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> 予備の発電機全てが止まったらどうするかを考えていなかったこと> とどちらが問題なのかな? と思います。
違うと思いますよ。今回の地震で津波が来る前に非常用ディーゼル発電機を起動させようとして、津波が来る前に止まった記録が出てきているようです。津波による非常用ディーゼル発電機停止は駄目押ししただけでそれ以前の問題です。非常用ディーゼル発電機の不具合報告は過去に指摘がされており本来、行うべきメンテナンス/更新を怠ったがための非常用電源ロスト、しかも原子炉1基あたり2台あったものが全ロストな状態は想定外じゃなくて想定不適当です。
「福島第一原子力発電所1号機の安全確認の状況について 平成16年12月東京電力株式会社福島第一原子力発電所」http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/pdf_files/h17.06.29-6.pdf [fukushima.jp]
「核施設と非常事態 地震対策の検証を中心に」日本物理學會誌(1995/10/05)http://ci.nii.ac.jp/naid/110002066513 [nii.ac.jp] ※会員登録なしで「オープンアクセス」から読めます。
冷却系の動力が全部停止しても大丈夫な自然循環型原始炉というのがあるようですが、そういうものを考え付くからには冷却系全停止という事態は想定していたのでは?
新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
反原発言うならまずリスク低くなる選択肢を取って建て替えておこうや、って主張しなかった中立スラド民(含む自分)も安全軽視していたことになるね。 (全てのリスクに満遍なく目を光らせて次善の策をあれこれ言えるスーパーマンなんていないとは思えど、上のように考えると原発に関して傍観してたのを後悔する昨今であります)
緊急停止がうまくいったら基本あとは放置で大丈夫なんだろうと思ってたので、私も無知からくる中立スラド民の一人でした...
はるか昔のように思うチェルノブイリは、まさに今回のような全ての電源が喪失という事態を想定して原発自体の余力を使って冷却システムを稼動させようという実装のテスト中にトラブルが発生した事故なんですよね。
この一度火を入れたら冷却を常にできるようにしないと制御不能に陥るというのは、原子炉の性質としてきわめて重要なポイントだということがイヤというほど分かりました。
何か一つのうっかりミスで起きたという失敗でないから、これは事故調査はめちゃくちゃに大変だと思います。委員長だけでなく委員もかなり気合入れないとですね。
その"原発でない発電方式"って何よって話にループするだけのよーな。
>その"原発でない発電方式"って何よって話にループするだけのよーな。
ループしてもいいじゃないですか。でも、ホントの所ピーク電力を2割減らせば、別にループはしないわけなんだけど。
> 新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに> 10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
置き換えずに置いておいたのが遠因なのは間違いないですが、その判断に至ったのは[コスト削減]です。費用ケチってリプレース先伸ばしにしてたからこーなったんです。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
わざわざ調べるようなことか (スコア:0, 興味深い)
津波が来る地理的要素を無視したこと
根幹原因
経産省・政治家・電力会社の馴れ合いによる安全対策の軽視
これでほぼ間違いないでしょ
石破なんか去年愛娘が東電に入社したもんだから哀れなほど必死に東電擁護してますよね
そうやって有力政治家の子供を人質に取り、天下り官僚を受け入れさえすれば、何でも出来る国なんだから事故がおこらん方が不思議でしょうよ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
と、
何らかの原因 (想定外かもしれないけれど) で予備の発電機全てが
止まったらどうするかを考えていなかったこと
とどちらが問題なのかな? と思います。
現状の対策って、堤防を高くするとか、既知の事象に対する想定範囲を
拡大しようとしているだけで、今のところ想定できる事象は無いが、
もし○○が起こったらどうするか? という視点が欠けているように
思える。(私が実態を知らないだけかもしれないけれど)
# 完全に原発が崩壊したとして、どういう手順でどこまで避難するとか
# 対策は考えられているのだろうか?
## この運用だったら事故を起こす理由がないよ。と言いながら、事故が
## 起こったときのことを考えていないように見える。
## 事故の原因なんてほとんどの場合が事前には思いもしないことだろうに
違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:2)
> 予備の発電機全てが止まったらどうするかを考えていなかったこと
> とどちらが問題なのかな? と思います。
違うと思いますよ。
今回の地震で津波が来る前に非常用ディーゼル発電機を起動させようとして、津波が来る前に止まった記録が出てきているようです。
津波による非常用ディーゼル発電機停止は駄目押ししただけでそれ以前の問題です。
非常用ディーゼル発電機の不具合報告は過去に指摘がされており本来、行うべきメンテナンス/更新を怠ったがための非常用電源ロスト、しかも原子炉1基あたり2台あったものが全ロストな状態は想定外じゃなくて想定不適当です。
「福島第一原子力発電所1号機の安全確認の状況について 平成16年12月東京電力株式会社福島第一原子力発電所」
http://www.pref.fukushima.jp/nuclear/pdf_files/h17.06.29-6.pdf [fukushima.jp]
「核施設と非常事態 地震対策の検証を中心に」日本物理學會誌(1995/10/05)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002066513 [nii.ac.jp] ※会員登録なしで「オープンアクセス」から読めます。
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:2)
冷却系の動力が全部停止しても大丈夫な自然循環型原始炉というのがあるようですが、そういうものを考え付くからには冷却系全停止という事態は想定していたのでは?
