![日記 日記](https://srad.jp/static/topics/journal_64.png)
yossy2012の日記: Kindle Touchのアップデートが来ていたので適用したらレスポンスが早くなって快適でござるの巻
http://www.the-digital-reader.com/2012/01/16/kindle-touch-updated-adds-skynet-color-screen-and-more/
↑こちらで見かけたのでやってみた。
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html/?nodeId=200790650
↑ amazon の公式でのダウンロードはこちら。
アップデート方法は簡単だった。上のアマゾンのリンクから .bin ファイルを落としてきて、ホーム → Menu → Settings → Menu → Update Your Kindle である。5分ぐらいで終わる。ちなみに5MB程度のbinファイルである…これが全体のOSなのだろうか?だとしたらずいぶんとコンパクトだ…あまりに小さすぎるのでパッチではないかと思ったり。ちなみに以前脱獄してみたが内部は Linux でした。よく知らないが組み込み Linux ってやつなんだろうか。PS3 が FreeBSD ベースと聞いていたので何となく FreeBSD じゃないかと思っていたけど(←我ながらあまりに安直なアナロジーである)違った。
さて感想としては、全体的にレスポンスが早くなった。このレスポンス性改善の証明はなかなか面倒だが、Kindle Touch で単語を選択してポップアップ辞書が出てくるまでの時間で示してみるとしよう。
ちなみに私の Kindle Touch のポップアップ辞書、東村ジャパンという何とも言えない怪しげな社名の会社から購入した Kindle Touch 最適化版英辞郎である(特に問題ないどころかすごく良い)。
測定方法だが、単語にタップして選択状態にして手を離してポップアップしてくまでの時間だ。単語にタップした瞬間にストップウォッチを押して、辞書内容が表示されたら止めている。3回ぐらいやってみた。
4.0 sec (Kindle Touch の OS ver 5.0.0←購入したとき版)
2.5 sec (Kindle Touch の OS ver 5.0.3←今回導入した最新版)
という結果になった。なかなか早いぞ…!3~4割早くなったといえるだろう。実際ページ送り等も素早くなった印象だ。ちなみに大雑把な測定なので、こんな適当なのは許せない方はご自分でどうぞ。
2.5 secで辞書が引けるとはいい時代である。これをイノベーションと言わずして何と呼ぶ。紙の辞書では早くても30秒、電子辞書では打鍵が大変で間違ったりもしつつ早くて20秒と言ったところか。圧倒的…!我軍は圧倒的…!とは言えすでに Mac や Win でのポップアップ辞書って存在しているし、もっとレスポンスが良かったりするけど… しかし KT の良さは*読むしかできない*点であり、ゲームありメールありスカイプありツイッターありフェイスブックありブラウザありの誘惑多すぎ OS じゃあ、ついつい浮気してしまうのが人間の性だろう。単機能の良さは確実に存在すると私は思う。モノカルチャーOSバンザイである。
まとめ:
レスポンスの良さは UI の設計のキモである。よって今回のアップデートは(゚д゚)ウマーであった。もっさり感が低減された。もちろん未だにもっさりと言えばもっさりではあるが、 slow life と言うではないか… 最終的には 1 frame (=16.7msec) で表示してもらいたいものだ。