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農薬は農業に使用する薬品の名称なんで、酢とかでも使えば農薬。また、農薬は使用してよいものが列挙されているのだが、有機栽培農家は勝手にリストに載ってないものを使用する。心ある農家からは、儲け第一主義だと非難されてます。http://ameblo.jp/vin/entry-10510259972.html [ameblo.jp]
とか。
体に毒かどうかでいうと、一番の毒は野菜そのものだけどね。品種改良によってかなり毒の成分が抑えられているけれど、植物はそもそも動物に食べられるために生きているわけじゃない。
親戚の農家が自宅の分には農薬を使っていなかったので話を聞いてみたところ「農薬だってタダじゃないしな」という身も蓋もない答えが。ついでに「自分ところの1年分の野菜を自給できるわけじゃないし、結局農薬使った野菜食ってるよ」というぐうの音も出ない正論を頂きました。
農薬を使わずに育てると、野菜が自分を守るためにいろいろな物質を出したり糖分を使ってしまったりして、味が落ちることもあるそうですね。「野菜は甘やかすタイミングと厳しく接するタイミングが重要」とはその親戚の弁。
まあ、偏った書き方をすれば、
ホワイトリストで限定された農薬しか使えず、使用量や時期もガチガチに決められ、しかも、出荷時に厳密なチェックに晒されて流通される野菜。
と
なんとなく『化学物質的なもの』じゃなければ好き放題使える状態で育てたあげくに、プロの品質チェックも通さずに直接販売で売られた野菜。
の、どちらが安全だろうか?って話ですな。
国内産に関してはJAS認証を通さないと [maff.go.jp]有機という名称は使えないはずですが。農家の人と話していても、減農薬や無農薬程度では認証されずに何年間(野菜で三年間だったかな?)も農薬を使わない土壌を維持して、肥料などに関しても下手なのを使うと認証されないので、ウチでは未だ無理ですわ。とかってなりますね。まぁ、虫食いが適切に出てるような農家なんで、誠実なのでしょうが。
# 逆に、時たまの虫食いすら出て来ない農家の野菜などリスクがどのくらいあるかわからんし下手に買えないですよ、正直なところ。
> 国内産に関してはJAS認証を通さないと有機という名称は使えないはずですが。安全性も効果も保証されてない指定保留中の特定農薬を使ってもJAS認証取れるから。
> 虫食いが適切に出てるような農家なんで、誠実> 時たまの虫食いすら出て来ない農家の野菜などリスクがどのくらいあるかわからんし虫喰いがあると誠実とかないと危険とか意味がわからん。
JAS認証通さないと有機と名乗れないのは法律的にはそうですが、実際には「JAS有機認証」を通っている等と虚偽の表示をしたりしない限り、有機栽培と誤解されるような表示しても摘発されることはまずありません。「無農薬で、有機農法で栽培したこだわりやさい」みたいな玉虫色の言い方で通ります。
JAS認証通った有機栽培がわざわざJASをつけて「JAS有機栽培品」と名乗るのはそのためです。
ちなみにJASの有機認定が非常に厳しいのは、諸外国との規格の関係があるそうです。JAS認証が通っていれば、外国でも有機栽培品として販売できる様にする相互協定を締結するためにこうなっています。この事から、すでにJASの有機認証は地域性を無視しており、その役割を果たさなくなっているという批判もあります。
ここの人間はソフトウェアに関しては後者以外は認めないみたいなのが多いようですが…
それを言ったら、減農薬はもっといい加減です。慣行栽培の5割以下の回数が条件(総量の条件は無い)なので、慣行栽培が20回の地域なら10回使っても名乗れるけど、慣行栽培が8回の地域で通常通り8回使ったより多いなんてことが起きる(農薬は、暖かい地域は多く、涼しい地域は減る傾向がある)。
まぁ、最近では減農薬という表示無くなって、化学肥料の窒素成分量の条件もある特別栽培に吸収されたので、まだマシになりましたが。
また、農薬は使用してよいものが列挙されているのだが、
木酢液や竹酢液は農薬になれなかったもの、って言われてましたね。
牛乳だって水で薄めて吹きかければアブラムシを退治する農薬になりまっせ
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:4, 興味深い)
農薬は農業に使用する薬品の名称なんで、酢とかでも使えば農薬。また、農薬は使用してよいものが列挙されているのだが、有機栽培農家は勝手にリストに載ってないものを使用する。心ある農家からは、儲け第一主義だと非難されてます。
