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「わ」の w に相当する発音がないために「う゛ぁたなべ Ватанабэ (vatanabe) 」になるそうです。
# 知人の「若○(わか○○)」氏が、授業中に先生から「う゛ぁか○○さん」と呼ばれていたのは、(しょうがないけど)衝撃的だった…。
>vaginaと書いてワギナ多分ラテン語ですね。vとuはコンパチです。
INDEX LIBRORVM PROHIBITORVMなんて具合に、Vと書いてるのはUです。フェニキア系文字 [wikipedia.org]の対応図が参考になります。
というのは、ラテン語の時代にはUもVも区別がなく、Vと表記してウと発音していたようです。
ラテン語ではV/Uは母音の時は[u]で子音の時は[w]です。他にもI/Jも区別がなく、母音の時は[i]ですが、子音は[j](ヤ行)です。後の時代になって使い分けられるようになりました。(他にも最初はZがなかったりGが最後にあったり変遷がある) ゲルマン語は文字をラテン語から借用したのですが、ラテン語にはない[v]音があり、これをvに当てたたため、余計ややこしくなり、子音[w]を区別するために生まれたのがWです。(玉突き衝突) なので俗ラテン語を源流とするロマンス語には本来Wはないのです。(外来語用) さらに時代が下って各言語で発音が変化したり、英語の影響力が増したり、今では色々変わってしまっていますが。
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一方ロシアでは… (スコア:2, おもしろおかしい)
「わ」の w に相当する発音がないために「う゛ぁたなべ Ватанабэ (vatanabe) 」になるそうです。
# 知人の「若○(わか○○)」氏が、授業中に先生から「う゛ぁか○○さん」と呼ばれていたのは、(しょうがないけど)衝撃的だった…。
Re:一方ロシアでは… (スコア:2, 興味深い)
たとえば、ラテン語ではVを2つ続けたものをWと書いていたそうです。
その名残がフランス語に残っており、Vはドゥブルヴェ(double V = 2重のV)と読み、
発音は基本的にヴァ行です。といってもフランス語ではWはほとんど用いられず、
外来語表記が主なので本来の発音に引きずられワ行となる場合もあります。
ちなみに、英語ではWはダブリュー(double U = 2重のU)ですね。
というのは、ラテン語の時代にはUもVも区別がなく、Vと表記してウと発音していたようです。
その名残が、BVLGARIのVですね。
そして、ドイツ語はよく知らないのですが、Wはヴェーと読みますから、
単語中でもヴァ行の音になるのではないかと想像します。
ということで、Wをワ行で発音する英語の方が少数派なのではないかとふと思いました。
ところで、vaginaと書いてワギナと読むのは何語か分からないですが、
逆にVをワ行で発音することもあるということで、UとVとWは仲間なので、
言語によって発音が入り乱れやすいのでしょうかね。
Re:一方ロシアでは… (スコア:1)
>vaginaと書いてワギナ
多分ラテン語ですね。vとuはコンパチです。
INDEX LIBRORVM PROHIBITORVM
なんて具合に、Vと書いてるのはUです。
フェニキア系文字 [wikipedia.org]の対応図が参考になります。
Re:一方ロシアでは… (スコア:1, 興味深い)
ラテン語ではV/Uは母音の時は[u]で子音の時は[w]です。他にもI/Jも区別がなく、母音の時は[i]ですが、子音は[j](ヤ行)です。後の時代になって使い分けられるようになりました。(他にも最初はZがなかったりGが最後にあったり変遷がある)
ゲルマン語は文字をラテン語から借用したのですが、ラテン語にはない[v]音があり、これをvに当てたたため、余計ややこしくなり、子音[w]を区別するために生まれたのがWです。(玉突き衝突)
なので俗ラテン語を源流とするロマンス語には本来Wはないのです。(外来語用)
さらに時代が下って各言語で発音が変化したり、英語の影響力が増したり、今では色々変わってしまっていますが。