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>知的財産をだれが利用しても同じ額の利用料を支払う。そうすれば、知的財産の所有者・発明者だけが格安で知的財産を利用できるという不具合を正せると思う。
で、知的財産の開発費用は誰が負担するんでしょうか。税金で技術開発を平等に支援するシステムにしますか?
>で、知的財産の開発費用は誰が負担するんでしょうか。税金で技術開発を平等に支援するシステムにしますか?
え、税金で払うのは使用料だろ?
元コメは不公平をなくすために、儲けた金に応じて税金払う仕組みが既にあるんだから、国で認めた特許には国が対価を払うとかって意味だと思うが?それで従来同様の知財収入が見込めるなら開発費の出所も従来道りで、見込めないならそんな話は不要。
#それなんて○○主義?公平になるわけ無いって気はするが
>儲けた金に応じて税金払う仕組みが既にあるんだから、国で認めた特許には国が対価を払う>とかって意味だと思うが?
ああ、そういうシステムですか。特許登録時に開発者に開発費用を支払うということですね。
技術使用量が販売額に上乗せされると製品価格がごっそり上がりそうですが、売れなかった場合は国が損する=税金が無駄に使われるということに。
>#それなんて○○主義?公平になるわけ無いって気はするが
全ての製品(技術を使用しているモノ全てか)に乗ってくるので、無料の製品が消滅することになるのでしょう。
>ああ、そういうシステムですか。特許登録時に開発者に開発費用を支払うということですね。
先払いはしてくれない気が。売れたら税金が入る、税金が入ったら謎の算出基準によって雀の涙ほどの特許料、とかでは。
>全ての製品(技術を使用しているモノ全てか)に乗ってくるので、無料の製品が消滅することになるのでしょう。
社会主義とか共産主義ならいずれは全て無料か、国有財産になるのでは?
いや、いずれはすべて資本主義に…
>「公共の利益のために」という理念はどこへいってしまったのだろう。
それは幻想。公共の利益のために特許権や著作権というものが作られたわけじゃない。
発明者の利益を保護するのが目的でもないし、物語や音楽を造る人間の生活を保障する為の物でもない。その理念で何と唱えようと、法も権利もそれを利用して商売する者のために用意されたものだ。例えばサブマリン特許で莫大な金が動いても発明家には還元されないし、曲がヒットしても作曲家は仕事が増える程度。
そもそも国が独占権を宣言し特別に使用許可を与えるのが特許、ロイヤルティーと言う言葉の語源。そして知財ビジネスとはその発祥から競争相手を蹴落とすために使われてきた手段だ。社会を技術的・文化的に発展させる為のものではなく、今まではそういう効果もあったというだけに過ぎない。
>それは幻想。公共の利益のために特許権や著作権というものが作られたわけじゃない。
特許は自国の産業を育成・推進するのが目的ですね。公共のために行われる産業もあることはありますが、まぁ普通は私利私欲のため、というか利益を追求しない企業は淘汰されて消滅するような構造になっているので、そこに疑問を持つなら日本以外の国に住めと言うしか。
>社会を技術的・文化的に発展させる為のものではなく、今まではそういう効果もあったというだけに過ぎない。
特許制度がなければもっと酷い状況になっているという意味では、今でも効果自体は存続してます。個人や中小零細の開発技術を大企業がパクリ放題になりますからね(というか、そういう状況を是正するために生まれた制度だし)。
著作権はまた少し違うような。
>もともと特許制度は、技術を独占せずに公開させる(ただし無償とは限らない)というもの。
独占っていうのは、ロイヤルティーを払った者に特別に許可(=特許)出来る状態。中世の教会や王様は権力によって商売のアイデアや軍事技術を使用する権利を独占し、特許を得たものだけにそれを許した。現代では、特定の技術・アイデアによるロイヤルティー商売を、国が特別に許可する事を特許と呼ぶが、基本は同じ。時代が下って個人や団体が直接ロイヤルティーを取る事が許されるようになっただけ。
公開っていうのは、そういう特許が存在すると発表された状態。金を払えば使えるとは限らない。
元コメントは独占・・・発明を秘密にすることで、それを発明した個人・法人しか使えない状態公開・・・発明を公表することで、他者・他社もライセンス料を払えば使える状態
え~?それ特許と全然関係ないじゃん。特許を申請したら秘密にはしておけないし、公開したからといって誰とでも契約をする義務はないし。
