quppaの日記: 他人の無責任な口出し
日記 by
quppa
仙台の中心部はすでに復興しています。にもかかわらず、仙台からボランティアに来る人は少ないのが現状です。
どうやらこの人は沿岸部も中心部も同じ一つの被災地と考えてるのかもしれないけれど、中の人たちとしては、必ずしもそうでもなかろう。
溺れている人に安全な陸から浮き輪を投げ込んでみたという人が「あいつはそばで泳いでいるくせになぜ助けに行かないんだ?」と非難している構図になってはいないだろうか。
この方はずっとボランティアをしてきているのですが、「回りの友人や地元民からは『なんでそんなことをしているんだ?』と言われ、まるでボランティアをしている自分の方がおかしいと言われているような感覚」だと話してくれました。
「たとえ自分が泳いでいるすぐそばに溺れている人がいたとしても、下手に助けに行くと自分まで溺れてしまうから、うかつには行動するな」などと言われることはよくあるわけで。
当然のことなが、溺れている人も、そばを泳いでいる人も、自身が可能だと考える最大限のことをしているわけで、たとえそばで泳いでいる人が溺れている人を助けに行かなかったからといって、海の中にいる人たちが陸で浮き輪を投げてみたという人から「おまえらやる気あるのか?」と口出しされる筋合いはないような気がしないでもない。