okd 曰く、
Windows XP SP3 は、次のサービス パックがリリースされた日より 24 ヶ月間、もしくは製品のサポート ライフサイクルの終了日までのいずれか早いほうがサポートの対象となります。
製品のサポートライフサイクルの終了日は、2014 年 4 月 8 日 (米国時間)です。
http://www.microsoft.com/ja-jp/business/deployment/documents/eos.aspx
いまだに自分の周囲ではWindowsXPとOffice2003を使っている。
家族のPCにはいっているのも自分が組んだ1台を除いて全部XP+Office2003のマシンである。
それらのPCは最低1GBぐらいまでメモリをアップグレードしているが、大本はメモリ256が当たり前の時代のハードだったように記憶している。
たまにオンラインで買い物をする時もあるので、OSのサポート終了頃にはOSの更新か、ハードのリプレースをやってあげなければいけないと思っている。
しかし親は、会社(自営)ではXPマシンのほかに、未だにリコーのSW86/SW87(http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/pc/1997/0708.html)を使用しているので、サポートが切れた後でも平然と利用するように思える。
さすがにインターネットはキツイと思っていたが、SW87ではたまに父が釣り情報を見るために、インターネットを閲覧しているようである。
おそらく、その当時の基準で作られて今まで続いているサイトなら、そのまま問題なく閲覧できるから不便を感じていないようだ。
親の使い方は基本的にネット・メール・ワープロ(Officeをワープロとして)の3点拍子で、マクロ等も使っていないので似たようなインターフェイスのものに置き換えてあげれば何とか移行は可能だと思われる。
もはやXPは古いOSの仲間入りをするであろうが、そういった場合、置き換えとして適してるのはどういったものであろうか。
1.Windows XP Embedded (~ 2016/01/12)を使う。
2.Windows 7(~2020/01/14)を使う。
3.Linuxなどのその他のOSを使う。
4.諦めてノーガード戦法
3・4を再教育の労力や、使ってる断固回避したい自分としては最早結論は出ており、同じハードに無理やりWin7を入れてあげるしかないようだ。
・・・ここまではWindowsの話。
Office2003の置き換えこそが今一番の問題ではないだろうか?
ファイルの読み書きの速度やマクロ同梱については.xlsbである程度は解決できると思う。
なまじ最新OSに入れても動いてしまう2003だが、自分が仕事で利用しているシートの2003世代マクロを2007以降で動作させると、速度が恐ろしく遅い。
「画像の位置を極力ずらさないように行の並び替えを行う」マクロが前任者によって作成されていて、第一世代Ci7マシン上で、前者だと2時間かかるが、同じマシンでも2010だと5時間以上かかってしまう。
更にOffice2003ではマクロをぶん回さないような通常動作も軽快だ。
ある案件では、画像を含めた「ワープロとして使われているエクセルシート」の行が1万行程あり、その上で、大量に貼り付けられている画像のうちその1個を適切な位置になるようにずらしていく。
これだけでOffice2010だと5秒ぐらいフリーズしてしまう。行の高さの変更も同じぐらいフリーズしてしまう。
Office2003と同じ環境・動作を期待してはいけないと思うのだが、これでは移行も中々進まないと思う。
自分の部署としては、マクロと無意味なデータをを使った編集環境を刷新したいのだが、クライアントがOffice2003で閲覧しているという環境を刷新できないということでどうしようもならない。
流石に2003をサポート切れても使い続けていただくわけにはいかないと思うが、クライアントがいつのタイミングでリプレースするかは全く話があがってこない。
しかし、マクロや行操作などの挙動の遅さを考えると、そのときがきても2007以降のOfficeに簡単に乗り換えていただくわけにはいかないと思う。
動作については、マクロのSelectionを全て置き換えるなどの対策を行ったが、2003上で動く旧来のマクロに2010が倍以上の時間がかかるという酷い状態だ。
どのようにすれば、Office2003の置換をできる程度のマクロ・行操作の処理速度を2007以降上で実現できるのだろうか・・・。
もっとも、置き換えられないならセキュリティなんて気にしないで乗り換えないでそのまま使えばいいという考えも間違っては居ない気がするが・・・。