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水と激しく反応するのもそうだが、融点が摂氏98度ってのもねぇ。最初に入れた時にどうしたのか知らないけど、これより下に炉の温度を絶対下げられない。下げたら、ナトリウムが「凍って」冷却系の配管がガタガタになる。
一度運転始めたら、開けられない、止められない。今までに同種の冷却システムの実績があればともかく、拠りによって原子炉でそんなハードルの高い実験を開始するんだから。
今までに同種の冷却システムの実績があればともかく、
っ【常陽 [jaea.go.jp]】 (ATOMICAによる実績の解説 [rist.or.jp]) 熊取の詐欺師の怪文書とは言え元コメのリンク先すら無視しますかそうですか。 ああ、もんじゅ以外にナトリウム冷却の実績が無いと言う印象操作がしたかったのなら、失礼。( ´,_ゝ`)プッ
話はちょっとそれるけど、
(ATOMICAによる実績の 解説 [rist.or.jp])
にある自然循環の説明(rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=313)がかなり不思議。
「(軽水炉の)沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器内自然循環だけで定格流量の半分に近い出力で運転を行うことができる。自然循環は、冷却材喪失事故時や、何らかの原因によるポンプ停止時に炉心の除熱をする上で重要な役割を果たす」
ってあるんだけど、福島の事故では崩壊熱すら除去できなかったし、事故後の解説でも軽水炉で自然循環による冷却が可能なんて聞いたことがない(あったら教えて)。
ATOMICAの説明
ちがうよ、ATOMICAは「軽水炉でも自然循環で冷却できる」と言っている。
しかし福島ではそれができなかった。
だからATOMICAの主張が(すくなくともこの点においては)信頼できなくなった。「軽水炉で自然循環できるよ」→だめだった「常陽で自然循環できたよ」→どんなパラメータで実験したの? と不安になるわけで。
ATOMICAは、そうはいっても信頼できるソースだと思っていたが、こんな書き方をするとは残念だ。ということです。
原子力は政策によって研究の自主性や公開性がゆがめられているといわざるを得ない。(ほかの研究も社会からの影響を免れないが、原
ATOMICAは「軽水炉でも自然循環で冷却できる」と言っている。
へー、そりゃー初耳だー。良かったらその部分をポイントしてくれないかなー。(棒 残りの長文は↑が前提なのでマジどうでもいい。
だから、原文を読んで。
↑これはATOMICAの文章のコピペ。(rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=313)
さらに抜き出すと、「沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器内自然循環だけで定格流量の半分に近い出力で運転を行うことができる」
1.ATOMICAの文書は自然循環で定格流量の半分近い出力に対応できると言っている。2.福島の事故では、炉心は緊急停止し崩壊熱のみなので、ATOMICAの想定する出力以下。3.ATOMICAの文書によれば、自然循環で冷却できたことになる。
まだ説明が必要?
原文を確認してくれたんですね。どうも。
軽水炉でもナトリウム炉でも、「自然循環は非常時の問題」だということは、ここに書き込む人には常識じゃないですか?そのうえで、福島の事故では自然循環による冷却なんて話題にすらならなかったということです。だいいち、非常時に働かない非常回路ってなんだ。
あと、「事象の背景を全く無視して文章や文言の一部だけ抜き出し拡大解釈」していると言いたいなら、問題点を具体的に指摘すべきですよ。全文紹介しても短い文章だし。
「軽水炉で自然循環」とATOMICAが言ったことを否定したい、という気持ちは分かります。私もびっくりしました。だからコメントしたわけですし。
でも、都合の悪い事実に目をつぶる態度が、原子力行政や研究への不信を生んでいるということを理解した方がいい。
5号炉が第三世代商用原子炉?寝言は死んでから言えwwwこの原子力発電所の進化を説明した年表によると、 [slashdot.jp]第三世代の原子炉が登場したのは1990年代になってからだ。1978年に完成した5号炉は、第二世代の原子炉だっつーのwww。
東電で第三世代に該当するのは柏崎刈羽の6号機と7号機だけ。あとは全部第二世代でFA。
このまま終わってもいいのですが、読んでる人が何人かいそうなので書きます。
福島の軽水炉と常陽やもんじゅなどナトリウム冷却炉の共通点は、どちらも「日本の原子力政策/研究の産物」ということです。技術的に異なるプラントでも、安全基準やリスク評価などは共通ですし、なにより事業主体の「体質」が共通します。
そしてここに清算すべき問題があるのではないかと。
ATOMICAの文章は、今見ると「トンデモ」でなわけですが、それが通用したところに「日本の原子力政策/研究」の残念さが象徴的に現れていると感じるわけです。大多数の研究者は、そんな感じの
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
液体金属ナトリウムで冷却に未来はあるか? (スコア:1)
高速増殖炉が液体金属ナトリウムでないといけないなら、高速増殖炉に未来はないと思う。
重水とかではダメなのかな、、、
融点98度 (スコア:1)
水と激しく反応するのもそうだが、融点が摂氏98度ってのもねぇ。
最初に入れた時にどうしたのか知らないけど、これより下に炉の温度を絶対下げられない。
下げたら、ナトリウムが「凍って」冷却系の配管がガタガタになる。
一度運転始めたら、開けられない、止められない。今までに同種の冷却システムの実績があればともかく、
拠りによって原子炉でそんなハードルの高い実験を開始するんだから。
Re: (スコア:1)
っ【常陽 [jaea.go.jp]】
(ATOMICAによる実績の解説 [rist.or.jp])
