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それでも学術論文のほうがTVの「情報番組」よりはマシな可能性が高いと思うけど。
解釈間違いは許容されるけど、データ捏造したら研究者人生は半分終わりですからねぇ。
嘘つき放題のTV番組と比較するのは、いくらなんでも……
しかし結局は、元社員はデータ改竄の証拠がなく逃げ得、医者も会社も売り逃げ、患者も効果のない薬でも高価な薬飲めば効いたような気がする、三方一両得で終了しそうですが。
せめて会社は知らぬ存ぜぬで済ましちゃ駄目でしょうけど、済んじゃうんだろうな。
「このままだと普通の売れ行き、ただし薬価はどんどん下がるし売上も(競合他社薬やジェネリックなどのために)下がる」「効能を追加すると薬価も販売量も上がる」という前提があるので、
>医者も会社も売り逃げ、
売り逃げっちゃ売り逃げなんですけど、「余計なことしなければ」あるいは「バレなければ」確保できた売上を失いますし、今後別の薬を申請した時にも他社より厳しい目で見られることになります。もちろん、医者・病院への営業においても悪影響を及ぼします。言うほど楽観視はできないですよ。
>患者も効果のない薬でも高価な薬飲めば効いたような気がする、
根拠はありませんが。、患者は「他の薬との価格差」をそんなに気にしてないんじゃないかなぁ。「同じ効果を謳う、化合物として別の薬」なんて山ほどあるわけですけど、その価格を知り差を知り「あっちの方が安くて俺に合ってる」とまで調べる人は(降圧薬では)少数派のような気が。
損をするのは健康保険組合ですが、職員にしてみりゃ自分の金じゃないし、組合員にしてみりゃどうせ給料から天引きされて持っていかれる金だしどうでもいい。
病院がはびこるわけですなぁ。
降圧剤としての効果には影響ない。
それ以外に「脳卒中や狭心症を減らす効果」があるとうたっていた。
と余計なことを書くから……(実際それで売れたというのはあるんだけどね)
血圧下がるんだったら、脳卒中が減ってもいいよな?なんて考えだったんだろうね。
たとえ他局や他社の捏造であっても、捏造を指摘したり糾弾したりするのは御法度なんだろうなあ。自浄作用を発揮しようとすると消されるとか。
局が違うだけで、同じ制作会社がほぼ同じ内容の番組をちょっとだけ見た目変えてやってるだけだったりしますからねぇ…
データ改ざんは学術論文の存在意義自体を疑いかねないことであるのは事実ですけど、それでも、学術論文と情報番組を同列に語るって何じゃそりゃといいたい。
・・・ただ、専門外の一般人の読者の視点で見れば、そう思うのも判らないでもない。
そもそも一般の人にとっての学術論文って、どこかのメディアがニュースとして取り上げて解説してくれないとわからないものなので(存在自体も)、つねに学術論文に対してメディアと情報のフィルターが入って劣化したものしか入手できない。実際、情報を入手しても理解も出来ないし価値もわからんので、結局「解説」というなの誰かの「判断」を鵜呑みにするしかない。つまり、最初から自分で判断できる状態ではないのだ。常に情報提供者の判断を受け入れるだけ。
そりゃ、情報番組と一緒だ。
情報ソースの台詞回しが「学術論文」にスイッチするだけ。
所詮、追試されないような分野なんだから、みんなそんなもんだと思って見ていて当然でしょ。
私の知る範囲だと、例えば素粒子物理だったら10年以上にわたって厳しい目が向けられる。捏造なんて誰もしないと思うし、捏造なんてしなくても本気で疑ってかかる人が山のように居る。
>所詮、追試されないような分野なんだから、みんなそんなもんだと思って見ていて当然でしょ。
いやいや適当なことを仰る。申請までに複数の試験を行い、販売後もさらに試験を要求されて、通らなきゃアウトの世界ですよ。さらにそれでも疑わしい場合は改めて新しい試験をしろと言われることも。販売後何年も経ってから取り消し、というのも無いわけじゃない世界です。
#担当するのが販売会社だから信用できない?でも他社の薬を否定するために何億何百億と払う競合他社なんてそうそう居ませんよ……。#あと医者から効果を否定する論文が上がってきたり、厚労省(の類い)が後追い研究して疑いを呈したりというケースも無いではありません。
そりゃ物理学の世界の厳しさも全く知らないわけじゃないんでそっちよりは緩いかと思いますけど、例えば物理学の大発見に匹敵するような新薬が出てきたらそりゃあ他社だって黙って見ずに独自に検証やら類似化合物での研究やらで実質再試みたいなことやりますよ。
物理の世界だって殆どの人の気にもとめられないマイナーな雑誌のマイナーな論文だったらいいかげんなものは散見されますから,分野の問題ではないですよね.大きな問題になったヘンドリック・シェーンの捏造研究も当初は大歓迎されたわけですし.この問題だって2011年には文科省に不正告発の申立書が出されていたし,去年には学術雑誌にも疑義が呈されていたので,ついに逃げきれなくなったというのが正しいでしょう.
