Each PC was slightly faster when running Windows 7, but in no case was the overall improvement greater than 5 percent, our threshold for when a performance change is noticeable to the average user.
特に、in no case was the overall improvement greater than 5 percentは、本当に強い調子 なんです。副詞のin no caseを前に出して、わざわざ主語を転倒させてまで強調しているのです。普 通はin no caseだけでも強い否定なのに、このように書いていることは「絶対に5%超えていない! だから速いとは言えない」と意識的に言っているので、タレコミのタイトルは断定的にしました。
それは Release Candidate がさほど速くなかったという話ですが、タイトルの主語は Windows 7 です。 原文ではこのことを指摘して、今後改善される可能性を留保しています。
Of course, it's important to remember that we performed these tests with the release candidate of Windows 7. Though the operating system's features likely won't change in the final version, Microsoft’s engineers may still find ways to tweak the code to improve performance.
> Each PC was slightly faster when running Windows 7, but in no case was <主語>the overall > improvement greater than 5 percent, our threshold for when a performance change > is noticeable to the average user</主語>.
単に読みやすさのためにin no caseが前に出ていることがわかるはずです。
> 特に、in no case was the overall improvement greater than 5 percentは、本当に強い調子なんです。
客観的事実としてのin no caseでしょう。 ベンチの一つで5%以上の向上が見られた場合にどう書くかを考えればわかるはずです。
この文を訳した人は、 "threshold for when a performance change is noticeable to the average user" を「平均的ユーザがスピードに着目する閾値」と訳しちゃうところからして、 英語力、日本語力双方に問題があると思います。 普通のユーザがパフォーマンスの違いに気づけるかどうかの閾値でっしゃろ 「スピードに着目する閾値」って意味わからん。 なのでその程度に理解しておけばいいんです。
テスト環境が結構ハイスペック? (スコア:4, 参考になる)
なので、断定ではないのでは(強調は引用者による)
さておき、テストに使った構成が
・PhenomII X4 955(Black Edition、3.71GHzにオーバークロック)+4GBメモリ+Radeon4890
・dual-core Pentium E5300+3GBメモリ+GeForece 930GE
・Core2 Duo(2.4GHz)+4GBメモリ+Mobility Radeon HD 3670
と、Vistaでもそりゃ不自由せんだろうという低くないスペックの機器構成だったようで、特に日本でよく記事を見かけるネットブック程度の性能の場合はどうなのかについてはこの記事は参考にならなさそうです。
#まぁ海の向こうでは「NetbookにはLinuxでも入れれば」ということなのだろうが。
Re:テスト環境が結構ハイスペック? (スコア:4, 参考になる)
なので、断定ではないのでは(強調は引用者による)
タレコミ子です。
勿論、PC Worldは断定しているわけではございません。ただし、彼等が設定した、平均的ユーザ
が注目するであろう閾値5%の改善がなされていないこと強く言っているのです。原文で以下の文
章があります。
Each PC was slightly faster when running Windows 7, but in no case was the overall
improvement greater than 5 percent, our threshold for when a performance change
is noticeable to the average user.
特に、in no case was the overall improvement greater than 5 percentは、本当に強い調子
なんです。副詞のin no caseを前に出して、わざわざ主語を転倒させてまで強調しているのです。普
通はin no caseだけでも強い否定なのに、このように書いていることは「絶対に5%超えていない!
だから速いとは言えない」と意識的に言っているので、タレコミのタイトルは断定的にしました。
自己批判 (スコア:3, おもしろおかしい)
どうやら、荒れているようなので、タレコミ子の私が何を言っても意味を成さないようです。
断定的なタイトルをつけたのは自分では意識的なのですが、その意図を説明しても拒絶
されるだけですから、繰り返しません。
では、こういうことにしましょう。本家/.の同じ記事のタイトル、つまり、
Windows 7 "Not Much Faster" Than Vista
と同じタイトルをつけたということでいいんじゃないでしょうか。
Re:自己批判 (スコア:2, おもしろおかしい)
「Windows 7はVistaと較べて、さほど速くない」という見出しを
使っても良いと、すでに決断したのです。もしも正式版がリリースされて、
その見出しが適当ではなかったと誰の眼にも明らかになったときは、それだけ
あなたの技術評論家としての評判が(一時的にせよ)損なわれる。それだけのことです。
その代わり、適切だったと判明したときにはささやかな勝利を得るでしょう。
いずれにせよ、もう馬券を買ってしまったようなものですから、AC には耳を貸さず、
レースが終わるまでどっしり構えていることです。
Re:自己批判 (スコア:1, すばらしい洞察)
興ざめするタイトルは一部の人の顰蹙を買ってしまうのかもしれませんね。
「Windows 7はVistaと較べて、さほど速くない?!」
みたいなスポーツ新聞みたいな見出しよりは、
「Windows 7はVistaと較べて、さほど速くない」
は簡潔で的確でいい見出しだと思います。
# それにしても、見出しを
# 「Windows 7はVistaと較べて、遅い」と誤読してるような批判が多いですね
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0, 参考になる)
それは Release Candidate がさほど速くなかったという話ですが、タイトルの主語は Windows 7 です。
原文ではこのことを指摘して、今後改善される可能性を留保しています。
また、今回テストしていない項目について結果が異なる可能性も留保しています。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> Each PC was slightly faster when running Windows 7, but in no case was <主語>the overall
> improvement greater than 5 percent, our threshold for when a performance change
> is noticeable to the average user</主語>.
