ユニクロのショッピングサイトで、不良在庫4,000枚。原因は不正注文?
産経新聞他によれば、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングのオンラインショッピングサイトに大量に偽の注文をし、女性用タンクトップ4000着以上の在庫を発生させたとして、警視庁捜査一課は9日、電子計算機損壊等業務妨害容疑で、長崎市の無職、二口慎太郎容疑者(29)を逮捕したとの事。
Yahoo!経済ニュースの「ユニクロ」カテゴリにリンクが貼られているが、いずれも「不正注文」というような表記になっている。が、記事をよく読むと、容疑者はショッピングサイトのいわゆる「カート」に商品を入れただけであり、実際には注文はしていない模様である。
容疑者は、「カートに商品が入っただけで、商品引き当てを行い、補充発注を掛ける」というユニクロサイトの仕組みを知った上でこの行為を行っていたようであり、また短時間に大量にカートに入れるという処理をする為に、なにやら専用のツール(田代砲ならぬユニクロ砲?)も使っていたようであるので、「不正」の指摘は間違いないと思われる。
だが、カートに商品が入った時点で、商品引き当てどころか補充発注も行うというユニクロのシステム開発には問題は無かったのか、疑問も残るような気がするが、いかがであろうか。