http://ameblo.jp/vin/entry-10510259972.html [ameblo.jp]
とか。
体に毒かどうかでいうと、一番の毒は野菜そのものだけどね。品種改良によってかなり毒の成分が抑えられているけれど、植物はそもそも動物に食べられるために生きているわけじゃない。
Re:有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:5, 興味深い)
親戚の農家が自宅の分には農薬を使っていなかったので話を聞いてみたところ「農薬だってタダじゃないしな」という身も蓋もない答えが。
ついでに「自分ところの1年分の野菜を自給できるわけじゃないし、結局農薬使った野菜食ってるよ」というぐうの音も出ない正論を頂きました。
農薬を使わずに育てると、野菜が自分を守るためにいろいろな物質を出したり糖分を使ってしまったりして、味が落ちることもあるそうですね。
「野菜は甘やかすタイミングと厳しく接するタイミングが重要」とはその親戚の弁。
Re:有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:1)
まあ、偏った書き方をすれば、
ホワイトリストで限定された農薬しか使えず、使用量や時期もガチガチに決められ、
しかも、出荷時に厳密なチェックに晒されて流通される野菜。
と
なんとなく『化学物質的なもの』じゃなければ好き放題使える状態で育てたあげくに、
プロの品質チェックも通さずに直接販売で売られた野菜。
の、どちらが安全だろうか?
って話ですな。
諸外国はともかく日本では(Re:有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:1)
国内産に関してはJAS認証を通さないと [maff.go.jp]有機という名称は使えないはずですが。
農家の人と話していても、減農薬や無農薬程度では認証されずに何年間(野菜で三年間だったかな?)も農薬を使わない土壌を維持して、肥料などに関しても下手なのを使うと認証されないので、ウチでは未だ無理ですわ。とかってなりますね。
まぁ、虫食いが適切に出てるような農家なんで、誠実なのでしょうが。
# 逆に、時たまの虫食いすら出て来ない農家の野菜などリスクがどのくらいあるかわからんし下手に買えないですよ、正直なところ。
Re: (スコア:0)
> 国内産に関してはJAS認証を通さないと有機という名称は使えないはずですが。
安全性も効果も保証されてない指定保留中の特定農薬を使ってもJAS認証取れるから。
> 虫食いが適切に出てるような農家なんで、誠実
> 時たまの虫食いすら出て来ない農家の野菜などリスクがどのくらいあるかわからんし
虫喰いがあると誠実とかないと危険とか意味がわからん。
Re:諸外国はともかく日本では(Re:有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
JAS認証通さないと有機と名乗れないのは法律的にはそうですが、実際には「JAS有機認証」を通っている等と虚偽の表示をしたりしない限り、有機栽培と誤解されるような表示しても摘発されることはまずありません。「無農薬で、有機農法で栽培したこだわりやさい」みたいな玉虫色の言い方で通ります。
JAS認証通った有機栽培がわざわざJASをつけて「JAS有機栽培品」と名乗るのはそのためです。
ちなみにJASの有機認定が非常に厳しいのは、諸外国との規格の関係があるそうです。JAS認証が通っていれば、外国でも有機栽培品として販売できる様にする相互協定を締結するためにこうなっています。
この事から、すでにJASの有機認証は地域性を無視しており、その役割を果たさなくなっているという批判もあります。
Re: (スコア:0)
ここの人間はソフトウェアに関しては後者以外は認めないみたいなのが多いようですが…
Re:有機栽培だからといって農薬を使わないわけでない。 (スコア:1)
それを言ったら、減農薬はもっといい加減です。
慣行栽培の5割以下の回数が条件(総量の条件は無い)なので、慣行栽培が20回の地域なら10回使っても名乗れるけど、慣行栽培が8回の地域で通常通り8回使ったより多いなんてことが起きる(農薬は、暖かい地域は多く、涼しい地域は減る傾向がある)。
まぁ、最近では減農薬という表示無くなって、化学肥料の窒素成分量の条件もある特別栽培に吸収されたので、まだマシになりましたが。
Re: (スコア:0)
また、農薬は使用してよいものが列挙されているのだが、
木酢液や竹酢液は農薬になれなかったもの、って言われてましたね。
Re: (スコア:0)
牛乳だって水で薄めて吹きかければアブラムシを退治する農薬になりまっせ
Re: (スコア:0)