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券売機もさることながら、新幹線の予約機なんかも、初心者用UI一本やりでなく、玄人用UIも欲しいところです。
6号車の1Aとか、決めうちで予約できたり、 あるいは、新幹線だけでなく、深夜バスの座席とかも指定できたりすると、僕にとっては、非常に便利なんですよねぇ。 別に、券売機にキーボードを用意したり、あるいはネットでできたりしなくてもいいから (本当はネットでできるのが一番なんだけど)、 USB端子を出しといて、そこに、持参のキーボード、マウスを接続するとか、イーサネット口を出しておくとか、赤外でやるとか。
要は、購入条件だけ玄人仕様で入力し、決済は、従来の券売機方式で (現金で?) やるというのが希望です。 これだったら、すぐにでも実装できそうな気がするのですが、 いまだにそうはなっていないのは何故でしょう?
みなさんは、この玄人用券売機、どう思います?
1つ、マジ話 [sphere.ne.jp]を。マルスの端末では予約対象を列車、バスなどと分けています。あるとき、「ビートル」(以前JR九州が博多港-ハウステンボスに運行していたジェットフォイル)の乗船券を購入しようとしたら、マルスのどこにも見つからないと言って駅中が大騒ぎに。探し挙げた結果、発見したのはなんとJRバスのディレクトリでしたとさ。
日々の設定変更などは、プロの職員でさえ戸惑うのが実情です(日報とかに流れてこないのかな?)。そんなものを素人に叩かせた日には...
ルールベースになっている(と思っているのですが…)なら、 そのルールをいつでも参照できるようになっていると、 さらに便利かも。
そこで、いろんな人が、いろんな操作システムを作って、 そして、よりよい操作体系がどんどん作られていって、 マルスもよくなる。なーんて。
過激ですかねぇ。
> 自称玄人君がめちゃめちゃやったあげくに逆ギレしてクレームを付けてくると思われ。
確かに。
その自称玄人君の操作ログから、その操作を視覚化するシステムがあれば、自分のミスを納得してもらえないでしょうか。 あるいは、このシステムには駅員の操作サポートはつきませんとか (システムに関するクレームはメールで)。 駅員は、万人用機か、窓口に誘導すればよし…というあたりで勘弁していただけないかしら。
> 必ずしも多様は善ではないし
それはそうとも思われるフシもあるのですが、しかし、サボる理由にされるのもどうかしらと思うわけです。 違うシステムの存在意義を確定的に否定できるのは、導入してみて、淘汰されて初めてできることで、 それまでは、どちらも、予想、予測の域を脱してないわけです。 よって、「多様」をハナっから除外したりせずに、十分議論する必要はあると思います。 同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、 どれが生き残るかやってみる、なんて、素敵じゃないですか? # 予算があれば。
同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、 どれが生き残るかやってみる、なんて、 素敵じゃないですか?
>そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしているかとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
それとも問題にしたいのは、玄人向けシステムが本当に皆さんのお考えになっているように、使われないものなのかどうかですか? それを、机上の空論だけで、反対側の立場の人に納得してもらおうとしても無理そうです。やはり、最後は、やってみるしかないのではないかと思います。 そこまで踏み込んだ意味でのテストとおっしゃっていて、 そのテストとやらで誰もが文句を言わない完璧この上ない操作システムだということが判明しないと世の中に出せないとお考えなら、是非、それを御実践なさってください。 僕は、その実現は不可能だと考えています。 こういう、つきつめるとよくわかんないけど、最後にえいやっとシステムを出してしまうことって、この世の中にはそんなに無い話ではないと思うのですが、いかがでしょう? (建前は、無いということになっているのでしょうけれど)
玄人システムの利用者数は、素人システムの利用者数に比べて、 とても小さいことは、誰もが予想することでしょうけれど、 利用回数や、トータルな売上という意味では予想がつかないのではないでしょうか? (経済学とかでは予想できたりするのかなぁ) そして、その少数派の購入スピードが上がれば、 それだけ売上アップも期待できるってわけにはいかないのでしょうか? プログラムのチューニングなんかでは、よくやる処理だけ速くするってよくやると思うんですが…
ま、勿論、お客様の時間とお金を湯水のように消費し、 しかも、トータルで見たら自分も損をする(ように思っている人が居る)システムを使いつづけるという選択肢もありといえばありですが。
それにしても、利用者が選べるようにするってのはそんなに嫌ですか?
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしている かとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
で,結局その家電製品の使い勝手はよくなったんでしょうか? まぁ,照明とか単純なものは論外として,ビデオの予約とか, プロジェクターの設定とか,デジカメの設定とか,コピー機の設定とか, もう少し頑張って欲しいという機器は色々あるというのが現状ではないでしょうか? 「使い勝手テスト」をやらないというのもいかがなものかと思うかもしれませんが, 作っている人々は自分らなりの使い勝手テストは必ずやると思われます. そして,それ以上の事をやったからといって,それは結局,想定された範囲でのテストでしかありえず, 50歩100歩といった所ではないかと僕は思います. その50歩差が心理的な安心感という面でクリティカルだったりもするかもしれませんが,だからといって, 50歩の人よりいいシステムだと直ちに断言できるかどうかわからないのではないでしょうか.
> 元のコメントにあった「同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、どれが生き残るかやってみる」というのがまるで非現実的なんです。
システム淘汰の話を出した時に僕が想定していたのは,ある会社が全部作るという話ではなく, 公開アクセスプロトコルを元に,いろんな団体(個人?)が,いろんな操作システムを作って世の中に出し, それらを選ぶのは,結局のところユーザ様であるという感じだったのでした. 駅に置くのは色々利権やスペースの問題もあるでしょうけれど, 駅じゃない所に置いてあってもいいし,度胸があればネットでもいいかも. 淘汰される方はたまったものじゃないというのは,おっしゃるとおりですが, そこらあたりは,自由競争の宿命ってやつで勘弁していただけたりしないでしょうか.
> 玄人向けのシステムを導入するとしても実地でテストする前に1、2種類に絞っておかないと余計な混乱を招くだけでまともなデータは得られないでしょう。
ある一社が作るシステムならば,種類が限られても当然ですね. そして,うーん,やはり「動作確認」以上の「使い勝手テスト」がおやりになりたいのですか. ある程度はやってもいいのですが,僕は,あるシステムの「使い勝手」に関しては, 結局のところ正しい計測はできないと思っています.
確かに,例えば,フィッツさんの実験のように,ごくごく単純なタスクで,タスク達成時間を測って,何か物を言うというのは, さすがの僕でも,とても有意義な事だとは思います. しかし,ある程度以上複雑な「実世界のシステム」が対象となると話は別です. そもそも「使い勝手」なる,玉虫色に光る曖昧な尺度では,何を測るのかもあやしいし, 仮にその測定が確かなものだとしても, 個人差,目標タスクの多様さ,時間経過により変化する習熟度(憶えたり忘れたり)など,不確定なパラメタが多すぎます. どうあがいても結局のところ,「想定された範囲」でのテストでしかありえないわけです. そういうコントロール不能なテストに,「目安」以上の意味を与えようとしても,無理だと僕は考えます.
そういう目安テストで上司の説得以上の価値を見出すという立場もいいのですが, それは,「使い勝手はフタを開けてみるまで結局はわからない」という立場の人を積極的に説得はできないでしょう. そんな話より, 色々な操作システムが沢山あって,競争の中で頑張ったりして,市場で鍛えられて,完成度を増していくのもいいのではと思ってます. 近年のソフトウェアって,わりとそういう運命にあるのではないでしょうか?
>話は変わって「玄人システム」自体についてですが、導入のメリットを考えるのなら「一般向け券売機システム」 > との対比ではなく「窓口」という非常に柔軟で汎用性の高いシステム(多少問題がある場合もありますが) > と比較する必要があると思います。
あらかじめ時刻表で綿密に調べ,所定の用紙に記入することのできる人が居たとしても, 待ち行列は早い者勝ちなので,何も準備せずに並ぶ人に先に並ばれると困るから, 結局用意せずに,口頭だけでオーダを伝えようとして時間がかかる. 一人の対応に時間がかかるというのは,発券側にとってもコストに直結しますよねぇ. というシナリオはそんなに無さげな話なのでしょうか? そして,そういう目先のコストもさることながら,人を待たせて失うモノについて,待たせて平気な人はもっとよく考えていただきたいと切に願っています.
そしてやはり,僕には,窓口システムですべてをまかなおうというのが,浪費に見えてなりません. 人間には, 相談とかアドバイスとか,より高度な仕事をやることにして,機械相手で済む話は機械でやる. これはそんなに間違った話じゃないと思います. 列車に乗っていて,指定席に乗っている人のうち,どれくらい
> たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
うーん,albireo さん自身が、
と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか. それとも,一般的でない基準をもって,その説明なしに「当然」と言たということですか.
> こういう例えはふさわしくないと思います。
家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
> 操作性の問題がある場合の多くはもっとよい方法を考えつかないからで(コストなど別の制約もあるだろうけど)単純にテストの方法のみに原因を押しつけることはできませんよね。
ですから,少々よさげなテストをやったからといって,そのよさげなテストと比べて,しょぼいテストしかやっていないシステムでも, 良いシステムである可能性は充分あると僕は言っているわけです. だから,「すごくいいテストをやったよーん」と言って,「おまえらこんなショボイテストしかしてないなんて,そのシステム,たかが知れてるな」とは言えないっちゅーことです.
> どちらにしろ量産品にあまり多様性を求めると
量産品はすでに多様性を持っているんですけど. ビデオデッキは一社の一製品しかないのでしょうか?
