druagaの日記: 海がしょっぱい理由
海がしょっぱい理由を考えてみた。一言で表すと、
「海は一番低い所にある水たまりなのでしょっぱい」
ではないかと思う。もう少し具体的に言うと、
1. 鉱物に含まれる塩化ナトリウムは雨に溶け出し川を流れる。
2. そして一番低い水たまりに流れ込む。これが海である。
3. 海水は太陽光によって蒸発し、再び陸地に雨を降らせる。
この繰り返しで海水の塩分濃度は次第に高くなっていく。
塩湖ができる理由も同じ。
生物が海から産まれたとすると、その体液の塩分濃度は
その頃の海の塩分濃度に近いはず。
生物が海から揚がった後も海水の塩分濃度は上がり続けているだろうから、
1. 体液の塩分濃度が当時とそう変わっていないと仮定
2. 海水の塩分濃度の上昇を表す関数がわかったと仮定
(おそらく一回微分が正で二回微分は負の関数)
という二つを仮定すれば生物が海から揚がった年代が言えるだろう。
陸地に揚がった生物(動物)は体液中の塩分濃度をどのようにして保っている
のだろうか。肉食動物は草食動物の血を飲めばよさそうだが、草食動物
はどのようにして塩分をとっているのか、という点が疑問。
もっと大きく考えると、食物連鎖全体を見た場合に塩分の循環は
どうなっているのだろうか。体液中の塩分濃度の低い動物がいてもよさそうだし、
いろいろ疑問な点は多い。
仮に岩塩を舐める、塩分濃度の高い土を食べる、等で
塩分濃度を保っているとする。
それではそのような塩分の無い土地の場合、そこで動物が生きていくことは
難しいのだろうか。