備忘録的に。
去年の暮れから仕事が立て続けにGUIの設計&実装ばっかりなんだけどゲイツ準拠のGUIしか仕様が切れない。
Q.「どうして?」
A.それは、ゲイツOSで動くアプリだからです。
ミもフタもないんだけど、それしか正当な答えが出せない。
色々考えたけど、一番筋がとおってるし、自分が使う側に回ってみれば、ゲイツ準拠じゃないアプリが、たとえどんなにすばらしいものでも、ちょっと腰が引けてしまう。
たとえばダイアログの[OK]ボタンが右側に配置されてるとか。最近は無料有料問わずあまり見なくなったんだけど。
そういう意味ではWinMXのサーバ関係画面のGUIはある意味凄いと思う。
最近、とみに、画面イメージと動作仕様をしこしこ作りながら、「優等生っぽくてつまんねえな」と思うようになってきた。書いてる本人は不良社員の見本みたいなモンなんだけど。
僕がパソコンを触りだした頃はまだまだCUI全盛の時代で、そりゃもう巧みなエスケープシーケンスで構成された画面ばっかり眺めてた。
けど今はマウスが刺さってないマシンで作業をするのには、相当の根性と鍛錬を要求されるわけで。タブオーダーがワヤなのはともかく、ろくすっぽタブフォーカスがあたらないオーナードロウばりばりのアプリとかはどうしようもない。
あと、Explorerは専ら[窓]キー+'E'で起動させてるんだけど、毎回毎回毎回マイコンピュータから潜って行くがそろそろ嫌になってきた。
そんなわけで、僕が使うマシンのデスクトップは、必ずQuickLaunchを画面左端にへばりつかせて、頻度の高いショートカットを縦一列に並べている。
で、参照頻度の高いディレクトリへのアクセスは、Explorerに/eオプションで指定したショートカットを作って、QuickLaunchに並べてあるんだけど、5つ以上同じアイコンが並んでると非常に見栄えがよろしくない。
そりゃcmd.exeにタブ補完をつけてずかずかタイプしてきゃあいいんだろうけどさぁ。
悶々としてたら、やっぱこういうアプローチはアリなんだなあ、って思わされた。
そうなんだよアニキ!二次元的アプローチばっかじゃダメなんだよ!ウィンドウアルファブレンドとか、シェーディング効果だけじゃダメなんだよ!
映画やアニメやマンガで見かける「未来の画面デザイン」、アリじゃないすか。たとえCPUリソースを食いつぶしたとしても。
とりあえず手始めに、愉快げなラウンチャから作ってみようっと。