> 程度の問題です。 10台並んでいるATMの全てが違う操作方法で「使いやすいものをお選びください」なんて言われたら客をバカにしているとしか思えません。
僕はそれでいいと思っています.ただ,それはリソース (資金,場所,客数,時間,…) を考えて,妥当性があると判断された場合ならってことです. メリットがなければ,銀行はハナっから当然やらないのでこの話はナシとなって,メデタシメデタシです. (そもそも,1社におしつけようという発想からまだ抜けきれていないようですね) 銀行がメリットがあると判断した場合でも, 客にとって,自分がどうしても使いたい種類の ATM が長蛇の列になってしまうのであれば,それは銀行側の判断ミスということになります. そして,銀行側が正しく待ち行列を制御できた時,それは,客にとっても,文句のないシステムとなるのではと僕は考えています. 操作に不慣れな客がどれを選んだらいいか迷うですって? それは今の状況も同じです.
>私にとって「何種類もの券売機を作って利用者に評価してもらう」などというやり方は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」以上のものには思えません。
ビデオデッキが沢山あるという話を出した時点でおわかりのように,既に世の中は,「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なんですよ. ユーザにとっては. メーカーは自分のシステムを良い物だと思って出荷し,それらの中からユーザは選ぶ. ユーザが選んだ機種で,ユーザの望みがすべて満たされればそれでよし. ユーザにとって,すべての面で満足のいくものでなかったとしたら,それはハズレ.
券売機など,ある企業が独占してしまって,ユーザはそれを与えられるだけという状態が,ユーザにとっては,あまりよくないのではないかと思うわけです. もちろん,その企業に神が居て,すべてを把握し,最も適切なシステムを与えてくれるというのであれば,文句はありませんが, 現実はそうはなってないということです.
>玄人システムがどんなに使いやすい物であったにしろ、ある程度細かい指定をする以上最初のうちは利用者に操作方法を学習してもらう必要があることは同意していただけると思います。 この点がシステムの多様化によりかなりの混乱を引き起こす原因になると考えてます。
導入初期の混乱はあるでしょうね.でもユーザを馬鹿にしちゃいけません. そこに必要があれば,きっと対応していくでしょう.
また、システムが多様であるのは今も同じです. 券売機一つにしても,お金を入れてボタンを押すか,ボタンを押してお金を入れるか, そのどちらかしか受けつけない券売機は今でも山ほどあるんじゃないですか? 日本中,あるいは世界中色々な所に行くと,色々対応を迫られることは今でもあります. そのあたりは,ある程度以上はユーザも適応していかなければなりません. もちろん,この状態は良い状態ではないのですが,仕方がないし,また,このような期間を経て, より良いシステムが生まれて,将来幸せになれるなら,それでいいじゃないですか.
また,人間相手だって「適応」が必要ないわけでもないでしょう. 駅員さんの考え方と,客の考え方とは,かならずしも同じではなく, 客の説明ひとつだけで駅員さんがすべてを理解することはなく, そこに対話が必要になるわけです. 駅員さん側が,かなり柔軟に適応してくれることもあるのですが, 残念ながらそうではない事もあります.
>>あ
>??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
第一に,私が言いたいのは,「テストしてないともっとひどい」と断言することはできないってことです. そして,albireo さんのお考えになっていると思われるテストで,より良くなったという確認ができるかもしれませんが, それは,ベストな状態だと断言することはできず,動作確認程度しかやっていない「突然変異」システムに先を越される可能性は否定できないと僕は考えます. というわけで,必ずしも「テストしてないともっとひどい」というわけではないと僕は考えます. そして,
>そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
とおっしゃっている以上,僕の考える動作確認程度で世の中に出していてるようでは, そもそもユーザインターフェイスについて語ることすらできないとおっしゃっているってことですよね.
しかし,albireo さん自身もお認めになっているように,現実には,なかなか albireo さんが当然とお考えになっているテストとやらは行なわれていないようです. 世の中のメーカーの人々が我々の亨受するユーザーインターフェースを提供していて, その方達のやっていないことを,(たとえ,その作品がよくないものであったとしても) 断りなしに「当然のこと」と断言なさるのはいかがなものかと思います. albireo さんには,ユーザーインターフェースについて,深い造詣がおありかもしれませんが, そうでない方達も,ユーザーインターフェースを実現しなければならないのです. そして,そういう人達が,ユーザーインターフェースについて語るのは,自由ではないでしょうか? もしかして,言論の自由までお認めにならないというのでしょうか?
>ここの部分での「ふさわしくない」は家電製品に例えた事ではなくて、「ビデオなどの操作性が悪いのを安易に多様性の少なさを理由だと決め付けるべきではない」という意味でふさわしくないと言いたかったのですが…言葉足らずでしたね。
多様性が少ないから悪いと言った憶えはありません.多様性を拒否することはできないという主張と, 「テスト当然やっている」という(僕が勘違いしていた)立場の albireo さんへの反例提示の意味でした.
>「あまり多様性を求めると」ということでして。各メーカーが社内で出てきたアイディアを全て商品化しようとするとあまりにもリスクが大きいから絞り込まざるを得ないと言う意味です。
リスク判断等はメーカー側が当然やることで,それを止めるつもりはさらさらありません. その程度のふるいはかからねばならないし,言わずともかけるものでしょう. おいしい話が,よくわからない判断で潰れてしまうとしても,それはそれで,そのメーカーの実力というところでしょう. 僕が多様性と言った時に頭にあるのは,ユーザから見て,多様性のある状態がいいと言っているだけです. 自由市場の原理からかけ離れた独占状態で,客にとってよいシステムを提供しているつもりならば, それは間違いだということです.
>別に一概に「多様性はよくない」と考えているわけではなのでそのあたりは誤解しないで欲しいです。
おお,ここまで御説明してきた甲斐がありました.
>「メリットがある」ではなく「メリットを感じられる」かというところが問題。
「感じさせる」ようにできればいいですね. でも,「ある」というだけでも,ユーザが適応するケースもあります. ポケベルや携帯のひらがな入力のように,一見,あまりよくなさそうに「感じる」操作システムでも, 驚くほど多くの人に受け入れられてきました.(ポケベルひらがな入力は今はすたれていっているのかもしれませんが)
>多様性といっても程度の問題で、あまりに際限のない多様性はシステム全体に対する否定的な反応に繋がりかねません。 ATMの例なら全部のATMが違う操作であれば、一番人気があるのは窓口になりそうです。そして窓口が混んでいるから仕方なしにATMを使うというような。
だから,その待たされるってのがユーザにとって大変不利益をもたらすもので, それを無くしたいというのがそもそもの出発点なのです. 僕だって,窓口で待たされることがこの世でまったくないならば,自動なんとかを導入なんて発想をここまで声高らかに唱えたりはしないかもしれません. 今の ATM だって,窓口が空いている時間帯でも行列が出来るほど使われています. 操作がおぼつかない人だって,なんとか操作しようとしています (時には行員さんのサポートを受けながら). 必要なシステムであれば,使われるのです.
返答の大部分はわりとすぐに書き上ったのですが, 連休空けて仕事が始まったら,やはり時間がとれず,やっと仕上がりました. すみません.
言った言わないだけのレベルに落ちてしまっていると思われる話はざっくり放置させていただきます. また,最初にこれまでのやりとりで随分具体的になった僕の主張点を述べてから各論に入ります. まず、この一連のやりとりが始まった原因だった,
> そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
ですが, システムの是非を市場に問うために多様にして生き残りを賭けるという状態をテストと位置付け, (そこまでは,まだテストという語感の個人差と言うこともできますが,) 「利用者にはいい迷惑です」と断定する態度には疑問を感じざるを得ません. メーカーがシステムをリリースする時,完璧な物と思ってリリースするという建前はわかりますが, 完璧なものだと本当に信じてもらっては困ります. まぁ,信じるまでならまだいいですが,僕を洗脳なさろうとするのは,きっと無駄です. ユーザに受け入れられるかどうか,どこか不安を払拭しきれない状態でリリースする… すなわち, 世に問うということがほとんどだと僕は考えています.
もちろん,機能が曖昧さのまったくない状態で記述されていて,当該システムにとっての外部とのやりとりも, これまた,きっちり記述できて, それらのテストが完璧に行なわれており, それがすべての利用者の要求に完璧に見合うという案件ならば,1システムだけ実装してテストだけやった後導入し, あとは,目もくれないという態度でよいでしょう.しかし,世の中にこんな完璧な案件はあるのでしょうか? 電灯のようなとてもとてもシンプルなシステムでさえ,この範疇には入らないでしょう.
ここまでの議論での僕の理解では,albireo さんは,操作方法の統一の維持をしたくてたまらないと思っていらっしゃるということですが, そうお思いになるのも無理はないし,僕の意見も,とても限定的な状況下では,そうだとは思います. しかし,いつも操作方法の統一だけを遵守していればいいというものではないと考えます.
確かにユーザが学習しなければならないというデメリットが生まれます.しかし, 学習してあり余るメリットがあるなら,その存在価値はあると考えられます.
また,異なるシステムを交互に使うなどすれば,混乱も起こるでしょう. 淘汰過渡期や学習過程では確かにそうですが,玄人ならば,自分用のシステムは決まっていて, 混乱することもないでしょう.
ここで,僕が「玄人」とほとんど説明なしで使っていた言葉の定義を試みます.
