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東海道新幹線の新型ATS装置に不具合
タレコミ by Nekomimi-Maid
Nekomimi-Maid 曰く、
朝日新聞や読売新聞、産経新聞( http://www.sankei.co.jp/news/060412/sha009.htm )の記事によると、JR東海が今年3月のダイヤ改正で導入した新型自動列車制御装置(ATC)に不具合があり、車輌側ATC装置が異常と判断して非常ブレーキを作動させるなどのトラブルが19件起こった事が報道されています。
読売新聞では、不具合の原因を「デジタルATCの車両側コンピューターには一気に大量の情報を処理する想定のプログラム設定がなされておらず、処理能力が追いつかずに列車を非常停止させてしまうケースがあることが判明した。」と説明しており、また他紙においても不具合の原因は車輌側ATC装置にあるということが読み取れるのですが、読売・産経では「ATC装置のプログラムミス」、朝日は「ATCのプログラムに不具合」と微妙に表現が異なっています。
「一気に大量の情報を処理する想定のプログラム設定がなされておらず」という表現から、車輌側ATC装置のソフトウェア開発時の仕様策定における問題とも思えるのですが、それを「プログラムミス」と解説してしまって良いものかどうか……一般的に説明するには「プログラムミス」の方が通りが良いのでしょうか。