熊取の詐欺師の怪文書とは言え元コメのリンク先すら無視しますかそうですか。
ああ、もんじゅ以外にナトリウム冷却の実績が無いと言う印象操作がしたかったのなら、失礼。( ´,_ゝ`)プッ
Re: (スコア:0)
話はちょっとそれるけど、
(ATOMICAによる実績の 解説 [rist.or.jp])
にある自然循環の説明(rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=313)がかなり不思議。
「(軽水炉の)沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器内自然循環だけで定格流量の半分に近い出力で運転を行うことができる。自然循環は、冷却材喪失事故時や、何らかの原因によるポンプ停止時に炉心の除熱をする上で重要な役割を果たす」
ってあるんだけど、福島の事故では崩壊熱すら除去できなかったし、事故後の解説でも軽水炉で自然循環による冷却が可能なんて聞いたことがない(あったら教えて)。
ATOMICAの説明
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ちがうよ、ATOMICAは「軽水炉でも自然循環で冷却できる」と言っている。
しかし福島ではそれができなかった。
だからATOMICAの主張が(すくなくともこの点においては)信頼できなくなった。
「軽水炉で自然循環できるよ」→だめだった
「常陽で自然循環できたよ」→どんなパラメータで実験したの? と不安になるわけで。
ATOMICAは、そうはいっても信頼できるソースだと思っていたが、こんな書き方をするとは残念だ。
ということです。
原子力は政策によって研究の自主性や公開性がゆがめられているといわざるを得ない。(ほかの研究も社会からの影響を免れないが、原
Re: (スコア:1)
へー、そりゃー初耳だー。良かったらその部分をポイントしてくれないかなー。(棒
残りの長文は↑が前提なのでマジどうでもいい。
Re: (スコア:0)
だから、原文を読んで。
「(軽水炉の)沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器内自然循環だけで定格流量の半分に近い出力で運転を行うことができる。自然循環は、冷却材喪失事故時や、何らかの原因によるポンプ停止時に炉心の除熱をする上で重要な役割を果たす」
↑これはATOMICAの文章のコピペ。(rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=313)
さらに抜き出すと、
「沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器内自然循環だけで定格流量の半分に近い出力で運転を行うことができる」
1.ATOMICAの文書は自然循環で定格流量の半分近い出力に対応できると言っている。
2.福島の事故では、炉心は緊急停止し崩壊熱のみなので、ATOMICAの想定する出力以下。
3.ATOMICAの文書によれば、自然循環で冷却できたことになる。
まだ説明が必要?
Re: (スコア:1)
それのどこに常時と非常時の回路が同一と書いてありますか?或いは非常時の回路に自動的に切り替わると書いてありますか?
# 事象の背景を全く無視して文章や文言の一部だけ抜き出し拡大解釈するって悪徳商法或いは詐欺師や日本の政治の野党質問や
# マスメディアの報道なんかにありがちなゲスい遣り口だよね。
Re: (スコア:0)
原文を確認してくれたんですね。どうも。
軽水炉でもナトリウム炉でも、「自然循環は非常時の問題」だということは、ここに書き込む人には常識じゃないですか?
そのうえで、福島の事故では自然循環による冷却なんて話題にすらならなかったということです。
だいいち、非常時に働かない非常回路ってなんだ。
あと、「事象の背景を全く無視して文章や文言の一部だけ抜き出し拡大解釈」していると言いたいなら、
問題点を具体的に指摘すべきですよ。全文紹介しても短い文章だし。
「軽水炉で自然循環」とATOMICAが言ったことを否定したい、という気持ちは分かります。
私もびっくりしました。だからコメントしたわけですし。
でも、都合の悪い事実に目をつぶる態度が、原子力行政や研究への不信を生んでいるということを理解した方がいい。
Re: (スコア:1)
そして何故同様の条件で被災しながら無事に冷態停止に至った第三世代商用原子炉である福島第一原発の5号炉の事をいとも容易く無視するのかね?
斯様な態度こそ寛容かつ寛大で慈愛に満ちたオレをしてゲスい態度と言わしめるのだよ。
Re: (スコア:0)
5号炉が第三世代商用原子炉?寝言は死んでから言えwww
この原子力発電所の進化を説明した年表によると、 [slashdot.jp]第三世代の原子炉が登場したのは1990年代になってからだ。
1978年に完成した5号炉は、第二世代の原子炉だっつーのwww。
東電で第三世代に該当するのは柏崎刈羽の6号機と7号機だけ。あとは全部第二世代でFA。
Re: (スコア:0)
先のコメントでオレは福島第一の型式を間違ってたのは認めたさ。でも本筋は事故を起こした古い軽水炉とNa冷却炉を混同するなって話でそっちはまだ有効だぜ?
Re: (スコア:0)
このまま終わってもいいのですが、読んでる人が何人かいそうなので書きます。
福島の軽水炉と常陽やもんじゅなどナトリウム冷却炉の共通点は、どちらも「日本の原子力政策/研究の産物」ということです。技術的に異なるプラントでも、安全基準やリスク評価などは共通ですし、なにより事業主体の「体質」が共通します。
そしてここに清算すべき問題があるのではないかと。
ATOMICAの文章は、今見ると「トンデモ」でなわけですが、それが通用したところに「日本の原子力政策/研究」の残念さが象徴的に現れていると感じるわけです。大多数の研究者は、そんな感じの
Re:融点98度 (スコア:1)
ああ、「日本の原子力政策/研究の産物」てのは根拠にならないからね。オレはあくまで工学的なレイヤの話をしてた訳で政治なんてどうでもいいし。