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うちにもそれなりの量(個人の感覚ではたくさん)ある。また映像メディアで、VHS,LD,DVD,BDと同種のコンテンツを持っているものもあったりする。メディアの寿命もそうだけど、技術の進歩(入れ替わり)にも困ったもんだ。
武雄図書館みたいにVHSなんて全部捨てちゃって見たい時はツタヤで借りようぜ!
次から次へと新作が入荷するのに、見たいと思ってるタイトルがいつまでも破棄されず存在し続ける保証はどこにあるの?
今なら宅配レンタルを使えばDVD化されてるものは大概借りれるけどさ。それでも傷ついて破棄されたときに絶版になってて補充不能で在庫ゼロになることはある。前に借りたCDに信じがたい凹みがあって当然再生不能だったけどそれを書いて返却したら補充不能で在庫なしになってしまったよ……
あはは、真に受けてる
「夫のコレクションで場所ばかり食っていたビデオテープを処分したら次の日から口をきいてくれない」某所では普通にありそうな話で背筋が寒くなるな…
LDだけとかVHSだけでしか出てなかったコンテンツでまたみたいのあるけど、そんなの今のメディアで売ってなさそうだと諦めたことあったっけ。Fireworks と Waterworks というタイトルだったと思う、花火と水の環境ビデオみたいな奴でぼーっと見てるのが好きだった。LDだけ自分で買ったけどプレイヤーを持ってなかったので友達の部屋で見させてもらってた。そのまま友達の部屋に置きっぱなしで、今は既に疎遠で音信不通。#回顧厨
VHSは結構DVD化したんだけど、コピーガードでデジタル化出来ないのが1本あった。まあどうってことない物だけど、なんか悔しい。
こういった問題が発生するのを防止するために、技術の進歩が止まるまで映像を含むデジタルデータの作成・配布・利用・保存などを法律で禁止するべきですね。
そして人類は石器時代に戻る決意をした...
おや、1960年代は石器時代だったのか?世の中には知らないこともあるもんだ。
映画やラジオは百年以上前からあるぞ
黙って石碑を掘る仕事に戻るんだ。
そこまで戻らなくても普通の紙で十分だと思うんだけど。
個人的には低容量メディアはダメだという結論に達した。HDDレベルの大容量で、そこにまとめて保存。ストレージの入れ替わりは結構長いから(というかHDDという媒体は一般用PCから考えるとそのまま)そのぐらいの期間であれば次が出たら一気にコピーすれば良い。HDDから次世代のストレージ中身全部。で、中はイメージ化しておけばいい。画像は画像データ、動画はISOなりなんなり。ISOなりの方は次世代技術が出ても今後は互換ソフトが対応してくれてきっと再生できるだろう。MPC的なのがきっと。互換ソフトすらやばいって時期になったら、きっと次世代形式にコンバートできるソフトも出てくれるであろう。そこは一括コピーと違って面倒そうだけど。
東京国立近代美術館フィルムセンターの方の話では、「映画等のフィルム素材は適切に保管すれば100年以上の実績がある」そうです。(7/27にJAXA/ISAS特別公開に合わせて、すぐ隣にある東京国立近代美術館フィルムセンター 相模原分室の施設ツアーがあったので参加してきました。)
http://www.momat.go.jp/FC/fiaf70thmanifesto/index.html [momat.go.jp] 「東京国立近代美術館フィルムセンター」-「FIAF70周年記念マニフェスト-映画フィルムをすてないで!」 > ●映画フィルムは物理的・化学的に脆弱であるとも言えますが、適正に保管され怠りなく扱われれば
知っている人はもう耳にタコが出来ている話かも知れないが、参考になれば。映画を保存するにはフィルムが一番、という理由は#2430772 [srad.jp]にある通りで、ではそのフィルムをどうやって確保するか、という話。特定メーカへのリンクばかりで申し訳ない…すぐ思い出せる情報源がこの辺だけなので乞ご勘弁。
富士フィルムが「撮影用/上映用映画フィルム 生産終了のお知らせ [fujifilm.jp]」のプレスリリースを出したのが4月。今後、フィルムベースで撮影/配給することはどんどん難しくなって行く。何せフィルムの供給が先細る一方なので。
と言うことは、保存のためのフィルムは、新たに作らないといけない。何せ、今後はプリント自体がないんだから。その需要を満たすために、アーカイブ用フィルム> ETERNA-RDS [fujifilm.jp]のラインが残っている。意外かも知れないが、このフィルムは白黒。このフィルムでどうやってカラー映画を記録するかと言えば…
