糖尿病の症状と対策 病気と健康　糖尿病ほかの基礎知識を目差して参考情報を整理しています。病気と健康の話題に入りましょう。股関節は寛骨臼と大腿骨頭よりなる球関節とで構成されています、いろいろな方向に自由に動く臼蓋関節で、その周りにある、腸腰筋、大殿筋、中殿筋などの筋肉により支えられ守られています。 股関節は、体重を支える重要な関節のひとつであり、常に大きな負担を強いられている関節と言えます。 股関節痛は、何らかの原因によりこれらの股関節自体や大腿骨、その周りの筋肉の炎症などによって生じます。 股関節痛は、足の付け根あたりだけでなく、腰から太ももにかけても、太ももからひざのあたりにまでおよびます。 最初の段階では、太ももの内側や前面、ひざの上やお尻のあたりの重苦しい疲労感として表れるため、股関節が原因で症状がでていることに気がつきにくいものです。 股関節痛の原因として最も多く挙げられるのが変形性股関節症です。 これは関節のクッションや潤滑材として働いている関節軟骨が何らかの原因ですり減ったり、傷ついたりしたために起こる症状です。 また、老化による軟骨や椎間板の機能低下もよく挙げられます。 妊娠中の妊婦さんが股関節が痛くなることがありますがこれは、妊婦さん特有の症状で、出産の準備として骨盤が緩むことが原因です。 20代以降から始まるとされる老化は、全身の関節の軟骨や椎間板の軟骨にも影響を及ぼします。 この軟骨には、骨と骨とをつなぐクッションの役目があり、老化により水分が失われていきます。 水分の失われた軟骨は、クッションとしての機能低下がおこり、軟骨のすべりが悪くなるので軟骨が磨耗していきます。 年月とともに軟骨は擦り切れ無くなってしまいます。