まず,そのシステムが対象としているサービスがあったとします.JR予約券売機ならば,客をある時間にある地点から別の地点へと運搬してもらう権利を約束することです. 「玄人」とは,そのサービスを頻繁に切実に利用する人を指すことにします. JR予約券売機ならば, 新幹線や深夜バスを週に数回使用しなければならないユーザが居て, もし,券を買わなければ,首になったり,家庭崩壊を招いたり,あるいは,妥協した券を買うと,疲れることになって, やはり首や家庭崩壊の危機があるので,それは避けたいというユーザです. これを,僕は,JR券予約(の特定分野での)玄人と呼ぶようです.
券売機は一般的ではないかもしれないので,銀行ATMで言うことにすると, 毎月定期的に振り込んだり,お金の移動をしなければならない所があって,そうしなければ, 持ち金がなくなったり,取り引き先の信用を失なったり,会社が潰れたりするおばちゃんが居るとします. 彼女は,(一般の機械操作という面ではおぼつかない人かもしれませんが),銀行利用(の特定分野での)玄人です. 振込みカードシステムなども,いとも簡単に使いこなします.
これら特定分野のシステム玄人達は, 切実にそのシステムを使い続けねばならならず, また,あまりにも頻繁にそのシステムを使うので, システムが便利になれば,すなわち, 充分なメリットさえあれば,必ずそのシステムを選択すると僕は考えます.
といったところで各論に入ります.
>>Gコードはビデオデッキが製品として出てきた時からあるシステムなんでしょうか?
>それは私が言っていたこととは関係ありません。
とらえ方の違いってことですか.
操作系統の統一という意味では,成功していません. 僕は同じ会社の違うビデオデッキを持っていますが, G-Code 入力の挙動が微妙に違っていて,大いに混乱しましたし, 今でも混乱する事が時々あります.(さすがにいつも録画予約操作が必要なわけではない僕は,録画予約操作素人です)
G-Code は僕にはこう思えます. あるビデオデッキの開発担当者は,自分の作るシステムが一番良いと思って,自分なりの実証テス
金銭がからむとなると、その計算は正確でなければなりません。現在の印発(印刷発行機)が現場で使いものになっている理由の1つとして、運賃や料金の検証を人手にも頼っているということがあります。このため、印発をたたく人はその結果に対する検算ができなければなりません。
となると、印発をたたくためには運賃や料金計算のためのさまざまな規則を理解している必要があります。長距離路線ならば運賃計算キロに特例がある(有名なものでは大宮-青森や岩国-櫛ヶ浜)、短距離ならば乗車券の種類により打切計算になるか発駅計算になるかが変わるなど...
ガンクラの鉄道科あたりではこういうことも教えているらしいですが、教えないといけないと言うのは逆に言えば素人ではまず分かっていない人が多いと言う事実の裏返しでもあります。
>現在の印発(印刷発行機)が現場で使いものになっている理由の1つとして、運賃や料金の検証を人手にも頼っているということがあります。このため、印発をたたく人はその結果に対する検算ができなければなりません。
なるほど、確かに、発券後、電卓を叩く姿が見られます。 しかし、あれって、未だに計算機が出す結果が誤りだったなんてことがあったりするんでしょうか?
まぁ、それはそれとして…なるほど、いきなりマルスで出来ることすべてを客の操作にゆだねるのも大変ですか。 でも、金銭的に難しくない範囲での指定ならば問題ないと思われるのですがいかが? 列車指定とか、座席指定とか。 新幹線の自動券売機があるくらいなので、金銭授受という面ではクリアできそうです。
特にマルスの端末が1台置いてあるだけで「みどりの窓口あります」と名乗っているような小さな駅でのお話。ただし、小さな駅ほどこうした状況が顕著なだけであって、比較的大きな駅であっても同様な事態に遭遇したことが何度かあります。
「端末はGUIだから素人にも操作しやすい」という誤解からか、JRの窓口にいるのは運賃計算のエキスパート、という構図が崩れているような気がしているのは私だけですか?
前者の方が安く上がるということは、乗り出した駅は東京近郊区間内、ないしは東京駅からの営業キロが100km以下(端数切上)でしょうか? もしそうならば、東京近郊区間の最初の駅で降車し、その先への切符を買い直せば確実に前者の計算をしてくれます。23区内から乗り出す切符を最初から持っていない以上、東京駅で切符を買い直した場合は後者(東京駅打切)で計算されても仕方ありません。
ただし、この場合はさらに安上がりになりそうな方法があります。最初に乗り出した駅の最寄りにある有人駅で、乗車券をさっさと買ってしまうのです(新幹線特急券は同時に購入しても、東京で別途購入してもよい)。運賃計算キロが100km以上になると運賃の加算は20km単位、600km以上では40km単位と長くなります。また、距離あたりの運賃単価も下がります。というわけで、1枚の乗車券をできるだけ長い区間に渡って購入してみてはどうでしょうか。
> 普通の人は希望があっても窓際、通路際、禁煙、喫煙くらいじゃないですかねえ。
うーむ、前のおっさんおばさんが無言で背もたれを全倒しにするのが嫌なので、できるだけ進行方向の前の方をとりたいとか、 あるいは、定期出張なので、便名が決まっているのに、 わざわざ、いつもの決まりきったカッタルい対話をしなければならないとか (これは反応速度が上がれば済む話かな?)。
さらに深夜バスの座席の位置取りは間違うと、深刻な問題です。 二人掛けのとなりが、イビキ親父 (自分もそうですが) だと嫌なので、一人掛けがいいとか。
窓口の方とのインタラクションで解決する問題ではあるのですが、 これがまた厄介だったりするわけです。 オペレータが精通者だったらいいけど、 必ずしもそうではなく、時間はかかるし、長蛇の列の発生原因となったりするわけです。それが原因で、別の交通手段に替えたりすることもありました。予約システムがまどろっこしいから、客に逃げられるって、客を運ぶというのが本来の使命である交通機関にとってもうれしくないことですよねぇ。
最近、定期的に乗る列車の、ある車両にどうしても乗りたい理由があって、昔は自動券売機で予約していたところを、窓口に並ぶようになりました。まぁ、ある車両限定で予約なんてのは、さすがにオペレータが誰であっても、操作方法を知っているようですが、 やはり、時々間違える人も居て、普通はもう1回予約変更ができる回数券が、予約変更不可になって渡されたりすることもありました。
予約でこんなに不便を感じているのは、僕だけなのでしょうか?
>既にWWWによる予約がが現在その役割を果たす位置にあるから、 >なのではないでしょうか
JRなんとかカードじゃないカードでは支払いできんとか、 謎なポリシーを恥ずかしげもなく堂々と公言したりしたこともあるような所があったりもするので、技術的には可能でも、 僕にはよくわからない領域の理屈で実現不可能だったりするかもしれないわけです。
で、金銭授受は本人が行って直接やるし、操作している人がまさにその人であるという証明というのも、そこに居るいるわけですから、簡単に解決できそう…と考えたわけです。
まぁ、予約番号を Web 操作でとっておけるだけでも、非常にありがたいんですけどね (ただし、なんとかカード会員限定でなく、座席指定機能も欲しい!!)。 そして、券売機に予約番号を押して、お金を払い、発券。 全然問題ないように思われるんですけどねぇ。
# やはり、なんとかカード会員にならざるを得ないんだろうか…
北米オンライン旅行予約サイトTravelocity.com [travelocity.com]では、1999年頃までSableコマンド(Sabre(sabre.com) [sabre.com]社製旅行予約端末用コマンド)が入れられました. 今は旅行代理店としてログインしないとコマンドが打てないように変更されています. 普通の人に使わせないのは、自称玄人のサポート工数がかかるから?
また、American Airline(aa.com) [aa.com]でチケット予約を行うと座席指定が自分でできます. seat configurationが分かっていれば、便名,座席番号をキーボードで入力することもできるし、座席をマウスクリックすることでも座席指定ができます. 私はこれで満足.
座席数が非常に限られているものの場合、Internet経由でできるようになってもメリットを感じません。私は以前JASの売出5日間割引(当時)で航空券を購入したことがありますが、Internetでの予約にはトラブルの不安を感じ、有楽町で09:30に端末をたたいてもらいました。
結果は... 30分後には満席御礼。トラブルが起きていたら完全にアウトでしたな。航空券ならまだしも、例えばカシオペアスイートだったりしたらマジでクレームがつくかも。
しかし、こんなIT時代(?)に、いつまでたっても、券購入に人間との対話が必要って、いかがなものだろうか。 人件費がかかるとか、券売の速度とか、気にしないんですかねぇ。
確かに人間相手に相談しないと、券が買えないケースもあるかもしれないけれど、 僕の場合、備え付けの申し込み用紙に必要事項を記入して、 窓口の方に渡し、あとは、確認事項と金銭のやりとり (と座席指定の希望を口頭で伝達) で済むケースが大多数で、 こんなの機械でもできるよなぁと思ってしまいます。 それでも、やはり、人間相手に相談を持ちかけるのが得意な方々(えてして時間がかかる)の後ろに並ばざるを得ず、23時までのカウントダウンをドキドキしながらやるわけです。
行儀良い事ではありませんが、一度発券中に隣で「○○時ごろに××から△△へいきたいんですけど...」という声を聞いたことがあります。発券までに手間取る人は、おそらく時刻表をほとんど調べずにそのまま列に直行してしまうのでしょう。こういう人については、残念ながら当面は駅務さんの腕と頭で何とかするしかなさそうです。
私の場合、最初に必ず行路表を作り、座席を押えなければならないスジや乗換の余裕時間を確認します。発券中に相談をしたのは1回だけです。375Mの座席を取ろうとして...
