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映画「ベオウルフ」にみる日本の3D映画事情」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2007年11月18日 9時41分 (#1252037)
    約2時間全編変更フィルムめがねをかけて映画を見るのはつらいと思うんだけど、どうよ?

    実写の3D撮影ってのは問題がある。
    普通のカメラで撮影するとピントは画面の一部にしか合わないよね。
    それを3Dで上映すると確かに瞬間立体には見えて臨場感を感じるんだけど、
    ピントが合っている被写体以外に目を向けると、とたんに違和感がでてくる。
    だってどうやってもピントを合わせられないんだもん。
    そりゃそうだ、最初からピンボケで写ってるから。

    だから実写で3D表現しようとしても、普通の光学系のカメラを使って撮影している限り、
    「まるで現実の世界のようにリアル」に見せることはできない。
    CGだったら隅々までフォーカスくっきりに表現できるので、フォーカスが合わない
    問題は解決できるが、逆にフォーカスがあっていないはずの位置にあるものまで
    いつもくっきりで、これまた違和感爆発ということになる。

    人間の目は一つを注視して見ているようでも、細かく動いて周囲の
    いろんなものを捕らえようとするもの。
    実世界では、注意の移ったものに自由にピントを合わせられるのが普通。
    平面のスクリーンに映っていたものなら、立体を感じることなく
    無理にフォーカスをあわせようとはしなかったが、立体感を得るようになると
    無意識に主被写体以外にフォーカスを合わせようとして失敗と言うのを
    繰り返すことになるんじゃないだろうか?

    だから、字幕ある無いにかかわらず、観客は違和感があって疲れると思うんだよね、
    こういう方式。
    ホログラムでも持ってこなけりゃ、無理の無い3D表現は出来ないってことだね。
    • 逆転の発想 (スコア:2, 興味深い)

      by primavera (9253) on 2007年11月18日 22時51分 (#1252235)
      このコメント以外にも3D映像製作の難しさに言及されていますが、ちょっと考え方を変えてみましょう。

      脳が立体を立体として処理できる情報は、右眼左眼に独立して入力される視差をふくむ映像です。
      3D映像は、この視差を含む映像を左右の眼に独立して見せようとするので苦労しているように思います。
      そこで考え方を変えて、脳が両目から入ってくる情報以外で立体像を作るように仕向けてみてはいかがでしょうか?

      つまり、片目で見るんです。
      絵画や写真(ステレオ写真除く)を見るとき、片目で見ると立体感が出てきます。
      おてもとにある写真や絵で試してみてください。両目で見ていたときよりも立体感が出てくる筈です。
      どんなに素晴らしい絵画でも映像でも、所詮は二次元なので、両目で見る限り脳も二次元として処理します。
      そこで片目でみると、脳は視差の無い環境で処理せねばならず、いきおいボケや構図等片目の映像だけで得られる情報を元に立体像を作ろうとします。
      というわけで、片目で見ると立体感が出てくるのです(と聞きました)。

      この「片目で見るメソッド」を使えば、字幕うんぬんや上映設備の問題はたちどころに解決です。
      また、何ら追加の投資を必要とせず、過去のライブラリもそのままで3D対応可能です。

      でも、2時間片目だけで見るのは疲れるだろうなー。
      自分で書いといてやったこと無い (;´Д‘)
      親コメント
      • つまり、入り口でアイパッチ配ればOK?

        海賊ものならそれらしいのを配ればそれなりに評判になるかも

        ってな戯言はともかくとして、左右の目の光入力に
        明暗差をつけると脳が勘違いして立体感が生まれる(強調される?)
        なんて科学記事を昔読んだことがありますので
        この手は安上がりで、既存スクリーンでも上映できていいかも

        #何も手元まで槍だの剣だのが飛び出してこなくてもいいわけで
        親コメント
    • by Lancelot (32409) on 2007年11月19日 1時23分 (#1252268)
      かなりオフトピぎみですが…
      文字フォントのアンチエイリアスも同様の問題があると思っているのですが、あまり周囲の同意を得られません(^^;
      ある程度大きな文字にアンチエイリアスがかかっている場合は気にならないのですが、12ポイント未満の文字にアンチエイリアスがかかってると文字がボケボケに見えてとても疲れます。
      モーションブラーも同様で、一瞬だけであれば目が反応して焦点を合わす前に次のシーンに移るためそれほど目が疲れませんが、止め絵でモーションブラーがかかってると、目がクラクラしてしまいます。
      自分の目が、ボケに対して敏感すぎるのかもしれませんが。
      --
      もうちょっとなんとかなりまへんか…
      親コメント
    • >実世界では、注意の移ったものに自由にピントを合わせられるのが普通。

      確かにそういう「現実と違う」面は有るんだけど、
      その問題って、かつて映画やTVも通ってきた問題なんじゃないかな?
      たとえば秒間「たかが」数十コマしかないとか、走査線とか、
      さんざん現実と違う映像を見せられているわけ。

      じゃあ今まで我々はどうしてたかというと、
      単純に「幼い頃からそれを見てたから目が慣れてる」だけなんだよね。
      上記のようなメディアが登場してきた黎明期には、
      年配の人は目がついていかず、若いのだけが楽しめた、
      っていう時期があったようだから。

      なので、もしかする
      • その辺は、脳が立体物をどうやって認識しているかというロジックにも絡んでくるので、ちょっとレベルが違うような気もします。

        >なので、もしかすると3D(ただし特定の方式の:いろんな方式のが混在してたら互いに足を引っ張りそうだ)が普及すると、その10年後くらいにはそれに目が慣れたチルドレンが一杯でてくるのかも知れない。

        この映画館はステレオグラムだと思いますが、人間が立体物を認識するのは左右の目に入ってくる映像の違いだけじゃなく、頭を左右に振ったりした時の位置変動や、(別な人も書かれてますが)身体の他の感覚も総合して判断しているはずなんで、フェイクに目が慣れるってのは同時に現実世界で得ているはずの情報を無意識のうちに無視するということなんじゃないかな、と心配してみたりしますがその辺どうなんでしょうかね。

        >TVは3Dフォーマットで送信するのを義務にすればいいんだ。

        裸眼立体視をまず確立しないと無理じゃないですかねぇ…

        もしくは一人一台ヘッドマウントディスプレイを支給するとか。寝ながら立体テレビ。CM中にトイレに行くのも防止できて一石二鳥(テレビ見ながらトイレに行くことになるので)。
        親コメント
      • ただ、ピントを合わせるというのは筋肉を使う必要があるから、脳内だけで完結できる処理とは違ってくるかもしれないよ。

        もちろん、超高速でピントが切り替えられるような人類に進化するかもしれないけど、脳のように変化に柔軟に対応できる器官じゃないから、簡単にはいかなそうな気がする。
        親コメント
    • 単純に、パンフォーカスで撮影すれば良いだけの話では?この映画がどうかは知りませんが。

UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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