「名前が紛らわしい」として/.Jでも話題となった米Grouponのレジシステム「Gnome」だが、
GNOME Foundationの強い抵抗を受け、Groupon側が名称を変更することで決着した。

Grouponが「Gnome」に関連する商標登録を申請し、それに対し
GNOME Foundationが反対キャンペーンを立ち上げたことが今回の決着に結び付いたそうだが、
この流れを見るに「のまネコ騒動」を思い出す方も多いのではなかろうか。

火星は太陽系の中では有人宇宙飛行ができる可能性がもっとも高い惑星だ。しかし、火星への旅の途中で生物的・機械的なトラブル場発生した場合、地球に戻るにはどのような方法があるのだろうか。medium.comの記事では、ロケットの打ち上げや移動期間、食糧事情、放射線量の問題、期間に必要なエネルギーといった現時点で考えられる物理学と技術上の限界などの課題を紹介している。（本家/.）。

トロント大学の学生らが、火傷治療用の人工移植皮膚をすばやく作ることのできる3Dバイオプリンター「PrintAlive Bioprinter」を開発したとのこと（Yahoo!News、本家/.）。

PrintAliveバイオプリンターは、患者のケラチノサイト及び線維芽細胞を使い、ヒドロゲルから「生きているバンドエイド」を作り出す。皮膚細胞を培養して皮膚シートを作るのに比べて、より速く人工皮膚を作ることができるだけでなく、必要な皮膚細胞も格段に少なくてすむのだという。プリンターのカートリッジは、皮膚の表皮と真皮層それぞれに必要な細胞で満たされた二つのチャンネルに分かれており、されぞれの細胞に必要な液体と共に収められている。プリンターから噴出されると液体はゲル化し、両層は同時に重なった状態でプリントアウトされるという。

重症火傷の場合、表皮から真皮にかけて深刻な損傷を負うことになるが、患部への移植用に皮膚細胞を培養すると通常少なくとも2週間もかかってしまう。両層は完全に異なる細胞から作られており、また異なる構造を持っているため、損傷した箇所の皮膚を自然再生させることは極めて難しい。しかも、傷口を迅速に閉じることができなければ火傷患者が命を落とすこともありうる。