どうもだめだ。頭の中で面白いと感じていても声に出して笑うわけでもなく。楽しくはあったのだけれど。面白ければ無理矢理にでも笑ってみる、なんてテンションを上げようとはしてみても、続くもんではないよねぇ。優勝はブラックマヨネーズ。目の前でテンポよく進んていく掛け合いに場内は大爆笑でありました。優勝おめでとう。
悪いのはすべて体調管理がなって無かったせいだ。きっちり睡眠をとってなくてその上5時間も漫才見続けていたら集中力も無くなってしまうなあ。録画でいいよね、敗者復活戦は。よくよく考えてみたら生放送で見る必要はない。復活したコンビのネタは本編でもう一回見ることになるわけだし。事前番組も録画でいいでしょう。本編→敗者復活戦→事前番組の順で。
そんな中でも自然に声に出して笑えたのは、決勝の笑い飯でした。ネットで感想を見てみると、評価する向きと、ただふざけ合っているだけと認識する人と、まあ賛否両論のようです。他の人の3回戦あたりの解説を見ていたので、「なるほど、変えてきたな〜」と思えたわけだが、事前に情報が与えられてなくてもはたして同じ感想だったかどうか。これ以上は難しいんじゃないか、との意見は僕も同感なんだが、なんだかんだかであっさり壁を越えてしまうような気も。3年後ぐらいに。
昨日NHKで大喜利の番組があったりしましたが、自分としては大喜利的なものにお笑いの認識が向かっていた一年でもありました。でも最後の最後でひっくり返されたような気が。お笑いにおいて面白いことって言う必要がないように思えた。言ったことが面白ければそれでいいものなのだと。面白いことを言ったとしてもそれで面白がってもらえるかどうかは別の問題なのだと。大喜利的な発想って漫才においてはそんなに必要な物じゃないんじゃないかねぇ?視点が広がったように思えたが、ここから先は真っ暗、理解不能な気もします。こんな年末でした。