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結構真剣に「読んでいるのがおっさんオタしか居ないから」というのは的を得ていると思います。絵面が悪いとかそういう話ではなく、若い層のファンが増えていないという意味で。
ラノベはかつてはジュブナイルとかヤングアダルトと呼ばれていた通り、比較的低年齢層、中高・大学生あたり向けであるのが本来です。ただ、この辺りは昔からコンテンツ商売の激戦区で、ただでさえ音楽業界とマスメディアがつばぜり合いをしていた所に、近年ではゲームやら携帯コンテンツやらネットやらまで混じりこんできて超激戦区と化しています。大人も子供もおねーさんも1日は24時間から増えません。お金と時間という二つのパイの奪い合いになる訳です。さらにPCとネットが普及したことで、情報の流通サイクルがどんどん高速化している。生産にも流通にも消費にも時間がかかる文章・出版系メディアは、この高速回転について行けずに振り飛ばされつつあり、それが昨今の出版不況であり、若い層が新しくファンにならず高年齢化したかつてのファンだけが消費を続けているというラノベの現状につながるのです。
#ついでに言うと、この情報の高速回転は人間をどんどんバカにして行くと思っています。#当然ですね。情報の回転が高速化すればする程、一つ一つを吟味し、処理し、自分のものにする時間は奪われていく訳ですから。#「本を読まないとバカになる」とよく言われるのは、回転が低速なメディアが振り飛ばされるような回転速度では#人間もついて行けないということを意味していると思います。
>おっさん(まあ自分もそろそろ足を突っ込み始めてはいるんだけど)て>若者をバカにするのは好きだけど自分自身の~離れってなんか認めたがらないよね。ここが特殊なだけで、普通、大人になったら子供向けの本は卒業ってのは普通の流れ。そしてそういう多数は、こういうネタは興味が無いから多分コメントも来ない。
子供向けの本というのは固定層をずっと保持しない以上、新規の顧客を取るしかない。(貴方も流石に今時「小学一年生」を読まないだろ?)原因はそれが出来ていない事ですよ。元々のターゲット年齢から外れてしまった人間に迄固定客を続けてもらおうってのは無理。年齢層別のマーケティングが存在するのは結局はそういう事です。
少子化なんかも有るだろうけど、出版としても漫画雑誌の細分化なども影響が大きいんじゃないかと思う。
> 普通、大人になったら子供向けの本は卒業ってのは普通の流れ。
卒業したくても行き先が無いのでは?
SFどころか、推理小説もハードボイルドも絶滅状態ですし。企業小説なんて現実のほうが、もっとドロドロして面白いくらい薄っぺらな話ばかりなので。# ついでに、文壇なんてまともに機能して無いでしょ。
私の場合は、だけど。20代後半あたりから
「大体の作り話に対し新味を無くなってきた、説得力を感じない」
と感じるようになり、フィクション自体への興味が非常に薄れるようになりました。その後の興味は現実の歴史や科学へ移行していくワケですが。ソノラマやスニーカー文庫で育ったたぐいの人間は、大体同じようなコースを辿るのでは無いかと思います。
#もっとも、割合は減っただけで。#「QBマジ悪魔www」とか喜んでいる部分は健在なんですけどね。
SFは昨年は豊作だったそうな。
まあ、「SFが読みたい!<2011年版>」内での話だから内輪受け的なのもあるだろうけど
>卒業したくても行き先が無いのでは?幾らでもありますよ。多分、あなたが興味ないから知らないだけ。
特に例示されたようなのは「名作」なんて言われるような物だけでも山ほどある。それらは何十年も読み継がれるだけ有るだけあって、面白い物は多い上大抵は面白い。問題はラノベと比べて少々読解力が必要なこと程度。表現が古かったり時代背景を考える必要が有ったり。
例えば、昔からその手の卒業者が読み始めるものの一つとしてメジャーな例として「竜馬がゆく」なんてありますが、その程度でも、別にラノベと比べて薄っぺらいとも思わないですし。一応小学校でも読むための訓練をしたりするんですが、その例にありがちな夏目漱石あたりでも、十分に面白いと思いますよ。
そういう方向に入ると、漫画雑誌の延長のこういう小説雑誌は買わなくなるでしょうね。
>そういう方向に入ると、漫画雑誌の延長のこういう小説雑誌は買わなくなるでしょうね。
読み続けつつ読書の範囲を広げる人は幾らでもいますよ。多分あなたが知らなイカ略でゲソ