逃げきれなくなった原因の一つが写真週刊誌のスクープ記事というのが興味深くて,どうして大手の新聞社やメディアが取り上げなかったのだろうかと勘ぐってしまいます.
異なる研究機関による複数の論文で同一の内容について同一の結論出してるって言う事それ自体が追試ですよ。今回のはその異なる機関による追試すら同一の仕掛け人による偽造だったという話です。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
何事も鵜呑みにしてはいかんということですな (スコア:0)
それでも学術論文のほうがTVの「情報番組」よりはマシな可能性が高いと思うけど。
Re:何事も鵜呑みにしてはいかんということですな (スコア:5, すばらしい洞察)
解釈間違いは許容されるけど、データ捏造したら研究者人生は半分終わりですからねぇ。
嘘つき放題のTV番組と比較するのは、いくらなんでも……
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:何事も鵜呑みにしてはいかんということですな (スコア:2)
しかし結局は、
元社員はデータ改竄の証拠がなく逃げ得、
医者も会社も売り逃げ、
患者も効果のない薬でも高価な薬飲めば効いたような気がする、
三方一両得で終了しそうですが。
せめて会社は知らぬ存ぜぬで済ましちゃ駄目でしょうけど、済んじゃうんだろうな。
Re:何事も鵜呑みにしてはいかんということですな (スコア:1)
「このままだと普通の売れ行き、ただし薬価はどんどん下がるし売上も(競合他社薬やジェネリックなどのために)下がる」
「効能を追加すると薬価も販売量も上がる」
という前提があるので、
>医者も会社も売り逃げ、
売り逃げっちゃ売り逃げなんですけど、「余計なことしなければ」あるいは「バレなければ」確保できた売上を失いますし、
今後別の薬を申請した時にも他社より厳しい目で見られることになります。
もちろん、医者・病院への営業においても悪影響を及ぼします。
言うほど楽観視はできないですよ。
>患者も効果のない薬でも高価な薬飲めば効いたような気がする、
根拠はありませんが。、患者は「他の薬との価格差」をそんなに気にしてないんじゃないかなぁ。
「同じ効果を謳う、化合物として別の薬」なんて山ほどあるわけですけど、その価格を知り差を知り「あっちの方が安くて俺に合ってる」とまで調べる人は(降圧薬では)少数派のような気が。
Re: (スコア:0)
損をするのは健康保険組合ですが、職員にしてみりゃ自分の金じゃないし、
組合員にしてみりゃどうせ給料から天引きされて持っていかれる金だしどうでもいい。
病院がはびこるわけですなぁ。
Re: (スコア:0)
それが、「しじみ数十個ぶんのエキスが凝縮!一袋60粒入りで3980円!」のレベルの商売になることに何のメリットがあるんだろう。
”効いたような気がする”でOKってそういうことだよね。
Re: (スコア:0)
降圧剤としての効果には影響ない。
と余計なことを書くから……
(実際それで売れたというのはあるんだけどね)
血圧下がるんだったら、脳卒中が減ってもいいよな?なんて考えだったんだろうね。
マスコミはなぜ人生終わりにならないのか? (スコア:0)
たとえ他局や他社の捏造であっても、捏造を指摘したり糾弾したりするのは御法度なんだろうなあ。自浄作用を発揮しようとすると消されるとか。