つか、特許をとることで独占できるんだが。理念はともかく独占のために特許を利用できるのも事実。
特許権が有効な間はね。
で、特許権が切れたときにはだれでもその技術を使って商売ができる。特許ってのはそうして技術がひろく共有されることを目的にして始まった制度。
但し、産業界がドッグイヤーの時代に突入してからはその理念が生きてないんだけど。
iいや、「特許を取る」という事は「技術を公開する」って事なのは確か。故に特許のキモの部分を外しての類似品製造は止める事が出来ない。
画期的であればあるほど、元ネタと最終形態の組み合わせが価値を持ち、その実現方法自体は代替品が見つかる物だったりします。
いや、類似特許については、出願中のアイディアに対して、大企業が先に製品化してしまって独自の発明だと言い張ったり、後出しの類似特許が先に認可されたりしても、金とが無いと対抗できない、と言う意味で言ったんですが・・・別に不正でもなく受理されやすいノウハウとかあるんでしょうけど、個人出願だと有象無象に埋もれて不備があってもリジェクトされずに放置されて、類似のアイディアで先を越されるのはありがちな気がします。逆に大企業から見るとそれがサブマリン特許になりかねないのですし、もっと透明性を増すべきではないかと思います。最近の些細なアイディアでも自己防衛のために大量に出願する風潮では、それどころじゃないのかもしれませんが。
「独占」という言葉の定義・使いかたに関する議論になってしまっているけど、このコメントに賛成。特許は、技術を秘密にせずに公開することを促し、それによって社会全体の技術の向上や活性化のためにあるのだと思う。
> すでにある技術はライセンス料を払って使うべきだろう。
既存特許を回避するのは、ライセンス料を払う立場よりは、ライセンス料をもらう立場になりたいから、でしょう。それから、単なる一時的な収入よりも、特許技術をてこに「囲い込み」を達成すれば、将来にわたって安定な収入源となる可能性もありますから。
むしろ、現在では特許制
まあ、そもそもとか本来はとか言っても、特許の語源と近代特許の理念じゃかみ合いませんよね。でも現実の実装においてはそれほどの開きはないのでは?零細企業よりも金持ち企業が、貧乏発明家より資本家が、金と権力を持つものが儲けられるように出来てる制度だと思います。
例えば日本で普通に特許を申請しようとすると、若い会社員なら1か月分の給料が飛ぶのでは?そして特許権を侵害されたり乗っ取られたりしても裁判や審理を闘う費用がなければ泣き寝入りですし。そこまでいかなくても大量の関連特許や類似特許で埋められたら自分で利用する事もできなくなります。
ええと、日本の特許法の話としては、という限定の元に補足を。
>特許は机上のアイデアでも取得できてしまいます。(中略)>個人的には、アイデアだけで試作品すら作る気がない人からの申請に特許を認めるのは、勘弁して欲しいと思います。
一応ある程度の実施例(本当に作って効果があったかどうかを測った結果)を提示することにはなってます。特許の性質上「1種類作っただけで100種類の範囲を請求するぜ!」ということはあり得ますけど、それっぽいモノが一つも作れてない段階で特許査定が受けられるということはない……はずです。(なおその100種類ってのもちゃんと根拠が説明できなきゃどんどん減らすよう審査されます)
「特許出願」(アイデアが公的に登録され、そのうち公開される)と「特許査定」(特許権が与えられる)とを誤解してはいないでしょうか。や、特許庁も完璧には程遠いんで、知らないところで実施例もないのに査定が降りてる可能性も否定はできませんけど、原則としては「全くの机上の空論に特許が降りる」って仕組みではないことは皆さんに知っておいて欲しいです。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
今の知的所有権は、まるで地雷原だ。 (スコア:0)
Re:今の知的所有権は、まるで地雷原だ。 (スコア:1)
>知的財産をだれが利用しても同じ額の利用料を支払う。そうすれば、知的財産の所有者・発明者だけが格安で知的財産を利用できるという不具合を正せると思う。
で、知的財産の開発費用は誰が負担するんでしょうか。税金で技術開発を平等に支援するシステムにしますか?
Re: (スコア:0)
>で、知的財産の開発費用は誰が負担するんでしょうか。税金で技術開発を平等に支援するシステムにしますか?
え、税金で払うのは使用料だろ?
元コメは不公平をなくすために、
儲けた金に応じて税金払う仕組みが既にあるんだから、国で認めた特許には国が対価を払う
とかって意味だと思うが?
