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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
ネコというなら (スコア:1, すばらしい洞察)
絶滅する前になんとかできないか・・・
Re:ネコというなら (スコア:3, すばらしい洞察)
猫という種の遺伝子解析のノウハウが無い状態では、何度もサンプルの取り直しが行われたと思われます。
# 近縁種でのノウハウ蓄積があれば、絶滅危惧種のサンプル採取の回数を減らせるでしょう。
# 野生種の保護が目的なら、なるべくストレスをかけないようにしないと……
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:ネコというなら (スコア:0)
#ノックアウトキャットってつくれるのか?
Re:ネコというなら (スコア:0)
これから作るために解析したのでは?
貴重というなら (スコア:1, 興味深い)
Re:貴重というなら (スコア:2, 興味深い)
毛の色を決める遺伝子は性染色体にある為、原理上は雌しか生まれません。雄の三毛猫は雌の染色体も持っているため半陰陽となります。
(生命の尊厳とかをひとまず抜きにしてしまいますが)子孫をきちんと残せる三毛猫を生み出せれば、手軽に飼えるようになるかもしれません。
また、黒猫をベースにした三毛猫を生み出せれば、穏やかな性格の三毛猫なんてのも出来るかも。
本音を言えば、猫エイズを根治する方法が見つかればなぁ…と思います。
ウチの猫も、猫エイズに感染して既に5年近く。そろそろ寿命ですがこのまま発症しないままであることを願います。
もうちょっとなんとかなりまへんか…
Re:貴重というなら (スコア:2, 参考になる)
猫の遺伝子では「黒色の模様が出る遺伝子」「茶色の模様が出る遺伝子」のどちらもX染色体上にあるので、
三毛猫は両方を発現させる必要があるためX染色体が二つ必要です。
そのため「染色体XY」なオスの三毛猫は存在せず、「染色体XX」なメスにしか三毛猫は出てきません。
というわけで、たまに生まれる三毛猫 [nifty.com]は染色体が「XXY」な、いわゆるクラインフェルター症候群 [ksfjapan.net]です。
不妊でオスの特徴が弱いですが、半陰陽(両方の特徴を持つ)のではなく、外見上はオスですね。
Re:貴重というなら (スコア:0)
黒を発現する遺伝子は常染色体上にあります。
オレンジの遺伝様式は一種の不完全優性なので
X染色体がオレンジ遺伝子を持っているものと持っていないもののヘテロの時
毛色がオレンジの部分と違う色(黒とかキジ虎とか)の部分に分かれます。
白斑を決定するのはまた別の遺伝子です。
Re:貴重というなら (スコア:0)
#と、門外漢が無責任な発言(w
それとは関係ないんだけど、昨日、漫画に出てくるような、全身真っ黒で目が金色の猫を見た。豹みたいな強面なんだけど、「にゃ~ん♪」とか可愛いソプラノで鳴きやがんの(w
Re:貴重というなら (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:貴重というなら (スコア:0)
Re:貴重というなら (スコア:0)
Re:貴重というなら (スコア:0)
Re:ネコというなら (スコア:1, 参考になる)
絶滅寸前のものはゲノム解析する必要は無くて遺伝子そのものを保存(要するに種の存続)できればいいのでは?
本末転倒では? (スコア:0, フレームのもと)
>絶滅する前になんとかできないか・・・
まず絶滅の危機に追いやっているのが私たち人間であることは理解されています?
自分(達)で危機に追いやっておいて、資料価値だのって、おこがましいにも程があるような気がします。
また人間の手によって同じく絶滅の危機にあったものが救われています。
(場合によっては救われすぎて大量発生してかえって困ったことになった例もあったような)
何とかしなきゃいけないのはそういった種を資料とか財源としてしか見ていない人間の方な気がしますが。
/*
それさえなんとかすりゃ、そもそも絶滅だのなんだのを気にする必要もないし、遺伝子採取の必要もないんでは?
*/
Re:本末転倒では? (スコア:1)
絶滅しないように保護する活動とゲノムを資料化活動を平行してやれる有能な人ばかりではないので普通はそれぞれ別の人がやっています
保護活動が間に合って絶滅が回避できれば資料化を急ぐ必要もないのですが、
保護活動が間に合わなくなって絶滅しまっても資料化が間に合うように別ラインで遺伝子採取を行っていく必要はあります
#ていうか、ゲノムの資料価値としてはその種が絶滅していたほうが高くなると思われ・・・
Re:本末転倒では? (スコア:1)
勿論資料的価値やそういった側面からのゲノム解析があることは否定しません。
これは別に絶滅危惧種に限らずあるでしょう。
ただし、
”絶滅する前になんとかできないか・・・”
という、絶滅を前提にした話であれば、
”資料的価値云々以前に誰がそういう絶滅の危機に追い込んだかって言う話の方が先。
その側面を解決する前に資料的価値云々の話は本末転倒では?”
と思うわけですよ。
>保護活動が間に合って絶滅が回避できれば資料化を急ぐ必要もないのですが、
確かに現実問題として保護活動がなかなか間に合っていないというのがあり、
これが一番頭の痛いとこなんでしょうが・・・・
種の絶滅と言葉で書けば短いかもしれませんが、結局大量の”命”を奪ってる現実には変わりないわけで、
遺伝子採取なり、資料価値としてデータで残ればいいってモンでもないんじゃないか?と。
”大量の命を奪ってるって言う現実の前に遺伝子採取も資料的側面もクソもあるかい。
まず助けてからの話。(たとえ残ったのが少数だとしてもね)
助ける前に遺伝子採取だの資料的側面だの本末転倒、寝言は寝て言え”と思うわけです。
Re:本末転倒では? (スコア:0)
じゃあ、イリオモテヤマネコを絶滅させないために、道路を無くすかといったら、それはそうはいきません。まあ、ヤンバルクイナの交通事故死のような、不要不急の道路を造ったがための事故死というのもありますが、それで西表島の道路を一掃できるか?とはいかない。
だからこそ、不要不急の道路を作らせないという、ある種の市民運動でできること(市民運動としてやるべきこと)と別に、象牙の塔でできることとして、イリオモテヤマネコなり何なりの絶滅危惧種の研究(ゲノム解析に限らず)があるんじゃなかろうか、と思うのです。特に今は、市民運動というとすぐに「プロ市民」などと叩く向きがあって、その方面から自然保護を目指すのが難しい時代です。となれば、いわば純粋な知的好奇心として(大学などで)研究課題にされるほうが結果として実現しやすいのではないか?と思うのです。