アカウント名:
パスワード:
考えてみると、ダウンロード販売ならCDなどのメディアの収録時間にとらわれない長さの曲を作ってもいいわけですよね。それこそ1曲数時間にわたるような大仰なシンフォニックロックなんてものも聴いてみたい気がする。
# プログレファンなので3分程度の短い曲だと音楽を聴いた気がしない :-)
> ダウンロード販売ならCDなどのメディアの収録時間にとらわれない長さの曲を作ってもいいわけですよね。残念ながらJASRACの曲数カウント基準にはとらわれるので、日本の現代音楽で5分を越える楽曲が作られることはもはやありえません。
> JASRACの曲数カウント基準にはとらわれるので、日本の現代音楽で5分を越える楽曲が作られることはもはやありえません。
なんかJASRACの1曲5分って話が一人歩きしてますねぇ…
これは、1枚のCDに複数の曲を収録してたりした場合の分配条件に関する話です。JASRACに支払う使用料は、1曲あたり1枚あたり「定価×6%÷1枚の収録曲数」と定められています。
そのため、たとえば、「45分の曲を1曲」と「3分の曲を1曲」の計2曲を収録したCDがあった場合、単純に曲数だけで考えると、どちらの曲にも同じだけの使用料が流れることになります。それは不公平なので、「45分の曲は9曲相当とカウントして9対1で分配」しよう、というのが、JASRACの1曲5分ルール。
さらに、JASRACのルールでは、1曲の使用料は最低8円10銭というルールがあります。そのため、むしろ1曲の時間が短くてCDへの収録曲数が増えた方が困ったことになります。
たとえば、3000円のCDに5分×12曲収録されていた場合、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷12=15円になります。トータルで、1枚あたり15×12=180円をJASRACに支払います。これが、10分×6曲でも、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷6=30円、1枚あたりJASRACに支払うのは30×6=180円で、5分の場合と変わりません。
ところが、1分×60曲収録されていた場合、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷60=3円ではなく、8.1円になります。そうするとトータルで、1枚あたり8.1×60=486円をJASRACに支払うことになってしまいます。
JASRACへの委託契約は独占的なものであり、自分が著作者であっても、権利者であるJASRACに使用料を支払う必要があります。そのため、著作者自身がCDを出すようなケースの場合、ムダにみかじめ料を取られないようにするには、曲を見かけ上合併させて、1曲あたりの時間を長くしCDへの収録曲数を減らした方が良い [srad.jp]ことになります。この場合、できるだけ1曲の時間を長くした方が良いわけですが、たとえば5分1秒の曲は2曲相当になってしまいますから1曲あたり2分30秒相当になり効率がよくありません。できるだけ5分単位でぎりぎりにまとめていった方が効率がよくなります。(だから、10分00秒の曲でも問題ない)
というのが「一曲の上限5分」の出所であり、そういう理由まで分かっていれば「5分を超える楽曲は作れない」なんて誤解のしようはないんですけどね。
むしろ、どの曲も長くなっているような気が。#わたしの聴く曲だと、4分半~6分ぐらいの曲が多い感じ#昔の歌謡曲だと3分ちょっとぐらいが標準的でしたよね
このまえなにげにビートルズの赤版青版がセットになったCDを買ったけど、軒並み2分台でしたねぇ
まて、「現代音楽」なら何でもありじゃないか?# 吉松隆とか。
JASRAC 基準なら5分ごとに1曲と数える。5分以上10分未満の曲なら2曲とカウントされる。ということだと思うけど、もちろんいろんな区分があって単純ではない。でも5分を超える曲を作らない理由にはならないと思うけどな。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
人生unstable -- あるハッカー
誰もコンセプト・アルバムなんぞには興味はない? (スコア:2, 参考になる)
今やそんなもんに興味を持つのは古い音楽、古いバンドのマニアだけで、みんな好きな曲をトラック単位でオンライン購入するだけ
LP片面が無音区間無しで一続きになったアルバムを聞き通す暇などないということか?