駅務氏「満席ですね...」 私「救済臨の9375Mはありますか?」 駅務氏「(時刻表を調べて)ございます。」 私「では乗車券だけ発券して下さい。」
そっけないものです。考えようによってはかなり濃い会話ですが(笑)。
>わざわざ券売機の状態を確認して、初期状態でなければ「一番最初に戻る」ボタンを押さなければいけないようなシステムも十分にアレですね。
ということは、現存のシステムはどれも既に十分アレ…って冗談はさておき、新しいユーザが来た時に、「絶対」初期状態にしておきたいのですか。「絶対」ってのはどうなんでしょうね。
> > わざわざ券売機の状態を確認して、初期状態でなければ「一番最初に戻る」ボタンを押さなければいけないようなシステムも十分にアレですね。
>ということは、現存のシステムはどれも既に十分アレ…って冗談はさておき、新しいユーザが来た時に、「絶対」初期状態にしておきたいのですか。「絶対」ってのはどうなんでしょうね。
どうしても玄人でない人に、玄人UI画面を直面させないようにしたければ、 玄人UIモードでは、足ペダルを踏みっぱなしにするとかはどうでしょう? ペダルを放したら、(警告の後のタイムアウト後)玄人モード解除すればよさそうです。 片手で操作できるUIなら、左手で競艇のアクセルよろしく、 握りっぱなしとかもありですかねぇ。 片足に重心をかけっぱなしがつらいなら、腹とか膝で押すボタンってのもいいかもしれません。
僕の本心は、相変わらず「一番最初に戻る」ボタンをビカビカさせるだけでいいと思っています。 一定時間操作しなければタイムオーバーとか、 人検知とかも、やっぱり、ちゃんと書いておかないといけませんかねぇ。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
http://www.kobelco.co.jp/bizup/b020315/bizup04.htm
神鋼電機が東京の営団地下鉄の券売機313台を初受注。
基本ソフト(OS)にLinuxを採用。5月中旬にお目見えとのことで。
こすみっく(ひげ)@トウキョー
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1, 参考になる)
300円入れてから、左上の乗り継ぎボタン+右上の乗り継ぎボタン+とりけしボタンで、 別コンソールに移れます!?
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:2, 参考になる)
券売機もさることながら、新幹線の予約機なんかも、初心者用UI一本やりでなく、玄人用UIも欲しいところです。
6号車の1Aとか、決めうちで予約できたり、 あるいは、新幹線だけでなく、深夜バスの座席とかも指定できたりすると、僕にとっては、非常に便利なんですよねぇ。 別に、券売機にキーボードを用意したり、あるいはネットでできたりしなくてもいいから (本当はネットでできるのが一番なんだけど)、 USB端子を出しといて、そこに、持参のキーボード、マウスを接続するとか、イーサネット口を出しておくとか、赤外でやるとか。
要は、購入条件だけ玄人仕様で入力し、決済は、従来の券売機方式で (現金で?) やるというのが希望です。 これだったら、すぐにでも実装できそうな気がするのですが、 いまだにそうはなっていないのは何故でしょう?
みなさんは、この玄人用券売機、どう思います?
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:2, すばらしい洞察)
不特定多数が使用し、大規模に展開するものについては、必ずしも多様は善ではないし、
運用する側も利用する側もアホという前提で設計しないと
思いもよらぬ操作をされてクレームをつけられてしまいます。
使い方は日々変わる (スコア:1)
1つ、マジ話 [sphere.ne.jp]を。マルスの端末では予約対象を列車、バスなどと分けています。あるとき、「ビートル」(以前JR九州が博多港-ハウステンボスに運行していたジェットフォイル)の乗船券を購入しようとしたら、マルスのどこにも見つからないと言って駅中が大騒ぎに。探し挙げた結果、発見したのはなんとJRバスのディレクトリでしたとさ。
日々の設定変更などは、プロの職員でさえ戸惑うのが実情です(日報とかに流れてこないのかな?)。そんなものを素人に叩かせた日には...
Re:使い方は日々変わる (スコア:1)
ルールベースになっている(と思っているのですが…)なら、 そのルールをいつでも参照できるようになっていると、 さらに便利かも。
そこで、いろんな人が、いろんな操作システムを作って、 そして、よりよい操作体系がどんどん作られていって、 マルスもよくなる。なーんて。
過激ですかねぇ。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> 自称玄人君がめちゃめちゃやったあげくに逆ギレしてクレームを付けてくると思われ。
確かに。
その自称玄人君の操作ログから、その操作を視覚化するシステムがあれば、自分のミスを納得してもらえないでしょうか。 あるいは、このシステムには駅員の操作サポートはつきませんとか (システムに関するクレームはメールで)。 駅員は、万人用機か、窓口に誘導すればよし…というあたりで勘弁していただけないかしら。
> 必ずしも多様は善ではないし
それはそうとも思われるフシもあるのですが、しかし、サボる理由にされるのもどうかしらと思うわけです。 違うシステムの存在意義を確定的に否定できるのは、導入してみて、淘汰されて初めてできることで、 それまでは、どちらも、予想、予測の域を脱してないわけです。 よって、「多様」をハナっから除外したりせずに、十分議論する必要はあると思います。 同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、 どれが生き残るかやってみる、なんて、素敵じゃないですか?
# 予算があれば。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
>そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしているかとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
それとも問題にしたいのは、玄人向けシステムが本当に皆さんのお考えになっているように、使われないものなのかどうかですか? それを、机上の空論だけで、反対側の立場の人に納得してもらおうとしても無理そうです。やはり、最後は、やってみるしかないのではないかと思います。 そこまで踏み込んだ意味でのテストとおっしゃっていて、 そのテストとやらで誰もが文句を言わない完璧この上ない操作システムだということが判明しないと世の中に出せないとお考えなら、是非、それを御実践なさってください。 僕は、その実現は不可能だと考えています。 こういう、つきつめるとよくわかんないけど、最後にえいやっとシステムを出してしまうことって、この世の中にはそんなに無い話ではないと思うのですが、いかがでしょう? (建前は、無いということになっているのでしょうけれど)
玄人システムの利用者数は、素人システムの利用者数に比べて、 とても小さいことは、誰もが予想することでしょうけれど、 利用回数や、トータルな売上という意味では予想がつかないのではないでしょうか? (経済学とかでは予想できたりするのかなぁ) そして、その少数派の購入スピードが上がれば、 それだけ売上アップも期待できるってわけにはいかないのでしょうか? プログラムのチューニングなんかでは、よくやる処理だけ速くするってよくやると思うんですが…
ま、勿論、お客様の時間とお金を湯水のように消費し、 しかも、トータルで見たら自分も損をする(ように思っている人が居る)システムを使いつづけるという選択肢もありといえばありですが。
それにしても、利用者が選べるようにするってのはそんなに嫌ですか?
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:0)
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
元のコメントにあった「同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、どれが生き残るかやってみる」というのがまるで非現実的なんです。
玄人向けのシステムを導入するとしても実地でテストする前に1、2種類に絞っておかないと余計な混乱を招くだけでまともなデータは得られないでしょう。
話は変わって「玄人システム」自体についてですが、導入のメリットを考えるのなら「一般向け券売機システム」との対比ではなく「窓口」という非常に柔軟で汎用性の高いシステム(多少問題がある場合もありますが)と比較する必要があると思います。
これもかなりコストの高いシステムですが、玄人システムの稼働率の低さ、玄人のワガママな要求を満たす券売機を作る苦労、そしてそれだけがんばっても必ず不満を持つ玄人さんがいるであろうことを考えるとはるかに優位性があると思うのですが。
細かいオーダーを望んでいる人の中で窓口ではなく玄人システムを利用しようとする人がどれくらいいるかが導入する価値があるかを判断するポイントになると思われますがどうでしょうか?
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
で,結局その家電製品の使い勝手はよくなったんでしょうか? まぁ,照明とか単純なものは論外として,ビデオの予約とか, プロジェクターの設定とか,デジカメの設定とか,コピー機の設定とか, もう少し頑張って欲しいという機器は色々あるというのが現状ではないでしょうか? 「使い勝手テスト」をやらないというのもいかがなものかと思うかもしれませんが, 作っている人々は自分らなりの使い勝手テストは必ずやると思われます. そして,それ以上の事をやったからといって,それは結局,想定された範囲でのテストでしかありえず, 50歩100歩といった所ではないかと僕は思います. その50歩差が心理的な安心感という面でクリティカルだったりもするかもしれませんが,だからといって, 50歩の人よりいいシステムだと直ちに断言できるかどうかわからないのではないでしょうか.
> 元のコメントにあった「同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、どれが生き残るかやってみる」というのがまるで非現実的なんです。
システム淘汰の話を出した時に僕が想定していたのは,ある会社が全部作るという話ではなく, 公開アクセスプロトコルを元に,いろんな団体(個人?)が,いろんな操作システムを作って世の中に出し, それらを選ぶのは,結局のところユーザ様であるという感じだったのでした. 駅に置くのは色々利権やスペースの問題もあるでしょうけれど, 駅じゃない所に置いてあってもいいし,度胸があればネットでもいいかも. 淘汰される方はたまったものじゃないというのは,おっしゃるとおりですが, そこらあたりは,自由競争の宿命ってやつで勘弁していただけたりしないでしょうか.
> 玄人向けのシステムを導入するとしても実地でテストする前に1、2種類に絞っておかないと余計な混乱を招くだけでまともなデータは得られないでしょう。
ある一社が作るシステムならば,種類が限られても当然ですね. そして,うーん,やはり「動作確認」以上の「使い勝手テスト」がおやりになりたいのですか. ある程度はやってもいいのですが,僕は,あるシステムの「使い勝手」に関しては, 結局のところ正しい計測はできないと思っています.
