Opera ブラウザーの最近のバージョンでは起動時にサウンド付きのスプラッシュスクリーン表示機能が追加されているが、これを消す方法について Reddit では何か月も議論されていたらしい
(
Ghacks の記事、
Reddit の記事)。
手元の環境ではスプラッシュスクリーンが起動時に毎回表示されるのではなく、時々思い出したように表示される。Opera の変更履歴によれば 9 月の
Opera 102 以降でメジャーバージョンアップデート後の起動時にのみスプラッシュスクリーンが表示されるようになったとのことだが、以降も Reddit ではスプラッシュスクリーンに悩まされる人のコメントが続いている。
スプラッシュスクリーンを無効化する方法としては、「chrome://flags/」で「#opera-one-introduction」を「Disabled」にするという方法があるのだが、これではうまくいかなかったという報告もある。とりあえず手元の環境ではこの設定にしておき、次回のメジャーバージョンアップデートでどうなるか見てみようと思う。
このほか、スプラッシュスクリーンを表示する実行ファイル「opera_gx_splash.exe」を削除する方法や、レジストリで実行を止める方法も紹介されている。opera_gx_splash.exe は Opera のインストールフォルダー内にあるバージョン名のフォルダーのうち、最新バージョンのフォルダーに格納されている。このファイルを削除すればスプラッシュスクリーンは表示されなくなるが、次回の更新時には復活する。
レジストリで実行を止める方法は、「HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options」にサブキー「opera_gx_splash.exe」を作成し、文字列値「Debugger」を追加して値のデータを「rundll32」にする、というものだ。この
文字列値はプログラム起動時に使用するデバッガーを指定するもので、「rundll32」を指定するのは何もせずに終了するためのようだ。