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> 6to4やTeredoのトンネルがそもそも「とにかく使えればいい」のではなくて「IPv4がなくても使える」ようになって初めて意味があるわけで。
>ルーターからさきはIPv6だとしても内部はIPv4のままで十分だと思うんだ。
十分ですよ。但し、IPv4とIPv6を変換する NAT 的動作で凌ぐ場合は、送信元IPアドレスが全部ルータのアドレスになるはず。
>IPv6の fec0:CIDR:0:0:MACアドレス というのはただの習慣?
fec0 のサイトローカルIPアドレスは廃止されています。http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No32/090.html [nic.ad.jp]↑この辺が分かりやすいかと。
まぁ、そのとおりかな。並行して存在して、機器のリプレースと共に移っていくという。
「移行」が進まないよりも、移行しようとする先が提供されていないとエンドユーザー的には動きようがない。非フレッツな旧USEN系は何時になることやら...。
USENって、IPv6への移行を前提にするという条件のこの実験 [v6pc.jp]に参加して43/8を割り振ってもらってたんじゃありませんでしたっけ?
そうそう。だから期待していたんだけどねぇ。
まあdjbが8年前から言ってたことなんだけどhttp://www.unixuser.org/~euske/doc/ipv6ex/ [unixuser.org]原発に反対する共産党並みに誰も耳を傾けてなかったね。
何でも原発問題に結びつけようとする思想が果てしなく気持ち悪いです
> もうちょっとIPV4と互換性あるようにしてくれ
「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
「IPv4ベースでオプションフィールドに拡張アドレスを入れるようにすれば上位互換でアドレスが拡張できるんじゃないか」なんて意見を時々見かけますが、そんなことをしても、その拡張アドレスを持った「IPv4上位互換アドレス拡張」ホストからのコネクションを張ろうとしても、相手が「IPv4上位互換アドレス拡張」に対応でしてなければ、返事を返すことができません。(通常のIPv4として返事を返そうとしますが、その段階でオプション情報が消えますから、もう相手(発信元)の特定が出来なくなります)結局、双方が新規格に対応してないと通信が成立しない、という点ではIPv6と同じです。
「アドレス範囲を拡張する」のと「IPv4上位互換で、IPv4ホストとは問題なく通信できる」は原理的に両立しないのです。
>「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
仰るとおり、IPヘッダ中にIPアドレスが固定長で定義されている以上、プロトコルの設計で上位互換のものを作ることは不可能でしょう。ホストはIPv4のまま、アドレスの不足をカバーする、という技術、つまりネットワークシステムの設計であれば、不可能ではありません。そういう技術は幾つか特許出願され、公開されています。
個人的には、デュアルスタックって凄くダサイ実装だと思ってます。ISP側でv4/v6を透過的に一つのIPアドレスで両方共アクセスできるようにして欲しいです。
IPV6側が、IPV4の従来プロトコルにフォールバックすればいいんじゃないですか?もちろん、IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れませんが。
> IPV6側が、IPV4の従来プロトコルにフォールバックすればいいんじゃないですか?
それで、その「IPv4従来プロトコルにフォールバック」した時の発信元IPアドレスはどうするのでしょうか?ていうか、
> IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れませんが。
が全てですね。IPv4やIPv6といった「IP層」レベルでは「コネクション」なんて概念はありません。「発信元のアドレス」と「宛先のアドレス」の指定によるパケットの伝送というコネクションレスな通信です。
その上位のTCPレベルで見て、「IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れません」というのは、「IPV4従来プロトコルのみ対応の宛先にデータを送っても、その返信を受け取れない」というのと同義です。
通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。対応ホストとは直接通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見える。Q. IPv6対応ホストとは直接IPv6で通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見えるデュアルスタックとは何が違うのか述べよ。
> 通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
その案は、手元のルーターがIPv4アドレスを持ってないと出来ない芸当ですね。将来的なプロトコル設計としては失格。
まあ、「プライベートIPv4アドレス」で「手元のルータ」なんかではなく、インターネット上のどこかにゲートウェイを置いて変換するようにすれば、自前のIPv4アドレスが無くてもいけるわけですが、そうなったら、IPv4改を経由したIPv4ホストとの通信では、相手はゲートウェイ相手にIPv4で通信するので、IPv4改のパケットがIPv4と互換性を持つ必要性はありません。
でもって、そのプロトコルでは、IPv4とIPv4改とのパケットフォーマット共通部分のデータが、内容的には互換性ないわけです。通信がIPv4なのかIPv4改なのかでパケットを完全に作り分ける必要があるのですから、実装上も二つのプロトコルスタックを作る必要があり互換性を取るメリットがありません。
v4のアドレス空間がv6のアドレス空間のサブセットにできるとかだったらよかったのにねぇ。v4からだと、v4内にしか通信できず、v6側からはサブセットの空間へ通信するときだけv4互換で動作するとか。
せめてASナンバーみたいにしとけばまだマシだったかも。
もうできてるよ [faqs.org]。
むしろ逆。変にIPv4に歩み寄るような改悪しちゃったせいで、「移行はいつでもできる」空気ができちゃった。馬鹿な改悪に手を貸した技術者の頭がお花畑だったのは確かだが。
もっと大胆に「移行はとても大変。あるタイミングでみんないっせいに移行しよう」という地デジ方式でなきゃダメだった。
その一連のプロセスを「移行」と呼んでいて、それが進んでいないという意味だと思いますよ。依然として「IPv6の利用者・サービスの割合がある一定の値を越えたところ」まで程遠いレベルだということですね。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
IPv6へは移行するものではない (スコア:3, すばらしい洞察)
IPv4は枯渇したので、これからはIPv6の新規利用者が少しずつ増えていきます.
