アカウント名:
パスワード:
他局の取材資料をそのまま盗用した倫理的な問題はおいといて、アレゲな話としては、機材さえあれば誰でも受信できるワイヤレスマイクの音声が、放送なのか通信なのか微妙なんだけど。盗聴なのか傍受なのかという話でもある。
例えば免許の要らないFMトランスミッターを使ってミニFM局が近所に流した情報をラジオで聞いた人が他人にその番組の内容を伝えたら通信の秘密を漏らしたとして電波法違反になる?
特定の相手しか受信できない技術的措置が取られているかどうかにかかわらず、送受信の当事者の意思として、第三者が受信して利用することを認容するか否かが判断基準になります。(近年になって暗号化や符号化の技術が発達しましたが、電波というのは元来誰でも受信できる性質のものです)
なぜ傍受という言葉を使い、傍受そのものは合法で、傍受した内容を他言したり窃用したりするときに違法になるのか。それは電波だからです。電波は四方八方に広がって届き、変調方式や周波数がわかっていれば誰でもその内容を受信して聴くことができます。無線機のスイッチを入れたら、その気がなくても聴こえてくることだってあるでしょう。そして電波を送信する人は事前に使用する周波数を傍受して、自分が送信を開始しても差し支えないかどうか確認しなくてはならないことがよくあります。プッシュ的に聴かせておいて「犯罪だ」というのもアレですし、混信防止に必要な手続きを禁止するのも円滑な通信を妨げてしまいます。
上記は特定の相手方に向けて電波を送受する「通信」に対して適用されます。放送や不特定多数向けの呼びかけなどは対象外になります。
通信と放送の境目は、wikipediaにでも譲るとして、電通法の通信の秘密の観点で言えば、受信の難易度的な技術的用件は関係ありませんし、そもそも傍受(盗聴)は禁止されていません。
通信のうち、不特定多数への一方通行のものを放送って言うんじゃないのかな。CS放送は、特定多数への通信なので、放送ではなく通信扱いだったと思います。(今は違うかも)
だから、同じFMトランスミッタを使用していても、不特定多数への一方通行通信を目的にしてたら放送、特定の対象への伝達のみを目的にしてたら通信ではないかな?
通信と放送の違いは、ほぼその説明で合ってると思う。
ただ、今回のワイヤレスマイクは受信機があれば誰でも受信できる機材なので、通信には当たらないんじゃないかなと思う。双方向の情報伝送でもないし。
もしスクランブル機能があって、それを攻略して鹿児島テレビが傍受して使ったのなら、別の法律に違反しそう。
CSは双方向通信のための通信衛星のことなので、CS放送は通信衛星を使った放送という意味。CS110は通信ではなくなったかもしれないが、昔のスカパーの使っていた人工衛星は通信衛星なので双方向通信ができた。
キー局と地方局を結ぶ地上マクロ波でやりとりされるコンテンツは、あれは放送ではなくて通信だと思う。
今回のワイヤレスマイクが厳密に通信と定義できないので行政処分でなくて,行政指導なのかもしれませんね。
# 鹿児島テレビ含め当事者は通信だと考えたから行政指導に従ったのでしょう。もし放送だったと言い訳すれば,自分のワイヤレスマイクの情報も取られてしまいますからね。
通信に方向性は関係ないです。郵便だって通信だし。あくまで、送信者の意図が放送なのか、通信なのか、というのがキモと思うですよ。
つまり、ワイヤレスマイクで放送してみんなFMラジオで聞いてね、って言ってるなら放送。録音機材への通信だけを目的で使ってたら通信。
その流れで郵便を例えに出した意味が全然わからん.
難易度は関係ないんだってば。
>FMトランスミッターを使ってミニFM局が近所に流した情報をラジオ近所に流せる程の出力のFMトランスミッターは、電波法違反じゃないのですか?
違反じゃないですよ。ミニFM局に免許もなにもいりません。
微弱無線局だけになりますが、”近所向こう3軒両隣”ぐらいなら十分届きます。(でないと大学で学内放送なんぞできん)。
”町内”はむりですが
>ミニFM局に免許もなにもいりません。
免許必要だよ。コール降りないじゃない。
近所の示す範囲が明らかになっていないので一概には言えません。「近所」が木造アパートの上下左右の隣接部屋のことなら、合法な可能性も十分あります。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
放送と通信 (スコア:0)
他局の取材資料をそのまま盗用した倫理的な問題はおいといて、アレゲな話としては、機材さえあれば誰でも受信できるワイヤレスマイクの音声が、放送なのか通信なのか微妙なんだけど。
盗聴なのか傍受なのかという話でもある。
例えば免許の要らないFMトランスミッターを使ってミニFM局が近所に流した情報をラジオで聞いた人が他人にその番組の内容を伝えたら通信の秘密を漏らしたとして電波法違反になる?
