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時代にそぐわないから廃止するってことになると、時代にそぐわないのに改正しないでほったらかしてきたのは誰だって話になっちゃう。それは立法府にしろ行政府にしろ、権威に関わるわけで、立場上そうそう柔軟にはならないってわけだな。
逆に間違いをホイホイ認める(=間違ってばっかの)政府ってのもナンでしょ?
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
すばらしい洞察 (スコア:3, 興味深い)
>建て増しを重ねたようなもので、迷路のようになっていて、
>火事が起きたらみんな死ぬ。日本人に技術力がないわけでは
>ないのに、法律がイノベーションを阻害している。
>私たちが子孫に残せるのは、せめてこういうひどい制度を
>手直しして、彼らが新しいビジネスに挑戦できる社会にすることだ。
中山氏の発言そのものに、すばらしい洞察のモデをしたいです。
著作権法に限らず、いろんな法律が、後生大事に条文を変えようと
せずに解釈のみで現実世界に合せようとしていたり、また、
改訂される際もつぎはぎのように部分的に追加・変更を繰り返すので、
非常に理解し辛くなっている(条文を読んで意思決定する際の判断と
し辛い)と考えます。
#意味不明のソースの方が、触るとどんな副作用が起きるか判らず
#綺麗なソースより残り続け、またそのようなソースを納品した業者も
#サポート案件を獲得し続けた事を思い出した...
Re: (スコア:2, 興味深い)
要するにパッチなわけだな。だからつぎはぎになっていくのは当然。
商法みたいな明治以来延々続いているやつなんて、口語体(現代語)と文語体がチャンポンになってる。
Re: (スコア:0)
しかし、それ自体は慣例であってルールではありません。
日本のありとあらゆる制度が、根底では明文化されたルールでは無く、
慣例と言う名の空気に支配されているのです。
だから、そこの空気を吸ってない一般人には、
全く理解出来ないほどに不合理。
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
慣例と言う名の空気に支配されているのです。
世間の慣例を参考に、明文化した方がよさそうなものをまとめて成文法とするってのも、日本オリジナルではないと思います。
あと、運用実態に合わせて柔軟に改正するってのは、むしろ歓迎すべきことでしょう。
# 改正の方向が合ってるかどうか、って問題はありますが。
全く理解出来ないほどに不合理。
理解できると思われるところに、帰国なり帰化なりすればいいんじゃないでしょうか。
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
法律Aが(根本的に)間違っていないなら、それを改正するだけで済むではないかという論理が成り立つからです。
Re:すばらしい洞察 (スコア:5, すばらしい洞察)
法律って、人間の社会活動を円滑にするために、時代に応じて決められること。
なので、廃止されるというのは、「過ち」を認めるのではなくて、「時代あるいは実情にあわない」と言っているだけのはず。
「過ち」という考えに過度に敏感なのは、もしかして、受験戦争潜り抜けてきて、正誤での順位付けのみ評価軸に慣れきってしまった官僚気質?
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
が、これまでも法律を廃止するってのはなかなか困難だったのも事実です。明らかにおかしいものでもね。らい予防法とか北海道旧土人法とか、廃止までどれほどの苦労があったことか。戦後最初の東久邇内閣は、GHQの治安維持法廃止指令に抵抗して総辞職した。
でも、廃止された法律ってのも結構あります。それは例えばエイズ予防法が廃止され、代わりに感染症法になったように、発展的に廃止されているものがほとんどです。
時代にそぐわないから廃止するってことになると、時代にそぐわないのに改正しないでほったらかしてきたのは誰だって話になっちゃう。それは立法府にしろ行政府にしろ、権威に関わるわけで、立場上そうそう柔軟にはならないってわけだな。
逆に間違いをホイホイ認める(=間違ってばっかの)政府ってのもナンでしょ?
Re: (スコア:0)
つ「橋下知事」
議論の中身が見えなくていきなり結論が出されるのはイヤンな感じ
Re:すばらしい洞察 (スコア:1, すばらしい洞察)
君子、豹変す。
間違ってばっかでは困るが、間違いを間違いと認めないのはもっと困る。
Re:すばらしい洞察 (スコア:2, すばらしい洞察)
問題は、その「権威」が何のためにあり、どうやって成立しているか、を、立法府や行政府にいる人が理解しているのか、というあたりかなぁ。
「権威」って、結局、「権力」による実力行使や「権利」のぶつけあいの泥仕合より前に、当事者双方を心理的に納得させるためのもので、それによって社会活動が円滑になっていると人々が信じているから成立する。
「権威」を守ろうとしはじめたとたん、その組織は堕落していると思うな。旧軍部のように。
「間違い」=「時代や状況にそぐわない」として、そもそも間違ってばかりの政府って、社会を混乱させているだけの存在。そのこと自身、状況にそぐわない。時限立法でないかぎり、普通、5年や10年先を見通して法律つくるでしょう。それが1年もしないうちにそぐわないようになること事態、残念なこと。でも、その見通しがハズレてきた時に、見直せないようだと、事態はより悪化する。見直しの敷居が高いから、年金が破錠したり、誰も通らない道路ができる。
それと、「間違い」の責任者探しにあけくれるのもどうかと思う。そもそも誰も「正しい」ことがわからないから、多数決で決めて全員で責任をかぶる民主主義があるのではないのかなぁ。
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
> 日本国民という地位にあって日本人というアイデンティティを拒絶して
> 日本民族(≠日本国籍)の権利を
アイヌ民族が拒絶しているのは日本民族というアイデンティティであって、
日本人というアイデンティティでは無いでしょう。
「日本民族+アイヌ民族+その他 = 日本人 = 日本国民 = 日本国籍(保有人)」
ですから。
「(日本民族 = 日本人) + (アイヌ民族 = アイヌ人) +その他 = 日本国民 = 日本国籍(保有人)」
かもしれないけど。
と言うか、日本国民と日本人と日本民族と日本国籍(保有人)と分けて書いてい
るなら、まずその定義から説明しないと。
TomOne
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
大抵の法律家はあなたより賢いので(そしてあなたより忙しいので)、わざわざ「A法を廃止する法律」と「全く新しいB法(ほとんどA法と重複)」の2本に分けて制定したりしないだけです。
Re: (スコア:0)
> > 慣例と言う名の空気に支配されているのです。
> とは言え、慣習法ってものもあるわけですし。
> 世間の慣例を参考に、明文化した方がよさそうなものをまとめて成文法とするってのも、
> 日本オリジナルではないと思います。
ここが繫がってない事については、
「法律を語る人達の間では良くある事」とニヤニヤするしかないんでしょうねぇ...
# 明文化しないから問題なんだよ
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
何が「繋がってない」のか、マジでわからんのですが。
と言ってるのですが。
# 運用している内容に問題があるって言うのならわかりますが。
Re:すばらしい洞察 (スコア:1)
この流れの元コメが #1356361 だって理解できてる?
私の初めのコメントが #1356378 にぶら下がってることは認識してますよね。
具体的に「法改正はパッチ当て方式でやる」という慣例が善い悪い、という話ならわかりますが、
当該コメントでは「ありとあらゆる制度」が慣例によっていると主張しており、
文脈から、慣例に従うこと自体に批判的な考え方であることが伺えます。
私はそれに対して、
慣例に従うことは世の中ではごく一般的なことであり、
もし問題があるとすれば、慣例に従っていること自体ではなく、その慣例の中身の問題だろ、
と言ってるのです。