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もちろん「コピーのコピーが許されるのは我々既得権者の特権であって、下々のおまいらは勝手にコピーしちゃダメ!」と洗脳されてきた我々には奇異に映りますよね。
じつはこれが日本に広まったのはビートルズ来日公演が一つのきっかけだったらしいです. 当時の日本側プロモータはコンサートの入場料を高めに設定しようとしていたのですが, ビートルズ側から低めに設定するように依頼されたらしいです. すなわち, この時にはコンサートはプロモーションの一環で, 収益はコピー(当時はレコード)の販売から得るという今日では普通となった考えだったわけです. ところが当時の日本では, アーティストの収益はコンサート/ショーが主でレコードは従という感じだったらしく, この新しいビジネスモデルは黒船みたいなものだったらしいです.
その後, 日本の音楽業界も同様のコピー大量販売路線に突き進んで行ったわけですが, このビジネスモデル環境に再び現れた黒船が, 名前だけは同じ"Apple"というのは歴史の皮肉ってやつですか.
# ミッキー吉野バンドの「男たちの旅路」を買おうと思っているのでID
現状では「大衆」としての傾向よりも「個人」としての傾向が大きく、故にライブ優先の人はライブ優先、録音優先の人は録音優先と、 他人と異なる価値観(中にはネット上の無償音源だけでおkなんての迄)が並列的に、尚且つ優劣無しに語られる物になってますよ。 DRMによるコピー制御(禁止でなくて)なんてのは、その考えからですね。まあ、通常と異なるパターン(単なるコピーの可否でない)の制御なんてNapstarの聞き放題程度でしょうけど、使用者側の多様化の一例ではありますね。
少なくともライブを有り難がる層が以前よりも明らかに増加しているって話は聞かない。 だからこそこういうネタが話題に上がる訳だ。
そんな一般化もされて居ないが故に話題になっているものにより実しやかに結果ありきの持論を出されても、そんなレア例を根拠にしている以上みのさんの言う「納豆は体に良い」ってレベル以上の根拠は無いよなぁ。
・ミュージシャンの本分はライブ・録音は所詮ライブの劣化コピーにすぎない
演奏の一回性へ疑問を呈し、演奏者と聴衆の平等な関係に志向して、演奏会からの引退を宣言していたグールドは、1964年3月28日のシカゴ・リサイタル[1]を最後にコンサート活動からは一切手を引いた。
同一の法律上できちんと大元の権利者の権利が優先されているってだけにしか見えないんですが。
別に日本の業界にも法にもそれを妨げるものなんて何も無いのですから。
現行どうり横並びのものが多いのは、単に「著作者がそうする事を選んでいるから」
ニコ動の素人例の例なんかでなくとも、別にプロでも自分で「そうしよう」と思えば出来る、けど大抵は損得勘定で選ばないってだけの話だね。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:1, 余計なもの)
・録音は所詮ライブの劣化コピーにすぎない
・劣化コピーのコピーはどうぞご自由に
という観点からは至極当然の行動かと。
もちろん「コピーのコピーが許されるのは我々既得権者の特権であって、下々のおまいらは勝手にコピーしちゃダメ!」と洗脳されてきた我々には奇異に映りますよね。
ビートルズは遠くなりにけり (スコア:4, 興味深い)
じつはこれが日本に広まったのはビートルズ来日公演が一つのきっかけだったらしいです. 当時の日本側プロモータはコンサートの入場料を高めに設定しようとしていたのですが, ビートルズ側から低めに設定するように依頼されたらしいです. すなわち, この時にはコンサートはプロモーションの一環で, 収益はコピー(当時はレコード)の販売から得るという今日では普通となった考えだったわけです. ところが当時の日本では, アーティストの収益はコンサート/ショーが主でレコードは従という感じだったらしく, この新しいビジネスモデルは黒船みたいなものだったらしいです.
その後, 日本の音楽業界も同様のコピー大量販売路線に突き進んで行ったわけですが, このビジネスモデル環境に再び現れた黒船が, 名前だけは同じ"Apple"というのは歴史の皮肉ってやつですか.
# ミッキー吉野バンドの「男たちの旅路」を買おうと思っているのでID
Re:ビートルズは遠くなりにけり (スコア:3, 興味深い)
60年代から70年代まではメディアに記録された物の永続性や完全性というのに
ある種のあこがれがあった時代なのではないだろうか?
だからこそ、コンサートは一過性の不完全なコピーにすぎず
レコード上にある演奏が完全なオリジナルであると感じる事がブームだったのだと思う。
それが時代が流れてメディアが簡単にコピーできるようになると(またメディア上の記録をデジタルに簡単に処理できるようになると)記録された物は完全ではあっても魂の入っていない抜け殻のような存在であり、
ライブこそが本当の真の実体であるみたいな風潮がブームになり始めたということではないでしょうか?