単に読みやすさのためにin no caseが前に出ていることがわかるはずです。
> 特に、in no case was the overall improvement greater than 5 percentは、本当に強い調子なんです。
客観的事実としてのin no caseでしょう。
ベンチの一つで5%以上の向上が見られた場合にどう書くかを考えればわかるはずです。
Re: (スコア:0)
in no case = never
参考http://ejje.weblio.jp/content/in+no+case
Re: (スコア:0)
文脈から文意を読み取ろう。
著者自身がタイトルにmayを使った事実は無視? (スコア:0)
Re: (スコア:0)
"threshold for when a performance change is noticeable to the average user"
を「平均的ユーザがスピードに着目する閾値」と訳しちゃうところからして、
英語力、日本語力双方に問題があると思います。
普通のユーザがパフォーマンスの違いに気づけるかどうかの閾値でっしゃろ
「スピードに着目する閾値」って意味わからん。
なのでその程度に理解しておけばいいんです。
日本語が不自由なのでAC
タレコミ子はソースに忠実ですよ、誘導なんてない (スコア:1, すばらしい洞察)
このベンチマーク実験の前提として、「今回のWindows7はすばらしく、Vistaの悪評を覆している」という検証者たちが言ってる(そしてロイター等の一般メディアも報じている)ことを、検証してみよう、みたいなところがあるようで、それに対して「実際は、それほどでもなかったね」という趣旨であろうと。
なんとなく実験を客観的に積み上げて、ハイ終わり。マイクロソフトもスポンサーだからあんまり突っ込むつもりはないんです、みたいな記事ではないと思いますよw
そもそもタイトルが
Speed Test: Windows 7 May Not Be Much Faster Than Vista
なんだから、ソースどおりに訳してくれてるタレコミ子に文句言うのは筋違いでは?
「そんなに早くない!」ってのがこの記事の存在理由で、元記事も最も重要なリードでそれを意識して書かれてるから、そこを突っ込むのはちょっといかがかとwww
Re:と、言うことにしたいのですね。わかります (スコア:4, おもしろおかしい)
水掛け論に参加する気はないので、この不毛なやりとりに対する感想そのものは「まあどっちでもいいんじゃない?」程度ですが、それ以上に気になる部分がありました。
「~ですね、わかります」は2chに染まってる子ども連中の思考停止語ですから、伝統でもなんでもないですよ。
void氏の伝統芸能は「ということにしたいのですね。」です。
「と、」なんて句点は入れませんし、「言う」などという変換もしませんし、「わかります」なんて無能丸出しな言葉は付けません。
Re: (スコア:0)
「ということにしたいのですね。」
が慣れ親しんだUIで、
「と、言うことにしたいのですね。わかります」
が改悪されたUIということですね?わかります。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
親コメのACですが、実は読点のことを「句点」と書いている私の文章自体がまさに無能丸出しなんですよね…。
突っ込みを入れずに流してくださっていて、皆様の大人な対応に恐縮しきりです。
中学英語でMayを解釈してるのねw (スコア:0)
タレコミ子を批判するヒトは
たぶん、その「かもしれない」って日本語に引っ張られちゃってるんですねw
Mustと同時期に習っちゃうから、それとの対比を意識しすぎて覚えちゃうってのもあるんだろうなぁw
Mayってのは断定をとりあえず避けるが、おおむねそのようです、もしくは、そうなんじゃね、みたいなニュアンスが当てはまるときもけっこうあるんですよ。
ガッコ英語でならう一つの訳語に流されずに、文脈を読もう!w
っつか元記事をちゃんと読めてない…(以下Mayの訳語でお好きにwww)?
Re: (スコア:0)
>もしくは、そうなんじゃね、みたいなニュアンスが当てはまるときも
>けっこうあるんですよ。
その主張自体が曖昧でいい加減な主張になってますね。
そもそも、その主張通りなら、
「Windows7はVistaと較べて、さほど速くない」
ではなく、
「Windows7はVistaと較べて、さほど速くないんじゃね」
くらいになるのでは?
また、Mayは主観的推量であって、客観的推量ではないのも重要。
「Windows7はVistaと較べて、さほど速くないんじゃないかな」
くらいじゃないかな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
(強調筆者)
引用の作法ですが「(強調筆者)」と書いた場合は普通は「その文章を書いた(今回の場合はPCWorldの記者)人が強調表示した」という意味です。
コメを書いた人が強調修飾した、というときは「強調引用者」と書きます。
スラドくらい形式にこだわらないところなら「強調ワタシ」でもいいと思いますが。