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まったくで。
「実験が失敗する」のは良いとしても、それは実際の粒子衝突でヒッグス粒子が出てこない、という形で実現される(?)のが最もシンプルでしょう。粒子加速器計画の頓挫や故障というようなマクロなレベルで現れる必然性がない。
それを受け入れるなら、そもそもヒッグス粒子に興味を持つような知的生命(人類)がこの宇宙に生まれてくることがガードされてないと。
きっと妨害してるゲマ宇宙の力にも、伝説の勇者ヒッグス粒子がどこから現れるか分からないのですよ。一生懸命できる範囲で妨害するけど、本当の発生原因には気付かず結局は…。
>ヒッグス粒子が出てくる条件を整えることは永遠に出来ないという形で保護されている、と言うこともありえる……
これ自体は物理的にあっても良いとは思うのですが,やはり素直なのはビームの軌跡が干渉項によって曲がって衝突が起こらないとかそういう形での変化でしょう.干渉項によってハンダにクラックが入るとは,未来の仮想ヒッグスさん(いや,仮想であって実現しないんだから未来ではないのか?),かなり頑張ってる.
いやいや、コストにこだわるなら、ヒッグス粒子を実際に探そうとする事態になってしまう前に手を打ったほうが安いです。
千数百年前のフン族の青年を1人殺してその後の歴史を大きく変えてしまうとか、もっと遡って数百万年前の猿モドキ1匹のDNA配列をちょいと変えてやるとか、あるいはビッグバン直後に何らかの初期パラメータをほんの少しだけいじくるとか、そちらのほうがきっと低コストですよー。
歴史が大きく変わった結果、どうやっても現在よりも量子論の発達した世界になってしまうのかもしれませんよ。現在が一番量子論的に発展しにくい世界なので低コストみたいな。
「強い人間原理」で説明可能かも。 宇宙の法則たんは、ヒッグス粒子に興味を持つような知的生命を必要としてる一方で、本当にヒッグス粒子を発生させられるのも、ちょっと困る、と。
よりSF映画的な状況で、妨害してるのはLHCが大破壊を引きおこしたその瞬間から、なぜかLHCができる前の過去にタイムスリップしてしまった人間で、「宇宙の力そのもの」がやれると考えられる実験結果のみをいじるとか、DNAをいじるとかそんな大それたことは当然できない。だからちまちま施設に異常を発生させて、予算面から実験の凍結をもくろんでいるとか。
そうしたら妨害手段について説明つきますが、それだと人間のやることなんでバレると思うんですよね。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
未来からの補正予算 (スコア:1, おもしろおかしい)
ヒッグスさんのコスト意識は異常
Re:未来からの補正予算 (スコア:2)
まったくで。
「実験が失敗する」のは良いとしても、それは実際の粒子衝突でヒッグス粒子が出てこない、という形で実現される(?)のが最もシンプルでしょう。粒子加速器計画の頓挫や故障というようなマクロなレベルで現れる必然性がない。
それを受け入れるなら、そもそもヒッグス粒子に興味を持つような知的生命(人類)がこの宇宙に生まれてくることがガードされてないと。
Re:未来からの補正予算 (スコア:1, 興味深い)
きっと妨害してる
ゲマ宇宙の力にも、伝説の勇者ヒッグス粒子がどこから現れるか分からないのですよ。一生懸命できる範囲で妨害するけど、本当の発生原因には気付かず結局は…。
Re:未来からの補正予算 (スコア:1, 興味深い)
いえ、そうとは言い切れないのですよ。ヒッグス粒子の仮定が真であって、
ヒッグス粒子が出てくる条件をすべて整えた実験をおこなったなら、
ヒッグス粒子が出てこないという形では論理的に破綻してしまうからです。
そのため、ヒッグス粒子が出てくる条件を整えることは永遠に出来ないという形で
保護されている、と言うこともありえる……かどうからないがないとはいえないと。
ホーキングの時間順序保護仮説なんかもそうですね。逆向きのタイムトラベルは理屈の
上では可能だが、あの手この手でふさがれていて決して行うことが出来ないという。
この手の仮説の真偽はともかく、考え方としては面白いのでアリじゃないですかね。
Re:未来からの補正予算 (スコア:2, 興味深い)
>ヒッグス粒子が出てくる条件を整えることは永遠に出来ないという形で保護されている、と言うこともありえる……
これ自体は物理的にあっても良いとは思うのですが,やはり素直なのはビームの軌跡が干渉項によって曲がって衝突が起こらないとかそういう形での変化でしょう.干渉項によってハンダにクラックが入るとは,未来の仮想ヒッグスさん(いや,仮想であって実現しないんだから未来ではないのか?),かなり頑張ってる.
Re:未来からの補正予算 (スコア:1)
ビームの軌跡を曲げられちゃうと、人類はますます意地になってLHCをぶん回しかねません。 そうなると、「毎衝突ごとにビームの軌跡を曲げ続ける労力」>「クラックを入れる労力」となっちゃうので、宇宙の力は楽な方を選んだ、と。
要するに、人類があきらめない限りは延々とビームを曲げ続けないといけなくなるので、最も自然にあきらめるような道筋が選ばれちゃうわけです。
# あきらめんなよ! 絶対できるって!!
コスト削減に聖域無し (スコア:2)
いやいや、コストにこだわるなら、ヒッグス粒子を実際に探そうとする事態になってしまう前に手を打ったほうが安いです。
千数百年前のフン族の青年を1人殺してその後の歴史を大きく変えてしまうとか、もっと遡って数百万年前の猿モドキ1匹のDNA配列をちょいと変えてやるとか、あるいはビッグバン直後に何らかの初期パラメータをほんの少しだけいじくるとか、そちらのほうがきっと低コストですよー。
Re: (スコア:0)
歴史が大きく変わった結果、どうやっても現在よりも量子論の発達した世界になってしまうのかもしれませんよ。
現在が一番量子論的に発展しにくい世界なので低コストみたいな。
Re:未来からの補正予算 (スコア:1)
「強い人間原理」で説明可能かも。
宇宙の法則たんは、ヒッグス粒子に興味を持つような知的生命を必要としてる一方で、本当にヒッグス粒子を発生させられるのも、ちょっと困る、と。
Re: (スコア:0)
よりSF映画的な状況で、
妨害してるのはLHCが大破壊を引きおこしたその瞬間から、なぜかLHCができる前の過去にタイムスリップしてしまった人間で、「宇宙の力そのもの」がやれると考えられる実験結果のみをいじるとか、DNAをいじるとかそんな大それたことは当然できない。
だからちまちま施設に異常を発生させて、予算面から実験の凍結をもくろんでいるとか。
そうしたら妨害手段について説明つきますが、それだと人間のやることなんでバレると思うんですよね。