色分解して、分解した数だけのフィルムを作る。
4色分解なら4本。これをスキャンして合成すればカラー画像を再現できる、という寸法だ。何でここまで面倒なことをするかと言えば、カラーフィルムは白黒フィルムに比べて全然保たないから。一昔前にマイクロフィルムで話題になった加水分解による劣化は、対策が済んだことになっているけど、これは実は白黒フィルムについてだけのこと。カラーフィルムの素材は、劣化の元凶となっていた、昔ながらのものだ。保存向けとされる素材だと、柔軟性が足りなくて、カラー用の薬剤がうまく乗らなかったのだそうだ(この事情は、写真機用の35mmフィルムでも変わらない)。このため、カラーフィルムだと、保存環境を整えてやっても、いいとこ1世紀程度が保存限度らしい。もっとも1世紀経ったカラーフィルムなんてどこにもないから、本当のところは誰にもわからない(白黒はもう少しマシで、数世紀は保つんじゃないかと言われている)。
加えて、フィルム上の色情報も、時間が経つとどんどん変質してしまう。
そんな訳で、カラー映画を真面目に数世紀は保存出来るようにしようとすれば、今のところ、白黒フィルムに焼き付けるのが最善、ということになってしまう。
もの凄く迂遠な話に聞こえるとは思う。ただ一方で、デジタルのまま数世紀後の読み出し可能性が保証されている手法が既にあれば、誰もこんな面倒な方法を編み出したりしない。
極論すれば読み出しさえ出来ればあとは何とか出来る画像情報でさえこの状況なので、もっと事情が混み入っているプログラム著作物で問題が起きていても、あまり不思議には思わない。作るだけの段階を経て、今は、保存提供方法の産みの苦しみが続いているところと考えていいんじゃないかと思う。
映画のデジタル化でしたら、ちょっと古いですが、こちらのレポートも外せないです。最終媒体はフィルムでも元データはどんどんデジタル化しているのでややこしい。
The Digital Dilemmahttp://wwwlab.dmclab.jp/digitaldilemma/DigitalDilemma/Digital_Dilemma.html [dmclab.jp]
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人生unstable -- あるハッカー
図書館に限らない (スコア:0)
うちにもそれなりの量(個人の感覚ではたくさん)ある。
また映像メディアで、VHS,LD,DVD,BDと同種のコンテンツを持っているものもあったりする。
メディアの寿命もそうだけど、技術の進歩(入れ替わり)にも困ったもんだ。
Re:図書館に限らない (スコア:1)
武雄図書館みたいにVHSなんて全部捨てちゃって
見たい時はツタヤで借りようぜ!
Re:図書館に限らない (スコア:1)
次から次へと新作が入荷するのに、見たいと思ってるタイトルが
いつまでも破棄されず存在し続ける保証はどこにあるの?
今なら宅配レンタルを使えばDVD化されてるものは大概借りれるけどさ。
それでも傷ついて破棄されたときに絶版になってて補充不能で在庫ゼロになることはある。
前に借りたCDに信じがたい凹みがあって当然再生不能だったけど
それを書いて返却したら補充不能で在庫なしになってしまったよ……
Re: (スコア:0)
あはは、真に受けてる
Re:図書館に限らない (スコア:1)
Re:図書館に限らない (スコア:1)
「夫のコレクションで場所ばかり食っていたビデオテープを処分したら次の日から口をきいてくれない」
某所では普通にありそうな話で背筋が寒くなるな…
RYZEN始めました
Re:図書館に限らない (スコア:1)
LDだけとかVHSだけでしか出てなかったコンテンツでまたみたいのあるけど、そんなの今のメディアで売ってなさそうだと諦めたことあったっけ。
Fireworks と Waterworks というタイトルだったと思う、花火と水の環境ビデオみたいな奴でぼーっと見てるのが好きだった。
LDだけ自分で買ったけどプレイヤーを持ってなかったので友達の部屋で見させてもらってた。
そのまま友達の部屋に置きっぱなしで、今は既に疎遠で音信不通。
#回顧厨
Re: (スコア:0)
VHSは結構DVD化したんだけど、コピーガードでデジタル化出来ないのが1本あった。
まあどうってことない物だけど、なんか悔しい。
Re: (スコア:0)
こういった問題が発生するのを防止するために、技術の進歩が止まるまで
映像を含むデジタルデータの作成・配布・利用・保存などを法律で禁止するべきですね。
Re: (スコア:0)
そして人類は石器時代に戻る決意をした...
Re: (スコア:0)
おや、1960年代は石器時代だったのか?
