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21世紀に突入して20年も経とうと云う時代に、SFマガジンで、わざわざ百合SF特集をしなければならない、と云う状況は、あまりSF的じゃない気はする……
意味がよくわからない。逆にどうなっていたらSF的なのだろうか。
性転換や同性愛やら異性愛者以外の関係もSFのテーマの一つでは
「終わりなき戦い」だと異性愛者の方が少数派の時代を経験したりするし、「神々自身」だと性別が三種類ある異世界人が出てくるし、ソラリア人は地球人型の男女から、雌雄同体に人工的に進化するし、ピアスンのパペッティアは二種類の「男性」がいる(と彼等自身は認識している)ラブシンクロイドのバウフェーク。
バルカン人のポンファーとか、ENTの「第3の性」とか http://www.usskyushu.com/hoshi/epi/48.html [usskyushu.com]あと、ナニがあったっけ。
古典地球人の性別が男女しかなく、異性愛者中心主義の価値観というのは、SFではそれに縛られるひつようはないのです。より多様な性も、センスオブワンダーの一つですよ。
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ卵と精子を出すのが両方男性、だっけか# どーもパペッティア人については嘘覚えてるらしい
パペッティア人は、作品内の事実をそのまんま書けば、
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ
なんですが、要は、男性と一種類目の女性が、自分達の子孫を残す為に、「実は全然別の種族」の可能性が有る「二種類目の女性」を(勝手に)利用してる可能性が……みたいなエグいオチじゃなかったでしたっけ??
おお、私ので合ってましたか
繁殖形態としては全くその通りだったと思います寄生される…じゃない肉体に受精卵を植え付けられる役の生き物が私が「肉体を提供する女性」と書いたやつですね
本人が望んでたりするかもしれませんし…ミノタウロスの皿みたいに
「Fleet of Worlds」て始まるシリーズにより詳しい描写がありますが、なんとこのシリーズ未訳なんですね。酷い話だ。
オスと言ってたかメスと言ってたかはうろ覚えだけど、二人のオスと一人のメスと言ってたような気がする。
そもそも「メスの子宮に精子を植え付ける」のがオスなら、「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。(パペッティアはそれをオスと呼んでいたような気がする。)
パペッティアは二人のオスと一体のメス(代理母)で子孫を残す。「メス」の方は遺伝子的には別の個体でメス同士でつがいを作って子孫を残す。
地球人の感性としてはぞっとするものだけど、パペッティア人にとってはそれは「ごく普通の愛すべき家族の姿」でしかない。「メスも家族の一員」なのです。
余談だけど、特異な生殖方法がメインテーマになってるSFとしては、「死者の代弁者」もあったっけな。「エンダーのゲーム」の続編。
> 「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。子宮じゃない、と思うんだけど
パペッティア人は受精卵を全く別の生き物に植え付けて、孵った幼生はその生き物を食べて育つ、んだよね
パペッティア人の雄雌(卵を出すという意味のメス)と、ゆりかご用のメス(肉体に子を宿すという意味でメス)が居るわけで、オスが2匹って感じではないっしょ
いや、パペッティア人的には「産卵管で女性(別種族)に卵子を生みつける側」も男性という認識だったはず。生みつけるのが精子か卵子かの違いがあるだけで、行為としては類似なので。
まぁどうやったって無理に男女当てはめてんですけどねぇ言葉だけ、でいえば(#3946655)によれば「女性2」らしいですが、パペッティア語と共通語の翻訳が確定してるかも怪しいですしお寿司(#3947173)によれば未訳版でもう詳しく書かれているようですが、読んでないなぁ
「チンコが付いてるのが男性」「子宮で胎児を身籠もるのが女性」と定義するなら、パペッティア人は「二種類の男性がいる」というふうに言っても問題ないでしょう。この定義は地球人の感覚的にも、なんらおかしなものではないわけだし。
同様に「代理母」なんかは、遺伝子的には関与しないのに「母」という単語を使ったりするものね。地球語の男性/女性という単語が不完全だからそういう問題も起きる。
科学を突き詰めていくと、新しい単語を創らざるをえないこともありますよ。たとえば脳死や代理母のようにね。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況かも…… (スコア:1)
21世紀に突入して20年も経とうと云う時代に、SFマガジンで、わざわざ百合SF特集をしなければならない、と云う状況は、あまりSF的じゃない気はする……
Re: (スコア:1)