Re:放送と通信 (スコア:2)
特定の相手しか受信できない技術的措置が取られているかどうかにかかわらず、送受信の当事者の意思として、第三者が受信して利用することを認容するか否かが判断基準になります。
(近年になって暗号化や符号化の技術が発達しましたが、電波というのは元来誰でも受信できる性質のものです)
なぜ傍受という言葉を使い、傍受そのものは合法で、傍受した内容を他言したり窃用したりするときに違法になるのか。
それは電波だからです。
電波は四方八方に広がって届き、変調方式や周波数がわかっていれば誰でもその内容を受信して聴くことができます。無線機のスイッチを入れたら、その気がなくても聴こえてくることだってあるでしょう。
そして電波を送信する人は事前に使用する周波数を傍受して、自分が送信を開始しても差し支えないかどうか確認しなくてはならないことがよくあります。
プッシュ的に聴かせておいて「犯罪だ」というのもアレですし、混信防止に必要な手続きを禁止するのも円滑な通信を妨げてしまいます。
上記は特定の相手方に向けて電波を送受する「通信」に対して適用されます。
放送や不特定多数向けの呼びかけなどは対象外になります。
Re:放送と通信 (スコア:1)
通信と放送の境目は、wikipediaにでも譲るとして、電通法の通信の秘密の観点で言えば、受信の難易度的な技術的用件は関係ありませんし、そもそも傍受(盗聴)は禁止されていません。
Re:放送と通信 (スコア:3)
Re:放送と通信 (スコア:1)
通信のうち、不特定多数への一方通行のものを放送って言うんじゃないのかな。
CS放送は、特定多数への通信なので、放送ではなく通信扱いだったと思います。(今は違うかも)
だから、同じFMトランスミッタを使用していても、不特定多数への一方通行通信を目的にしてたら放送、特定の対象への伝達のみを目的にしてたら通信ではないかな?
Re:放送と通信 (スコア:1)
通信と放送の違いは、ほぼその説明で合ってると思う。
ただ、今回のワイヤレスマイクは受信機があれば誰でも受信できる機材なので、通信には当たらないんじゃないかなと思う。
双方向の情報伝送でもないし。
もしスクランブル機能があって、それを攻略して鹿児島テレビが傍受して使ったのなら、別の法律に違反しそう。
CSは双方向通信のための通信衛星のことなので、CS放送は通信衛星を使った放送という意味。
CS110は通信ではなくなったかもしれないが、昔のスカパーの使っていた人工衛星は通信衛星なので双方向通信ができた。
キー局と地方局を結ぶ地上マクロ波でやりとりされるコンテンツは、あれは放送ではなくて通信だと思う。
Re: (スコア:0)
今回のワイヤレスマイクが厳密に通信と定義できないので行政処分でなくて,行政指導なのかもしれませんね。
# 鹿児島テレビ含め当事者は通信だと考えたから行政指導に従ったのでしょう。
もし放送だったと言い訳すれば,自分のワイヤレスマイクの情報も取られてしまいますからね。
Re: (スコア:0)
通信に方向性は関係ないです。郵便だって通信だし。
あくまで、送信者の意図が放送なのか、通信なのか、というのがキモと思うですよ。
つまり、ワイヤレスマイクで放送してみんなFMラジオで聞いてね、って言ってるなら放送。
録音機材への通信だけを目的で使ってたら通信。
Re: (スコア:0)
その流れで郵便を例えに出した意味が全然わからん.
Re: (スコア:0)
ただ、今回のワイヤレスマイクは受信機があれば誰でも受信できる機材なので、通信には当たらないんじゃないかなと思う。
双方向の情報伝送でもないし。
難易度は関係ないんだってば。
Re: (スコア:0)
>FMトランスミッターを使ってミニFM局が近所に流した情報をラジオ
近所に流せる程の出力のFMトランスミッターは、電波法違反じゃないのですか?
Re: (スコア:0)
違反じゃないですよ。
ミニFM局に免許もなにもいりません。
微弱無線局だけになりますが、”近所向こう3軒両隣”ぐらいなら十分届きます。(でないと大学で学内放送なんぞできん)。
”町内”はむりですが
Re: (スコア:0)
>ミニFM局に免許もなにもいりません。
免許必要だよ。コール降りないじゃない。
Re: (スコア:0)
>FMトランスミッターを使ってミニFM局が近所に流した情報をラジオ
近所に流せる程の出力のFMトランスミッターは、電波法違反じゃないのですか?
近所の示す範囲が明らかになっていないので一概には言えません。
「近所」が木造アパートの上下左右の隣接部屋のことなら、合法な可能性も十分あります。