しかし当面の間、IPv4の既存利用者はIPv6を使わずとも何の不利益もありません.
IPv6の利用者・サービスの割合がある一定の値を越えたところで、雪崩をうってIPv4からIPv6への移行が進むのでしょう.
#IPv4インターネットと(未成長の)IPv6インターネットという2つネットワークがあって、ある時点でみんなが成長したIPv6インターネットに乗り換えるというイメージで良いのでは?
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1, 興味深い)
エンドユーザにしてみたら、IPv6になったからといって、何かができるようになるわけではないんだよね。
IPv6で接続できるサーバが少ないし、IPv6で接続できるようにしようとすると面倒なことが多い。
ホスティング業者やISPは、おおよそ、あと1年分ぐらいのIPv4アドレスの在庫を抱えているところが多い。4月15日以前は、在庫が2割以下になったところで、18か月分の需要を満たすIPv4アドレスを取得しているので、平均すれば、そのぐらいは持っているだろう。本当に困った問題になってくるのは、今年の後半か来年以降だろう。そのときになって問題にならないように、今、準備しているといったところでしょうね。
ユーザにしても、Windowsユーザの場合、IPv6が有効になっているユーザが結構いるはずである。しかし、WindowsXPユーザでIPv6を有効にしている人は奇特な存在です。Windows7/Vistaでは、デフォルトでIPv6有効になっているし、6to4やTeredoのトンネルがデフォルトで設定されるケースが多いけれど、DNSクライアントの仕様のために事実上IPv6が使えない。ホスト名をIPv6アドレスに変換できないのでは、まともに通信できるわけがない。要するに、IPv6のグローバルアドレス(ただしNTTの地域IP網のものを除く)がISPから普通に取得できるようにならないと、IPv6はまともに使えないわけだ。
私が契約しているISPなんか、何度も問い合わせているのにIPv6の提供計画の発表時期すら教えてくれない。FTTHのために今のISPに変更したのだけど、NTTでもFTTHができるようになったし、フレッツ経由のISPに戻った方がよいかもしれん。
Re: (スコア:0)
> 6to4やTeredoのトンネルが
そもそも「とにかく使えればいい」のではなくて「IPv4がなくても使える」ようになって初めて意味があるわけで。
プライベートアドレスはIPv4でいいよね?(Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:0)
もしも、携帯端末増加の影響でIPV4が枯渇したというのならば、スマートフォンに対応したいサーバーはIPv6にならないとまずい気がする。
しかしだ、プライベートアドレスまでIPv6を利用する必要ってあるのかね?
ルーターからさきはIPv6だとしても内部はIPv4のままで十分だと思うんだ。
っていうか、MACアドレスなんて覚えられないよ!
IPv6の fec0:CIDR:0:0:MACアドレス というのはただの習慣?
Re:プライベートアドレスはIPv4でいいよね?(Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
>ルーターからさきはIPv6だとしても内部はIPv4のままで十分だと思うんだ。
十分ですよ。但し、IPv4とIPv6を変換する NAT 的動作で凌ぐ場合は、
送信元IPアドレスが全部ルータのアドレスになるはず。
>IPv6の fec0:CIDR:0:0:MACアドレス というのはただの習慣?
fec0 のサイトローカルIPアドレスは廃止されています。
http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No32/090.html [nic.ad.jp]
↑この辺が分かりやすいかと。
[Q][W][E][R][T][Y]
Re: (スコア:0)
WinSockとか叩く立場だと、IPv6対応は・・・WinSock2はAPIレベルでは対応してるけど、構造体とか全部違うから面倒ですよね。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
まぁ、そのとおりかな。並行して存在して、機器のリプレースと共に移っていくという。
「移行」が進まないよりも、移行しようとする先が提供されていないとエンドユーザー的には動きようがない。
非フレッツな旧USEN系は何時になることやら...。
Re: (スコア:0)
USENって、IPv6への移行を前提にするという条件のこの実験 [v6pc.jp]に参加して43/8を割り振ってもらってたんじゃありませんでしたっけ?
