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「見せかけの超光速」と、とあるマンガをヒントに、ふと以下の思考実験をしてみた。
ちょっとした手がかりからあらゆる事実を推理する、超シャーロックホームズみたいな存在がいるとする。超ホームズは推理を元に、未来を確実に予測できるものとする(何しろ、あらゆる事実・・・原子の振動に至るまで推理しているのだ)。
ここで、彼から1光時離れた場所から、1時間にわたって情報を光に乗せて彼に送ったとする。彼は発信源が送信をやめた瞬間に最初の光子を受け取るが、なにしろ超ホームズなのでそのたった1個の光子から全てを推理し、1時間にわたって送られてくる情報の内容を予測してしまう。ここで、情報の最後の1ビットに着目すると、この1ビットは発信源から受信者・・・超ホームズまで0秒で到達したことになる。すなわち、超光速通信が実現したことになる。
こんなアホな結果になったのはなぜだろう。超ホームズ先生の推理能力が原因だと思うのだが・・・。情報量を考慮することで超ホームズ先生を退治可能?---「パタリロ!」の速解術にインスパイアされました
ぉぉぅ、自分の思考実験、EPRパラドックスの変形だったか!気付かなかったorz
ネタはB地点の人もA地点の人も受け取っているだけで、情報を操作して発信しているわけではないと言うこと。B地点のいかなる情報もAには伝わっていない。
「情報が伝わる」という言葉の曖昧さも、示唆されていることになりますね。
主語を明らかにしないから(ry)という定番の日本語批判に繋がるのかな。
送信されたメッセージの最初の1ビットを読んだだけで最後の1ビットまで推測可能だということは、最初からそのメッセージには1ビットの情報量しかありませんでした、ということじゃないかな、つまり2ビット目以降のビット列は何の情報も持たない、冗長部分にすぎなかったんだよ。って、シャノンって人が言ってた。
それなんてラプラスの魔?
実況とかで使えそうなんだけどなー。なかなか。
超ホームズというか、レンズマンのアリシア人のほうが私的にはピンとくるマライヒのネーミングにレンズマンのが入ってるから、これが元ネタなのかも当然ながら大元はラプラスの悪魔
超ホームズ先生の推理が0秒で完了する、という条件を付け忘れてますよ。
#マジレスするとただの超能力者では?#超光速どころか、時間遡行した情報を得るプレコグ(未来視・予知能力)ではないかと。
田中啓文の「脳光速」(ハヤカワ文庫JA「銀河帝国の弘法も筆の誤り」所蔵)を思い出した
むしろ同じ本の「銀河を駆ける呪詛~あるいは味噌汁とカレーライスについて」では?
# 「相手先が見つかりません」どぱん
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
情報の伝わる早さ (スコア:2, 興味深い)
「見せかけの超光速」と、とあるマンガをヒントに、ふと以下の思考実験をしてみた。
ちょっとした手がかりからあらゆる事実を推理する、超シャーロックホームズみたいな存在がいるとする。
超ホームズは推理を元に、未来を確実に予測できるものとする(何しろ、あらゆる事実・・・原子の振動に至るまで
推理しているのだ)。
ここで、彼から1光時離れた場所から、1時間にわたって情報を光に乗せて彼に送ったとする。
彼は発信源が送信をやめた瞬間に最初の光子を受け取るが、なにしろ超ホームズなのでそのたった1個の光子から
全てを推理し、1時間にわたって送られてくる情報の内容を予測してしまう。
ここで、情報の最後の1ビットに着目すると、この1ビットは発信源から受信者・・・超ホームズまで0秒で
到達したことになる。すなわち、超光速通信が実現したことになる。
こんなアホな結果になったのはなぜだろう。超ホームズ先生の推理能力が原因だと思うのだが・・・。
情報量を考慮することで超ホームズ先生を退治可能?
---
「パタリロ!」の速解術にインスパイアされました
Re:情報の伝わる早さ (スコア:2, 興味深い)
A地点とB地点に人がいて、O地点からそれぞれに情報を送ります。A地点とB地点はOと同じぐらい離れてます。
事前にA地点の人に「あなたにXという情報がきたらB地点の人にはYという情報が送られてます。逆に情報Yが着たら情報Xが送られてます」
という情報を与えておきます。
これで、A地点に情報Xが届いた瞬間に、A地点の人はB地点に情報Yが届いたことを知ることができます。
B地点からA地点に超高速で情報が送られました!
※だまされちゃダメだ、だまされちゃダメだ、だまされちゃダメだ…(今再放送してるしw)
Re:情報の伝わる早さ (スコア:2)
ぉぉぅ、自分の思考実験、EPRパラドックスの変形だったか!
気付かなかったorz
Re: (スコア:0)
ネタはB地点の人もA地点の人も受け取っているだけで、情報を操作して発信しているわけではないと言うこと。
B地点のいかなる情報もAには伝わっていない。
Re:情報の伝わる早さ (スコア:1, 興味深い)
「情報が伝わる」という言葉の曖昧さも、示唆されていることになりますね。
主語を明らかにしないから(ry)という定番の日本語批判に繋がるのかな。
Re: (スコア:0)
そうなんですよ、川崎さん
Re:情報の伝わる早さ (スコア:2)
送信されたメッセージの最初の1ビットを読んだだけで最後の1ビットまで推測可能だということは、
最初からそのメッセージには1ビットの情報量しかありませんでした、ということじゃないかな、
つまり2ビット目以降のビット列は何の情報も持たない、冗長部分にすぎなかったんだよ。
って、シャノンって人が言ってた。
Re: (スコア:0)
それなんてラプラスの魔?
Re: (スコア:0)
AからBへはとんでもない速度でデータを送れるが、逆のBからAへの送信はそこまで速くないと仮定する。BがAへと巨大なデータを送りたい場合、普通にやるとゆっくり送るしかない。そこで、AからBへの送信が速いことを利用して、Aは「Bが送りたいデータはこれですか?」という候補を延々と送り続ける。Bは「まさにそれが送りたいデータだ!」と言う瞬間にだけ、Aに対して「それだ!」という短いメッセージを送り返す。AはBが送りたかったデータが分かるので、BからAへとデータを送信できたことになる。
このままじゃ無理でも、この原理を利用して何か出来ないかと延々考えた愚かな私が居ましたorz
Re: (スコア:0)
最初に辞書を交換しておく必要があるって事で。
Re: (スコア:0)
実況とかで使えそうなんだけどなー。なかなか。
Re: (スコア:0)
超ホームズというか、レンズマンのアリシア人のほうが私的にはピンとくる
マライヒのネーミングにレンズマンのが入ってるから、これが元ネタなのかも
当然ながら大元はラプラスの悪魔
Re: (スコア:0)
超ホームズ先生の推理が0秒で完了する、という条件を付け忘れてますよ。
#マジレスするとただの超能力者では?
#超光速どころか、時間遡行した情報を得るプレコグ(未来視・予知能力)ではないかと。
Re: (スコア:0)
田中啓文の「脳光速」(ハヤカワ文庫JA「銀河帝国の弘法も筆の誤り」所蔵)を思い出した
Re:情報の伝わる早さ (スコア:1)
むしろ同じ本の「銀河を駆ける呪詛~あるいは味噌汁とカレーライスについて」では?
# 「相手先が見つかりません」どぱん