新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
反原発言うならまずリスク低くなる選択肢を取って建て替えておこうや、って主張しなかった中立スラド民(含む自分)も安全軽視していたことになるね。
(全てのリスクに満遍なく目を光らせて次善の策をあれこれ言えるスーパーマンなんていないとは思えど、上のように考えると原発に関して傍観してたのを後悔する昨今であります)
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:1)
緊急停止がうまくいったら基本あとは放置で大丈夫なんだろうと思ってたので、私も無知からくる中立スラド民の一人でした...
はるか昔のように思うチェルノブイリは、まさに今回のような全ての電源が喪失という事態を想定して原発自体の余力を使って冷却システムを稼動させようという実装のテスト中にトラブルが発生した事故なんですよね。
この一度火を入れたら冷却を常にできるようにしないと制御不能に陥るというのは、原子炉の性質としてきわめて重要なポイントだということがイヤというほど分かりました。
何か一つのうっかりミスで起きたという失敗でないから、これは事故調査はめちゃくちゃに大変だと思います。委員長だけでなく委員もかなり気合入れないとですね。
Re: (スコア:0)
この期でも反原発派に何かの非があるように言うとはキチガイじみてるね。
反対派の主流は、リスクを減らすために廃炉にし、
原発でない発電方式を採用するよう主張していた。
だいたい事故が起きなくても使用済核燃料の保管場所もなけりゃ、
廃炉で出る放射性のガレキの処理地もないのに、
新規原発に建てなおすなんて選択肢があると思うのは
頭に蛆が湧いてるね。
原発の廃炉も新規建設もカネがかかる(反対派の封じ込めにバラ撒く金以外にね)から
既存の老朽炉を法を変えてでも使いたがったのが電力会社。
反対派がいるのいないのなんて無関係だよ。
原発の失敗は日本に
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:2)
その"原発でない発電方式"って何よって話にループするだけのよーな。
Re: (スコア:0)
>その"原発でない発電方式"って何よって話にループするだけのよーな。
ループしてもいいじゃないですか。
でも、ホントの所ピーク電力を2割減らせば、別にループはしないわけなんだけど。
Re: (スコア:0)
> 新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに
> 10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
置き換えずに置いておいたのが遠因なのは間違いないですが、その判断に至ったのは[コスト削減]です。
費用ケチってリプレース先伸ばしにしてたからこーなったんです。
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:1)
「時代の反原発ムード」があるって話なんじゃないですか?
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:1)
事故を重大なものにした理由を "津波に対する対策が不十分"
として津波に対する対策だけが強化するのではだめだと思う。
という話です。
原発が制御不能になった直接の原因は "全ての非常用発電機の停止" で、
その原因が "津波" だったり "メンテナンスの不備" だったりするわけで
それ以外に仕方がないのならば、そこを強化すれば良いのでしょうけれど
想定外の事象で非常用発電機が止まる事もあると思います。
# その対策としての冗長化ということは認識していますが。
・より標高の高い貯水池から水道管で水を入れられるようにするなど、
もっと冷却システムのモダリティを増やすとか、
・炉心自体を構造的にもっと安全にできないのかとか
そういった側面からも考えておいた方が
最終的には安全性が増えるのではないかなとか思います。
# 貯水池云々は例です。実現可能かも分からないです。
# 対策にもコストはかかるはずなので、バランスの問題でもありますが
特に、
・津波対策 → 非常用発電機 → 原発
・メンテナンス → 非常用発電機 → 原発
のような依存関係があるとすると、できれば近いところで対策しておいた方が
良いのではないかと・・・
そういう議論なくして、非常用発電機の津波対策だけを理由することが
良いとは思えない。という、親親親? コメントへの意見でした。
sladoslado さんが "非常用発電機の維持だけが重要" と仰っているというふうに
考えているわけではありませんので、あしからず。
# リンクされている文書は長すぎて・・・読んでません。 m(._.)m
# しかも、素人考えだし
# (原発とは無関係ですが) 人が住む町の津波対策としては堤防を強化するより、
# 町自体を引っ越した方が良いんじゃないか的な。
# 堤防を作るのも重要ですが、堤防を越えた時どうするかも重要
# 堤防を越えることを想定外と言っていたら、堤防が無限の高さになりそう
# 伊勢の箱船? みたいに避難場所が船なってるとか ;-p
## ストレートに言いたいことが言えてないなぁ。orz
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:1)