どうやら、メディア上の完全性かライブの持つ迫力なのかは時代によってどちらに価値があるか時々入れ替わるようです。
何か新しい記録方法/再生方法が発明されてライブが本当のライブのように記録・再生できる方法が(安価に)提供されるようになるとまた再びメディア上の記録こそが完全なライブだと主張するのがブームになる時代が来るかもしれません。
Re: (スコア:0)
それすら過去の話。
現状では「大衆」としての傾向よりも「個人」としての傾向が大きく、故にライブ優先の人はライブ優先、録音優先の人は録音優先と、
他人と異なる価値観(中にはネット上の無償音源だけでおkなんての迄)が並列的に、尚且つ優劣無しに語られる物になってますよ。
DRMによるコピー制御(禁止でなくて)なんてのは、その考えからですね。まあ、通常と異なるパターン(単なるコピーの可否でない)の制御なんてNapstarの聞き放題程度でしょうけど、使用者側の多様化の一例ではありますね。
少なくともライブを有り難がる層が以前よりも明らかに増加しているって話は聞かない。
だからこそこういうネタが話題に上がる訳だ。
そんな一般化もされて居ないが故に話題になっているものにより実しやかに結果ありきの持論を出されても、そんなレア例を根拠にしている以上みのさんの言う「納豆は体に良い」ってレベル以上の根拠は無いよなぁ。
Re: (スコア:0)
いつどこでそんなブームが起きたの?
むしろ最近は皆手持ちの音楽を全部iPodに入れて、イヤフォンや車内で聞
くことの方がブームですよ。
ライブとは全くほど遠いんですが。
Re:ビートルズは遠くなりにけり (スコア:1)
Re:ビートルズは遠くなりにけり (スコア:1)
へ〜、勉強になります。
>当時の日本では, アーティストの収益はコンサート/ショーが主でレコードは従という感じだった
技術的にプロテクトするのもモラル的にプロテクトするのも無理なので、また元の路線に戻さざるを得ないかもしれませんねぇ。
Re: (スコア:0)
>また元の路線に戻さざるを得ないかもしれませんねぇ。
なんだ、本音は録音物のクラックばっかりやってるただの泥棒か。
Re: (スコア:0)
というわけで、sesame17ターイホ
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:2, 興味深い)
いや、ミュージシャン皆がそういう考えじゃないのですが。
グレングールド [wikipedia.org]のように「コンサートは死んだ」と言って録音だけに力をいれる人もいるわけで。
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:2, 興味深い)
そもそもアルバムを作ってからツアーメンバー集めてライブ用の練習を始めるんだから。
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:2, おもしろおかしい)
・インストールしたプログラムは所詮バグに過ぎない
・バグプログラムのコピーはどうぞご自由に
という観点で働いてますので、問題があったらまたお仕事くださいね♡
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:2)
聴く側にとってみても、人それぞれです。
どちらが正しくてどちらが間違っているという事はありません。
ライブがメインで演奏に高い評価を受けているアーティストもいれば、
緻密で各種技術を駆使したレコーディングで高い評価を得ているアーティストもいます。
「○○は△△に違いない」という先入観による決めつけが、自由な創作活動の
妨げにならないことを願います。
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:1)
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:1)
こちらはCCライセンスではないですが、アルバムやツアーのプロモーションとして無料ダウンロードを活用する、というのが流行になりつつあるのかもしれません。
Re:劣化コピーのコピーはかまいません (スコア:1)
宇多田ヒカルのカップヌードルみたいに、歌詞の中に商品名を埋め込む方式も盛んになるでしょうね。
Re: (スコア:0)
同一の法律上できちんと大元の権利者の権利が優先されているってだけにしか見えないんですが。
Re: (スコア:0)
洗脳もなんも、日本でもこんなの簡単に出来るのに(一部の人たち以外)やっていないってだけの話なんだけど。
別に日本の業界にも法にもそれを妨げるものなんて何も無いのですから。
現行どうり横並びのものが多いのは、単に「著作者がそうする事を選んでいるから」
ニコ動の素人例の例なんかでなくとも、別にプロでも自分で「そうしよう」と思えば出来る、けど大抵は損得勘定で選ばないってだけの話だね。
むしろ逆 (スコア:0)
NINだと昔っからレコーディング技術ヲタそのものだから
「素材」なんかの扱いについてそれなりに考えるところもあったのだろうけど。
つか基本的にトレント・レズナーひとりのプロジェクトであるNine Inch Nailsの構成とか
(完全にバンドだと権利関係でこうはいくまい)
漫画家で言えばもうさんざん売れて食うに困らず連載ほったらかしてネトゲにうつつを抜かす某くらいの
地位が既にある人の考えることだという現実。そしてナニより
トレント・レズナーという人のパーソナリティの特異性あってのことだという事実を
それなりにあっち方面の音楽を聴いてきた人なら誰でも知っているわけなんだけれど…。
#1340543みたいな意見がプラスモデされるようなら
/.での音楽著作権関係の議論は
「部外者がなんか吠えてるわ」程度に思われて上等なんじゃねーのかと。