確かに,例えば,フィッツさんの実験のように,ごくごく単純なタスクで,タスク達成時間を測って,何か物を言うというのは, さすがの僕でも,とても有意義な事だとは思います. しかし,ある程度以上複雑な「実世界のシステム」が対象となると話は別です. そもそも「使い勝手」なる,玉虫色に光る曖昧な尺度では,何を測るのかもあやしいし, 仮にその測定が確かなものだとしても, 個人差,目標タスクの多様さ,時間経過により変化する習熟度(憶えたり忘れたり)など,不確定なパラメタが多すぎます. どうあがいても結局のところ,「想定された範囲」でのテストでしかありえないわけです. そういうコントロール不能なテストに,「目安」以上の意味を与えようとしても,無理だと僕は考えます.
そういう目安テストで上司の説得以上の価値を見出すという立場もいいのですが, それは,「使い勝手はフタを開けてみるまで結局はわからない」という立場の人を積極的に説得はできないでしょう. そんな話より, 色々な操作システムが沢山あって,競争の中で頑張ったりして,市場で鍛えられて,完成度を増していくのもいいのではと思ってます. 近年のソフトウェアって,わりとそういう運命にあるのではないでしょうか?
>話は変わって「玄人システム」自体についてですが、導入のメリットを考えるのなら「一般向け券売機システム」
> との対比ではなく「窓口」という非常に柔軟で汎用性の高いシステム(多少問題がある場合もありますが)
> と比較する必要があると思います。
あらかじめ時刻表で綿密に調べ,所定の用紙に記入することのできる人が居たとしても, 待ち行列は早い者勝ちなので,何も準備せずに並ぶ人に先に並ばれると困るから, 結局用意せずに,口頭だけでオーダを伝えようとして時間がかかる. 一人の対応に時間がかかるというのは,発券側にとってもコストに直結しますよねぇ. というシナリオはそんなに無さげな話なのでしょうか? そして,そういう目先のコストもさることながら,人を待たせて失うモノについて,待たせて平気な人はもっとよく考えていただきたいと切に願っています.
そしてやはり,僕には,窓口システムですべてをまかなおうというのが,浪費に見えてなりません. 人間には, 相談とかアドバイスとか,より高度な仕事をやることにして,機械相手で済む話は機械でやる. これはそんなに間違った話じゃないと思います. 列車に乗っていて,指定席に乗っている人のうち,どれくらい
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
>ビデオの予約とか...(略)...もう少し頑張って欲しい
こういう例えはふさわしくないと思います。
どの段階で淘汰しようが10点~50点の候補から90点のシステムが出てくることはないのですから。内輪でテストした結果40点の方が生き残ることぐらいはあるでしょうが。
操作性の問題がある場合の多くはもっとよい方法を考えつかないからで(コストなど別の制約もあるだろうけど)単純にテストの方法のみに原因を押しつけることはできませんよね。
どちらにしろ量産品にあまり多様性を求めると使えないシステムまで大量に作ってしまいメーカーにもユーザにも不利益になるので、例としてはふさわしくなかったかもしれません。
>競争の中で頑張ったりして,市場で鍛えられて,完成度を増していくのもいいのではと思ってます.
程度の問題です。
10台並んでいるATMの全てが違う操作方法で「使いやすいものをお選びください」なんて言われたら客をバカにしているとしか思えません。
私にとって「何種類もの券売機を作って利用者に評価してもらう」などというやり方は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」以上のものには思えません。
玄人システムがどんなに使いやすい物であったにしろ、ある程度細かい指定をする以上最初のうちは利用者に操作方法を学習してもらう必要があることは同意していただけると思います。
この点がシステムの多様化によりかなりの混乱を引き起こす原因になると考えてます。
まあたぶん「玄人向けシステム」そのものが淘汰によって消える可能性が高いと思いますが。(これを言ったらおしまいですね。すみません)
>あらかじめ時刻表で綿密に調べ,所定の用紙に記入することのできる人が居たとしても,
あー、こういう利用法を想定していたんですね。
私は細かい指定を行なう以上ある程度対話的なやり取りが必要だと考えていたので、機械にやらせてもあまり時間の節約にはならないという考えでした。
玄人システムが扱うのはあくまで「定型的な」発券業務だと考えていいんですね?
んでは、こういうのはどうでしょう。
・マークシート方式
あれこれと高度なシステムを模索するよりはユーザにも発券側にもシンプルでわかりやすいと思います。
#馬券を買うときのマークシートから思いついたのは内緒です(^^;
オーダーした席が満席だったりした場合の例外処理とかが課題になりますが、いくつかオプションを用意しておけばある程度は対応できると思います。
柔軟性には欠けますが、そういう意味では「玄人システム」だからといってもマークシートでできる以上のことをしようとすると、どんどん欲張った仕様に肥大化してあまりいいものができるとは思いません。
・端末はユーザが用意する
ytateyamaさんの「公開アクセスプロトコルを元に」で思いついたんですが、プロトコルのみを規定してユーザの持参した端末とUSBかなにかで接続します。こうすればユーザは自分が用意したカスタマイズされたユーザインターフェイスが使えます。市販のソフトウェアが出回ればytateyamaさんのおっしゃるような市場淘汰も可能です。
#アニメのロックマンが頭に浮かんだことは秘密です(^^;;
課題は柔軟で汎用性の高いプロトコルの策定とセキュリティ面ですね。
両極端な2案ですが、逆にいえばどんなシステムを組み込んでもこの2つの中間的な中途半端なものになってしまうような気がします。
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
うーん,albireo さん自身が、
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか. それとも,一般的でない基準をもって,その説明なしに「当然」と言たということですか.
> こういう例えはふさわしくないと思います。
家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
> 操作性の問題がある場合の多くはもっとよい方法を考えつかないからで(コストなど別の制約もあるだろうけど)単純にテストの方法のみに原因を押しつけることはできませんよね。
ですから,少々よさげなテストをやったからといって,そのよさげなテストと比べて,しょぼいテストしかやっていないシステムでも, 良いシステムである可能性は充分あると僕は言っているわけです. だから,「すごくいいテストをやったよーん」と言って,「おまえらこんなショボイテストしかしてないなんて,そのシステム,たかが知れてるな」とは言えないっちゅーことです.
> どちらにしろ量産品にあまり多様性を求めると
量産品はすでに多様性を持っているんですけど. ビデオデッキは一社の一製品しかないのでしょうか?
> 程度の問題です。 10台並んでいるATMの全てが違う操作方法で「使いやすいものをお選びください」なんて言われたら客をバカにしているとしか思えません。
僕はそれでいいと思っています.ただ,それはリソース (資金,場所,客数,時間,…) を考えて,妥当性があると判断された場合ならってことです. メリットがなければ,銀行はハナっから当然やらないのでこの話はナシとなって,メデタシメデタシです. (そもそも,1社におしつけようという発想からまだ抜けきれていないようですね) 銀行がメリットがあると判断した場合でも, 客にとって,自分がどうしても使いたい種類の ATM が長蛇の列になってしまうのであれば,それは銀行側の判断ミスということになります. そして,銀行側が正しく待ち行列を制御できた時,それは,客にとっても,文句のないシステムとなるのではと僕は考えています. 操作に不慣れな客がどれを選んだらいいか迷うですって? それは今の状況も同じです.
>私にとって「何種類もの券売機を作って利用者に評価してもらう」などというやり方は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」以上のものには思えません。
ビデオデッキが沢山あるという話を出した時点でおわかりのように,既に世の中は,「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なんですよ. ユーザにとっては. メーカーは自分のシステムを良い物だと思って出荷し,それらの中からユーザは選ぶ. ユーザが選んだ機種で,ユーザの望みがすべて満たされればそれでよし. ユーザにとって,すべての面で満足のいくものでなかったとしたら,それはハズレ.
券売機など,ある企業が独占してしまって,ユーザはそれを与えられるだけという状態が,ユーザにとっては,あまりよくないのではないかと思うわけです. もちろん,その企業に神が居て,すべてを把握し,最も適切なシステムを与えてくれるというのであれば,文句はありませんが, 現実はそうはなってないということです.
>玄人システムがどんなに使いやすい物であったにしろ、ある程度細かい指定をする以上最初のうちは利用者に操作方法を学習してもらう必要があることは同意していただけると思います。 この点がシステムの多様化によりかなりの混乱を引き起こす原因になると考えてます。
導入初期の混乱はあるでしょうね.でもユーザを馬鹿にしちゃいけません. そこに必要があれば,きっと対応していくでしょう.
また、システムが多様であるのは今も同じです. 券売機一つにしても,お金を入れてボタンを押すか,ボタンを押してお金を入れるか, そのどちらかしか受けつけない券売機は今でも山ほどあるんじゃないですか? 日本中,あるいは世界中色々な所に行くと,色々対応を迫られることは今でもあります. そのあたりは,ある程度以上はユーザも適応していかなければなりません. もちろん,この状態は良い状態ではないのですが,仕方がないし,また,このような期間を経て, より良いシステムが生まれて,将来幸せになれるなら,それでいいじゃないですか.
また,人間相手だって「適応」が必要ないわけでもないでしょう. 駅員さんの考え方と,客の考え方とは,かならずしも同じではなく, 客の説明ひとつだけで駅員さんがすべてを理解することはなく, そこに対話が必要になるわけです. 駅員さん側が,かなり柔軟に適応してくれることもあるのですが, 残念ながらそうではない事もあります.