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
そうそう。だから期待していたんだけどねぇ。
Re: (スコア:0)
まあdjbが8年前から言ってたことなんだけど
http://www.unixuser.org/~euske/doc/ipv6ex/ [unixuser.org]
原発に反対する共産党並みに誰も耳を傾けてなかったね。
Re: (スコア:0)
何でも原発問題に結びつけようとする思想が果てしなく気持ち悪いです
Re: (スコア:0)
技術者てのは、頭がお花畑だな。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:2, 参考になる)
> もうちょっとIPV4と互換性あるようにしてくれ
「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
「IPv4ベースでオプションフィールドに拡張アドレスを入れるようにすれば上位互換でアドレスが拡張できるんじゃないか」
なんて意見を時々見かけますが、そんなことをしても、その拡張アドレスを持った「IPv4上位互換アドレス拡張」ホストからのコネクションを張ろうとしても、相手が「IPv4上位互換アドレス拡張」に対応でしてなければ、返事を返すことができません。
(通常のIPv4として返事を返そうとしますが、その段階でオプション情報が消えますから、もう相手(発信元)の特定が出来なくなります)
結局、双方が新規格に対応してないと通信が成立しない、という点ではIPv6と同じです。
「アドレス範囲を拡張する」のと「IPv4上位互換で、IPv4ホストとは問題なく通信できる」は原理的に両立しないのです。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
>「IPv4ではアドレスが足りない」んですから、根本的に互換性のあるプロトコル設計は不可能なんですよ。
仰るとおり、IPヘッダ中にIPアドレスが固定長で定義されている以上、プロトコルの設計で上位互換のものを作ることは不可能でしょう。
ホストはIPv4のまま、アドレスの不足をカバーする、という技術、つまりネットワークシステムの設計であれば、不可能ではありません。
そういう技術は幾つか特許出願され、公開されています。
個人的には、デュアルスタックって凄くダサイ実装だと思ってます。
ISP側でv4/v6を透過的に一つのIPアドレスで両方共アクセスできるようにして欲しいです。
Re: (スコア:0)
IPV6側が、IPV4の従来プロトコルにフォールバックすればいいんじゃないですか?
もちろん、IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れませんが。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
> IPV6側が、IPV4の従来プロトコルにフォールバックすればいいんじゃないですか?
それで、その「IPv4従来プロトコルにフォールバック」した時の発信元IPアドレスはどうするのでしょうか?ていうか、
> IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れませんが。
が全てですね。IPv4やIPv6といった「IP層」レベルでは「コネクション」なんて概念はありません。
「発信元のアドレス」と「宛先のアドレス」の指定によるパケットの伝送というコネクションレスな通信です。
その上位のTCPレベルで見て、「IPV4従来プロトコルのみ対応の発信元からのコネクションは張れません」というのは、
「IPV4従来プロトコルのみ対応の宛先にデータを送っても、その返信を受け取れない」というのと同義です。
Re: (スコア:0)
通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
対応ホストとは直接通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見える。
Q. IPv6対応ホストとは直接IPv6で通信できるし非対応ホストからは単なるNAT経由での通信に見えるデュアルスタックとは何が違うのか述べよ。
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
> 通常の発信元アドレスフィールドにはプライベートIPv4アドレスを入れてルータに投げればいいじゃん。
その案は、手元のルーターがIPv4アドレスを持ってないと出来ない芸当ですね。将来的なプロトコル設計としては失格。
まあ、「プライベートIPv4アドレス」で「手元のルータ」なんかではなく、インターネット上のどこかにゲートウェイを置いて変換するようにすれば、自前のIPv4アドレスが無くてもいけるわけですが、
そうなったら、IPv4改を経由したIPv4ホストとの通信では、相手はゲートウェイ相手にIPv4で通信するので、IPv4改のパケットがIPv4と互換性を持つ必要性はありません。
でもって、そのプロトコルでは、IPv4とIPv4改とのパケットフォーマット共通部分のデータが、内容的には互換性ないわけです。
通信がIPv4なのかIPv4改なのかでパケットを完全に作り分ける必要があるのですから、実装上も二つのプロトコルスタックを作る必要があり互換性を取るメリットがありません。
Re: (スコア:0)
まあ、似たようなことを考えた人たちがソケット番号を利用することを思いついて、NAT/NAPTを開発したんでしょうけどね。
Re: (スコア:0)
v4のアドレス空間がv6のアドレス空間のサブセットにできるとかだったらよかったのにねぇ。
v4からだと、v4内にしか通信できず、
v6側からはサブセットの空間へ通信するときだけv4互換で動作するとか。
せめてASナンバーみたいにしとけばまだマシだったかも。
Re: (スコア:0)
IPv4アドレス空間はIPv6空間に割り当て照られていますよ。
想像だけで書くってどうなの
Re: (スコア:0)
Re:IPv6へは移行するものではない (スコア:1)
もうできてるよ [faqs.org]。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
むしろ逆。
変にIPv4に歩み寄るような改悪しちゃったせいで、「移行はいつでもできる」空気ができちゃった。
馬鹿な改悪に手を貸した技術者の頭がお花畑だったのは確かだが。
もっと大胆に「移行はとても大変。あるタイミングでみんないっせいに移行しよう」という地デジ方式でなきゃダメだった。
Re: (スコア:0)
その一連のプロセスを「移行」と呼んでいて、それが進んでいないという意味だと思いますよ。
依然として「IPv6の利用者・サービスの割合がある一定の値を越えたところ」まで程遠いレベルだということですね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)