答えたと伝えています。
また彼の言葉として、掲示板とは違って、「Wikipedia」には絶え間なくサイトをスキャンしている何百人ものボランティア達がいて、慎重な取り締まりをしている、とも書かれています。
> そのまま個人の経歴にまで有効に作用すると考えるのは無理がある
確かに、正確な記述が多数の人間が読むことや、ボランティア達が巡回する事で得られるとは考えにくいです。
記事中にリンクされていた記事が興味深かったです。
Daniel Brandt on the Wikipedia Issue [outer-court.com]
今回の対応とこの記事が提起している問題とを並べてみると、判りやすいか、と思います。
雑多な事柄についての、百万に近い、変転し続ける記載を、数百人で監視できるわけが無いという主張は妥当なものだと思えました。悪意を持った人間は一人で事足りますから、より監視の負担を軽くする決定は必要とされる制限なのだろうと思います。
またこの記事では、中傷・誤記載以前の問題として、個人の経歴を公開する権利は誰にあるのか? 「Wikipedia」という名前の元でならば、プライバシーを侵害しても良いのか? と問いかけてもいます。
「Wikipedia」でなら、個人が公開することを望んでいないプライバシーを公開して良いのか?(掲示板ならば告発される事がなぜ許されるのか?)、という問いかけの部分については … 公共の利益が優先すると言うのは簡単ですが、さて … それが事実だったら、あなたは他のだれかの経歴を勝手に書いても良いのでしょうか?
# 匿名の臆病者を選択しているので Anonymous Coward 。 [mypress.jp]
Re:「Wikipedia」ならば許されるのか? (スコア:0)
経歴については公開されたものを使用していれば問題無いでしょうが、今度は転載を心配しないといけないんですよね(苦笑)
Re:「Wikipedia」ならば許されるのか? (スコア:0)
Re:「Wikipedia」ならば許されるのか? (スコア:0)
失礼、「非公開」「本人が希望しない個人情報の公開」という趣旨です
Re:「Wikipedia」ならば許されるのか? (スコア:0)
> 転載を心配しないといけないんですよね
> 公開されたものを使用していれば問題無い
technewsworld記事にも有りますが、今回問題になったSeigenthaler氏の偽の略歴は、「Reference.com」と「Answers.com」にも有ったようです。恐らく転載されたのでしょう。
公開されたもの … 当人に確認したものなら危険性はないですが(きちんとした出版物では当然の手順)、公開されているから安全、などという事にはちっともならないです。公開されている「本人には無断」・「いい加減」・「悪意有る」情報は、山のように有ります
特定アジアに見たWikipediaの弱点 (スコア:0)
特定アジア、特に韓国からの投稿や修正が異常に多いです。
他にも「特定アジア」が投稿された時は、結構なIDが削除を主張しましたが、
そのIDの多くの方々が、日本の歴史や人物に対して執拗に修正を行っていました。
本来はノイジーマイノリティがサイレントマジョリティ(の有志)によって淘汰されるはずですが
日本では、蔓延する無関心や無知によって良いように蹂躙されているのが現状です。
Re:特定アジアに見たWikipediaの弱点 (スコア:0)
見習いがウイザードと話すことさえ可能だった
不特定多数を相手に、性善説はとれない
どんな知識や背景を持っているのかわからない人間に
自分の文章を勝手に変えられたくは無い
Web上のシステムは、プログラムだけで上手く動くわけじゃない
知性と善意が、一部の悪意有る人間に踏みにじられるのは見たくない
私は、記事をそこからさらってこようかと思ったことが有る。
貴方の言葉を読んでいると、またその事を考える。
もう、そうした方がいいのかもしれないね。
Re:経緯については (スコア:0)
Re:経緯については (スコア:1)
と思ったのですが、浅はかでしょうか。
「誰でも直せた」んですよね?
直しても直してもまた誰かが同じ事を書く、とかならまあ怒る気持ちもわかりますが。
Re:経緯については (スコア:3, 興味深い)
「Walesは、先ごろ行われたC-SPANとのインタビューで、自分のウェブサイトは
責任あるサービスであり、数千人のボランティア編集者で構成されるコミュニティ
が数分で間違いを修正する、と主張していた。だが、その主張が間違いである
ことは私の経験から証明されている。ここ4カ月間、Wikipediaは私を暗殺の容疑
者とする記述を載せたままにしている」
とあります。
本人の記事に間違いがあり続けたと言うのは一例に過ぎず、
「Wikipediaは間違いが速やかに修正される責任あるサービスである」という
宣伝文句(?)が間違いである、という主張なのでしょう。
Re:経緯については (スコア:2, 参考になる)
その通りです。言葉足らずで、申し訳ないです。
> 本人の記事に間違いがあり続けたと言うのは一例に過ぎず、
> 「Wikipediaは間違いが速やかに修正される責任あるサービスである」という
> 宣伝文句(?)が間違いである、という主張なのでしょう。
ああ、なるほど。納得です。
……って事は、John Seigenthaler氏はWikipediaの宣伝が間違っていると証明するために解決策を敢えて講じなかった、って事でしょうか?
どちらにせよナンセンスな話ですねぇ……
しかし、
「Wikipediaは間違いが速やかに修正される責任あるサービスである」
なんて思っている人はいるのでしょうか?
一々、氏のようなそんなナンセンスな手法を以て指摘するまでもなく、誰でも編集出来るという時点で責任云々とかいう期待は捨てるべきである、と普通の人は気付くのではないでしょうか。
私は、Wikipediaは百科事典ではなく、あくまでフットワークの軽さと節操のなさ(良い意味で)を生かした面白いページくらいに考えているのですが。
Re:経緯については (スコア:0)
wikipediaは投稿記事が正しいか、件の人が正しいかレフリーをすればよかったわけで。
実際には匿名の書き込みを追跡しにくいという便宜の為にwikipedia自身が試合に引き出された形なのではないかな。
#勝手な予想ですが、似た話は腐るほどあるわけで。
Re:経緯については (スコア:1)
端から見ていると、ただの責任転嫁でしかない事を、彼らは自覚しているのでしょうか?
彼らの意見が是とされれば、ただの掲示板だって悪になりかねない気がします。
# その責任転嫁が間違っているとも言い切れない、わけのわからない世の中ですが。
Re:経緯については (スコア:1)
これは何の(法的)意味も無いのでしょうか…?
この件、誹謗中傷なら怒る相手が違うのでは?
というかどこぞの政府による他国メディア買収/情報操作 [wikinews.org]よりマシな気が。
"Stupid risks are what make life worth living!" -- Homer Simpson