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日記

明治の地形図約900枚分がネット上に 40

タレコミ by nagajis
nagajis 曰く、
#タレコミに挑戦してみる。公開されてからのほうが良いかな。

ITmedia News経由。独立行政法人 農業環境技術研究所(以下農環研)が、明治中期に作成された地形図「迅速図」をネット上で閲覧できるシステムを構築したと発表した(プレスリリース)。18日の研究所一般公開でお披露目され、21日からwebでも利用できるようになる。

「迅速図」(迅速測図)は近代的な地図測量が始まって間もない明治17年頃から24年頃にかけて測量・発行された地形図。関東平野の大部分を2万分の1の縮尺でカバーする。これまでwebには国土地理院の地形図閲覧システムウオッちずがあり、最新の地形図が公開されてきたが、旧版の地形図をまとまった量閲覧できる環境はなかった。Google Earthにオーバーレイできるというのもgeekで面白いと思うし、発信にはオープンソースソフトウェアのGeoServerが使われているとか(こんなOSSもあるんだな。知らなかった・・・)。

ちなみに「迅速」というのは地形図による全国網羅を急ぐため、測量に時間のかかる三角測量をあきらめ、簡易な測量方法によって測量・作成されたという経緯からつけられている。歪みが大きいためデジタル化も大変だろうと思ったが、農環研では以前から迅速図のデジタル利用が研究されていたようだ。

農環研の意向としては『里山の変化を実感し、生物多様性の保全や農業環境の管理に活用してもらいたい』とのことだが、古い道マニアな私にとっては旧版地形図が多量に読めるだけで幸せ。120年前の道筋と今とを見比べるだけでもいろんな発見がある。皆さんはどんな利用法を考える?

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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