を、ちょっと前に見た。
ビミョーな映画だったと思う、個人的には。
もともと、比較的原作ファンなので、原作のポップな部分とかが削られた前回の「GOHST IN THE SHELL」自体もビミョーだと思っていたのだが、今回はさらにビミョーなライン。
内容的にはSACの方が好き(レンタルでコンプリする程度のへたれものですが)
球体間接人形、自動人形(オートマータ)、円盤オルゴールとか、少し前に興味を持って私自身が調べたことがあったので、ほとんどネタばれしちゃってるし。
でも、最後の球体人形ならではの戦闘シーンはすごかった…怖かった…というか、Devil May Cryの敵のようだった…。
ストーリーも、原作からおいしいエピソードを持ってきてつなげたような感じを受けちゃった。
最後も、「あれか…」って感じで。原作みたいに、ギャグっぽく流していたらもっと感じ方も違ったんだろうなとは思うけど。
かなり冗長な印象を受けたな。
もちろん、映像表現は今までに見たこともない空間感覚で、白眉に値すると思う。
街にあふれる「漢字」と「機械」の感覚は、攻殻というよりオリオンに近い印象を受けた。
あれって、やっぱり海外の人にはウケるんだろうな。逆に漢字文化の人にはどうなんだろう??ここも、ビミョーだな。
見終わった後、感動しきりの同行者と周囲のお客さんをよそに、一人でぶつぶつ言っていた。
これを攻殻機動隊として、SFとしてみると、「ムッ」とするところが多いけど、「ラブストーリー」としてみるならかなりレベルは高いと思う。
と、雑多な印象をつらつらと。
DVDがでたら「ラブストーリー」として鑑賞して、また感想が出てきたらここにて報告しよう。