アカウント名:
パスワード:
# 結局最後まで治らなかったElanSC400のエラッタに悩まされたのでAC
こういうのは、CPUに限らずいろいろなチップでもおきているのではないかと。
ESができあがって、さて最終的な実機を使ってのバグチェック。すでにシミュレーターでほとんどのバグはつぶしてあるので、多分確実に動くはず。
でも、シミュレーターだと実機の1/100000(回路全部をシミュレータにかけたとしたら、もっともっと0は多いかな)ぐらいの速度でしか動かないので、どうしてもチェックが甘くなってるところがある。でもって、えてしてそういう場所で致命的なエラーが見つかる(苦笑)。
さあどうしよう。HDLレベルで確実になおすと言う方法もあるが、それだとHDLがゲートレベルになったときには修正場所があちこちに広がり、マスクを何枚も作り直しということになる。マスク一枚起こすとなると、ン千万円+一ヶ月コース。修正箇所があちこちに出てくれば、マスクも何枚も作り直さないといけない。ということは、、、、
てなわけで、納期と資金が辛い場合はゲートレベルの修正をすることになる。でもそれだと単純な修正しか出来ないので、完璧に問題点をなおせるかと言うとまず無理。それに、なんだかんだ言って、マスクを一枚は作り変えないといけない。とはいえ、動かないとどうしようもない致命的なバグをとりあえず回避するにはこの方法が一番である。
そういうわけで、最後の手段は「そんな機能はなかったことにする」である。PentiumやSparcみたいに、一個数万円で売れるチップならともかく、数千円とか数百円しないチップでは大抵こういうことになる。
バグが見つかったときにどういう対応をするかもまた難しい。バグではなく仕様です、といえるかどうかとか。
今回もIntelは多分、ぎりぎりのところで判断した結果、こういうことになったんでしょう。まあ、しかたないとはいえ・・・
errataをエラッタとカタカナ表記するのって、誰が始めたんでしょうね...って話が某所でありまして。イラータ、エラータ、イレイタあたりになるはずなんですよ。エラータが一番、日本人に馴染みやすいかな。
# オフトピですが、あえて...
#ちなみに、ピングーはペンギン。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
CPUのエラッタは (スコア:1, 参考になる)
CPUベンダから治ったやつが出てくるのには時間がかかるし、待ってると商機を逃がしたりするから、止むを得ず何とか逃げてパフォーマンス悪くてもそのまま出しちゃうという事はままある。
それで「リコールだ!」って言われてモナー
# 結局最後まで治らなかったElanSC400のエラッタに悩まされたのでAC
Re:CPUのエラッタは (スコア:5, 興味深い)
こういうのは、CPUに限らずいろいろなチップでもおきているのではないかと。
ESができあがって、さて最終的な実機を使ってのバグチェック。すでにシミュレーターでほとんどのバグはつぶしてあるので、多分確実に動くはず。
でも、シミュレーターだと実機の1/100000(回路全部をシミュレータにかけたとしたら、もっともっと0は多いかな)ぐらいの速度でしか動かないので、どうしてもチェックが甘くなってるところがある。でもって、えてしてそういう場所で致命的なエラーが見つかる(苦笑)。
さあどうしよう。HDLレベルで確実になおすと言う方法もあるが、それだとHDLがゲートレベルになったときには修正場所があちこちに広がり、マスクを何枚も作り直しということになる。マスク一枚起こすとなると、ン千万円+一ヶ月コース。修正箇所があちこちに出てくれば、マスクも何枚も作り直さないといけない。ということは、、、、
てなわけで、納期と資金が辛い場合はゲートレベルの修正をすることになる。でもそれだと単純な修正しか出来ないので、完璧に問題点をなおせるかと言うとまず無理。それに、なんだかんだ言って、マスクを一枚は作り変えないといけない。とはいえ、動かないとどうしようもない致命的なバグをとりあえず回避するにはこの方法が一番である。
そういうわけで、最後の手段は「そんな機能はなかったことにする」である。PentiumやSparcみたいに、一個数万円で売れるチップならともかく、数千円とか数百円しないチップでは大抵こういうことになる。
バグが見つかったときにどういう対応をするかもまた難しい。バグではなく仕様です、といえるかどうかとか。
今回もIntelは多分、ぎりぎりのところで判断した結果、こういうことになったんでしょう。まあ、しかたないとはいえ・・・
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
Re:CPUのエラッタは (スコア:1)
なんてことも多いような気がしますです。
メモリとか複数ベンダーとの組合せがどうしてもはいるようなもので相性問題がからむとなおさら。
Re:CPUのエラッタは (スコア:1)
errataをエラッタとカタカナ表記するのって、誰が始めたんでしょうね...って話が某所でありまして。イラータ、エラータ、イレイタあたりになるはずなんですよ。エラータが一番、日本人に馴染みやすいかな。
# オフトピですが、あえて...
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
「バグラッタ!」
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
他にもいろいろありますからねえ。
#いずれミシンとマシン、メリケン粉、同様に「日本語」として
#定着しそうな予感。
Re:CPUのエラッタは (スコア:2)
ぼこぼこ出てきますね。
Re:CPUのエラッタは (スコア:1)
locale[loukae'l]だそうだから(英辞郎)、「ロケール」はまだましでは?
#個人的には、自分でも言っていただけにwidth「ウィドゥス」が気になる。
あと「ディ(ティ)」←→「ダイ(タイ)」はどっちもありだと思うんですが。
#「マルタイミィーディア」といったら、「ハムの親戚かよ!」と突っ込まれそうな。
Re:CPUのエラッタは (スコア:1)
#ちなみに、ピングーはペンギン。
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
いつ買っていいのか迷いますねぇ。店先でなか分けるわけにもいかんし。
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
その方が消費者にとって分かりやすいのは事実ですしね。
で、「さらなるパフォーマンスの増進を実現」とかなんとかゆーコピーが踊る訳ですが。
その実態が単なるキャッシュのライトバック化だ、なんて事はジョジョにも言えぬ秘密よ…
Re:CPUのエラッタは (スコア:0)
シリアルポートの割り込み発生に関するバグかな。