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地球温暖化でCO2排出減らせって言ってるときに石炭もやしますか。外見は蒸気機関車で、内部は最先端技術とかにすればいいのに。(999みたいに)
> 外見は蒸気機関車で、内部は最先端技術とかにすればいいのに。蒸気機関という点はキープするとして、どういうテクノロジーを入れられる余地がありますかね。燃料:バイオマス燃料、断熱:真空断熱、軸受:流体軸受、煙突:排熱の潜熱回収、前照灯:当然LED、でもって蒸気は再凝結で再利用とか?蒸気圧も現代の技術をもってすればもっと上げられるだろうけど、走る回ることを考えると必要最低限に抑えるべきか。フライバイワイヤじゃないけど、センサとアクチュエータで操作性も上げられそう。#そう言えば ATCはどうなってるんだろう?
煙管が熱で壊れるから蒸気圧は上げられないよ。(出口をピストンで塞いでるのが致命的)排熱は、水の余熱で、再利用済み。で、発生蒸気の潜熱が膨大なんだけど、それを冷却する手段が無い。(あれば給水車なんて要らない)今の蒸気タービンは外部水源から導入した冷水で猛烈に冷してるから、圧倒的な効率が得られてる。(復水器直前は負圧になるほど)要は、低熱源が得られないんで、熱効率が非常に悪い訳で。
バイオマスは結構前例があって、キューバではサトウキビの搾りかすで走る蒸気機関車が実用されていました。断熱に関しては、真空断熱までいかなくても、今はアスベストが不味いですし、弁周りは材料技術の制約でかなり無理のある構造になっていたこともあって、現行の復元蒸気機関車でも、今の新しい材料で置き換えてしまっているところが結構あります。
#2862575で既に書かれていますけど、蒸気機関車を復水式にするのは冷却が大問題で、実際に製作された南アフリカの25型 [wikipedia.org]の例では、炭水車に巨大な蒸気タービン式空冷ファンを積んでいました。また機関車では、車両限界の問題で煙突を高くすることができないですから、煙突効果で排ガスを追い出して新鮮空気を取り込むことができません。このために煙突直下に煙室という空間があって、ここに排気蒸気を噴出させることでドラフト作用を起こすというのが蒸気機関車のキーメカニズムなのですが、復水式にするとこれを使えないので、代わりに蒸気タービン式ドラフト装置を搭載することになります。このため、一般に蒸気機関車の復水式は得られる効率改良より補機系の消費するエネルギー増大の方が大きくて、損になります。25型の例でも、目的は効率改善ではなく水の節約なんですね。
蒸気圧の増大は、国鉄では16気圧が実用上限で、諸外国で18気圧を試行したところでは、圧力増大による効率改善より、保守の負担増大の方が大きくて、結局どこも諦めています。やはり激しい振動のある機関車で高い圧力に耐える配管を維持するのはしんどいようです。現在の技術でどこまで改善を期待できるかですが…。
一般には、高い圧力を期待できる水管式ボイラー(実用蒸気機関車はほぼ例外なく煙管式ボイラーだった)の採用や、レシプロではなくタービン式にする、といった構想がよくファンが話す改善案です。アメリカでオイルショックの時にACE3000 [wikipedia.org]という構想が実際にあったのですけど、石油価格が思ったほど上がらなかったのでポシャってますね。
蒸気機関の最新技術じゃなく、普通の電車か、それ以上の最新技術(リニア?いっそ原子力気動車?)という話かと。
でも蒸気機関の最新技術を模索するのも面白そうではあります。
下に原子力蒸気タービン駆動なら蒸気機関車だという無茶な意見が既にあったw
30~40年ぐらい前の本(「学研の図鑑」のどれか)には、未来の鉄道として「原子力列車」ってのが載ってました。
幼少のころ、わくわくして読んだ覚えがありますが、それを「無茶な意見」と切り捨てられるのは悲しいなぁ。せっかくの叡智の光なのに
#原子力空母は、タービンエレクトリックな蒸気船ですね…
ドラえもんの「原子ろ」設定騒動 [srad.jp]
ネコ型ロボットだったのにネズミに耳をかじられて青くなったという設定は覚えていたけど、原子力だったとはね…この日記を書くまで幼少の記憶にはありませんでしたね。
熱移動させたい部分に熱伝導率が高いダイヤモンドを使うとか。それやると列車強盗が車両狙うか。。
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CO2… (スコア:0)
地球温暖化でCO2排出減らせって言ってるときに石炭もやしますか。
外見は蒸気機関車で、内部は最先端技術とかにすればいいのに。(999みたいに)
Re:CO2… (スコア:1)
> 外見は蒸気機関車で、内部は最先端技術とかにすればいいのに。
蒸気機関という点はキープするとして、どういうテクノロジーを入れられる余地がありますかね。
燃料:バイオマス燃料、断熱:真空断熱、軸受:流体軸受、煙突:排熱の潜熱回収、前照灯:当然LED、でもって蒸気は再凝結で再利用とか?
