アカウント名:
パスワード:
前の会社から新しい会社に移るときのはなしですが、新しい方の会社の手伝いを無償でやった記憶があります。
昼間普通に働いて、夜ボランティアとして活動。それまで仕事柄、夜まで勤務することも多かったのに、急に定刻退社しまくりとか何かやってることは前の会社には多分バレバレでしたが、法的あるいは信義則的な問題をクリアしたことで二足の草鞋感はありましたが後ろめたさはありませんでした。
兼業禁止なのは残業手当の問題もあるのです。本業で務めている会社(A社)で8時間労働した後、副業務めている会社(B社)で2時間働いた場合、一日の労働時間は10時間となります。法定労働時間では1日に8時間を超えて労働させた場合には割増賃金を支払う事になっているので、2時間分の割増賃金を支払わなければなりません。どちらが払うのかと言うと、後から働かせた方が払います。したがって早朝新聞配達などのバイトを2時間して、そのあと本業で8時間働いた場合には、A社が2時間の残業手当を支払わなくてはなりません。その他の労働時間に関する法律も同様の問題が発生します。100時間を超えたら産業医の云々も、副業と本業を足して100時間を超えたらです。
#日本の法律は副業を持つ事を前提にしていないので、#副業を持つと何かと不都合が発生するので止めたほうがよいです。
残念ながら使用者が別でも一日の総労働時間を合算して考える事になっています。
プレジデント誌 2009.8.3 の特集「法律の新知識Q&A」の「副業・アルバイト」によると、就業規則で「会社の許可なく他社に雇い入れられること」が禁止され懲戒処分が規定されていても、判例の傾向としては兼業禁止を
無条件に有効と判断せず、禁止の目的や範囲から、禁止することに合理性がある場合に限定している。会社の職場秩序に影響せず、会社に対する労務の提供に支障がなければ懲戒処分とすることは許されない
とのこと。それでこの記事を書いている弁護士さんのアドバイスとしては
会社に黙って行う場合であっても、職種を厳選し、労働時間を考慮するなどの注意が不可欠だ。
そうです。なお就業時間内の副業に類する行為は職務専念義務 [exbuzzwords.com]違反、下手をすればリストラの口実ともなりかねないそうです。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
ダブルワーク禁止回避 (スコア:2, 興味深い)
前の会社から新しい会社に移るときのはなしですが、新しい方の会社の手伝いを無償でやった記憶があります。
昼間普通に働いて、夜ボランティアとして活動。
それまで仕事柄、夜まで勤務することも多かったのに、急に定刻退社しまくりとか何かやってることは前の会社には多分バレバレでしたが、法的あるいは信義則的な問題をクリアしたことで二足の草鞋感はありましたが後ろめたさはありませんでした。
_/-/ Zantei _/-/
Re:ダブルワーク禁止回避 (スコア:4, 参考になる)
兼業禁止なのは残業手当の問題もあるのです。
本業で務めている会社(A社)で8時間労働した後、副業務めている会社(B社)で2時間働いた場合、一日の労働時間は10時間となります。法定労働時間では1日に8時間を超えて労働させた場合には割増賃金を支払う事になっているので、2時間分の割増賃金を支払わなければなりません。どちらが払うのかと言うと、後から働かせた方が払います。したがって早朝新聞配達などのバイトを2時間して、そのあと本業で8時間働いた場合には、A社が2時間の残業手当を支払わなくてはなりません。
その他の労働時間に関する法律も同様の問題が発生します。100時間を超えたら産業医の云々も、副業と本業を足して100時間を超えたらです。
#日本の法律は副業を持つ事を前提にしていないので、
#副業を持つと何かと不都合が発生するので止めたほうがよいです。
Re:ダブルワーク禁止回避 (スコア:1)
別なら法定労働時間は社別に考えるべきなのでは?
Re:ダブルワーク禁止回避 (スコア:3, 参考になる)
残念ながら使用者が別でも一日の総労働時間を合算して考える事になっています。
Re: (スコア:0)
問題になるということなんですね。
Re: (スコア:0)
実質同一の仕事を名目上は複数に分割して働かせるやり方が横行するからじゃない?
副業は「仕事に大きな支障がない」範囲で (スコア:2, 参考になる)
プレジデント誌 2009.8.3 の特集「法律の新知識Q&A」の「副業・アルバイト」によると、
就業規則で「会社の許可なく他社に雇い入れられること」が禁止され懲戒処分が規定されていても、
判例の傾向としては兼業禁止を
とのこと。それでこの記事を書いている弁護士さんのアドバイスとしては
そうです。なお就業時間内の副業に類する行為は職務専念義務 [exbuzzwords.com]違反、下手をすればリストラの口実と
もなりかねないそうです。
Re: (スコア:0)
・最近、アフラックの代理店募集の広告が目立ちます。「まずは副業から」というキャッチフレーズが更に目を引きます。実際に内容をみてみると、サラリーマンな方の参加は基本的に出来ないような内容です。実際の保険代理店業な仕事とサラリーマンとでは兼業は難しいでしょうが、多くの参加者を募るには良い単語だと思います。会社の評価はともかく、社会的に名の通った大手企業が「副業」をうたい文句にこうした広告活動をするのが時代だなと思います。
・なぜ上記を出したかというと、5年ぐらい前、諸事情で家計が苦しく思慮の末