そんな時代じゃ手間暇かけてアルバム作るなんて効率悪いから単発ヒットねらいで楽曲作って、あとでヒット曲をまとめたベスト・アルバム売るっていうことなのかな? そんなんじゃCD売れるはず無いよね
Re:誰もコンセプト・アルバムなんぞには興味はない? (スコア:2)
考えてみると、ダウンロード販売ならCDなどのメディアの収録時間にとらわれない長さの曲を作ってもいいわけですよね。
それこそ1曲数時間にわたるような大仰なシンフォニックロックなんてものも聴いてみたい気がする。
# プログレファンなので3分程度の短い曲だと音楽を聴いた気がしない :-)
Re: (スコア:0)
> ダウンロード販売ならCDなどのメディアの収録時間にとらわれない長さの曲を作ってもいいわけですよね。
残念ながらJASRACの曲数カウント基準にはとらわれるので、日本の現代音楽で5分を越える楽曲が作られることはもはやありえません。
Re:誰もコンセプト・アルバムなんぞには興味はない? (スコア:3, 興味深い)
> JASRACの曲数カウント基準にはとらわれるので、日本の現代音楽で5分を越える楽曲が作られることはもはやありえません。
なんかJASRACの1曲5分って話が一人歩きしてますねぇ…
これは、1枚のCDに複数の曲を収録してたりした場合の分配条件に関する話です。
JASRACに支払う使用料は、1曲あたり1枚あたり「定価×6%÷1枚の収録曲数」と定められています。
そのため、たとえば、「45分の曲を1曲」と「3分の曲を1曲」の計2曲を収録したCDがあった場合、
単純に曲数だけで考えると、どちらの曲にも同じだけの使用料が流れることになります。
それは不公平なので、「45分の曲は9曲相当とカウントして9対1で分配」しよう、というのが、JASRACの1曲5分ルール。
さらに、JASRACのルールでは、1曲の使用料は最低8円10銭というルールがあります。
そのため、むしろ1曲の時間が短くてCDへの収録曲数が増えた方が困ったことになります。
たとえば、3000円のCDに5分×12曲収録されていた場合、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷12=15円になります。
トータルで、1枚あたり15×12=180円をJASRACに支払います。
これが、10分×6曲でも、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷6=30円、1枚あたりJASRACに支払うのは30×6=180円で、5分の場合と変わりません。
ところが、1分×60曲収録されていた場合、1枚あたり1曲あたりの使用料は3000円×6%÷60=3円ではなく、8.1円になります。
そうするとトータルで、1枚あたり8.1×60=486円をJASRACに支払うことになってしまいます。
JASRACへの委託契約は独占的なものであり、自分が著作者であっても、権利者であるJASRACに使用料を支払う必要があります。
そのため、著作者自身がCDを出すようなケースの場合、ムダにみかじめ料を取られないようにするには、
曲を見かけ上合併させて、1曲あたりの時間を長くしCDへの収録曲数を減らした方が良い [srad.jp]ことになります。
この場合、できるだけ1曲の時間を長くした方が良いわけですが、たとえば5分1秒の曲は2曲相当になってしまいますから1曲あたり2分30秒相当になり効率がよくありません。
できるだけ5分単位でぎりぎりにまとめていった方が効率がよくなります。(だから、10分00秒の曲でも問題ない)
というのが「一曲の上限5分」の出所であり、そういう理由まで分かっていれば「5分を超える楽曲は作れない」なんて誤解のしようはないんですけどね。
Re: (スコア:0)
トイレの神様って10分くらいなかったっけ?
Re: (スコア:0)
むしろ、どの曲も長くなっているような気が。
#わたしの聴く曲だと、4分半~6分ぐらいの曲が多い感じ
#昔の歌謡曲だと3分ちょっとぐらいが標準的でしたよね
このまえなにげにビートルズの赤版青版がセットになったCDを買ったけど、軒並み2分台でしたねぇ
Re: (スコア:0)
まて、「現代音楽」なら何でもありじゃないか?
# 吉松隆とか。
Re: (スコア:0)
JASRAC 基準なら5分ごとに1曲と数える。5分以上10分未満の曲なら2曲とカウントされる。
ということだと思うけど、もちろんいろんな区分があって単純ではない。
でも5分を超える曲を作らない理由にはならないと思うけどな。