# 時代小説作家にも元ラノベ作家がいたりするので書き手も拡散してゆくのだった。
># 時代小説作家にも元ラノベ作家がいたりするので書き手も拡散してゆくのだった。つうか普通に経験が増えればそれだけで選択する手の内ってのは増えるんだよ。
そして自身が基準とするネタ元が増えれば、そりゃこの手のカタログ雑誌は不要になりますよ。自分の抑えたい作家の名前さえ覚えれば単行本は買うに困らん。漫画雑誌でなく単行本を買ったり、音楽をアルバムでなく一曲買いしたりするのと一緒で。
結局はこういうカタログ商法って先ず手に取られないと意味が無い。となれば必要なのは書店に広く置く事だが、その書店の数がジリ貧。かといって一見効率の良く見える一品買いだと、コンテンツ提供者の新陳代謝が滞るって問題が。
>的を得ている
某高校の図書館でいうと、ラノベは結構借りられています。
ただ、小説誌に限らず、雑誌を買う生徒はかなり減っていると感じます。今は、おまけにバッグとかついていないと買わないのでしょう。
#しかし、ラノベがやたら充実している図書館というのもなんだかなぁと思いますが。
私の住んでるとこの市立図書館は結構ラノベが充実してます。新刊も他の本とは違って貸し出しカウンターの前で並べられてたりとか。(その場で借りることはできるけど、持っていって館内で読むことはできない)新刊が刊行されてから貸し出し可になるまでは1ヶ月ぐらいかな。普通の本より早い気がする。
最近ラノベは書店でビニールをかけられている場合が多いので、図書館で物色して面白かったら買う、といったサイクルになりました。
ファンタジア文庫と電撃文庫は表2にあらすじが載ってるので、ビニールかけられたら、あらすじすら読めないんですよ。知らない作家を表紙イラストだけのジャケ買いはさすがにできない…
スニーカー文庫、スーパダッシュ文庫、MF文庫、GA文庫、HJ文庫、コバルト文庫は裏表紙にあらすじが書いてあるので、書店であらすじを見て新しい作家に手がだせてます。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
おっさんのラノベ離れ (スコア:0)
結構真剣に原因の一つかも (スコア:3, 興味深い)
結構真剣に「読んでいるのがおっさんオタしか居ないから」というのは的を得ていると思います。
絵面が悪いとかそういう話ではなく、若い層のファンが増えていないという意味で。
ラノベはかつてはジュブナイルとかヤングアダルトと呼ばれていた通り、比較的低年齢層、中高・大学生あたり向けであるのが本来です。
ただ、この辺りは昔からコンテンツ商売の激戦区で、ただでさえ音楽業界とマスメディアがつばぜり合いをしていた所に、近年ではゲームやら携帯コンテンツやらネットやらまで混じりこんできて超激戦区と化しています。
大人も子供もおねーさんも1日は24時間から増えません。お金と時間という二つのパイの奪い合いになる訳です。
さらにPCとネットが普及したことで、情報の流通サイクルがどんどん高速化している。
生産にも流通にも消費にも時間がかかる文章・出版系メディアは、この高速回転について行けずに振り飛ばされつつあり、それが昨今の出版不況であり、若い層が新しくファンにならず高年齢化したかつてのファンだけが消費を続けているというラノベの現状につながるのです。
#ついでに言うと、この情報の高速回転は人間をどんどんバカにして行くと思っています。
#当然ですね。情報の回転が高速化すればする程、一つ一つを吟味し、処理し、自分のものにする時間は奪われていく訳ですから。
#「本を読まないとバカになる」とよく言われるのは、回転が低速なメディアが振り飛ばされるような回転速度では
#人間もついて行けないということを意味していると思います。
Re: (スコア:0)
固定層の消費が細々とでも続いてるなら廃刊にはならないでしょ。
Linux誌の廃刊同様結局おっさん連中もまとまった分量のテキストを読まなくなってきたってことの証明でしょ。
おっさん(まあ自分もそろそろ足を突っ込み始めてはいるんだけど)て
若者をバカにするのは好きだけど自分自身の~離れってなんか認めたがらないよね。
Re: (スコア:0)
>おっさん(まあ自分もそろそろ足を突っ込み始めてはいるんだけど)て
>若者をバカにするのは好きだけど自分自身の~離れってなんか認めたがらないよね。
ここが特殊なだけで、普通、大人になったら子供向けの本は卒業ってのは普通の流れ。
そしてそういう多数は、こういうネタは興味が無いから多分コメントも来ない。
子供向けの本というのは固定層をずっと保持しない以上、新規の顧客を取るしかない。
(貴方も流石に今時「小学一年生」を読まないだろ?)
