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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
やるし、やらざるを得ないし、やれるでしょう (スコア:5, 参考になる)
意思も能力も兼ね備えている。
Re:やるし、やらざるを得ないし、やれるでしょう (スコア:3, 参考になる)
それがいよいよ始動したということですね。
発表当時はちょうど中国が人工衛星破壊実験 [srad.jp]を行った頃なので、
中印紛争が宇宙に拡大しなければ良いなと思ったのですが…。
And now for something completely different...
輸送・運用システムに相当自信を持ってるのだと思います。 (スコア:2, 参考になる)
国内で自給できちゃう非常に稀な国家なので、経済制裁を
ちらつかせるなど、国際関係が多少悪くなったところで
気にしないでしょう。
これはまぁ、中国対策でしょうね。マクマホン・ラインをはさんで
アルナチャル・プラデシュ州はインド、北カシミール(アクサイチン)は
中国が実効支配している上、双方核保有してますが、弾頭数では
中国がインドを圧倒しているから相互確証破壊も機能していない。
中国がチベットや四川省あたりにどの程度核ミサイルを隠匿しているかは
アメリカや旧ソ連と違ってほとんど知られてませんしね。
インドが自力で偵察衛星を打ち上げても何の不思議もありません。
PSLVシリーズの信頼性に自信を持った、ということでしょうか。
ちなみにこのPSLVロケットというのはミサイルを流用しているのか
かなり変態構成ですが、LEO軌道に3.2トン、SSO(太陽同期軌道)に
1.8トンの打ち上げ能力があり、H2AのSSO3.6トンは下回りますが、
M-Vを上回る規模のものです。固体+ヒドラジン系推進なので、LOX/LH2を使う
H2Aに比べ、経済的には劣りますが打ち上げ時間に柔軟で、まさに
レーダー偵察衛星を運用するSSO軌道-光学偵察衛星を運用するLEOに
最適化されたシステムです。日本ではGXロケットでこの運用を想定していましたが
こっちはぽしゃりました。なので静止衛星系に最適化されたH2Aを無理やり使って
(アポジモータじゃなく二段目液酸液水エンジンの再着火で制御してるので難しい)
二機同時に偵察衛星を打ち上げたりしているので失敗しやすいんですな。蛇足まで。
さらに蛇足、JAXAが自由にできる予算は偵察衛星ときぼうに吸われているので
インドあたりとそう変わらないでしょうな。そのうち追い越されます。
#ちなみにパキスタンの保有弾頭数はもっと少ないので、こっちは大丈夫
#というか、撃墜できるだけの時間もありませんので
Re: (スコア:0)
間違いなく、失敗と二機同時打ち上げは関係ありませんね。
Re: (スコア:0)
最もリスクの高い方法です。今のところそれ以前の段階で失われた例はありますが
LE-7が順調に枯れた今、今後一番ありえる失敗モードです。
二機同時に失われるのはかなり痛いですね。お国だから保険もかけませんし
打ち上げ代金130億+数百億*2のリカバリ分は確実にどこか(というかJAXA)の
予算にしわ寄せが来る仕組みですから。
旧NASDA系が軌道の違う相乗り衛星を嫌がるのは官僚的ではありますが、
リスクの高いLE-5の再着火で制御せざるを得ないので理解できなくもありません。
アポジモータのバリエーションが増えたり、ヒドラジン系燃料が使えるなら
かなりましになるんですが。
Re:やるし、やらざるを得ないし、やれるでしょう (スコア:1)
核兵器や弾道ミサイルをヒンドゥーの神々になぞらえ核実験を強行したのは有名な話で,強力なシビリアンコントロールが売りの同国ですが、それが裏目に出てしまったとも言えます。
その後、未だ恩恵が一部にしか及んでいない経済発展を前面に押し出してヒンドゥーの栄光を謳い上げて臨んだ2004年の総選挙での大敗北は、インド民主主義と多民族多宗教主義の何たるかを世界に示したと言われたものですが、今もその流れは燻っています。
確かにインドはまともかまともでないかという二元論で言えばまともな国であることに間違いありません。しかし、かの国が他のどの国とも違った特性を持っていることは、記憶に留めておかなくてはならないでしょう。
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)