それで従来同様の知財収入が見込めるなら開発費の出所も従来道りで、見込めないならそんな話は不要。
#それなんて○○主義?公平になるわけ無いって気はするが
Re:今の知的所有権は、まるで地雷原だ。 (スコア:1)
>儲けた金に応じて税金払う仕組みが既にあるんだから、国で認めた特許には国が対価を払う
>とかって意味だと思うが?
ああ、そういうシステムですか。特許登録時に開発者に開発費用を支払うということですね。
技術使用量が販売額に上乗せされると製品価格がごっそり上がりそうですが、売れなかった場合は国が損する=税金が無駄に使われるということに。
>#それなんて○○主義?公平になるわけ無いって気はするが
全ての製品(技術を使用しているモノ全てか)に乗ってくるので、無料の製品が消滅することになるのでしょう。
Re: (スコア:0)
>ああ、そういうシステムですか。特許登録時に開発者に開発費用を支払うということですね。
先払いはしてくれない気が。売れたら税金が入る、税金が入ったら謎の算出基準によって雀の涙ほどの特許料、とかでは。
>全ての製品(技術を使用しているモノ全てか)に乗ってくるので、無料の製品が消滅することになるのでしょう。
社会主義とか共産主義ならいずれは全て無料か、国有財産になるのでは?
Re: (スコア:0)
いや、いずれはすべて資本主義に…
Re: (スコア:0)
机上の空論をドヤ顔で出してきても
俺くらいしか反応しないよ
Re: (スコア:0)
わかります
Re: (スコア:0)
>「公共の利益のために」という理念はどこへいってしまったのだろう。
それは幻想。公共の利益のために特許権や著作権というものが作られたわけじゃない。
発明者の利益を保護するのが目的でもないし、物語や音楽を造る人間の生活を保障する為の物でもない。
その理念で何と唱えようと、法も権利もそれを利用して商売する者のために用意されたものだ。
例えばサブマリン特許で莫大な金が動いても発明家には還元されないし、曲がヒットしても作曲家は仕事が増える程度。
そもそも国が独占権を宣言し特別に使用許可を与えるのが特許、ロイヤルティーと言う言葉の語源。
そして知財ビジネスとはその発祥から競争相手を蹴落とすために使われてきた手段だ。
社会を技術的・文化的に発展させる為のものではなく、今まではそういう効果もあったというだけに過ぎない。
Re:今の知的所有権は、まるで地雷原だ。 (スコア:1)
>それは幻想。公共の利益のために特許権や著作権というものが作られたわけじゃない。
特許は自国の産業を育成・推進するのが目的ですね。公共のために行われる産業もあることはありますが、まぁ普通は私利私欲のため、というか利益を追求しない企業は淘汰されて消滅するような構造になっているので、そこに疑問を持つなら日本以外の国に住めと言うしか。
>社会を技術的・文化的に発展させる為のものではなく、今まではそういう効果もあったというだけに過ぎない。
特許制度がなければもっと酷い状況になっているという意味では、今でも効果自体は存続してます。個人や中小零細の開発技術を大企業がパクリ放題になりますからね(というか、そういう状況を是正するために生まれた制度だし)。
著作権はまた少し違うような。
Re: (スコア:0)
独占っていうのは、いくら金を払っても使えない状態。
公開っていうのは、金を払えば使える状態。
既存特許を回避するのは結果的に技術の独占を生じさせるので、特許制度の精神を蔑ろにしているとも言える。
すでにある技術はライセンス料を払って使うべきだろう。
Re: (スコア:0)
>もともと特許制度は、技術を独占せずに公開させる(ただし無償とは限らない)というもの。
独占っていうのは、ロイヤルティーを払った者に特別に許可(=特許)出来る状態。
中世の教会や王様は権力によって商売のアイデアや軍事技術を使用する権利を独占し、特許を得たものだけにそれを許した。
現代では、特定の技術・アイデアによるロイヤルティー商売を、国が特別に許可する事を特許と呼ぶが、基本は同じ。
時代が下って個人や団体が直接ロイヤルティーを取る事が許されるようになっただけ。
公開っていうのは、そういう特許が存在すると発表された状態。
金を払えば使えるとは限らない。
Re: (スコア:0)
元コメントは
独占・・・発明を秘密にすることで、それを発明した個人・法人しか使えない状態
公開・・・発明を公表することで、他者・他社もライセンス料を払えば使える状態
Re: (スコア:0)
え~?それ特許と全然関係ないじゃん。
特許を申請したら秘密にはしておけないし、
