このところ各種媒体で取りざたされてきたUMPCだが、富士通から製品が発表された。(プレスリリース) 「世界最小! 超小型・超軽量」とうたっているだけあってそれなりに小さく軽そうだが、操作性とバッテリ稼働時間の実力が気になるところ。 お値段も14万4,000円～とこの手のニッチなマシンとしては割と頑張ってるが、気軽に手を出せるというところまではもう一歩といったところか。 このマシン、/.J諸兄はどう見ます？

ロイターなどが、米FTCはRambasが不法にメモリ関連技術を独占していると判断した、と報じている。(FTCのプレスリリース) どうやら、JEDECでのSDRAMやDDR-SDRAMの企画策定時における活動や同時期の特許取得(や補正)において、不正があったと認識しているらしい。 Rambasの株価は早速急落しているが、メモリ市場や技術トレンドに影響はあるのだろうか?

CNN Moneyなどによると、これまでIntel製CPUのみを採用してきたDELLがAMD製のCPUも採用するとのこと。まずはハイエンドサーバ向けにOpteronを採用するようです。 AMDからはプレスリリースがでてました。 DELLのマシンも一長一短はありますが魅力的なマシンも多いので選択肢が広がるのはいいことかなと思います。また、IntelとAMDのシェアの差がDELLのAMD採用によってさらに縮まることが予想されますので、2社間の競争による技術の進歩がと低価格化が促進されるかもしれません。

AV Watchによれば、TOTO(東陶機器株式会社)がMP3ファイル再生機能付きのウォシュレット一体型便器を発売するそうだ。 「TOTOが‘02年に行った調査では、「トイレ内にあったらよいものはなんですか?」の問いに、AV機器を挙げる方が多く第2位に入りました。」とのことで、MP3再生機能が付加されたらしい。また、香りを発生する機能も搭載し、あわせてリラックス効果を得られるとしている。 いろんな曲を試してみれば、おつうじにいい一曲が見つかるかもしれませんね。

Yahoo!Financeによればトランスメタはライセンス事業による収入に注力するとのことです。記事によれば、同時に、プロセッサ事業(Crusoe,Efficeon)について見直しを行うとのことで、x86互換プロセッサから撤退するかもしれません。 撤退が決まれば、低電力・高効率プロセッサの数少ない選択肢が減ることになるのでとても残念です。 NIKKEI.NETにも記事がありました。

富士通研究所が「電子ペーパー材料でコピー用紙と同等の表示品質を実現」として新材料の開発を発表した。 どうも従来のものと比べて「白い」「コントラストが高い」のを売りにしているようだが、どの程度改善されてるのか、あるいは、どのような特徴の方式なのかいまいちよくわからない。 /.J諸賢の解説を求めるところである。

MYCOM PCWEBが、 「水を流して携帯電話を充電! 未来の実用化を目指して研究開発中」 と題して、水の流れを利用して発電する新技術をとりあげている。 記事によると、「水が固体表面を移動するとイオンの摩擦で固体表面に電化を帯びさせる」作用を利用するとのこと。記事では詳細について記述が無いため、ぱっと思いつくだけでも、水を移動させるための入力エネルギーに対する出力電力の効率など、本質的な部分で懐疑的になるというか気になる部分もある。 とはいえ、実用化されれば、水力発電所の高効率化なども期待できるのではなかろうか。 そうはいっても、タイトルの「携帯電話の充電」はあらぬ方向へ飛躍しているような気がしないでもない。

KDDIは、本格的歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」の提供及び業界トップクラス200万画素CCDカメラ、FMラジオチューナー、録画テレビ番組再生等様々な新機能を搭載した第3世代携帯電話5機種を10月下旬から発売すると発表した。 残念ながら、プレスリリースにある新機能(EZナビウォーク(GPS),2MCCD,FMチューナ,テレビ再生)を全て盛り込んだ端末は無いようだが、それぞれそそられるものがあるのは間違いない。 /.Jの諸兄はどの端末に目をつけるだろうか。

早稲田大学が、財団法人日本情報処理開発協会、産業技術総合研究所、(株)日立製作所、富士通(株)と、 最新並列コンピュータの性能を10倍以上高速化する技術を開発したそうだ。 ニュースリリースには最大10.7倍、平均3.5倍とあるので、見出しは少々大げさな気もするが、3倍でも結構すごいものだと思う。 タレコミ者はこっちの方面には疎いので、今回開発された技術について./Jの 識者の雑談を聞いてみたいと思う次第。

PCwatchによると米IBMと米Butterfly.netがSCEIと PS2向けのツールとミドルウェアに関する契約を締結したそうだ。 IBMのニュースリリースによると、Dual−Xeonのブレードサーバを14枚搭載し、グリッドシステムによって100万人以上の同時プレーヤーをサポートするそうだ。 サーバを動的に再構成することによって負荷を分散したり、ゲームを中断せずにメンテナンスをおこなったりできるとのことなので、 「サーバが重い」「メンテナンスの時間が苦痛だ」などど思うヘビーゲーマーにが 朗報ではないだろうか。