>>あ
多様性は万能ではないし (スコア:1)
>うーん,albireo さん自身が、
>> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
>と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか.
??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
>> こういう例えはふさわしくないと思います。
>家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
ここの部分での「ふさわしくない」は家電製品に例えた事ではなくて、「ビデオなどの操作性が悪いのを安易に多様性の少なさを理由だと決め付けるべきではない」という意味でふさわしくないと言いたかったのですが…言葉足らずでしたね。
>> どちらにしろ量産品にあまり多様性を求めると
>量産品はすでに多様性を持っているんですけど.ビデオデッキは一社の一製品しかないのでしょうか?
「あまり多様性を求めると」ということでして。各メーカーが社内で出てきたアイディアを全て商品化しようとするとあまりにもリスクが大きいから絞り込まざるを得ないと言う意味です。
別に一概に「多様性はよくない」と考えているわけではなのでそのあたりは誤解しないで欲しいです。
>導入初期の混乱はあるでしょうね.でもユーザを馬鹿にしちゃいけません. そこに必要があれば,きっと対応していくでしょう.
理屈ではなく経験則としてですが「ユーザは保守的」という古い言葉がありますよね。
コンピュータのアプリケーションにしても「やっと操作を覚えた頃にはバージョンアップで新しい機能を覚えなおさないといけない」という批判があったり。
学習が必要ということは多少なりともユーザにとっては「負荷」であることには同意していただけるとは思います。
いくらよいものであってもそれを使ってもらえるかどうかはユーザが新しいものに乗り換えるメリットを感じられるかどうかです。
「メリットがある」ではなく「メリットを感じられる」かというところが問題。
「ユーザを馬鹿にしちゃいけません」と同時に「ユーザの学習能力を必要以上に期待しちゃいけません」「ユーザの学習能力に甘えちゃいけません」ともいえるわけで。
多様性といっても程度の問題で、あまりに際限のない多様性はシステム全体に対する否定的な反応に繋がりかねません。
ATMの例なら全部のATMが違う操作であれば、一番人気があるのは窓口になりそうです。そして窓口が混んでいるから仕方なしにATMを使うというような。
あまり成功したとはいえませんが、Gコードのようにメーカーに依存しない統一したインターフェイスというアプローチも試みられているように、頻繁な改良よりも単純で安定したものの方がよい場合もあります。
典型的な例はQWERTY配列ですかね。
> そうか,もしかして,マニアックなルートの券を検索しながら購入するなんて使い方をお考えだったんですか?
すいません、ここらへんで違ったものをイメージしてしまったようです。
とりあえず玄人システムの具体的な内容については一段落ついたようですね。(^o^)
私は駅の券売機などはある種の公共物だと考えているので、改良するなら玄人向けな物にはしないでコモンなインターフェイスの方を改良して欲しいと考えます。
ニッチな需要ならば玄人向けなどよりもコモンなインターフェイスを使用できない障害者向けなどのほうがよほど必要だろうし。
>また、システムが多様であるのは今も同じです.
ええ、私にとっては現状の券売機の多様性もすでに許容範囲ぎりぎりというか、ちょっぴり許容範囲をオーバーしているというか…
鉄道会社によって地域性やユーザ層の差があるので当然なのかもしれませんが。
そういう意味では仮にいくつもの券売機を用意して淘汰によって生き残った券売機というのはその地域性などを反映してしまうために、行きと帰りで全く違う券売機になってしまうというアレな状況を生むかもしれません。
生物といっしょで過度に環境に最適化されてしまうと柔軟性を失う危険も大きいわけです。
そして鉄道という比較的安定したシステムにも新路線や料金システムや乗り入れや新サービスなど変動する要素はあるわけで、多様性が淘汰される前に際限のない発散に向かってしまう危険もあるのではないでしょうか。
そんなわけで私はユーザに選択を要求するよりは現状のように
内部での検証→一部の駅で試験導入(ロケテスト?)→導入決定、順次更新
というプロセスの方がマシだと考えます。
うじゃうじゃ
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
>??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
第一に,私が言いたいのは,「テストしてないともっとひどい」と断言することはできないってことです. そして,albireo さんのお考えになっていると思われるテストで,より良くなったという確認ができるかもしれませんが, それは,ベストな状態だと断言することはできず,動作確認程度しかやっていない「突然変異」システムに先を越される可能性は否定できないと僕は考えます. というわけで,必ずしも「テストしてないともっとひどい」というわけではないと僕は考えます. そして,
>そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
とおっしゃっている以上,僕の考える動作確認程度で世の中に出していてるようでは, そもそもユーザインターフェイスについて語ることすらできないとおっしゃっているってことですよね.
しかし,albireo さん自身もお認めになっているように,現実には,なかなか albireo さんが当然とお考えになっているテストとやらは行なわれていないようです. 世の中のメーカーの人々が我々の亨受するユーザーインターフェースを提供していて, その方達のやっていないことを,(たとえ,その作品がよくないものであったとしても) 断りなしに「当然のこと」と断言なさるのはいかがなものかと思います. albireo さんには,ユーザーインターフェースについて,深い造詣がおありかもしれませんが, そうでない方達も,ユーザーインターフェースを実現しなければならないのです. そして,そういう人達が,ユーザーインターフェースについて語るのは,自由ではないでしょうか? もしかして,言論の自由までお認めにならないというのでしょうか?
>ここの部分での「ふさわしくない」は家電製品に例えた事ではなくて、「ビデオなどの操作性が悪いのを安易に多様性の少なさを理由だと決め付けるべきではない」という意味でふさわしくないと言いたかったのですが…言葉足らずでしたね。
多様性が少ないから悪いと言った憶えはありません.多様性を拒否することはできないという主張と, 「テスト当然やっている」という(僕が勘違いしていた)立場の albireo さんへの反例提示の意味でした.
>「あまり多様性を求めると」ということでして。各メーカーが社内で出てきたアイディアを全て商品化しようとするとあまりにもリスクが大きいから絞り込まざるを得ないと言う意味です。
リスク判断等はメーカー側が当然やることで,それを止めるつもりはさらさらありません. その程度のふるいはかからねばならないし,言わずともかけるものでしょう. おいしい話が,よくわからない判断で潰れてしまうとしても,それはそれで,そのメーカーの実力というところでしょう. 僕が多様性と言った時に頭にあるのは,ユーザから見て,多様性のある状態がいいと言っているだけです. 自由市場の原理からかけ離れた独占状態で,客にとってよいシステムを提供しているつもりならば, それは間違いだということです.
>別に一概に「多様性はよくない」と考えているわけではなのでそのあたりは誤解しないで欲しいです。
おお,ここまで御説明してきた甲斐がありました.
>「メリットがある」ではなく「メリットを感じられる」かというところが問題。
「感じさせる」ようにできればいいですね. でも,「ある」というだけでも,ユーザが適応するケースもあります. ポケベルや携帯のひらがな入力のように,一見,あまりよくなさそうに「感じる」操作システムでも, 驚くほど多くの人に受け入れられてきました.(ポケベルひらがな入力は今はすたれていっているのかもしれませんが)
>多様性といっても程度の問題で、あまりに際限のない多様性はシステム全体に対する否定的な反応に繋がりかねません。 ATMの例なら全部のATMが違う操作であれば、一番人気があるのは窓口になりそうです。そして窓口が混んでいるから仕方なしにATMを使うというような。
だから,その待たされるってのがユーザにとって大変不利益をもたらすもので, それを無くしたいというのがそもそもの出発点なのです. 僕だって,窓口で待たされることがこの世でまったくないならば,自動なんとかを導入なんて発想をここまで声高らかに唱えたりはしないかもしれません. 今の ATM だって,窓口が空いている時間帯でも行列が出来るほど使われています. 操作がおぼつかない人だって,なんとか操作しようとしています (時には行員さんのサポートを受けながら). 必要なシステムであれば,使われるのです.
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
もともと「もっとひどくなっていたでしょう」という書き込みだったのですが…
>>そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。
>僕の考える動作確認程度で世の中に出していてるようでは,そもそもユーザインターフェイスに
>ついて語ることすらできないとおっしゃっているってことですよね.
この部分については
> そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
に合わせただけなのであまり深く考えない方がいいと思います(^^;
アプリケーションでも簡単なテストをすればすぐにわかるようなバグが残ったままリリースされることがあったりするように、当然のことがきちんとできていないものがあるのは確かです。
でもそれは「当然やるべきことをやっていない」のであって、使い勝手についても事前にテストすることが当然だという考えには変わりありません。
>Gコードはビデオデッキが製品として出てきた時からあるシステムなんでしょうか?
それは私が言っていたこととは関係ありません。
ビデオの予約システムというメーカーごとにバラバラで、同一メーカー内でも次々と新しいものを作っていき、相変わらず多様性が収斂に向かわずにかえって混乱を生み出している事への解決策として Gコードというものが生まれたことについて考えて欲しかったのですが。
>>そんなわけで私はユーザに選択を要求するよりは現状のように 内部での検証→一部の駅で試験導入(ロケテスト?)→導入決定、順次更新 というプロセスの方がマシだと考えます。
>テストと多様性の優劣をつけようとしているようですが,その議論に意味はありません.
>なぜなら,相反するものではないからです.
相反するものだと言っているのではありません。
これぐらいのプロセスを生き残った上での多様性でないと、アタリショックのような粗製濫造に繋がる危険があるということです。
#うーん、アタリショックのことをもっと早く思い出していればよかったかも。
>だから,その待たされるってのがユーザにとって大変不利益をもたらすもので,
>それを無くしたいというのがそもそもの出発点なのです.