蒸気圧も現代の技術をもってすればもっと上げられるだろうけど、走る回ることを考えると必要最低限に抑えるべきか。
フライバイワイヤじゃないけど、センサとアクチュエータで操作性も上げられそう。
#そう言えば ATCはどうなってるんだろう?
Re:CO2… (スコア:2)
煙管が熱で壊れるから蒸気圧は上げられないよ。(出口をピストンで塞いでるのが致命的)
排熱は、水の余熱で、再利用済み。
で、発生蒸気の潜熱が膨大なんだけど、それを冷却する手段が無い。(あれば給水車なんて要らない)
今の蒸気タービンは外部水源から導入した冷水で猛烈に冷してるから、圧倒的な効率が得られてる。(復水器直前は負圧になるほど)
要は、低熱源が得られないんで、熱効率が非常に悪い訳で。
-- Buy It When You Found It --
Re:CO2… (スコア:1)
バイオマスは結構前例があって、キューバではサトウキビの搾りかすで走る蒸気機関車が実用されていました。
断熱に関しては、真空断熱までいかなくても、今はアスベストが不味いですし、
弁周りは材料技術の制約でかなり無理のある構造になっていたこともあって、
現行の復元蒸気機関車でも、今の新しい材料で置き換えてしまっているところが結構あります。
#2862575で既に書かれていますけど、蒸気機関車を復水式にするのは冷却が大問題で、
実際に製作された南アフリカの25型 [wikipedia.org]の例では、
炭水車に巨大な蒸気タービン式空冷ファンを積んでいました。
また機関車では、車両限界の問題で煙突を高くすることができないですから、
煙突効果で排ガスを追い出して新鮮空気を取り込むことができません。
このために煙突直下に煙室という空間があって、ここに排気蒸気を噴出させることで
ドラフト作用を起こすというのが蒸気機関車のキーメカニズムなのですが、
復水式にするとこれを使えないので、代わりに蒸気タービン式ドラフト装置を搭載することになります。
このため、一般に蒸気機関車の復水式は得られる効率改良より補機系の消費する
エネルギー増大の方が大きくて、損になります。
25型の例でも、目的は効率改善ではなく水の節約なんですね。
蒸気圧の増大は、国鉄では16気圧が実用上限で、諸外国で18気圧を試行したところでは、
圧力増大による効率改善より、保守の負担増大の方が大きくて、
結局どこも諦めています。
やはり激しい振動のある機関車で高い圧力に耐える配管を維持するのはしんどいようです。
現在の技術でどこまで改善を期待できるかですが…。
一般には、高い圧力を期待できる水管式ボイラー(実用蒸気機関車はほぼ例外なく煙管式ボイラーだった)の採用や、
レシプロではなくタービン式にする、といった構想がよくファンが話す改善案です。
アメリカでオイルショックの時にACE3000 [wikipedia.org]という構想が実際にあったのですけど、
石油価格が思ったほど上がらなかったのでポシャってますね。
Re: (スコア:0)
蒸気機関の最新技術じゃなく、
普通の電車か、それ以上の最新技術(リニア?いっそ原子力気動車?)という話かと。
でも蒸気機関の最新技術を模索するのも面白そうではあります。
Re: (スコア:0)
下に
原子力蒸気タービン駆動なら蒸気機関車だという無茶な意見が既にあったw
Re:CO2… (スコア:1)
30~40年ぐらい前の本(「学研の図鑑」のどれか)には、
未来の鉄道として「原子力列車」ってのが載ってました。
幼少のころ、わくわくして読んだ覚えがありますが、
それを「無茶な意見」と切り捨てられるのは悲しいなぁ。
せっかくの叡智の光なのに
#原子力空母は、タービンエレクトリックな蒸気船ですね…
幼少のころ、わくわくして読んだドラえもんも (スコア:1)
ドラえもんの「原子ろ」設定騒動 [srad.jp]
ネコ型ロボットだったのにネズミに耳をかじられて青くなったという設定は覚えていたけど、原子力だったとはね…この日記を書くまで幼少の記憶にはありませんでしたね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
熱移動させたい部分に熱伝導率が高いダイヤモンドを使うとか。
それやると列車強盗が車両狙うか。。