shiokiの日記: 今日の覚書
-
「同社によると、曲がる液晶ディスプレーはこれまでプラスチック基盤上で開発されてきたが、熱に弱いプラスチックではTFT液晶の性能を十分に引き出せなかった。今回、ガラス基盤を薄くしてプラスチックと張り合わせる技術を開発し、曲面表示が可能な800×600ドットの高精細ディスプレーを実現したという」
-
「同社T・J・ワトソン研究所の研究者らは今年4月、CNTによるトランジスタ列の形成に世界で初めて成功したと発表している。今回の成果について、研究者は「シリコン製トランジスタを上回るカーボン・ナノチューブの開発に成功したことで、実用化に向けた多くの研究に道を開ける。カーボン・ナノチューブは、10~15年後にシリコン素子が小型化の物理的限界に達した時、シリコンに代わる最有力候補となっている」とコメントしている。」
-
「要するにデータを消し去りたいときは専用ソフトを買うか、ハンマーでハードディスクを叩き壊せというわけだ。だが、ちょっと待ってほしい。自分のパソコンのデータを消すのになぜ高い有料ソフトをわざわざ買わねばならないのか。そのような機能が初めから組み込まれていないこと自体が問題ではないか、さらに言えば、自らのシステムで簡単に消去できないOSの設計思想の欠陥ではないのか。」
-
上記の記者と同様の感想を抱くヒトはあんがい多いのかも知れない。しかし、欲しい機能があるなら自分でプログラミングして作る......という自助努力こそがコンピュータの世界だったはずだが。
-
「同社によると、既存店の売り上げが前期比で20.4%落ち込んだのが主な原因。昨年4月に家電リサイクル法が施行された影響で家電消費が伸び悩んだほか、パソコンの売れ行き不振も響いた。今後は、引き続き新規店舗を開設する一方、売り上げ不振の既存店の閉鎖を進め、インターネットを通じた販売などに力を入れるという。」
-
「米パームは20日(米国時間)、同社のPDA「m500」と「m505」が、精油所や化学工場で使用されても引火の恐れはないとする、国際的な安全性認定機関、アンダーライターズ・ラボラトリーズ(UL)の認定を得たと発表した。PDAがこうした認定を取得したのは初めてという。 石油会社などが施設内でPDAを利用できるようになり、業務の効率化を図れる。」
アジレント,WECA公認のWi-Fi認定機関を高井戸オフィスに設置
-
「Wi-Fiに準拠した無線LAN製品の相互接続性については,業界団体のWECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)がテストサイトを設置し,認定作業を行っているが,これまでは米国および英国の2カ所にしか存在しなかった。」
-
「このたびアジレントが設置するICLは,WECAより公式に認定を受けたもの。国内でもWi-Fiの相互接続および互換性に関する試験を受け,Wi-Fiのラベルを付けることが可能となるため,無線LAN製品ベンダーの負担が減るとともに,Wi-Fi対応の無線LAN製品の普及加速が見込めるという。」
レッドハット,基幹システム向けLinux「Red Hat Linux Advanced Server」を発表
-
「Red Hat Linux Advanced Server 2.1は,高い信頼性や長期にわたるサポートなど,基幹システムで必要とされる機能とソリューションを提供する期間システム向けのもの。大規模環境に最適化され,製品のバージョンアップを定期的に提供,大企業での計画的な採用を支援する。」
-
「同社は1919年(大正8年)に「旭光学工業合資会社」として創立。1938年(昭和13年)に現社名となった。1952年に国産初の一眼レフカメラ「アサヒフレックスI」を開発、1957年にペンタブリズムを採用した一眼レフカメラ「アサヒペンタックス」を発売した。同社が発明したクイックリターンミラー方式は一眼レフカメラの使い勝手を大きく向上させた。」
PC 7万5000台で筋ジストロフィーの治療法解明に取り組む