いえ、ここでいいたいのは「窓口の方がよい」なんて事じゃなくて、あまりにも多様性がありすぎるとATM全体について「操作がバラバラで使いにくい」というイメージを持ってしまい、その結果ユーザが選択したものは窓口になってしまう可能性があるといっているわけです。
>>別に一概に「多様性はよくない」と考えているわけではなのでそのあたりは誤解しないで欲しいです。
>おお,ここまで御説明してきた甲斐がありました.
いえ、そうじゃなくてこちらも一番最初から多様性自体の否定なんてまったくしていなかったんですが。
>多様性が少ないから悪いと言った憶えはありません.
と同様で、お互いの考え方の差異の部分が強調されてしまったようですね。
まあ現実にその部分に関して議論しているので当然かもしれませんが。
>別に「コモンなインタフェース」を無くしてしまおうなんて,考えていないし,一言も言っていないと思います.現状は,言ってみれば機能が足りないのです.
全く同意します。
私が気にしているのはその解決策として ytateyama さんがあまりにも「多様性」に期待しすぎているような気がする点です。
>QWERTY 配列がキーボード入力にとってよい方法ではなかったという話は有名ですよね.
もちろんそのことを知っているからこそ引き合いに出したわけです。
>僕はいくつかの理由があって DVORAK 配列を主に使用してます.
個人的には親指シフトが(ほぼ)消えたのは非常にもったいないと思います。
というわけで家電も券売機もひっくるめた上で話として読んで欲しいのですが、DVORAK も親指シフトも QWERTY や JIS よりも洗練されていたにも関わらず十分に普及したとはいえない状態です。
それはメーカーが積極的ではなかった、諦めが早かったという理由もありますが、やはり「ユーザに受け入れられなかった」というのが最大の理由でしょうね。
それは結局「より洗練されたもの」と「慣れ親しんだもの」のトレードオフの結果として後者が選択された結果で、多くのユーザにとっては新しい配列の洗練度、効率性では不十分だったということになると思います。
そんなわけでユーザが十分に慣れ親しんだものを捨て去るような選択をするためには安定したものに対するよほど大きなアドバンテージが必要だということになるのではないでしょうか
うじゃうじゃ
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
返答の大部分はわりとすぐに書き上ったのですが, 連休空けて仕事が始まったら,やはり時間がとれず,やっと仕上がりました. すみません.
言った言わないだけのレベルに落ちてしまっていると思われる話はざっくり放置させていただきます. また,最初にこれまでのやりとりで随分具体的になった僕の主張点を述べてから各論に入ります. まず、この一連のやりとりが始まった原因だった,
> そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
ですが, システムの是非を市場に問うために多様にして生き残りを賭けるという状態をテストと位置付け, (そこまでは,まだテストという語感の個人差と言うこともできますが,) 「利用者にはいい迷惑です」と断定する態度には疑問を感じざるを得ません. メーカーがシステムをリリースする時,完璧な物と思ってリリースするという建前はわかりますが, 完璧なものだと本当に信じてもらっては困ります. まぁ,信じるまでならまだいいですが,僕を洗脳なさろうとするのは,きっと無駄です. ユーザに受け入れられるかどうか,どこか不安を払拭しきれない状態でリリースする… すなわち, 世に問うということがほとんどだと僕は考えています.
もちろん,機能が曖昧さのまったくない状態で記述されていて,当該システムにとっての外部とのやりとりも, これまた,きっちり記述できて, それらのテストが完璧に行なわれており, それがすべての利用者の要求に完璧に見合うという案件ならば,1システムだけ実装してテストだけやった後導入し, あとは,目もくれないという態度でよいでしょう.しかし,世の中にこんな完璧な案件はあるのでしょうか? 電灯のようなとてもとてもシンプルなシステムでさえ,この範疇には入らないでしょう.
ここまでの議論での僕の理解では,albireo さんは,操作方法の統一の維持をしたくてたまらないと思っていらっしゃるということですが, そうお思いになるのも無理はないし,僕の意見も,とても限定的な状況下では,そうだとは思います. しかし,いつも操作方法の統一だけを遵守していればいいというものではないと考えます.
確かにユーザが学習しなければならないというデメリットが生まれます.しかし, 学習してあり余るメリットがあるなら,その存在価値はあると考えられます.
また,異なるシステムを交互に使うなどすれば,混乱も起こるでしょう. 淘汰過渡期や学習過程では確かにそうですが,玄人ならば,自分用のシステムは決まっていて, 混乱することもないでしょう.
ここで,僕が「玄人」とほとんど説明なしで使っていた言葉の定義を試みます.
まず,そのシステムが対象としているサービスがあったとします.JR予約券売機ならば,客をある時間にある地点から別の地点へと運搬してもらう権利を約束することです. 「玄人」とは,そのサービスを頻繁に切実に利用する人を指すことにします. JR予約券売機ならば, 新幹線や深夜バスを週に数回使用しなければならないユーザが居て, もし,券を買わなければ,首になったり,家庭崩壊を招いたり,あるいは,妥協した券を買うと,疲れることになって, やはり首や家庭崩壊の危機があるので,それは避けたいというユーザです. これを,僕は,JR券予約(の特定分野での)玄人と呼ぶようです.
券売機は一般的ではないかもしれないので,銀行ATMで言うことにすると, 毎月定期的に振り込んだり,お金の移動をしなければならない所があって,そうしなければ, 持ち金がなくなったり,取り引き先の信用を失なったり,会社が潰れたりするおばちゃんが居るとします. 彼女は,(一般の機械操作という面ではおぼつかない人かもしれませんが),銀行利用(の特定分野での)玄人です. 振込みカードシステムなども,いとも簡単に使いこなします.
これら特定分野のシステム玄人達は, 切実にそのシステムを使い続けねばならならず, また,あまりにも頻繁にそのシステムを使うので, システムが便利になれば,すなわち, 充分なメリットさえあれば,必ずそのシステムを選択すると僕は考えます.
といったところで各論に入ります.
>>Gコードはビデオデッキが製品として出てきた時からあるシステムなんでしょうか?
>それは私が言っていたこととは関係ありません。
とらえ方の違いってことですか.
操作系統の統一という意味では,成功していません. 僕は同じ会社の違うビデオデッキを持っていますが, G-Code 入力の挙動が微妙に違っていて,大いに混乱しましたし, 今でも混乱する事が時々あります.(さすがにいつも録画予約操作が必要なわけではない僕は,録画予約操作素人です)
G-Code は僕にはこう思えます. あるビデオデッキの開発担当者は,自分の作るシステムが一番良いと思って,自分なりの実証テス
素人に運賃や料金を計算させるのは... (スコア:2, 参考になる)
金銭がからむとなると、その計算は正確でなければなりません。現在の印発(印刷発行機)が現場で使いものになっている理由の1つとして、運賃や料金の検証を人手にも頼っているということがあります。このため、印発をたたく人はその結果に対する検算ができなければなりません。
となると、印発をたたくためには運賃や料金計算のためのさまざまな規則を理解している必要があります。長距離路線ならば運賃計算キロに特例がある(有名なものでは大宮-青森や岩国-櫛ヶ浜)、短距離ならば乗車券の種類により打切計算になるか発駅計算になるかが変わるなど...
ガンクラの鉄道科あたりではこういうことも教えているらしいですが、教えないといけないと言うのは逆に言えば素人ではまず分かっていない人が多いと言う事実の裏返しでもあります。
Re:素人に運賃や料金を計算させるのは... (スコア:1)
>現在の印発(印刷発行機)が現場で使いものになっている理由の1つとして、運賃や料金の検証を人手にも頼っているということがあります。このため、印発をたたく人はその結果に対する検算ができなければなりません。
なるほど、確かに、発券後、電卓を叩く姿が見られます。 しかし、あれって、未だに計算機が出す結果が誤りだったなんてことがあったりするんでしょうか?
まぁ、それはそれとして…なるほど、いきなりマルスで出来ることすべてを客の操作にゆだねるのも大変ですか。 でも、金銭的に難しくない範囲での指定ならば問題ないと思われるのですがいかが? 列車指定とか、座席指定とか。 新幹線の自動券売機があるくらいなので、金銭授受という面ではクリアできそうです。
窓口にいるのが「プロ」とは限らない (スコア:1)
特にマルスの端末が1台置いてあるだけで「みどりの窓口あります」と名乗っているような小さな駅でのお話。ただし、小さな駅ほどこうした状況が顕著なだけであって、比較的大きな駅であっても同様な事態に遭遇したことが何度かあります。
「端末はGUIだから素人にも操作しやすい」という誤解からか、JRの窓口にいるのは運賃計算のエキスパート、という構図が崩れているような気がしているのは私だけですか?
Re:素人に運賃や料金を計算させるのは... (スコア:0)
関東の某無人駅から乗車証明書を出す機械で乗車証明書を持って、
東京駅の新幹線改札前の切符売り場で乗車証明書を出して新幹線
切符を買うと、「乗車駅~乗車駅に最も近い東京都区内の駅の清
算」と「東京都区内~目的駅までの切符の発行」をする係員と、
「乗車駅~東京駅の清算」と「東京都区内~目的駅までの切符の
Re:素人に運賃や料金を計算させるのは... (スコア:1)
前者の方が安く上がるということは、乗り出した駅は東京近郊区間内、ないしは東京駅からの営業キロが100km以下(端数切上)でしょうか? もしそうならば、東京近郊区間の最初の駅で降車し、その先への切符を買い直せば確実に前者の計算をしてくれます。23区内から乗り出す切符を最初から持っていない以上、東京駅で切符を買い直した場合は後者(東京駅打切)で計算されても仕方ありません。
ただし、この場合はさらに安上がりになりそうな方法があります。最初に乗り出した駅の最寄りにある有人駅で、乗車券をさっさと買ってしまうのです(新幹線特急券は同時に購入しても、東京で別途購入してもよい)。運賃計算キロが100km以上になると運賃の加算は20km単位、600km以上では40km単位と長くなります。また、距離あたりの運賃単価も下がります。というわけで、1枚の乗車券をできるだけ長い区間に渡って購入してみてはどうでしょうか。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
ネットからの予約の時にそういうオプションを選択できるとか、専用の窓口があるとかじゃないと混雑しそうです。
>いまだにそうはなっていないのは何故でしょう?