公開したからといって誰とでも契約をする義務はないし。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
つか、特許をとることで独占できるんだが。
理念はともかく独占のために特許を利用できるのも事実。
Re: (スコア:0)
特許権が有効な間はね。
で、特許権が切れたときにはだれでもその技術を使って商売ができる。
特許ってのはそうして技術がひろく共有されることを目的にして始まった制度。
但し、産業界がドッグイヤーの時代に突入してからはその理念が生きてないんだけど。
Re: (スコア:0)
iいや、「特許を取る」という事は「技術を公開する」って事なのは確か。
故に特許のキモの部分を外しての類似品製造は止める事が出来ない。
画期的であればあるほど、元ネタと最終形態の組み合わせが価値を持ち、
その実現方法自体は代替品が見つかる物だったりします。
Re: (スコア:0)
いや、類似特許については、
出願中のアイディアに対して、大企業が先に製品化してしまって独自の発明だと言い張ったり、後出しの類似特許が先に認可されたりしても、金とが無いと対抗できない、と言う意味で言ったんですが・・・
別に不正でもなく受理されやすいノウハウとかあるんでしょうけど、個人出願だと有象無象に埋もれて不備があってもリジェクトされずに放置されて、類似のアイディアで先を越されるのはありがちな気がします。
逆に大企業から見るとそれがサブマリン特許になりかねないのですし、もっと透明性を増すべきではないかと思います。
最近の些細なアイディアでも自己防衛のために大量に出願する風潮では、それどころじゃないのかもしれませんが。
Re: (スコア:0)
「独占」という言葉の定義・使いかたに関する議論になってしまっているけど、
このコメントに賛成。特許は、技術を秘密にせずに公開することを促し、それによって
社会全体の技術の向上や活性化のためにあるのだと思う。
> すでにある技術はライセンス料を払って使うべきだろう。
既存特許を回避するのは、ライセンス料を払う立場よりは、ライセンス料をもらう立場に
なりたいから、でしょう。それから、単なる一時的な収入よりも、特許技術をてこに
「囲い込み」を達成すれば、将来にわたって安定な収入源となる可能性もありますから。
むしろ、現在では特許制
Re: (スコア:0)
まあ、そもそもとか本来はとか言っても、特許の語源と近代特許の理念じゃかみ合いませんよね。
でも現実の実装においてはそれほどの開きはないのでは?
零細企業よりも金持ち企業が、貧乏発明家より資本家が、金と権力を持つものが儲けられるように出来てる制度だと思います。
例えば日本で普通に特許を申請しようとすると、若い会社員なら1か月分の給料が飛ぶのでは?
そして特許権を侵害されたり乗っ取られたりしても裁判や審理を闘う費用がなければ泣き寝入りですし。
そこまでいかなくても大量の関連特許や類似特許で埋められたら自分で利用する事もできなくなります。
Re: (スコア:0)
実際に、その特許を使って何かを作るような事業をやる資金がない貧乏人でも、特許を得て維持するくらいの資金はあるものです。
ときには貧乏人が巨大企業と対等に張り合えるのが、特許です。
個人的には、アイデアだけで試作品すら作る気がない人からの申請に特許を認めるのは、勘弁して欲しいと思います。
Re:今の知的所有権は、まるで地雷原だ。 (スコア:1)
ええと、日本の特許法の話としては、という限定の元に補足を。
>特許は机上のアイデアでも取得できてしまいます。
(中略)
>個人的には、アイデアだけで試作品すら作る気がない人からの申請に特許を認めるのは、勘弁して欲しいと思います。
一応ある程度の実施例(本当に作って効果があったかどうかを測った結果)を提示することにはなってます。
特許の性質上「1種類作っただけで100種類の範囲を請求するぜ!」ということはあり得ますけど、
それっぽいモノが一つも作れてない段階で特許査定が受けられるということはない……はずです。
(なおその100種類ってのもちゃんと根拠が説明できなきゃどんどん減らすよう審査されます)
「特許出願」(アイデアが公的に登録され、そのうち公開される)と「特許査定」(特許権が与えられる)とを誤解してはいないでしょうか。
や、特許庁も完璧には程遠いんで、知らないところで実施例もないのに査定が降りてる可能性も否定はできませんけど、
原則としては「全くの机上の空論に特許が降りる」って仕組みではないことは皆さんに知っておいて欲しいです。