ライフハックだの、知的生産性を10倍にアップするだの、いろいろ人気を集めていますが、あいも変らずExcelを使っていませんか? そこで、Q1:ぜひ、こんなことまでExcelを使っちゃっているぜ、という自慢話を聞いてみたい。Q2:なぜ、こんなにもExcelを使っちゃうんでしょう。Q3:こういう場面ならExcelより、こちらがおすすめ！ なんていうのを情報処理に長けたスラッシュドッター諸兄にお尋ねしてみたい。

ワイズノット(通常営業中)のポータルサイトNEXTWISEに「なぜExcelは、こんなにも使われているのか」という記事が掲載されている。ここでは、『 1. すべてのデータを広げた「表」の上で扱う』『2. その表をダイレクトに操作する』『3. マス目とデータに関する処理を「数式」で自動化する』『4. マウスによる簡単な操作と実用的な表現力』が、Excel(というか表計算ソフト)の強力さのポイントだとしている。また、マイクロソフトのBI関連製品担当プロダクトマネージャである米野宏明さんは、自身のブログで、Excelは「最強の エンドユーザ コンピューティング ツール」であると述べています。さてさて、あなたのご意見やいかに。

NewScientist Tech記事経由、マンチェスター大学のプレスリリースより。 グラフェン（graphene）は炭素の単原子シートであり、以前からナノテクノロジー研究の対象となっている物質であった。 この物質の特性を研究したマンチェスター大学、ロシアInstitute for Microelectronics Technologyやオランダラドバウト・ナイメーヘン大学、アメリカミシガン工科大学物理学科との合同研究チームは、電子移動度がシリコンの百倍以上もの値である200000 cm^2/Vsに達することを発見したという。これまで知られているカーボンナノチューブやアンチモン化インジウムといった素材以上の適性を示しており、非常に有望な素材だと研究に参加したAndre Geim教授は語っている。 グラフェンがシリコンを置き換えるようなことは20年以内にあるとは考えられないと教授も認めているが、今後3年から５年以内にガスセンサーやテラヘルツ発振器／検出器といった装置へ応用されるようになるのではと期待しているそうだ。 この研究成果はPhysical Review Lettersの11 January 2008号にも掲載された。

ITProのコラムに 日立ソフトウェアエンジニアリングで健康管理統括センタ長を務める 医師の辻正弘氏を取り上げた記事があるのだが、 ソフトウェア業界では、うつなどメンタルな病にかかる人は他産業の10倍にもなるとのことである。 その原因は、技術者を増やしても生産性が上がらないこと、 PCによるテクノストレス、そして人間関係の苦手な人が多いことという、まあ定番的な答なのだが、 その対処法も残業を減らす、規則正しい朝型生活を送れるようにするといったことに尽きるようだ。 何となく現状は分かっていた気がするが、現場の医師に言われると納得してしまうな。

マイコミジャーナルの記事に取り上げられているが、 Predicting the winner of the 2008 US Presidential Elections using a Sony PlayStation 3 という、一見、ソニーのPS3を計算に使用した2008年米国大統領選挙の結果予測に見えるが、 実は特定のファイルにMD5アルゴリズムを使用してハッシュ値を算出し、それを使用した一意性の保証はもはや意味がないことを示すという デモサイトが公開されている。 サイトでは、全く同一のMD5ハッシュ値をもった、異なる候補者名が記載されたPDFファイルが公開されており、 PS3で演算が実現してしまう程度、MD5ハッシュ値衝突を発生させることができるということである。

アップルは12月19日にSecurity Update 2007-009(1.0)を配布するも、Safariがクラッシュするというバグを混入させたため4日後にSecurity Update 2007-009(1.1)を配布し直した。

Security Update 2007-009(1.0)をインストール後Safariがクラッシュするという報告が、すぐにApple Discussions投稿され、すぐに再配布されたものである。

じつは、最近のAppleのアップデートで、iPodの５G用とclassic用のファームウェアがちょっとテストをすれば出てくるようなバグがあり、かなり早い周期でアップデートされた。しかし、このバグのあるバージョンはいつの間にか、アップデートできずに、新しいものが出てきた時点で、それがアップデートされた。 その間、その前のファームを使用しているユーザ（タレコミ子）の、「アップルのページに記載されている最新ファームにアップデートされないのはなぜだ？」と要らぬ混乱を誘った。

そういうことを、短い間に見せられたMacユーザのタレコミ子はAppleのソフトウェアテスト体制に不安を感じる今日この頃である。

先日発表があったシャープと東芝の液晶分野での提携発表に引き続き
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=178241&lindID=4
松下電器産業、キヤノン、日立製作所の3社が薄型パネル事業で提携すると発表しました。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=178280&lindID=4

日立製作所が全額出資していた液晶パネル子会社、日立ディスプレイズhttp://www.hitachi-displays.com/の一部売却し
日立製作所(50.2%)、松下(24.9％)とキヤノン(24.9％)へと出資比率がかわり

松下電器産業、キヤノン、日立製作所のグループから離脱を表明した東芝の合弁会社
日立ディスプレイズ(50%)松下電器産業(30%)、東芝(15%)が共同出資していたテレビ用液晶パネル製造会社
ＩＰＳアルファテクノロジhttp://www.ips-alpha.co.jp/company/overview.html（千葉県茂原市）を松下が子会社化にするとの事

これで、液晶パネル事業の
「東芝―シャープ―パイオニア」「松下―日立―キヤノン」「ソニー―韓国サムスン電子」 グループでの競争が激しくなりそうです。

ITproの記事によれば、 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 石川浩氏が、 IPAのシンポジウムにおいて、 JEITA，JISA，CSAJ，JUASの会員企業を対象にした調査において 約43%の企業が「著作権によるソフトウエアの保護は不適」、約45%の企業が「特許によるソフトウエアの保護は不適」 と回答し、約15%の企業が取得した特許を放棄したり、他社に対して権利行使しないことがあると回答したことを明らかにしたそうだ。 この結果から、日本国内ではソフトウエア特許の主な取得目的が「自ら使う」ためではなく 「防衛」となっており、ソフトウエア特許は企業にとって「投資」よりも「コスト」の意味合いが濃くなっているとし、 よく分からないが、「一定の権利制限がソフトウエア分野全体のイノベーションを促進する」という流れで話を展開したようだ。 コストになっているのに、イノベーションの促進というのは微妙なところです。