需要がないからじゃないかな。
普通の人は希望があっても窓際、通路際、禁煙、喫煙くらいじゃないですかねえ。
それならそんな複雑なインターフェースはいらないだろう。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> 普通の人は希望があっても窓際、通路際、禁煙、喫煙くらいじゃないですかねえ。
うーむ、前のおっさんおばさんが無言で背もたれを全倒しにするのが嫌なので、できるだけ進行方向の前の方をとりたいとか、 あるいは、定期出張なので、便名が決まっているのに、 わざわざ、いつもの決まりきったカッタルい対話をしなければならないとか (これは反応速度が上がれば済む話かな?)。
さらに深夜バスの座席の位置取りは間違うと、深刻な問題です。 二人掛けのとなりが、イビキ親父 (自分もそうですが) だと嫌なので、一人掛けがいいとか。
窓口の方とのインタラクションで解決する問題ではあるのですが、 これがまた厄介だったりするわけです。 オペレータが精通者だったらいいけど、 必ずしもそうではなく、時間はかかるし、長蛇の列の発生原因となったりするわけです。それが原因で、別の交通手段に替えたりすることもありました。予約システムがまどろっこしいから、客に逃げられるって、客を運ぶというのが本来の使命である交通機関にとってもうれしくないことですよねぇ。
最近、定期的に乗る列車の、ある車両にどうしても乗りたい理由があって、昔は自動券売機で予約していたところを、窓口に並ぶようになりました。まぁ、ある車両限定で予約なんてのは、さすがにオペレータが誰であっても、操作方法を知っているようですが、 やはり、時々間違える人も居て、普通はもう1回予約変更ができる回数券が、予約変更不可になって渡されたりすることもありました。
予約でこんなに不便を感じているのは、僕だけなのでしょうか?
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:0)
駅員のさわる端末もあんまり操作性いいとは言わないし、システム的にもあんまり柔軟とは言いがたいので勘弁してくださいとか言ってみるテスト。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> いまだにそうはなっていないのは何故でしょう?
既にWWWによる予約がが現在その役割を果たす位置にあるから、
なのではないでしょうか。
- Ryuzi Kambe -
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
>既にWWWによる予約がが現在その役割を果たす位置にあるから、
>なのではないでしょうか
JRなんとかカードじゃないカードでは支払いできんとか、 謎なポリシーを恥ずかしげもなく堂々と公言したりしたこともあるような所があったりもするので、技術的には可能でも、 僕にはよくわからない領域の理屈で実現不可能だったりするかもしれないわけです。
で、金銭授受は本人が行って直接やるし、操作している人がまさにその人であるという証明というのも、そこに居るいるわけですから、簡単に解決できそう…と考えたわけです。
まぁ、予約番号を Web 操作でとっておけるだけでも、非常にありがたいんですけどね (ただし、なんとかカード会員限定でなく、座席指定機能も欲しい!!)。 そして、券売機に予約番号を押して、お金を払い、発券。 全然問題ないように思われるんですけどねぇ。
# やはり、なんとかカード会員にならざるを得ないんだろうか…
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
北米オンライン旅行予約サイトTravelocity.com [travelocity.com]では、1999年頃までSableコマンド(Sabre(sabre.com) [sabre.com]社製旅行予約端末用コマンド)が入れられました. 今は旅行代理店としてログインしないとコマンドが打てないように変更されています. 普通の人に使わせないのは、自称玄人のサポート工数がかかるから?
また、American Airline(aa.com) [aa.com]でチケット予約を行うと座席指定が自分でできます. seat configurationが分かっていれば、便名,座席番号をキーボードで入力することもできるし、座席をマウスクリックすることでも座席指定ができます. 私はこれで満足.
座席数が希少なものは便利にならない (スコア:1)
座席数が非常に限られているものの場合、Internet経由でできるようになってもメリットを感じません。私は以前JASの売出5日間割引(当時)で航空券を購入したことがありますが、Internetでの予約にはトラブルの不安を感じ、有楽町で09:30に端末をたたいてもらいました。
結果は... 30分後には満席御礼。トラブルが起きていたら完全にアウトでしたな。航空券ならまだしも、例えばカシオペアスイートだったりしたらマジでクレームがつくかも。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:0)
実装はすぐできるけど、試験項目が馬鹿にならんから却下。
そんな工数は認めてくれんと思うし。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
しかし、こんなIT時代(?)に、いつまでたっても、券購入に人間との対話が必要って、いかがなものだろうか。 人件費がかかるとか、券売の速度とか、気にしないんですかねぇ。
確かに人間相手に相談しないと、券が買えないケースもあるかもしれないけれど、 僕の場合、備え付けの申し込み用紙に必要事項を記入して、 窓口の方に渡し、あとは、確認事項と金銭のやりとり (と座席指定の希望を口頭で伝達) で済むケースが大多数で、 こんなの機械でもできるよなぁと思ってしまいます。 それでも、やはり、人間相手に相談を持ちかけるのが得意な方々(えてして時間がかかる)の後ろに並ばざるを得ず、23時までのカウントダウンをドキドキしながらやるわけです。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
行儀良い事ではありませんが、一度発券中に隣で「○○時ごろに××から△△へいきたいんですけど...」という声を聞いたことがあります。発券までに手間取る人は、おそらく時刻表をほとんど調べずにそのまま列に直行してしまうのでしょう。こういう人については、残念ながら当面は駅務さんの腕と頭で何とかするしかなさそうです。
私の場合、最初に必ず行路表を作り、座席を押えなければならないスジや乗換の余裕時間を確認します。発券中に相談をしたのは1回だけです。375Mの座席を取ろうとして...
そっけないものです。考えようによってはかなり濃い会話ですが(笑)。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:0)
玄人気取りのヤツが、てきとーにイジくって、「やっぱわかんねーや」
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
>必ず表示しておくくらいのことをやらな いシステムは、僕には到底考えられないのですが…
わざわざ券売機の状態を確認して、初期状態でなければ「一番最初に戻る」ボタンを押さなければいけないようなシステムも十分にアレですね。
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
>わざわざ券売機の状態を確認して、初期状態でなければ「一番最初に戻る」ボタンを押さなければいけないようなシステムも十分にアレですね。
ということは、現存のシステムはどれも既に十分アレ…って冗談はさておき、新しいユーザが来た時に、「絶対」初期状態にしておきたいのですか。「絶対」ってのはどうなんでしょうね。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:0)
お金いれてからボタンを押しても、ボタンを押してからお金を入れてもよいシステムなので>JR
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> > わざわざ券売機の状態を確認して、初期状態でなければ「一番最初に戻る」ボタンを押さなければいけないようなシステムも十分にアレですね。
>ということは、現存のシステムはどれも既に十分アレ…って冗談はさておき、新しいユーザが来た時に、「絶対」初期状態にしておきたいのですか。「絶対」ってのはどうなんでしょうね。
どうしても玄人でない人に、玄人UI画面を直面させないようにしたければ、 玄人UIモードでは、足ペダルを踏みっぱなしにするとかはどうでしょう? ペダルを放したら、(警告の後のタイムアウト後)玄人モード解除すればよさそうです。 片手で操作できるUIなら、左手で競艇のアクセルよろしく、 握りっぱなしとかもありですかねぇ。 片足に重心をかけっぱなしがつらいなら、腹とか膝で押すボタンってのもいいかもしれません。
僕の本心は、相変わらず「一番最初に戻る」ボタンをビカビカさせるだけでいいと思っています。 一定時間操作しなければタイムオーバーとか、 人検知とかも、やっぱり、ちゃんと書いておかないといけませんかねぇ。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
でも、ペダルや人検知みたいなギミックを搭載してまで、「玄人UI」を実装する必要を、
サービス提供者側(JRなど)が感じるか、はなはだ疑問ですね。
ま、個人的にも、そういう「入口」があってもいいと思うんですが、
インターフェイスそのものを券売機が持つ必要はないかな、と思う。
たとえば、PCやiモードで電車や座席を指定(設定)、仮予約No.やバーコードみたいなモノを発行。
実購入(発券)は券売機でコードを入力するとか、Cモードみたいにバーコードをかざして、
なんて方法はどう?
座席の指定まであった場合は、仮予約No.ないしバーコード発行から@時間は、
そこが埋まらないようにする。
券売機の近くに周辺案内端末みたいなのを用意して、
それにも予約No.ないしバーコード発行機能を持たせれば、
ネットワーク機器がなくてもNo.やバーコードの発行が可能とか。
ってか、まさにロッピーみたいな端末とサービス提供をJRが始めればいいんじゃん。
かつ、ロッピー互換で、自宅近所のローソンから座席確保、
店頭で精算をし、 券売機でそれをかざして発券。
あー、suicaを読み取れるようにして、ICに予約情報をインプット、なんてのも便利かも。
長くなって、ごめんチョ。