原因はそれが出来ていない事ですよ。
元々のターゲット年齢から外れてしまった人間に迄固定客を続けてもらおうってのは無理。
年齢層別のマーケティングが存在するのは結局はそういう事です。
少子化なんかも有るだろうけど、出版としても漫画雑誌の細分化なども影響が大きいんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
> 普通、大人になったら子供向けの本は卒業ってのは普通の流れ。
卒業したくても行き先が無いのでは?
SFどころか、推理小説もハードボイルドも絶滅状態ですし。
企業小説なんて現実のほうが、もっとドロドロして面白いくらい薄っぺらな話ばかりなので。
# ついでに、文壇なんてまともに機能して無いでしょ。
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1)
私の場合は、だけど。
20代後半あたりから
「大体の作り話に対し新味を無くなってきた、説得力を感じない」
と感じるようになり、フィクション自体への興味が非常に薄れるようになりました。
その後の興味は現実の歴史や科学へ移行していくワケですが。ソノラマやスニーカー文庫で育ったたぐいの人間は、大体同じようなコースを辿るのでは無いかと思います。
#もっとも、割合は減っただけで。
#「QBマジ悪魔www」とか喜んでいる部分は健在なんですけどね。
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1, 興味深い)
SFは昨年は豊作だったそうな。
まあ、「SFが読みたい!<2011年版>」内での話だから内輪受け的なのもあるだろうけど
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>卒業したくても行き先が無いのでは?
幾らでもありますよ。
多分、あなたが興味ないから知らないだけ。
特に例示されたようなのは「名作」なんて言われるような物だけでも山ほどある。
それらは何十年も読み継がれるだけ有るだけあって、面白い物は多い上大抵は面白い。
問題はラノベと比べて少々読解力が必要なこと程度。
表現が古かったり時代背景を考える必要が有ったり。
例えば、昔からその手の卒業者が読み始めるものの一つとしてメジャーな例として
「竜馬がゆく」なんてありますが、その程度でも、別にラノベと比べて薄っぺらいとも思わないですし。
一応小学校でも読むための訓練をしたりするんですが、その例にありがちな夏目漱石あたりでも、
十分に面白いと思いますよ。
そういう方向に入ると、漫画雑誌の延長のこういう小説雑誌は買わなくなるでしょうね。
Re: (スコア:0)
>そういう方向に入ると、漫画雑誌の延長のこういう小説雑誌は買わなくなるでしょうね。
読み続けつつ読書の範囲を広げる人は幾らでもいますよ。多分あなたが知らなイカ略でゲソ
# 時代小説作家にも元ラノベ作家がいたりするので書き手も拡散してゆくのだった。
Re: (スコア:0)
># 時代小説作家にも元ラノベ作家がいたりするので書き手も拡散してゆくのだった。
つうか普通に経験が増えればそれだけで選択する手の内ってのは増えるんだよ。
そして自身が基準とするネタ元が増えれば、そりゃこの手のカタログ雑誌は不要になりますよ。
自分の抑えたい作家の名前さえ覚えれば単行本は買うに困らん。
漫画雑誌でなく単行本を買ったり、音楽をアルバムでなく一曲買いしたりするのと一緒で。
結局はこういうカタログ商法って先ず手に取られないと意味が無い。
となれば必要なのは書店に広く置く事だが、その書店の数がジリ貧。
かといって一見効率の良く見える一品買いだと、コンテンツ提供者の新陳代謝が滞るって問題が。
おやくそくで (スコア:0)
>的を得ている
Re: (スコア:0)
某高校の図書館でいうと、ラノベは結構借りられています。
ただ、小説誌に限らず、雑誌を買う生徒はかなり減っていると感じます。
今は、おまけにバッグとかついていないと買わないのでしょう。
#しかし、ラノベがやたら充実している図書館というのもなんだかなぁと思いますが。
Re:結構真剣に原因の一つかも (スコア:1)
私の住んでるとこの市立図書館は結構ラノベが充実してます。
新刊も他の本とは違って貸し出しカウンターの前で並べられてたりとか。
(その場で借りることはできるけど、持っていって館内で読むことはできない)
新刊が刊行されてから貸し出し可になるまでは1ヶ月ぐらいかな。普通の本より早い気がする。
最近ラノベは書店でビニールをかけられている場合が多いので、
図書館で物色して面白かったら買う、といったサイクルになりました。
ファンタジア文庫と電撃文庫は表2にあらすじが載ってるので、ビニールかけられたら、あらすじすら読めないんですよ。
知らない作家を表紙イラストだけのジャケ買いはさすがにできない…
スニーカー文庫、スーパダッシュ文庫、MF文庫、GA文庫、HJ文庫、コバルト文庫は裏表紙にあらすじが書いてあるので、
書店であらすじを見て新しい作家に手がだせてます。