-
「フランスでテレビ放送された筋ジストロフィーのための長時間番組が反響を呼び、Decryptathonプロジェクトはその後に立ち上げられた。目的は短時間かつ低コストで、50万のタンパク質を分類するために必要な計算を素早く低コストで処理すること。このプロジェクトで得られた結果は遺伝子病を研究する科学コミュニティを支援することになる。」
「.NP」(ドットニッポン)はドメイン不足解消の切り札となるか
-
「オープン・ネットワーク・エンタープライズは、現在の日本のトップレベルドメイン「.JP」に加え、あらたに「.NP」(ドットニッポン)の提供を開始すると発表した。オープン・ネットワーク・エンタープライズは、.NPのNICの権利を取得、日本向けに、あらたな第2レベルドメイン(SLD)を650追加して提供する。この、多数のSLDを用意するというのは、現在の.JPドメインの運用方針とは大きく異なる特徴的なもの。」
-
「.NPは、もともとネパールのccTLDだが、現在ネパール国内で提供されている6つのSLD、「COM」「NET」などはそのままネパールで提供されるため、ネパール国内への影響はないという。」
-
「追加される650種というSLDは非常に膨大だが、これは今後のドメイン需要の拡大に対応するためのもの。650のうち550種類は総務省の「日本標準産業分類表」の分類や各種団体名称、都道府県名、道州名などを用いて割り当てている。「DK」なら「道路貨物」、「KR」なら「建築リフォーム」といった具合だ。また、現在の.JPで提供されている「CO」「OR」なども、JPと同じ用途で提供される。残る100種類は、個人向けに2桁の数字(同社は「背番号」と表現)となる。同社では、SLDを大量に用意したことで、ドメインの不足や、それによって起こる係争を減らすことができるとしている。」
-
「「消費不況が続く中、外国人旅行者向けのビジネスは隠れた成長市場。特にアジアからの旅行者は、値段の高い日本製の最高級品から買っていく傾向がある」と、同店を立ち上げた阿部英行アッキーインターナショナル社長は話す。何も宣伝していないにもかかわらず、開店から10日間で高級ノートパソコンが30台、60万円のPDP(プラズマ・ディスプレー・パネル)テレビが4台、22万円の電動マッサージいすが3台も売れたという。」
-
「企業がスポーツ活動を切り捨てる事態はこの数年、雪崩を打って加速している。野球、陸上競技、バレーボール……。バブル全盛期には、雨後のタケノコのようにアメリカンフットボールチームを創設した銀行業界も、本業が怪しくなると、たちまちチームの運営から手を引くところが続出した。」
-
「書き出せばきりがない。今回は、企業に見捨てられた現実を正面から受け止め、次のステップを踏み出さない限り、日本のアマ・スポーツ界の未来は描けない、ということだけをいっておきたい。」
-
「近ごろ思うことの一つに「戦争体験力」っていうものがある。きっかけは我が母。もうじき70歳。専業主婦歴45年。連休にちょろっと会って話したのだが、「小泉さんは嫌い。戦争好きそうだから」と言っていた。冷たい娘なので、それ以上に会話さなかったが、多分、有事法制とかなにやらが言われていることを、彼女なりにとらえたのだと思う。その昔、時々彼女から「自分は縁故疎開だったが、学童疎開の人はどんなにか大変だったらしい」とかいった話を聞いていたことなどを思い出した。」
-
「 物事を考えるひとつの軸として彼女には「戦争体験」があり、それは「力」ではないか、と思った。いまの日本にそういう「力」が足りないから、なんかおかしなことになってるんじゃないかなあ、と。これから「戦争体験力」を持つ人は、どんどん減っていくから、ますます日本はダメになるなあ。」
-
「ここで上坂先生の登場。我が母などを引き合いに出すのも失礼だが、「戦争体験力」というものの存在を、わたしはこの本で確信した。」
-
