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太陽系内での運動なら、周回速度を上げる方向(に近い方向)に加速することでより外側に、下げる方向に加速することでより内側に、と、半径方向のどちらにも移動できますよ。
重力井戸を想像して、運動エネルギーを失って坂を落っこちていくと思えば
>帆船と同じ原理なのに結果として風上(太陽方向)に進むというのは直感的に理解しがたいなあ
オフトピで。帆船だって(結果として)風上方向には進めますよ?#原理は違うけど。
「帆で光を反射したときの反作用」という点では帆船と同じ原理だなー。違う所は、帆船は止まってる状態が基準で宇宙ヨットは軌道速度が基準だから、帆船は反作用がそのまま速度だが宇宙ヨットは反作用が軌道速度と同方向か反対かで結果が逆。もう一つの違いは、帆船は海水の抵抗力を利用できるが宇宙ヨットにはない。というわけで、風上に進む原理は違う。(帆船は海水の抵抗力を利用して風向と逆の推進力を得る)
「ロシュワールド」では大きな円形のセイルを真中の小さな部分と外側の大きな部分に分割、大きな部分はそのまま飛ばせてそこからの反射を小さな部分で受けて減速ってなことをしてました。
もっとも「ロシュワールド」の場合は地球近辺から推進用のビームを送り続けるといった形式ですが。
超でっかい鳴門の渦を想像して下さい。その中央に太陽がいます。IKAROS君はその渦に巻き込まれて、渦の外周をぐるぐる回っています。
渦の中心に行くためには、[渦の外周をぐるぐる回る速度]を減速させます。渦の中に落っこちて行きますよね。逆に渦の外側に行くためには、[渦の外周をぐるぐる回る速度]を加速させます。外側に離れていきますよね。
太陽さんの重力って凄まじいので、公転してなけりゃあっという間に落っこちていっちゃうんです。その公転速度を調節して、太陽さんからの距離を調節しよう、というのが、太陽系内の航行の基本。IKAROS君はそれをソーラーエネルギーと太陽風だけで何とかします。
>ソーラーエネルギーと太陽風だけで何とかします。
太陽風の寄与は小さいよ。メインは太陽光の反射の反作用。
皆理屈では判ってるんだけど忘れがちなのが地球もそこから飛び出した探査機も太陽系の中で飛んでいる物体は太陽を公転する軌道速度を持っていて、そうでない物体はすぐに太陽に落っこちるか太陽系から飛び出してしまうという大前提があるんですよね
そんで太陽系内を自由に移動するというのは公転速度を変化させることな訳だ
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
とりあえずは金星行きだけど (スコア:3, 興味深い)
で、順調に飛べたとして、そこからどうするつもりなんだろう?
セイルを使って、戻ってきたら楽しいのだけど。
姿勢制御が可能な限り、速度はともかく、自由に飛べるのが、ソーラーセイルなんだしね。
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:2, 興味深い)
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:2, 参考になる)
太陽系内での運動なら、周回速度を上げる方向(に近い方向)に加速することでより外側に、下げる方向に加速することでより内側に、と、半径方向のどちらにも移動できますよ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:2)
重力井戸を想像して、運動エネルギーを失って坂を落っこちていくと思えば
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:1, すばらしい洞察)
>帆船と同じ原理なのに結果として風上(太陽方向)に進むというのは直感的に理解しがたいなあ
オフトピで。
帆船だって(結果として)風上方向には進めますよ?
#原理は違うけど。
Re: (スコア:0)
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:3, 参考になる)
「帆で光を反射したときの反作用」という点では帆船と同じ原理だなー。
違う所は、帆船は止まってる状態が基準で宇宙ヨットは軌道速度が基準だから、帆船は反作用がそのまま速度だが宇宙ヨットは反作用が軌道速度と同方向か反対かで結果が逆。
もう一つの違いは、帆船は海水の抵抗力を利用できるが宇宙ヨットにはない。
というわけで、風上に進む原理は違う。(帆船は海水の抵抗力を利用して風向と逆の推進力を得る)
the.ACount
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:1)
「ロシュワールド」では大きな円形のセイルを真中の小さな部分と外側の大きな部分に分割、
大きな部分はそのまま飛ばせてそこからの反射を小さな部分で受けて減速ってなことをしてました。
もっとも「ロシュワールド」の場合は地球近辺から推進用のビームを送り続けるといった形式ですが。
らじゃったのだ
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:1)
Re:とりあえずは金星行きだけど (スコア:1, 参考になる)
超でっかい鳴門の渦を想像して下さい。その中央に太陽がいます。
IKAROS君はその渦に巻き込まれて、渦の外周をぐるぐる回っています。
渦の中心に行くためには、[渦の外周をぐるぐる回る速度]を減速させます。渦の中に落っこちて行きますよね。
逆に渦の外側に行くためには、[渦の外周をぐるぐる回る速度]を加速させます。外側に離れていきますよね。
太陽さんの重力って凄まじいので、公転してなけりゃあっという間に落っこちていっちゃうんです。
その公転速度を調節して、太陽さんからの距離を調節しよう、というのが、太陽系内の航行の基本。
IKAROS君はそれをソーラーエネルギーと太陽風だけで何とかします。
Re: (スコア:0)
>ソーラーエネルギーと太陽風だけで何とかします。
太陽風の寄与は小さいよ。メインは太陽光の反射の反作用。
Re: (スコア:0)
皆理屈では判ってるんだけど忘れがちなのが
地球もそこから飛び出した探査機も太陽系の中で飛んでいる物体は
太陽を公転する軌道速度を持っていて、そうでない物体はすぐに太陽に落っこちるか
太陽系から飛び出してしまうという大前提があるんですよね
そんで太陽系内を自由に移動するというのは公転速度を変化させることな訳だ