Re: (スコア:0)
局が違うだけで、同じ制作会社がほぼ同じ内容の番組をちょっとだけ見た目変えてやってるだけだったりしますからねぇ…
Re: (スコア:0)
データ改ざんは学術論文の存在意義自体を疑いかねないことであるのは事実ですけど、
それでも、学術論文と情報番組を同列に語るって何じゃそりゃといいたい。
・・・ただ、専門外の一般人の読者の視点で見れば、そう思うのも判らないでもない。
そもそも一般の人にとっての学術論文って、どこかのメディアがニュースとして取り上げて解説してくれないとわからないものなので(存在自体も)、つねに学術論文に対してメディアと情報のフィルターが入って劣化したものしか入手できない。実際、情報を入手しても理解も出来ないし価値もわからんので、結局「解説」というなの誰かの「判断」を鵜呑みにするしかない。つまり、最初から自分で判断できる状態ではないのだ。常に情報提供者の判断を受け入れるだけ。
そりゃ、情報番組と一緒だ。
情報ソースの台詞回しが「学術論文」にスイッチするだけ。
Re: (スコア:0)
所詮、追試されないような分野なんだから、みんなそんなもんだと思って見ていて当然でしょ。
私の知る範囲だと、例えば素粒子物理だったら10年以上にわたって厳しい目が向けられる。
捏造なんて誰もしないと思うし、捏造なんてしなくても本気で疑ってかかる人が山のように居る。
Re:何事も鵜呑みにしてはいかんということですな (スコア:2)
>所詮、追試されないような分野なんだから、みんなそんなもんだと思って見ていて当然でしょ。
いやいや適当なことを仰る。
申請までに複数の試験を行い、販売後もさらに試験を要求されて、通らなきゃアウトの世界ですよ。
さらにそれでも疑わしい場合は改めて新しい試験をしろと言われることも。
販売後何年も経ってから取り消し、というのも無いわけじゃない世界です。
#担当するのが販売会社だから信用できない?でも他社の薬を否定するために何億何百億と払う競合他社なんてそうそう居ませんよ……。
#あと医者から効果を否定する論文が上がってきたり、厚労省(の類い)が後追い研究して疑いを呈したりというケースも無いではありません。
そりゃ物理学の世界の厳しさも全く知らないわけじゃないんでそっちよりは緩いかと思いますけど、
例えば物理学の大発見に匹敵するような新薬が出てきたらそりゃあ他社だって黙って見ずに独自に検証やら類似化合物での研究やらで実質再試みたいなことやりますよ。
Re: (スコア:0)
物理の世界だって殆どの人の気にもとめられないマイナーな雑誌のマイナーな論文だったらいいかげんなものは散見されますから,分野の問題ではないですよね.大きな問題になったヘンドリック・シェーンの捏造研究も当初は大歓迎されたわけですし.
この問題だって2011年には文科省に不正告発の申立書が出されていたし,去年には学術雑誌にも疑義が呈されていたので,ついに逃げきれなくなったというのが正しいでしょう.
逃げきれなくなった原因の一つが写真週刊誌のスクープ記事というのが興味深くて,どうして大手の新聞社やメディアが取り上げなかったのだろうかと勘ぐってしまいます.
Re: (スコア:0)
異なる研究機関による複数の論文で同一の内容について同一の結論出してるって言う事それ自体が追試ですよ。
今回のはその異なる機関による追試すら同一の仕掛け人による偽造だったという話です。