flash 曰く、

SNSという「フロンティア」の開拓期にピリオドが打たれた。
　株式会社ミクシィは27日、同社サイト上で、年齢制限緩和、「オープン制」への移行、API限定的公開など含む運営方針の転換を発表した。
「『mixi』の今後のサービス展開について」(プレスリリース)。
　内容は、今後、同社が「mixi」を基軸にして他社との協業をすすめ、過度のユーザ獲得競争を避ける一方で、SNSサービスのインフラを握ることで、PC向けのカジュアルなポータルサービスを運営する業界内での地位を、さらに確固たるものとしたい意図をうかがわせるもので、この発表は、日本国内でのSNSサービスの競争が新規ユーザを開拓する時期から、安定期に入ったと、同社が認識していることの反映だと考えられる。一方の、携帯電話向けポータルサービスではモバゲーTOWNなどを含めた各サービスの競争がつづいているものの、このような方針転換は、SNSサービス業界全体としては、競争が一段落しつつあることを証明する出来事といえるだろう。
　またリリースでは詳しく説明されていないが、2009年春公開予定となっている、「『mixi』以外のサービス・アプリケーション・端末において、『mixi』のデータを活用して、付加サービスや新サービスの提供を可能にする「mixi Connect」」についてはパートナー限定ではないともとれる表現がされており、一般にも公開されるかどうかが、Webサービスを趣味で作る者としては気になるところだ。

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suguro 曰く、

放送局によるネット配信がにわかに話題になっている折り、ひと足はやくも5月 23日から7月31日までNHKエンタープライズ制作で「ニッポンの挑戦〜インターネットの夜明 け」と題するドキュメンタリムービーをYahooが配信しています。 前編・後編それぞれ12話ずつの構成になっており、CMを挟んでさらにそれぞれ PART1/2に分かれて提供されているので、オンデマンドなテレビ番組さながら。 前編でやけに村井純氏が登場するのがタレコミ子としては可笑しいのだけれど、 全編を通じたプロジェクトXの匂いが、安っぽいイメージのある従来のネット動 画とはひと味違った新しい取り組みを感じさせます。 先のストーリ、中国 政府がVoIPの規制を検討でも日本のインターネット黎明期を思い出させるg議論がありました。 FUJI XEROXのPRをしているお姉さんがかわいいのはまぁ余談ですが、あらゆるも のがインターネットに置き換えられつつある今、わが国での歴史を考えるにはい い時期かもしれません。学生諸君は夏の自由研究の参考にするのもいいでしょう。 公開終了は間近なので（前編は6月30日まで掲載と謳っているのにまだ視聴できますが）、興味あるかたはお早めに。