世の中には知らないこともあるもんだ。
Re: (スコア:0)
映画やラジオは百年以上前からあるぞ
Re: (スコア:0)
黙って石碑を掘る仕事に戻るんだ。
Re: (スコア:0)
そこまで戻らなくても普通の紙で十分だと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
個人的には低容量メディアはダメだという結論に達した。
HDDレベルの大容量で、そこにまとめて保存。
ストレージの入れ替わりは結構長いから(というかHDDという媒体は一般用PCから考えるとそのまま)
そのぐらいの期間であれば次が出たら一気にコピーすれば良い。
HDDから次世代のストレージ中身全部。
で、中はイメージ化しておけばいい。
画像は画像データ、動画はISOなりなんなり。
ISOなりの方は次世代技術が出ても今後は互換ソフトが対応してくれてきっと再生できるだろう。
MPC的なのがきっと。
互換ソフトすらやばいって時期になったら、きっと次世代形式にコンバートできるソフトも出てくれるであろう。
そこは一括コピーと違って面倒そうだけど。
映像メディアはフィルムが長持ち? (スコア:0)
東京国立近代美術館フィルムセンターの方の話では、「映画等のフィルム素材は適切に保管すれば100年以上の実績がある」そうです。
(7/27にJAXA/ISAS特別公開に合わせて、すぐ隣にある東京国立近代美術館フィルムセンター 相模原分室の施設ツアーがあったので参加してきました。)
http://www.momat.go.jp/FC/fiaf70thmanifesto/index.html [momat.go.jp]
「東京国立近代美術館フィルムセンター」-「FIAF70周年記念マニフェスト-映画フィルムをすてないで!」
> ●映画フィルムは物理的・化学的に脆弱であるとも言えますが、適正に保管され怠りなく扱われれば
Re:映像メディアはフィルムが長持ち? (スコア:1)
知っている人はもう耳にタコが出来ている話かも知れないが、参考になれば。
映画を保存するにはフィルムが一番、という理由は#2430772 [srad.jp]にある通りで、ではそのフィルムをどうやって確保するか、という話。
特定メーカへのリンクばかりで申し訳ない…すぐ思い出せる情報源がこの辺だけなので乞ご勘弁。
富士フィルムが「撮影用/上映用映画フィルム 生産終了のお知らせ [fujifilm.jp]」のプレスリリースを出したのが4月。今後、フィルムベースで撮影/配給することはどんどん難しくなって行く。何せフィルムの供給が先細る一方なので。
と言うことは、保存のためのフィルムは、新たに作らないといけない。何せ、今後はプリント自体がないんだから。
その需要を満たすために、アーカイブ用フィルム> ETERNA-RDS [fujifilm.jp]のラインが残っている。意外かも知れないが、このフィルムは白黒。
このフィルムでどうやってカラー映画を記録するかと言えば…
色分解して、分解した数だけのフィルムを作る。
4色分解なら4本。これをスキャンして合成すればカラー画像を再現できる、という寸法だ。
何でここまで面倒なことをするかと言えば、カラーフィルムは白黒フィルムに比べて全然保たないから。
一昔前にマイクロフィルムで話題になった加水分解による劣化は、対策が済んだことになっているけど、これは実は白黒フィルムについてだけのこと。カラーフィルムの素材は、劣化の元凶となっていた、昔ながらのものだ。
保存向けとされる素材だと、柔軟性が足りなくて、カラー用の薬剤がうまく乗らなかったのだそうだ(この事情は、写真機用の35mmフィルムでも変わらない)。
このため、カラーフィルムだと、保存環境を整えてやっても、いいとこ1世紀程度が保存限度らしい。もっとも1世紀経ったカラーフィルムなんてどこにもないから、本当のところは誰にもわからない(白黒はもう少しマシで、数世紀は保つんじゃないかと言われている)。
加えて、フィルム上の色情報も、時間が経つとどんどん変質してしまう。
そんな訳で、カラー映画を真面目に数世紀は保存出来るようにしようとすれば、今のところ、白黒フィルムに焼き付けるのが最善、ということになってしまう。
もの凄く迂遠な話に聞こえるとは思う。
ただ一方で、デジタルのまま数世紀後の読み出し可能性が保証されている手法が既にあれば、誰もこんな面倒な方法を編み出したりしない。
極論すれば読み出しさえ出来ればあとは何とか出来る画像情報でさえこの状況なので、もっと事情が混み入っているプログラム著作物で問題が起きていても、あまり不思議には思わない。
作るだけの段階を経て、今は、保存提供方法の産みの苦しみが続いているところと考えていいんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
映画のデジタル化でしたら、ちょっと古いですが、こちらのレポートも外せないです。
最終媒体はフィルムでも元データはどんどんデジタル化しているのでややこしい。
The Digital Dilemma
http://wwwlab.dmclab.jp/digitaldilemma/DigitalDilemma/Digital_Dilemma.html [dmclab.jp]