「上坂先生はわかっている。もちろん、単純な善悪ではない。が、わかっている。その軸に「戦争体験」があって、それゆえ彼女はすごくきちんとした人だ。そのことを査証する記述には事欠かない本だ。これ以上、引用はしない。読めばよくわかるから。」
-
「小里んさんは、十八歳のとき小さん師匠の内弟子に入って以来三十数年間、柳家小多けで前座、二ツ目時代を過ごし、真打昇進のとき現在の柳家小里んを名乗った、ばりばりの小さん門下生だ。彼にとって小さん師匠は、芸界で直系、父親的存在でもあるのだ。 八十七歳。今年に入って衰えが目立ってきていた。だが、いきなりどうこうという感じではなかったという。それが唐突に逝ってしまったのである。」
-
「先月、国立演芸場で演じた小里ん師匠の「猫の災難」は、小さん風味がほどよく出、肩の力がうまく抜けていて、なかなかいいできだった。これからは、彼の噺を聴いて、小さん師匠を偲ぶことになるのだろう。」
-
「いますぐにそれらの詩のすべてがわからなくてもいい、先々の人生のどこかにおいてそのような詩があったということを誰かひとりでもよいから想い出してくれさえすればいい、そして、必要ならそれらを心の糧にしてほしい――おそらく、定塚さんの胸中深くには、巣立ち行く教え子たちに対するそんな切なる願いなども込められていたに違いない。」
-
「もちろん、定塚さんが、高名な詩人の作詞になるシューマンやシューベルトの歌曲を長年歌い続けてきたという背景はあるだろう。だが、たとえそうだとしても、いまどき中学生にそのような詩を真剣な気持ちで贈ろうとする教師がいったいどれだけいるだろう。また、そういった一教師の教育に対する熱意を評価する大人たちがいったいどれほど存在することだろう。」
-
「口々に世のの不景気を嘆きはしても、魂のこもった一連の言葉が未来の世界に対してもつ重要性など、我が国の大人たちのほとんどはもはや意に介してなどいないことだろう。中学生や高校生の国語力をはじめとする学力の低下が危惧されているが、それはひとえに大人たちの責任なのであって、けっして子どもたちに責任があるわけではない。重々しいその口調と身振りにもかかわらず、命の鼓動の伴わぬ言葉しか吐くことのないどこかの国の政治家などは、小さな泉でもかまわないから、清冽な命の言葉の湧き出でる真の泉をもう一度探しなおしてほしいものだ。」
-
「いまこの国に重要なのは「米百俵の精神」そのものよりも「米百俵の精神」を生み出すことのできる根源的な土壌の育成のほうであり、ベストセラーを狙った数々の日本語ブームの書籍そのものよりも、創造的で完成豊かな日本語を生み出す社会環境や生活環境のほうなのである。たとえば、名プレイヤーの個性的な運動フォームを真似することはできたとしても、そのような見事なフォームを生み出せる筋力や反射神経、バランス感覚などを身につけるのは容易でない。そういったものは、ほどよい精神的な感動や緊張感、さらには数々の身体的なリスクや生活実感が自然なかたちで混在する環境の中で、それなりの長い時間をかけて徐々に形成されるものだからである。」
-
「アルゼンチンの経済の混乱は4年目に入っているが、国民の半数以上が税金を納めていないという状況で、公共機関の支出は削減される一方。ピントさんは「うちの町のやり方はうまくいっている。おかげで犯罪もなくなった」と話している。」
-
「シャープは5月21日、国内では初となるIEEE 802.11eのデモンストレーションを披露した。802.11eは、ワイヤレスLANで動画などのマルチメディアデータを伝送するため、QoS?の機能を付加する規格だ。「年度内には標準化が終了する見通し」であり、シャープはこれを液晶TV「AQUOS」や「Mebiusノート」に組み合わせ、ホームネットワークに応用する考え。」
-
「デモンストレーションは、IEEE 802.11aとIEEE 802.11eを組み合わせて行われた。最大54Mbpsの帯域幅を活かし、HDTV(24Mbps)1本、もしくはSD(6Mbps)×3本を一度に伝送できる。」
-
「2002年5月,Linux 用の Acrobat Reader 5.0.5 が出ました」