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1. コーヒーかすを50℃で一晩乾燥
4. 100℃に加熱して、crude oilに残存する水分を完全に除く 5. 脂肪酸のメチルエステル化:40 v%のメタノールと1.5 wt % KOH(触媒)を加え、 70℃で加熱。
これでサーバー室を優雅なコーヒーの香りで満たしつつ、Green IT の実現です。
カルノーサイクル効率を計算してみれば見当が付きますが、数十~100℃の熱では熱機関を回そうと思ったら低い効率しか出ません。なので、その程度の温度を使ってディーゼル燃料相当の油を取れるなら色々な使い道があって嬉しいとは言えます。
まぁそうした低品位の熱が廃熱などの形でもともとコーヒー飲料工場に存在すればの話で、燃料で熱作ってたら何の意味もないですけど。
こういう食品残渣系の話は、どっちかというとゼロ・エミッション [wikipedia.org]方面で食品会社がイメージ良くするためのものって印象があります。エネルギー問題やら地球温暖化問題とからめるには規模が小さすぎると思います。そこもイメージの問題なんで、「コーヒー豆滓からカーボンニュートラル燃料を製造し地球温暖化防止に貢献云々」とか言うでしょうけれど。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
いかに低コストで取り出すか (スコア:3, すばらしい洞察)
ことは可能でしょうし、多糖を原料に発酵生産することもできるでしょう。
ただ、出し殻は大抵、湿っていて温かいので腐りやすいのが難点。
運んでいる間に痛んでしまうので、いかに低コスト&小さな設備で作れるかが
ポイントになると思います。
(大豆のオカラは、豆腐工場が小規模で点在しがちなので量がまとまり難いとか)
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:4, 参考になる)
元の論文を読んでみましたが、この辺りはとても簡単なやり方ですしコストも低いと思われます。簡単な化学実験の設備があるところなら、それこそ高校/大学くらいの実習用にもできそうな感じです(このあたりは他の植物から採る場合もそんなに変わらないのだと思いますが…)
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:3, おもしろおかしい)
サーバー室の排気でどうぞ。
加熱はCPU クーラーを油冷にしてどうぞ。# 一定温度に保つのが難しそうだけど
これでサーバー室を優雅なコーヒーの香りで満たしつつ、Green IT の実現です。
# 他の工程?化学は赤点だったので、エロい人、よろしくお願いします。
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:1)
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:1)
2.5 濾過してコーヒーかすから溶媒を分離し、加温&減圧(エバポレーション)で揮発性の溶媒を回収、不揮発性のoilを得る。
ちなみに回収した揮発性溶媒は再び抽出に使用できます。
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:1)
1kg~トン取り出すのは設備が大仰過ぎて実用に向かない
とかってありそうだな、と。
(有機溶媒の設備がいかに高くて、いかに置くのが大変か)
他コメントにもありましたが、コーヒー飲料工場とかじゃないと
原料が集約できずにペイ出来なさそう。
(スタバ各店舗から集めるなんて、乾燥とかの保存や輸送の
コストも出ないんでは)
なんか夢の無い大人になっちゃったな >俺
どなたか夢のある大人の方、明るい未来を語ってください・・・
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:2, 参考になる)
結局のところ、設備の問題点などは「バイオディーゼル」全体にかかってくる部分(作物を乾燥させて、抽出して…は共通)なので、コーヒーかすで無理なのならば、他の作物も無理というか、「植物からバイオディーゼルを作る」というもの全部、その発想自体に無理がある、ということになってしまうかと。なので、大型化など設備面の問題についてはあんまり心配してません(というか、心配しても仕方ないよなぁ…という感じ)。
一方、コーヒーかすの回収の問題についてはコーヒー独自の問題として出てくる可能性の高い部分ではあります。ただまぁ、この辺りは昔から「有効利用法/安い処理法がないか」ということに、どこも頭を痛めてきてた問題でもありますし…バイオディーゼル化までを自社で行えるようならば、処理費用をいくらかペイできる可能性が出てくるかもしれないのと、企業としての「エコロジーへの取り組み」をアピールできるチャンスでもあるので、まぁこれも、まだいくらかの可能性はあるのかもしれないなぁ…という感じですね。
個人的には、こういったエネルギー問題に関わる話ってのは(特に試算された値)、結構いろんな思惑が絡んでくるというか、研究者の話をそこまで鵜呑みにしてしまうわけにはいけない部分が特に大きい分野だと思うので、「両手を上げて大歓迎」みたいな対応をする気はありませんが、まぁバイオディーゼルの合成法など、言われてみれば確かに理にはかなっている部分もあるので、「ひょっとしたら…」という程度には期待してたりします。
Re: (スコア:0)
というふうにはならないんですかね?
最終生成物まで行かなくても、輸送中に熱エネルギーになっちゃうような部分が絶対にあると思うので
それを有効活用して乾燥させるのは現実問題うまくいかないんですかね?
何もすべてを一箇所でやらなくても…という発想はやっぱりだめ?
Re: (スコア:0)
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:2, 興味深い)
#コーヒーとか化学の方はまぁ判るけど、エネルギー問題は素人なんで。
ただまぁエネルギーの場合は、単にエネルギー量としての大きさだけではなくて、それを「利用できる形に出来るかどうか」(可換性って言うんでしたっけ?)というのも問題にされてたと思いますので、単に「燃やして熱エネルギーを得る」ということでなく、「ディーゼル車等の燃料として利用可能な形のものを作る」ということに意味がある、ということかと。
それにまぁ、コーヒーかすから油脂を抽出した残りのかすを、燃料ペレットにしようというアイデアはあるようなので、いざとなったらそれを熱源に…とか言う手もあるのかもしれません。
#今度はCO2問題が…とかなると、ますます手に負えませんが ;-P
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:2, 参考になる)
カルノーサイクル効率を計算してみれば見当が付きますが、数十~100℃の熱では熱機関を回そうと思ったら低い効率しか出ません。なので、その程度の温度を使ってディーゼル燃料相当の油を取れるなら色々な使い道があって嬉しいとは言えます。
まぁそうした低品位の熱が廃熱などの形でもともとコーヒー飲料工場に存在すればの話で、燃料で熱作ってたら何の意味もないですけど。
こういう食品残渣系の話は、どっちかというとゼロ・エミッション [wikipedia.org]方面で食品会社がイメージ良くするためのものって印象があります。エネルギー問題やら地球温暖化問題とからめるには規模が小さすぎると思います。そこもイメージの問題なんで、「コーヒー豆滓からカーボンニュートラル燃料を製造し地球温暖化防止に貢献云々」とか言うでしょうけれど。
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:1)
雪花菜食べようよ・・・
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:2, 興味深い)
しかし1kgの大豆から生成されるおからが1.4kgって、水分のせいとは分かっててもなんか騙されてる感じだ。
Re: (スコア:0)
でも細かい分乾かしやすいのも事実なんで
その辺の対策は出来ると思うよ。
>>(大豆のオカラは、豆腐工場が小規模で点在しがちなので量がまとまり難いとか)
でもオカラを使った猫砂とか既にあるわけで
それを考えると珈琲豆も可能性は高いかと。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)