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キーボードの面が斜めに(奥に行くほど高く)なっているのは、昔のタイプライターの名残りです。
まだタイプライターが機械式だったころ、あまりに早く打鍵し過ぎると活字アームが互いに絡まり、故障の原因になるという問題がありました。これを防ぐため、あまり早くタイプできないように、わざとキーボード面を斜めにして使いにくくしたのです。
PCのキーボード面が斜めにできるよう足が付いているのは、このようなタイプライターの使用感に似せるためです。
(民明書房刊「各分野専門家召喚呪文集」タイプライターとキーボード編より)
機械式タイプライターはハンマーを動かす都合上キーストロークが数cmあります。なので段ごとに高くしていかないと押しにくい。 電動タイプライターだと、シリンドリカルステップスカルプチャとかいってても段ごとにせいぜい5mmくらいしか高くなってない。
ところで、>早く打鍵し過ぎると活字アームが互いに絡まり、ってことは本当にあるのかな?同時押しとかすれば確かにアームはぶつかると思うけど
タイプライターを常用した経験はありませんが、前に博物館に置いてあった古いアーム式のが自由にさわれるようになっていたのを試したのですが、キーを離してからアームが初期位置に戻ってくるまでにラグがあるので、同時押ししなくとも、そのアームが戻るまでに次のを押すと次のキーの位置の相性によっては絡まりますね。少なくともキーボードで打つ感覚ではまったく駄目かと。
コンピュータ用のキーボードの「キーロールオーバー」(今押しているキーを離さなくても、次のキーが打てる)機能に慣れた人が、昔のタイプライタを叩くと活字アームは絡まるでしょうね。
#IBMのゴルフボールや、オリベッティのディジー・ホイールは、絡まりようがありませんが。
大学生のときタイプライターで打ってこないとレポートを受け取ってもらえない科目のためにしぶしぶタイプライターを使っていたが、本当に早打ちをすると絡まるんだよ。打ってもどるアームが戻りきれないうちに次が来てしまい、それが絡むうちにその次がきてしまって3つが絡まりあうんだ。
ぶーぶーなる足漕ぎオルガンを演奏する時のように鍵盤を押える感覚でタイプライターを打鍵するとからまる確率があがります。一方、ピアノの鍵盤をピアノ教師が指導するように神経集中させて指先で叩く感覚でリズミカルに打鍵するとキーボードが反動で戻ってからまることが少なくなります。……というのは何歳以上の相手に言うと同意を得られる話なのだかよくわからないがとりあえずわたしはそう認識しています。
どうしてオルガン・チェンバロ・ピアノのキー単体(パイプオルガンの鍵盤が階段状に並んでいることは承知しているが)は水平に設置されてるんだろう。流石に現代の電子キーボード楽器を、上部に離して設置する場合等に、本体ごと傾けて設置することは有るようだが。
昔は加工に自由が効かず、その制約を持った形が受け継がれているからでは?それに、鍵盤を弾くときの疲労も形を変えるほどの要求とならなったということだと思う。
教会オルガンの鍵盤が弾くとき重すぎるとか、油圧式が採用されていなかった頃人力その他で送風する過酷な労働がハンパなかったとかそれ以前の問題も面白いらしいんだけど、現存するパイプオルガンでは解決済なので苦労話にもあまりなっていない。。。パイプオルガンを除外した可搬式なサイズの鍵盤楽器に関しては(#2410579)の通り。製作者の技術的制約と都合による理由が大でしょうね。
「絡む」という表現が妥当かどうかはさておき、私の経験では、2本以上のアームが互いに邪魔をして戻ってこなくなったことは多々あります。絡み合って(引っ張り合って)デッドロックという感じではなく、本来ならアーム1本分しかないスペースに2本のアームが押し込められて身動きがとれなくなって戻ってこなくなるんですね。確かに、右端のアームと左端のアームが絡むことは少なく、真ん中同士のように近い場所から出ているアーム同士が絡んで戻ってこなくなることが多かったですね。タイプライターに慣れてきて打鍵速度が速くなってきた頃には、ややスピードを加減していた記憶があります。
初めてタイプライターを触った時、アームの戻りが思ったより遅くて驚きました。キー自体が酷く重かったので、絡むほど早くは打てませんでしたが、
ピアノに比べても重い。タイプライターのオペレータは指に筋肉付いたのかな?