意味がよくわからない。逆にどうなっていたらSF的なのだろうか。
Re: (スコア:1)
性転換や同性愛やら異性愛者以外の関係もSFのテーマの一つでは
「終わりなき戦い」だと異性愛者の方が少数派の時代を経験したりするし、
「神々自身」だと性別が三種類ある異世界人が出てくるし、
ソラリア人は地球人型の男女から、雌雄同体に人工的に進化するし、
ピアスンのパペッティアは二種類の「男性」がいる(と彼等自身は認識している)
ラブシンクロイドのバウフェーク。
バルカン人のポンファーとか、
ENTの「第3の性」とか http://www.usskyushu.com/hoshi/epi/48.html [usskyushu.com]
あと、ナニがあったっけ。
古典地球人の性別が男女しかなく、異性愛者中心主義の価値観というのは、
SFではそれに縛られるひつようはないのです。より多様な性も、センスオブ
ワンダーの一つですよ。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ
卵と精子を出すのが両方男性、だっけか
# どーもパペッティア人については嘘覚えてるらしい
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
パペッティア人は、作品内の事実をそのまんま書けば、
なんですが、要は、男性と一種類目の女性が、自分達の子孫を残す為に、「実は全然別の種族」の可能性が有る「二種類目の女性」を(勝手に)利用してる可能性が……みたいなエグいオチじゃなかったでしたっけ??
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
おお、私ので合ってましたか
繁殖形態としては全くその通りだったと思います
寄生される…じゃない肉体に受精卵を植え付けられる役の生き物が
私が「肉体を提供する女性」と書いたやつですね
本人が望んでたりするかもしれませんし…ミノタウロスの皿みたいに
Re: (スコア:0)
「Fleet of Worlds」て始まるシリーズにより詳しい描写がありますが、なんとこのシリーズ未訳なんですね。
酷い話だ。
Re: (スコア:0)
オスと言ってたかメスと言ってたかはうろ覚えだけど、
二人のオスと一人のメスと言ってたような気がする。
そもそも「メスの子宮に精子を植え付ける」のがオスなら、
「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。
(パペッティアはそれをオスと呼んでいたような気がする。)
パペッティアは二人のオスと一体のメス(代理母)で子孫を残す。
「メス」の方は遺伝子的には別の個体でメス同士でつがいを作って子孫を残す。
地球人の感性としてはぞっとするものだけど、パペッティア人にとっては
それは「ごく普通の愛すべき家族の姿」でしかない。
「メスも家族の一員」なのです。
余談だけど、特異な生殖方法がメインテーマになってるSFとしては、
「死者の代弁者」もあったっけな。「エンダーのゲーム」の続編。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
> 「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。
子宮じゃない、と思うんだけど
パペッティア人は受精卵を全く別の生き物に植え付けて、
孵った幼生はその生き物を食べて育つ、んだよね
パペッティア人の雄雌(卵を出すという意味のメス)と、
ゆりかご用のメス(肉体に子を宿すという意味でメス)が居るわけで、オスが2匹って感じではないっしょ
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
いや、パペッティア人的には「産卵管で女性(別種族)に卵子を生みつける側」も男性という認識だったはず。
生みつけるのが精子か卵子かの違いがあるだけで、行為としては類似なので。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
まぁどうやったって無理に男女当てはめてんですけどねぇ
言葉だけ、でいえば
(#3946655)によれば「女性2」らしいですが、パペッティア語と共通語の翻訳が確定してるかも怪しいですしお寿司
(#3947173)によれば未訳版でもう詳しく書かれているようですが、読んでないなぁ
Re: (スコア:0)
「チンコが付いてるのが男性」「子宮で胎児を身籠もるのが女性」と定義するなら、
パペッティア人は「二種類の男性がいる」というふうに言っても問題ないでしょう。
この定義は地球人の感覚的にも、なんらおかしなものではないわけだし。
同様に「代理母」なんかは、遺伝子的には関与しないのに「母」という
単語を使ったりするものね。地球語の男性/女性という単語が不完全だから
そういう問題も起きる。
科学を突き詰めていくと、新しい単語を創らざるをえないこともありますよ。
たとえば脳死や代理母のようにね。