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
典型的な誤解 (スコア:3)
キーボードの面が斜めに(奥に行くほど高く)なっているのは、昔のタイプライターの名残りです。
まだタイプライターが機械式だったころ、あまりに早く打鍵し過ぎると活字アームが互いに絡まり、故障の原因になるという問題がありました。これを防ぐため、あまり早くタイプできないように、わざとキーボード面を斜めにして使いにくくしたのです。
PCのキーボード面が斜めにできるよう足が付いているのは、このようなタイプライターの使用感に似せるためです。
(民明書房刊「各分野専門家召喚呪文集」タイプライターとキーボード編より)
Re:典型的な誤解 (スコア:3)
機械式タイプライターはハンマーを動かす都合上キーストロークが数cmあります。なので段ごとに高くしていかないと押しにくい。 電動タイプライターだと、シリンドリカルステップスカルプチャとかいってても段ごとにせいぜい5mmくらいしか高くなってない。
Re: (スコア:0)
ところで、
>早く打鍵し過ぎると活字アームが互いに絡まり、
ってことは本当にあるのかな?同時押しとかすれば確かにアームはぶつかると思うけど
Re:典型的な誤解 (スコア:1)
タイプライターを常用した経験はありませんが、前に博物館に置いてあった古いアーム式のが自由にさわれるようになっていたのを試したのですが、キーを離してからアームが初期位置に戻ってくるまでにラグがあるので、同時押ししなくとも、そのアームが戻るまでに次のを押すと次のキーの位置の相性によっては絡まりますね。少なくともキーボードで打つ感覚ではまったく駄目かと。
Re: (スコア:0)
コンピュータ用のキーボードの「キーロールオーバー」(今押しているキーを離さなくても、次のキーが打てる)機能に慣れた人が、昔のタイプライタを叩くと活字アームは絡まるでしょうね。
#IBMのゴルフボールや、オリベッティのディジー・ホイールは、絡まりようがありませんが。
Re:典型的な誤解 (スコア:1)
大学生のときタイプライターで打ってこないとレポートを受け取ってもらえない科目のためにしぶしぶタイプライターを使っていたが、本当に早打ちをすると絡まるんだよ。
打ってもどるアームが戻りきれないうちに次が来てしまい、それが絡むうちにその次がきてしまって3つが絡まりあうんだ。
Re:典型的な誤解 (スコア:1)
ぶーぶーなる足漕ぎオルガンを演奏する時のように鍵盤を押える感覚でタイプライターを打鍵するとからまる確率があがります。
一方、ピアノの鍵盤をピアノ教師が指導するように神経集中させて指先で叩く感覚でリズミカルに打鍵するとキーボードが反動で戻ってからまることが少なくなります。
……というのは何歳以上の相手に言うと同意を得られる話なのだかよくわからないがとりあえずわたしはそう認識しています。
Re: (スコア:0)
どうしてオルガン・チェンバロ・ピアノのキー単体(パイプオルガンの鍵盤が階段状に並んでいることは承知しているが)は水平に設置されてるんだろう。
流石に現代の電子キーボード楽器を、上部に離して設置する場合等に、本体ごと傾けて設置することは有るようだが。
Re: (スコア:0)
昔は加工に自由が効かず、その制約を持った形が受け継がれているからでは?
それに、鍵盤を弾くときの疲労も形を変えるほどの要求とならなったということだと思う。
Re:典型的な誤解 (スコア:1)
教会オルガンの鍵盤が弾くとき重すぎるとか、油圧式が採用されていなかった頃人力その他で送風する過酷な労働がハンパなかったとかそれ以前の問題も面白いらしいんだけど、現存するパイプオルガンでは解決済なので苦労話にもあまりなっていない。。。
パイプオルガンを除外した可搬式なサイズの鍵盤楽器に関しては(#2410579)の通り。製作者の技術的制約と都合による理由が大でしょうね。
Re: (スコア:0)
「絡む」という表現が妥当かどうかはさておき、私の経験では、2本以上のアームが互いに邪魔をして戻ってこなくなったことは多々あります。
絡み合って(引っ張り合って)デッドロックという感じではなく、本来ならアーム1本分しかないスペースに2本のアームが押し込められて身動きがとれなくなって戻ってこなくなるんですね。
確かに、右端のアームと左端のアームが絡むことは少なく、真ん中同士のように近い場所から出ているアーム同士が絡んで戻ってこなくなることが多かったですね。
タイプライターに慣れてきて打鍵速度が速くなってきた頃には、ややスピードを加減していた記憶があります。
Re: (スコア:0)
初めてタイプライターを触った時、アームの戻りが思ったより遅くて驚きました。
キー自体が酷く重かったので、絡むほど早くは打てませんでしたが、
ピアノに比べても重い。
タイプライターのオペレータは指に筋肉付いたのかな?